tag:blogger.com,1999:blog-49661500443901031492024-03-03T17:42:21.298+09:00b00t's noteb00k!PC関連のネタが中心のブログ兼備忘録。b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.comBlogger144125tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-31420946950602564292024-03-03T17:27:00.004+09:002024-03-03T17:41:48.675+09:008年の時を越えDragonBox Pyraが届く!<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjW8WtPYz3-ssL2rUCqNgAW4zFXlIK-_wCnCrxIYQZJv9PWgzLmTN9iVo1xTYTh52d8J8hiKPf4qnjNih2dq9q-MYAEwragiYUon-XEhXaHKGkNlkJ9LufnZ52tNhWs4RfHLRzjWyro3FtJ-FUod_rETaYFkFEUulrVwMspwcuDtUSUNCb4o9EGxLf_e1V3/s2560/06.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjW8WtPYz3-ssL2rUCqNgAW4zFXlIK-_wCnCrxIYQZJv9PWgzLmTN9iVo1xTYTh52d8J8hiKPf4qnjNih2dq9q-MYAEwragiYUon-XEhXaHKGkNlkJ9LufnZ52tNhWs4RfHLRzjWyro3FtJ-FUod_rETaYFkFEUulrVwMspwcuDtUSUNCb4o9EGxLf_e1V3/w400-h300/06.jpg" width="400" /></a></div><p></p><p>DragonBox Pyra、ご存知でしょうか。あるいは覚えていますでしょうか。なんと<b>2016年5月</b>にプレオーダーしたこのUMPC、度重なる遅延の末ほぼ8年後となるこの2024年3月に自分の元に届きました。</p><p>今となっては初代GPD WINはおろかRaspberry Pi 4/5より遅いこのPyraをどう実用するかというと正直かなり厳しいわけですが、ひとまずはPyra自体の紹介や届くに至るまでの流れを含めたファーストインプレッションができればと。</p><p><span></span></p><a name='more'></a> <p></p><h3 style="text-align: left;">Pyraとは?</h3><p>もうこのへんは「知ってる」となるようなオタクしかいないと思うので軽く流していきますが。</p><p>PyraとはARM SoC搭載のLinux UMPCで、同人ハード的な形で企画・製造がされているPCです。5インチタッチスクリーン・キーボード・ゲームパッドを装備し、レトロゲームのエミュレータを指向しているあたりはGPD WINに近い系統の(GPD WINの方が後なんですが)のハンドヘルドPCで、先代にあたる<strike>これまた製造出荷で大炎上した</strike>OpenPandoraのコンセプトを継ぐものになっています。自分はOpenPandora持ってませんが。</p><p>公式サイトはこちら。<br /><a href="https://pyra-handheld.com/boards/pages/pyra/" target="_blank">https://pyra-handheld.com/boards/pages/pyra/</a><br /></p><p>CPUはCortex-A15デュアルコア、4GBメモリ、32GB eMMCと<b>開発当時の</b>ARM SBCと比べると強力な構成で、ゲーム専用OSではなくフルのDebianが動き、しかもLTE搭載も選べるということでとても魅力的なデバイス、<b>だったんですが。</b></p><p>この手のデバイスの運命として、開発・製造は遅延に次ぐ遅延、というか元々「できたら出す」というスタンスだったので何をもって遅延なのか?すらわからない状態で本当に完成するのかさえわからないまま何年も待たされることになってしまいました。</p><p> </p><h3 style="text-align: left;">プレオーダー</h3><p>さて、Pyraの開発は<b>2014年</b>から始まっており、そこからも既に結構経った2016年には動作するプロトタイプまでは完成しており、これを機にプレオーダーが開始されました。</p><p>自分としてもベーパーウェアはまあまあ警戒するタイプなのですが、プロトタイプがそれなりの完成度に見えたため、これなら完成・出荷もそう遠くはないだろうということで、プレオーダー開始の<b>初日</b>、2016年5月1日に注文しました。</p><p style="text-align: center;"><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/d4t9Ys8wI6k?si=AlQXFsL3Kla_LSmR" title="YouTube video player" width="560"></iframe><br /></p><p>ここまで動いてたら半年とか1年くらいで届くと思いません????????? <br /></p><p>このときは全額支払いではなく、頭金(≒当初想定の製造資金)として400ユーロを支払い、出荷時に残額(自分は4GB+LTEの最上位を選択したので+226ユーロ)を支払う、という仕組みでした。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">余談:ワイモバイルとPyra</h3><p>さて、プレオーダー時には既にGPD WINのIndiegogo出資も実施(2016年2月)しており、差別化要素が必要だよな、との考えもあり前述の通りLTEモデルを選択しました。</p><p>とはいえPyraにJP仕様などあるはずもなくLTEモデムはUS/EU仕様しか選択できませんでした。しかしUS仕様は論外として、EU仕様+ソフトバンク系SIMであれば対応バンド的に実用になりそうだったので、EU仕様を選びました。</p><p>そんな中、2016年8月に以下のSIMが登場しました。</p><p></p><blockquote>Y!mobileのデータ専用プランが月額500円に――Yahoo!プレミアム会員向け特典<br /><a href="https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1608/02/news123.html" target="_blank">https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1608/02/news123.html</a></blockquote><a href="https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1608/02/news123.html" target="_blank"></a><p></p><p>ヤフープレミアム契約していれば1GBが500円になるというデータ専用SIMでした。当時から(今も)ヤフープレミアムは入っていましたし、Pyraで月数GBも使うとは思えなかったので最適なSIMだったので飛びつくように契約。</p><p><b>そしてPyraに刺すことのないまま8年経ちました(笑)。</b>通算45,000円以上払ってますね。</p><p>もちろん8年寝かせておいたわけではなく、海外端末に刺すにはワイモバイルのSIMは便利だったので結果的には持っていてよかったSIMです。今ではSurface Duoに刺さっています。</p><p>このキャンペーン自体は<a href="https://www.ymobile.jp/corporate/open/agreement/pdf/datasimplanwaribiki_yj.pdf" target="_blank">2017年6月にはもう終わっているのですが</a>、ヤフープレミアムとの紐づけを<b>一度でも切らさなければ</b>今でも500円で使えるので、今も一応保有しています。今となっては1GB/500円のコスパは悪いですがMNO SIMを500円では中々持てませんからね。</p><p>唐突に何の話だという感じですが、Pyraが無かったら契約しなかったSIMなので、個人的には挿し替えたりする度にPyraを思い出させてくれていたSIMです。<br /></p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">届くまでの日々<br /></h3><p>閑話休題。<br /></p><p>しかしここからが超スローです。基板の修正、ケースのここを削る、キーボードの調整・・・しかしこれも最初の1,2年くらいで、あまりにも昔のことすぎて自分でもいつにどういう工程が進んでいたかはまったく覚えていません。<a href="https://pyra-handheld.com/boards/forums/pyra-news.250/" target="_blank">公式のニュースポスト</a>を追えばわかりますが。</p><p>この間、Atomだった初代GPD WINは言うに及ばず、Core mのGPD WIN 2すら2018年には入手しており、既にPyraが届いてもバリバリ実用するかというと怪しい状況になっており、興味も薄れてしまっていました。もう<b>届かないこと自体をネタにする</b>以外に話題にすることがなく。</p><p>そんな中、そろそろ製造するから本体カラーを選んで、というメールが来たのが<b>2020年8月</b>でした。<strike>迷惑メールフォルダに入っていて危うく見落とすところでした。</strike>この時点で実に4年経っています。おお、ついに届くのかな、と思ったのですが・・・(まあこの頃はコロナ禍真っ只中ですので、そこで何もかも遅延したのはやむ無しですが。コロナ禍よりよっぽど前に作れよというのはさておき・・・)</p><p>ともあれ、<b>2020年中に製造出荷は始まりした。</b>ただ、この頃はまだ自分のようにプロトタイプ完成後にプレオーダーした人ではなく、もっと前からPre-Preorderしていた人向けに出荷していたようです。つまり、一応待ってさえいれば手に入る状況にまでは達しました。<b>それが3年以上になるとはまったく思っていませんでしたが。</b></p><p>出荷開始といってもやはり初回出荷したら細々した不具合は見つかったようで、ロットごとに少しずつリビジョンアップする工数がかかっていたり、何よりちゃんとした組立工場?に発注する資金はなかったらしく<b>レンタルスペース借りて開発者とバイトで手組みしている</b>という感じだったため出荷が遅々として進まなかったようです。開発者(ED)もPyraで収入を得ているわけではない会社員で空き時間に組むしかなかったようですし。</p><p>さて、いつまでの注文が出荷可能になったかは<a href="https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">このスレッド</a>で更新されています。</p><ul style="text-align: left;"><li>2020/12/27 : <a href="https://pyra-handheld.com/boards/threads/tales-of-an-assembly.99282/" target="_blank">Pre-Preorderの最初の25台</a>が準備される</li><li><a href="https://web.archive.org/web/20210118013837/https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">2021/01/04</a> : Pre-Preorder 50台目まで</li><li><a href="https://web.archive.org/web/20210126110620/https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">2021/01/23</a> : Pre-Preorder 75台目まで</li><li><a href="https://web.archive.org/web/20210421051904/https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">2021/03/24</a> : Pre-Preorder 105台目まで</li><li><a href="https://web.archive.org/web/20210802224657/https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">2021/07/23</a> : Pre-Preorder 200台全台が準備される</li><li><a href="https://web.archive.org/web/20220516155954/https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">2022/01/23</a> : 2016/05/01 00:36:54までのプレオーダーが準備される</li><li><a href="https://web.archive.org/web/20231210015241/https://pyra-handheld.com/boards/threads/should-i-have-received-my-final-order-email-already.99284/" target="_blank">2023/07/05</a> : 2016/05/01 10:28:00まで</li></ul><p>Pre-Preorderを捌いてから一向に進んでいないことがわかります。2022〜2023年にかけては製造の中断と再開、そしてついに製造コスト上昇に起因する資金不足(というか逆ザヤ)に陥ったようです。幸いDragonBoxは他のレトロゲー関連機器の通販事業はやっていて破産して飛ぶという状況ではないらしく、他の売上とPyraの残金入金で資金が出来たらちょっとずつ作る、というフェーズに入ったようで<b>1年半でプレオーダー10時間分しか進まない</b>という状態になりました。</p><p>それでもまあ、<a href="https://pyra-handheld.com/boards/threads/finally-a-bit-more-news.99853/" target="_blank">ED自身も書いていますが</a>OpenPandoraのようにPyra一本でやってて破産する、というより遥かにマシでしょうが・・・<br /></p><p>そして私は、現地時間(UTC+2)の<b>2016/05/01 16:52:16</b>にプレオーダーをしており、6時間半差で更に待たされる、ということに・・・</p><p> </p><h3 style="text-align: left;">そしてついにその日が来る</h3><p>上の時系列にしても今回改めて整理しただけでもはや熱心には追っておらず、「製造出荷がずっと止まっている」という認識のまま数年過ごしていたわけですが、<b>2024年2月9日</b>(現地8日)、ついに</p><p><b>Your Pyra is ready</b></p><p>と題したメールが届きました。上述のスレッドでも</p><ul style="text-align: left;"><li>2024/02/08 : 2016/05/02 10:15:00まで<br /></li></ul><p>と、半年で丸一日分進捗しており、ついに自分のプレオーダーが出荷対象になりました。</p><p>しかしここで悩みが生じます。先の通り当時は頭金しか払っておらず、購入には残額の支払いが必要です。送料も含めると追加で270.91ユーロの支払いが必要でした。こうなるとサンクコストの問題になってしまいます。つまり671ユーロの価値が無くとも、271ユーロに値すれば買っても良いわけですが、現実は2024年においてはもはや271ユーロの価値があるとも言いづらい製品で、400ユーロをドブに捨ててでも買わないほうが正しい選択・・・となってしまうわけです。(※正確には頭金というより購入時に使える400ユーロのクーポンを先に買った体になっているので、買わないと返金されるわけでもないはずなので)</p><p>なーんて言いましたが起きたら(6:18に)メールが届いていて、<b>その日の夜には注文してました。</b>271ユーロの価値を見出したわけでも、400ユーロを捨てるのが惜しかったわけでもなく、もうネタとして取り上げるための意地みたいなものですね。</p><p> </p><p>時の流れは残酷なもので、2016年5月に頭金400ユーロを支払ったときのカード明細は49,985円でした。大体125円。今回残額270.91ユーロの明細は45,431円です。167円です。最初に満額払わせてくれた方が安くて悩みも無かったな!</p><p>プレオーダー時から引っ越して配送先住所も変わったし、20代から30代になっているし、コロナ禍でリモートワークになってめっきり外に出なくなりそもそもモバイル機器の出番が減るしで、環境がずいぶん変わってしまい、これまた時の流れを感じます。<strike>独身なことだけ変わらなかったが。</strike></p><p><br /></p><p>ここから組み立ての最終工程があり、出荷まで2週間弱で2/22、通販としてはずいぶんチンタラしていますが8年間トータルの中では瞬時のようなものです。</p><p>そして2024年3月1日、ついにPyraが届きました。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">さあ開封だ!</h3><p>ここまでダラダラと文字ばっかりですみません。誰がやっても代わり映えしない開封の儀というのは本来あまり好きではないのですが、プレオーダーしてる日本人のブログなりサイトなりは他に無さそうなのでまあ良いでしょう!(<a href="https://www.google.com/search?q=dragonbox+pyra&lr=lang_ja" target="_blank">日本語でググる</a>とトップ2が<a href="https://smhn.info/202207-velte-welte" target="_blank">詐欺で有名な</a>サイトなのは嘆かわしいことです)</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8hj5hL-JiR-f8o6bkPy9-VBiQLcHmm_usV4n4D4GAjE0NDuYfDOroW1Yd7zE-hnlcFOWPlsiGGdEz_AJf8f7FGLCujCPN6TM7qXToil3XgAUuhmXWrRW_EYjSpO9Ey4sfs3R2ITuvwceIG0TvH99ghW5fHN9x95PmSnET8Ty-ofZQU4gKL7_lmNiWUHdv/s2560/01.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8hj5hL-JiR-f8o6bkPy9-VBiQLcHmm_usV4n4D4GAjE0NDuYfDOroW1Yd7zE-hnlcFOWPlsiGGdEz_AJf8f7FGLCujCPN6TM7qXToil3XgAUuhmXWrRW_EYjSpO9Ey4sfs3R2ITuvwceIG0TvH99ghW5fHN9x95PmSnET8Ty-ofZQU4gKL7_lmNiWUHdv/w400-h300/01.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0x2RSpYMvgL9Ltu_4tIKVumd5vTYFCOOQ1HSXQxiLnrks2aR6e0oC2UVhdCWwbRNT2EEiwRNmYpJKLy15OxSGot6C1UjHSUNp7J1cJxxAREEcGw3Vyvz9lr9igWY6nkcFg-KSnQfBFB83opNfXRFCToJFY7BT3J41VOS46TyUs-i72Mo3ljNYbKkdgCmY/s2560/02.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2560" data-original-width="1920" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0x2RSpYMvgL9Ltu_4tIKVumd5vTYFCOOQ1HSXQxiLnrks2aR6e0oC2UVhdCWwbRNT2EEiwRNmYpJKLy15OxSGot6C1UjHSUNp7J1cJxxAREEcGw3Vyvz9lr9igWY6nkcFg-KSnQfBFB83opNfXRFCToJFY7BT3J41VOS46TyUs-i72Mo3ljNYbKkdgCmY/w300-h400/02.jpg" width="300" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVRErrkLAwgJmlfbLo23XSvgRfTcrQ4iNwX1tQ5BJDLWV6zfEcbwAj3bHUvD9UlX18LOvwDKmjKxSjY1j_dM_gCNd1hROzz9SUYx8b3f6SYmPWwlN9pRu4IVT_-hvqeIkrrmv2TiDlfFJV154q5iZtoAkjLaG4ayR6mRXfk2Gtctgqa_gvO5wbpRCkiMqw/s2560/03.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVRErrkLAwgJmlfbLo23XSvgRfTcrQ4iNwX1tQ5BJDLWV6zfEcbwAj3bHUvD9UlX18LOvwDKmjKxSjY1j_dM_gCNd1hROzz9SUYx8b3f6SYmPWwlN9pRu4IVT_-hvqeIkrrmv2TiDlfFJV154q5iZtoAkjLaG4ayR6mRXfk2Gtctgqa_gvO5wbpRCkiMqw/w400-h300/03.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZ2LiWgCepo6-X_QRyDovKi7KTm8tJ9lkBAJKNJWat8oBHlEavyJ1ob5gDHZRZG_v2AOiQ3oCDKuPj4uBJZ6zlwW_yasno0x4P5-A5ZAEnmNrmezqHn89Qvk_-tfHR6UrLF0jIhyphenhyphenG6pmlJGIlmI1a4BSbaw3i0sm18DRxh8pChlzCT4grm6pl6eOchKYIi/s2560/04.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZ2LiWgCepo6-X_QRyDovKi7KTm8tJ9lkBAJKNJWat8oBHlEavyJ1ob5gDHZRZG_v2AOiQ3oCDKuPj4uBJZ6zlwW_yasno0x4P5-A5ZAEnmNrmezqHn89Qvk_-tfHR6UrLF0jIhyphenhyphenG6pmlJGIlmI1a4BSbaw3i0sm18DRxh8pChlzCT4grm6pl6eOchKYIi/w400-h300/04.jpg" width="400" /></a></div><p>カラーは黒です(カッパーにするとまだ届かないらしい)。こんな感じで入っておりました。液晶がツルテカなので映り込まないよう撮るのが難しい。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV2lVhdfohHNp-REzERwMwtQ40iWufoevEWqBOxVcEVfUzVx2Yfx2gqQWIqxssQZZbJevycFHKtrR6VXaTA43xRJ2_R4SxPpXm6-6reuL9E5_-XkkpqxztPIAiQ4ael9BQDzDi1h0IYJbGkOSjB5mIaGKSwK2BgGeenkC0iquC-tQ0ruz_HuqKO9X6HUqA/s2560/05.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV2lVhdfohHNp-REzERwMwtQ40iWufoevEWqBOxVcEVfUzVx2Yfx2gqQWIqxssQZZbJevycFHKtrR6VXaTA43xRJ2_R4SxPpXm6-6reuL9E5_-XkkpqxztPIAiQ4ael9BQDzDi1h0IYJbGkOSjB5mIaGKSwK2BgGeenkC0iquC-tQ0ruz_HuqKO9X6HUqA/w400-h300/05.jpg" width="400" /></a></div><p><br />バッテリーは分かれて本体の下に収納されてました。(というかそう、バッテリーは着脱できます)</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEge3aKx2yacyGg1g5nqmZQUDLz5x1srx5Y3W3H0y0RBIhW5Pbc3Ibc6vAHmvsK296Zv57igVlpCOKsoSeSAxxk4t4ZTCtEXF88QA5zU7D0h9vG2lUuOXC7alfAkhd_2hQwE8z5xRslGbYMEXFWCAnViP-iccC9cW8w5dXUGxI5qSixTfRMdnklAEa3UBRw8/s2560/10.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEge3aKx2yacyGg1g5nqmZQUDLz5x1srx5Y3W3H0y0RBIhW5Pbc3Ibc6vAHmvsK296Zv57igVlpCOKsoSeSAxxk4t4ZTCtEXF88QA5zU7D0h9vG2lUuOXC7alfAkhd_2hQwE8z5xRslGbYMEXFWCAnViP-iccC9cW8w5dXUGxI5qSixTfRMdnklAEa3UBRw8/w400-h300/10.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGGxB5obvf2Lq2dSTFLO56MUIlr4VQMVtsorFtJQwUffGsZs1P4FBH1rlzXAWTdfWEAiQfWnWbtvlySCIYnvs3MHDJ24NriwV8ON_RQnkOpT2ocB6liczxbC8ZsJHA78-3xEqMAU2MSZ_9gutcX5-Lp4RkU-FD6n9pzBz0Ybl6kne9r6nrs4QSgfoDW0If/s2560/12.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGGxB5obvf2Lq2dSTFLO56MUIlr4VQMVtsorFtJQwUffGsZs1P4FBH1rlzXAWTdfWEAiQfWnWbtvlySCIYnvs3MHDJ24NriwV8ON_RQnkOpT2ocB6liczxbC8ZsJHA78-3xEqMAU2MSZ_9gutcX5-Lp4RkU-FD6n9pzBz0Ybl6kne9r6nrs4QSgfoDW0If/w400-h300/12.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgo-rsDqxlzP6zFlgfq70xQPAm4ElSUj12i8IwMxhWg7haMtwOzhuv4eRsjigDk9z8uWJk1dca8vHrfVriGt_1hLF8BoicS0kt3UO0EwpxcOkl7mKKd_avBKshhiiI_wIZp5sGJOBolafaooesSlmgFPmWvoUpaszZ3sN-ZJHt1GybLaIFWNkJXB1ZDc6KQ/s2560/11.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgo-rsDqxlzP6zFlgfq70xQPAm4ElSUj12i8IwMxhWg7haMtwOzhuv4eRsjigDk9z8uWJk1dca8vHrfVriGt_1hLF8BoicS0kt3UO0EwpxcOkl7mKKd_avBKshhiiI_wIZp5sGJOBolafaooesSlmgFPmWvoUpaszZ3sN-ZJHt1GybLaIFWNkJXB1ZDc6KQ/w400-h300/11.jpg" width="400" /></a></div><p>背面はこんな感じでバッテリーが格納されます。バッテリーの下にはmicroSDとSIMスロットが。microSDは内蔵eMMCと排他でブートドライブにできるそうですが、まあ使わないかな・・・microSDはランダムアクセスが終わっているので内蔵eMMCかフルサイズSDを使うだろうし。あとSIMスロットは今どき誰も持ってないと思われるフルサイズ仕様なので下駄が必要です。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhinY6tPNPtXGXqp_JBti7KqG7Wp2sNiCZrZuR9TeuSWQMngO2gAP4AHJ3ujCmDbDdnXMOeAqAs9Yjr5iBZBVazekwAh7OOB09UNSOMtORXXvI397KEEkuboOj7L7qZyluhP83ooeaVwFmGJEu_tP5cznJErkBho0BmxhG5wSkdRFZEz8HlRUeJj667XYKG/s2560/09.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhinY6tPNPtXGXqp_JBti7KqG7Wp2sNiCZrZuR9TeuSWQMngO2gAP4AHJ3ujCmDbDdnXMOeAqAs9Yjr5iBZBVazekwAh7OOB09UNSOMtORXXvI397KEEkuboOj7L7qZyluhP83ooeaVwFmGJEu_tP5cznJErkBho0BmxhG5wSkdRFZEz8HlRUeJj667XYKG/w400-h300/09.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUXe_ZIAjBdYt82aXVh0OdIUv59XmXCPW5WKsHLbwEDJwDVIi5MU58j1RGwk7sh0frHq79Xut4cpjYN8hWggdRg_X16rWmH5cg7z5I06YDGkXWD1XcXxt2nt8hDNaNqGu4qzYaXM6_j5hEukG411IUqS6qA94tmRh6V2ziGOx36FELyxIp18euryIFBdMT/s2560/08.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUXe_ZIAjBdYt82aXVh0OdIUv59XmXCPW5WKsHLbwEDJwDVIi5MU58j1RGwk7sh0frHq79Xut4cpjYN8hWggdRg_X16rWmH5cg7z5I06YDGkXWD1XcXxt2nt8hDNaNqGu4qzYaXM6_j5hEukG411IUqS6qA94tmRh6V2ziGOx36FELyxIp18euryIFBdMT/w400-h300/08.jpg" width="400" /></a></div><br />ディスプレイがイマイチちゃんと閉じきらないのは御愛嬌でしょうか。筐体はプラですしお世辞にも高級感はありませんが、異様なガジェット感はしっかりあります。左下はスタイラス。<p></p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDf7bkNiBkzI5ogtprmETzdtlz-gvYvwlqmiVSoUcOI5x4P7_FfsqyBgpRDwcKtxfl0RPeBPwBMsKVq0ydsK6ZsW0hyUgxl7aDcgKJu6-AjiftN0tnSvWulufweYS0GwxqDIrOMitlQmKeiTnHCeB29o7m4Ilymm90yPX_78I0MeBS-bnZiEK7j7LbZImv/s2560/15.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDf7bkNiBkzI5ogtprmETzdtlz-gvYvwlqmiVSoUcOI5x4P7_FfsqyBgpRDwcKtxfl0RPeBPwBMsKVq0ydsK6ZsW0hyUgxl7aDcgKJu6-AjiftN0tnSvWulufweYS0GwxqDIrOMitlQmKeiTnHCeB29o7m4Ilymm90yPX_78I0MeBS-bnZiEK7j7LbZImv/w400-h300/15.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgziMGteRmRCyp11uW990rCuv_l50kBkD7qAjFN5-gUL2VGHRKk8sqmlmi9-wmcKbk-FqBO2wJC9cu6JDZ1KeFCfVzxTFXn6ESNachGG6RQ3BO6g0ofiPS-yjzUMwaCP4PExeCcOnoC635e44UsEsmBz31hZztOM5pqRjY8BqAPSa53fOz0Mh1A-VCe8Bh0/s2560/16.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgziMGteRmRCyp11uW990rCuv_l50kBkD7qAjFN5-gUL2VGHRKk8sqmlmi9-wmcKbk-FqBO2wJC9cu6JDZ1KeFCfVzxTFXn6ESNachGG6RQ3BO6g0ofiPS-yjzUMwaCP4PExeCcOnoC635e44UsEsmBz31hZztOM5pqRjY8BqAPSa53fOz0Mh1A-VCe8Bh0/w400-h300/16.jpg" width="400" /></a></div><br />前面にフルサイズSDスロットが2つあり、こちらからもブートできます(というか刺しているとブートされるっぽい)。<p></p><p>背面は2016年当時すら(というか一度も)流行ってなかったmicroB USB 3.0ポートが時代を感じさせます。フルサイズのUSB 3.0ポートがあるように見えますが、これは<a href="https://dragonbox.de/en/products-for-pandora-pyra/pyra-usb-to-usb-s-ata-splitter.html" target="_blank">専用アダプター</a>でUSB 2.0/SATAを分岐させる変態仕様の結線の都合上のようで実際は2.0です。さすがにアダプターは用途が浮かばなくて買ってないです。</p><p>GPD WIN系と同じくショルダーボタン付きです。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg98tDQII-h79rbXBhMqlAQPNRtGGJcGDObxgOXJ8gHOxsAHZxrCjJYaLCVu-OH3-_wGKkdCizaPB2W4iwUpgJZXdOk-hf1lkceVNhFmMd0HPi3me4aKgB6u6lKO9lI26hBUWmyEt5cwNFHE1n2QWxMe8Vc5PiiR_WM2v0jEVaNmNPQMSitWTz3KaUHrqXH/s2560/14.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg98tDQII-h79rbXBhMqlAQPNRtGGJcGDObxgOXJ8gHOxsAHZxrCjJYaLCVu-OH3-_wGKkdCizaPB2W4iwUpgJZXdOk-hf1lkceVNhFmMd0HPi3me4aKgB6u6lKO9lI26hBUWmyEt5cwNFHE1n2QWxMe8Vc5PiiR_WM2v0jEVaNmNPQMSitWTz3KaUHrqXH/w400-h300/14.jpg" width="400" /></a></div><p>キーボードとパッドはTHEオタクデバイスって感じでめちゃくちゃかっこいいです。</p><p>キーボードは印字されたキーマットにクリアのキートップを被せており、バックライトもあるので<b>見た目は</b>とにかく良いです。絶対的にキーサイズが小さくキー数も少ないので、キータッチ以前に文字が打ちやすいかというと文章打つのは無理ってレベルですが。Fn併用しないと記号打てないので、右手親指を使ってしまう右下じゃなくショルダーボタンでFnとかにしてほしかった気はします。</p><p>パッドに関してはスティックはマウス操作に最高です(ゲームはまだやってないんでわからないです)。スティックというより正確にはスライドパッド系で、クリック機能もあるので少なくともマウス操作においてはGPD WIN系のスティックより遥かに良いです。GPD WIN系とは逆で左がマウス、右がスクロールでした。右スティックがスクロールしてても右クリ誤爆するのでちょっと要調整な感じはありますが。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCb1cT5utJzYWcLC5R8vDDQLp7fVzWz5KN4G7wv6Wgo4rTzAm3hqIA9dYq1QsZ0geV-xbC8QZqnCIllCsgI8YNQ9-7vB5_eNdVyCcLSwX0W7tJNr81GwG7Txstj-XbT6iafkUaYB7QmwLTG2gKxOBmJkNg6dnbyXuie1DipCHA52p3wyFRWVRi_JhAsQ8S/s2560/13.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="2560" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCb1cT5utJzYWcLC5R8vDDQLp7fVzWz5KN4G7wv6Wgo4rTzAm3hqIA9dYq1QsZ0geV-xbC8QZqnCIllCsgI8YNQ9-7vB5_eNdVyCcLSwX0W7tJNr81GwG7Txstj-XbT6iafkUaYB7QmwLTG2gKxOBmJkNg6dnbyXuie1DipCHA52p3wyFRWVRi_JhAsQ8S/w400-h300/13.jpg" width="400" /></a></div><br />最後の1枚はハンドヘルドPC系の集合写真です。これ見るまでサイズ感わからんですよね。左上がGPD MicroPC、隣がGPD WIN 2、右下が初代GPD WINです。GPD WIN Miniは勝ってないですスミマセン…<br /><p></p><p>というわけでPyraはこの中でもフットプリント最少です。だいぶ分厚いので初代GPD WINと比べた時に最小と呼んでいいものかは悩みますが。GPD WINシリーズもMiniで回帰しつつもジリジリと大きくなってはいるので、このフットプリントでx86 PCが出ることは多分無いでしょうね(Intel N100で誰か作ってくれてもいいのよ?)。</p><p>外観はこんなところ。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">ソフトウェア(ただしほぼ触ってない)</h3><p>最後にソフトウェアの話。ただまだ何に使うか?何ができるか?すら考えられてないので、OSインストールしただけです。</p><p>PyraにはデフォルトでOSはインストールされていないので自分でインストールする必要があります。そしてx86ではないのでそのへんのインストーラーisoから入れられるわけでもありません。</p><p>ただ、<a href="https://packages.pyra-handheld.com/images/" target="_blank">Pyra公式のDebianイメージ</a>は提供されており、<a href="https://pyra-handheld.com/wiki/index.php?title=Manual" target="_blank">マニュアル</a>に沿ってSDに焼けば簡単にインストールできます。「install」がファイル名に入った方のイメージを焼いたSDを入れて起動すれば勝手に内蔵eMMCへのインストールが始まるので、ここはオタク的簡単ではなく掛け値なしに簡単です。</p><p>しかし問題はこのOSです。基本となるインストールイメージはbuster、つまりDebian 10となっています。めっちゃ古い。一方でbullseye(11)と最新のbookworm(12)のイメージもあるので問題ないようにも思えます。</p><p>が、どうやらbullseyeですら<a href="https://pyra-handheld.com/boards/threads/debian-11-cant-write-underscore-symbol-_.99932/" target="_blank">アンダーバーが打てない</a>だとかそういうレベルの問題が解決していないようで、OSの完成度はかなり芳しくなさそうです。また、bookwormはinstallイメージがないのでSDをブートディスクにするか、手動でeMMCに入れる必要がありそうです(これくらいはオタク的簡単の領域ですが)。</p><p>可能ならもちろんbookwormを動かしたいわけですが、いきなりチャレンジするにはちょっとハードルが高く感じたのでひとまずbusterを入れており、bullseye/bookwormはまだ試せていません。</p><p> </p><p>その後は写真撮ってこのブログを書くこと<strike>とF1/WEC開幕戦とプロ野球視聴</strike>を優先してしまったので進展はありません。ワイモバイルのSIMを刺してもModemManagerからGUI設定できる範囲では接続できなかったのを確認したくらいです(えー)。</p><p>初期設定時はWebブラウザも入ってないくらいですが、Firefoxを入れて動かしたくらいだと重くて全然実用にならない感じです。2016年のWebは大丈夫だったんでしょうが、Webは際限なく重くなってますからねえ。素のFirefoxやChromeではなく、軽量ブラウザにアドブロック系拡張をゴリゴリにチューニングして入れるといった探求が必要そうです。</p><p>あと個人的にLinux自体はサーバーで常用してるんですが、Linuxデスクトップはそんなに詳しくないのでカスタマイズへのハードルが高いんですよね。なので入力周りとかサーバーには無い問題にぶち当たると結構手こずるという・・・GPD系にUbuntu MATE入れてたことくらいはあるんですが、それくらいなので。</p><p>またCortex-A15ということでarm64ですらなく32bitのarmhfなので、これもまた一般Linux知識(Arch Wiki知識とも言う)が通用せずできること探しの制約です。ラズパイOSが2年くらい前までarmhfだったので、そこから持ってこれるものはあるかもですが。</p><p><br /></p><p>ブラウザが実用的でないとなると、やはりメイン用途はエミュレータでしょうか。私は世代的にPS1以降なのでPCSX ReARMedとか。PS2(PCSX2)は当然無理として、PSP(PPSSPP)くらいは動くんでしょうか?しかし最新のPCゲーすら積んでる現状でPSエミュに情熱を注げるかと言うとw</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">最後に</h3><p>買えるとなったから買っちゃった、というわけで今後どう使っていくか見えずこのまま押し入れに埋もれそうなPyraですが、一つすごい特徴があります。</p><p>それはCPU/メモリ/eMMCを載せたSoCボードが別基板になっており交換可能である点です。つまり現代のARM SoCを載せたボードが作られれば現代仕様で蘇るということです。</p><p>もちろんプレオーダーすらさばけてない現状でその計画はまったく進んでいませんが、いつか新CPUボードを作るつもり自体はあるそうです。</p><p>ローンチスペックのPyraを手に入れるのに8年かかったわけで、新CPUボードが出るには20年くらいかかりそうですが、まあどうなるか見てみましょう。その前にEDか私が死んでしまうかも、という悲しいことを抜きにしても、その頃には<b>5インチ液晶に耐えられない老眼になっている</b>可能性はかなりありますが。</p><p><br /></p><p>なにはともあれ、8年待ったかいがあるかというとハイと言うのは現実として難しいですが、普通はそこまで遅延すれば飛ぶということを考えれば、8年後にハードが届くという体験はおそらく二度とできない<strike>(=CPUボードが出るとは思ってない)</strike>ので、代え難い思い出が作れました!(やけくそ)<br /></p><p></p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-47704703758789546402024-02-15T21:57:00.001+09:002024-02-15T21:57:39.797+09:00HackintoshにおけるOpenCore Legacy Patcher (OCLP)<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://raw.githubusercontent.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/main/images/OC-Patcher.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="800" data-original-width="800" height="200" src="https://raw.githubusercontent.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/main/images/OC-Patcher.png" width="200" /></a></div><p>個人的に2023年はHackintoshのナレッジが結構蓄積できた年だったのですが、アウトプットは全然できていなかったのでこれから小ネタ的にちょくちょくまとめていければなと思っています。</p><p> </p><p>ということで<a href="https://dortania.github.io/OpenCore-Legacy-Patcher/" target="_blank">OpenCore Legacy Patcher (OCLP)</a> です。</p><p>OCLPは本来HackintoshではなくリアルMac向けのツールではあるのですが、Hackintoshにおいても有用な機能があります。しかし、「リアルMacでOCLPを使う」需要と「HackintoshでOCLPを使う」需要で言えば前者が圧倒的なため、Hackintosh側面での情報に乏しいのが現状です。</p><p>おそらくSonomaでのWiFiトラブルで初めてOCLPを使ったHackintoshユーザーも多いと思うのですが、これからmacOSでの互換性切りが起こる度にOCLPの出番は増えていくと思うので、ここでちょっと取り上げようかなと。</p><p>ただ、個人的に興味のあったAMFIPassについての説明など、実用上そこまで有用ではない話もしていきます。 <br /></p><p>先に注意しておきますが、OCLPの本来の用途はリアルMac用であり<b>Hackintoshで使えるのは副次的なもの</b>ですので、Hackintoshで上手く動かないときでも<b>決してOCLPチームにバグレポートを送りつけたりしてはいけません</b>。</p><p><br /></p><span><a name='more'></a></span><p></p><h3>OpenCoreとOCLPの関係</h3><p>今回は、Hackintoshツール(ブートローダー)としてのOpenCore自体は知っている前提で話を進めていきます。</p><p>OpenCore Legacy Patcherはその名の通りOpenCoreを基幹コンポーネントとして構築されたツールです。何のためのツールかというと、Appleによるサポートが切られた古いMacでBig Sur以降の最新macOSを動作させることが目的となっています。</p><p>大げさに言えば、最新のmacOSから見ればサポートしていない古いMacはHackintoshと同様の「知らないコンピュータ」ですので、Hackintoshを動作させるのと近しいテクニックが適用でき、そこでOpenCoreの出番となるわけです。</p><p>通常のHackintoshはハードウェア構成を考えてユーザーが各々にconfigを組んでいくわけですが、Macはターゲットのモデルがわかっていればハードウェア構成も決まるので、決め打ちのconfigを導入してくれるのがOCLPの一つの側面です。(とは言っても、実際のOCLPは非常に緻密に構築されており、単なるconfig.plist集とは決して言えないものになっています。)</p><p>というわけで、OCLPは「リアルMac向けのOpenCore/config/kext等の導入ツール」ということになります。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">Hackintoshでの用途<br /></h3><p>さて、OCLPで提供されている各種configはリアルMac向けのため、Hackintoshに使えるものではありません。(例えば、Hackintoshに必須でリアルMacで不要なVirtualSMCは使われていません)</p><p>しかし、サポートが切られた古いMacに載っている世代のハードウェアを新しいmacOSで利用するために、OCLPの機能を利用することができます。</p><p>具体的には、<b>Post-Install Root Patch</b>と呼ばれるものです。これは、古いハードウェア用のコンポーネントを以前のmacOSから持ってくる際に、OpenCoreによるパッチやkext injectionでは対応しきれない、macOSのシステムボリューム自体にパッチを当てる(Root Patch)必要がある場合に利用できる機能になります。</p><p>例えば、SonomaではDW1560やBCM94360NGなどのBroadcom WiFiカードが同世代カード搭載Macのサポート切れに伴い利用できなくなり、古いkextのinjectionだけでは動作させられないため、Root Patchが必要となりました。OCLPを利用してRoot Patchを行うことで、比較的簡単にWiFiを復活させることができます。これを手動でやるとしたら中々の苦行です。</p><p>また、macOSが新しくなる度に古いGPUのサポートが切られていきますが、これについてもOCLPのRoot Patchで対応可能です。恐るべきことにTiger(10.4)〜Leopard(10.5)時代のGeForce 8800 GTSですらSonomaで辛うじて動作させることができています。GTX 1080 Tiなど、Mojave以降でサポートされなくなったWebDriverを要求するNVIDIA GPUも制約はありますが使えるようになります。</p><p>今後、macOSのバージョンが上がるたび(といってもIntel向けは多くて<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2024/02/2023hackintosh2024.html">あと2回程度</a>でしょうが)サポートされないハードウェアは増えていくので、HackintoshにおいてもOCLPとRoot Patchの重要性は上がっていくと思います。<br /></p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">実例 : SonomaでBroadcom WiFiを動作させる</h3><p>というわけで一例として、今一番OCLPのHackintosh向け用途として一般的かもしれないSonomaでのBroadcomパッチについて軽く触れていきます。</p><p>といっても、詳細な手順は<a href="https://github.com/5T33Z0/OC-Little-Translated" target="_blank">OC-Little-Translated</a>で<a href="https://github.com/5T33Z0/OC-Little-Translated/blob/main/14_OCLP_Wintel/Enable_Features/WiFi_Sonoma.md" target="_blank">解説されている</a>ので、基本的にはそちらを読めば大丈夫です。ちなみに<span class="AppHeader-context-item-label">OC-Little-TranslatedにはHackintoshに関する情報が膨大に載っているのでおすすめです。あまりに膨大すぎて情報を探しづらいですが・・・</span></p><p><span class="AppHeader-context-item-label">さて、</span><span class="AppHeader-context-item-label">現在主流と思われる、いわゆる"Modern"</span><span class="AppHeader-context-item-label">カードに絞って書いていくと、</span></p><ol style="text-align: left;"><li><span class="AppHeader-context-item-label">まずはVentura以前で動作するようにする</span></li><ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">BCM94360NGや純正カードならそのまま動くはず</span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label">DW1560のようなカードではAirportBrcmFixup導入等</span></li></ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">OCLPのリポジトリから下記のkextをDL</span></li><ul><li><span class="AppHeader-context-item-label"><a href="https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/tree/main/payloads/Kexts/Wifi" target="_blank">IOSkywalkFamily / IO80211FamilyLegacy</a></span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label"><a href="https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/tree/main/payloads/Kexts/Acidanthera" target="_blank">AMFIPass</a></span></li></ul><li><span class="AppHeader-context-item-label"> kextを以下の順番でconfig.plistに追加 </span></li><ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">IOSkywalkFamily</span><span class="AppHeader-context-item-label">.kext</span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label">IO80211FamilyLegacy</span><span class="AppHeader-context-item-label">.kext</span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label">AirPortBrcmNIC.kext</span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label">(AirportBrcmFixup等、Ventura以前で必要なkext)</span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label">AMFIPass.kext</span></li><ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">これに関しては順番は不問です</span></li></ul></ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">追加したIOSkywalkFamilyがロードされるよう、Sonomaの同kextをBlock</span></li><ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">com.apple.iokit.IOSkywalkFamily を Exclude で Block します<br /></span></li></ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">csr-active-config (SIP) を <span style="font-family: courier;">03080000</span> に変更</span></li><li><span class="AppHeader-context-item-label">この設定でSonomaを起動後、OCLPアプリからPost-Install Root Patchを適用</span></li><ul><li><span class="AppHeader-context-item-label">適用すべきパッチは自動で選択されています</span></li></ul></ol><span class="AppHeader-context-item-label">こんな感じです。<br /></span><div><p>このような手順で、OpenCoreで導入できるものはOpenCoreで導入しつつ、それ以外に導入が必要なものはOCLPが自動で導入してくれます。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">Root Patch適用環境でも差分アップデートを有効にする</h3><p>これはOCLPによる問題ではなくRoot Patch自体の制約ですが、Root Patchを適用するとmacOSの差分アップデートが適用できず、十数GBのフルインストールによるアップデートになってしまいます。差分アップデートはアップデート元の環境が固定であることが前提なので、Root Patchを適用すると成り立たないのは感覚的に理解できると思います。</p><p>また、Root PatchではSIPの一部無効化も必要になっていることから、差分アップデート以前にアップデート通知自体を受け取れない問題もあります。</p><p>これらの問題については<a href="https://github.com/acidanthera/RestrictEvents" target="_blank">RestrictEvents</a>で解消できます。この作用機序もまあまあ面白いですがOCLPにあまり関係ないので興味のある人はやはりOC-Little-Translatedの<a href="https://github.com/5T33Z0/OC-Little-Translated/blob/main/S_System_Updates/Fixing_System_Updates.md" target="_blank">このへん</a>を読んでみてください。</p><p>事前の設定としては、RestrictEvents.kextを導入した上でboot-argsまたはNVRAM変数に <span style="font-family: courier;">revpatch=sbvmm</span> を設定しておくだけです。sbvmm以外のrevpatchを既に使用している場合はカンマ区切りで併用できます。</p><p>あとは、macOSアップデートの適用前にOCLPアプリからRevert Root Patchesを実行し、一時的にRoot PatchをロールバックしてmacOSアップデート後に再適用すればOKです。</p><p>ただ、この方法だと当然macOSアップデート中はRoot Patchが効いていないため、<b>WiFiでRoot Patchを使用しており、有線LANが別途用意できない場合はアップデートがダウンロードできない</b>という問題は起きます。この場合は仕方ないのでフルサイズのアップデートをかけることになりますね。 <br /></p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">余談 : AMFIPassは何をしているのか?</h3><p>ここからはHackintoshの実用には関係のない純粋に技術的な興味の話です。</p><p>Sonoma WiFiパッチの話でAMFIPass.kextを導入するという話を書きました。このkextはWiFi固有のものではなく、Root Patch全般で必要なkextとなっており、名前の通りAMFIというmacOSのセキュリティ機能をバイパスするものになります。</p><p>AMFIはざっくり言うとプログラム・ライブラリの改竄対策として署名検証を行う機構で、Root Patchで導入されるバイナリがこれに引っかかってしまうため、Root Patchを適用するだけだとAMFIにより起動できなくなってしまいます。<br /></p><p>そこで、従来はブートオプションによりAMFI自体を(SIPのように)無効化するしかなかったのですが、これはこれでもちろんセキュリティが低下しますし、逆にAMFIが動いていないことで「このアプリを信頼しますか?」的なアレも動かなくなったり、仮想化アプリケーションも動かないなど色々副作用がありました。</p><p>そこで去年登場したのがAMFIPassで、<b>AMFIを有効にしつつRoot Patchの適用が可能になりました。</b></p><p>と、巷に説明されているのはここまでです。でもどうやって?これについては特に説明を見つけられなかったのでちょっと調べてみました。</p><p> </p><p>結論から言うと、OCLPではRoot Patch用に提供する全てのバイナリに独自の署名を施した上で、AMFIPass.kextではAppleのものに加えてこの独自署名も有効になる証明書を組み込むことで、Root Patchに用いたバイナリだけがAMFIをバイパスできるようにしているようです。</p><p> </p><p>順に追っていきましょう。</p><p>まずAMFIPass.kextは単体で機能するわけではありません。例えば、<a href="https://dosdude1.com/catalina/" target="_blank">macOS Catalina Patcher</a>などOCLPとは異なるpatcherを適用した環境にAMFIPass.kextを導入しても、AMFIを有効化することはできません(起動しません)。あくまでOCLPのRoot Patchによって導入されたバイナリについてのみAMFIを回避できるようになっています。</p><p>というわけで、バイナリの方にも秘密がありそうです。<br /></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiW9T5vUk0rPVE2frYpMbB1kcwbeuAPvZGO5kcdw-KWNFFGyf99xqwfBMeJduJsu_bJOi_0t3BugyRLzkBSbmExHuvhStYsEYB3gf8H2SzmE6_pcVEafOYJT7jKm0CVIw4QVVZldMovSUTrxMwr41znIhXdkxmi2p-zsKnV0clboPvknTH7tOi_-8qZbjRT/s2146/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%81%E3%83%A3%202024-02-14%201.51.17.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="802" data-original-width="2146" height="150" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiW9T5vUk0rPVE2frYpMbB1kcwbeuAPvZGO5kcdw-KWNFFGyf99xqwfBMeJduJsu_bJOi_0t3BugyRLzkBSbmExHuvhStYsEYB3gf8H2SzmE6_pcVEafOYJT7jKm0CVIw4QVVZldMovSUTrxMwr41znIhXdkxmi2p-zsKnV0clboPvknTH7tOi_-8qZbjRT/w400-h150/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%81%E3%83%A3%202024-02-14%201.51.17.png" width="400" /></a></div><p>OCLPのアプリに含まれているRoot Patch用のバイナリは、実体としてはこのUniversal-Binaries.dmgに格納されています。</p><p><a href="https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/blob/1.3.0/Build-Binary.command#L270-L299" target="_blank">https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/blob/1.3.0/Build-Binary.command#L270-L299</a><br /></p><p>このUniversal-Binaries.dmgはOCLPのリポジトリに含まれておらず、<a href="https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg" target="_blank">PatcherSupportPkg</a>からダウンロードしていることがわかります。</p><p>PatcherSupportPkgリポジトリには各種Root Patch用バイナリが配置されているわけですが、それをそのままdmg化しているわけではありません。</p><p><a href="https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg/blob/1.4.7/ci.py" target="_blank">https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg/blob/1.4.7/ci.py</a> <br /></p><p>ここにはci.pyというバイナリ署名用のスクリプトが配置されています。</p><p><a href="https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg/blob/1.4.7/.github/workflows/build.yml#L19-L28" target="_blank">https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg/blob/1.4.7/.github/workflows/build.yml#L19-L28</a> <br /></p><p>そして、dmgビルド用のワークフローにおいて秘密鍵を読み込み、ci.pyで署名してからdmg化していることがわかります。</p><p><a href="https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg/blob/1.4.7/ci.py#L140">https://github.com/dortania/PatcherSupportPkg/blob/1.4.7/ci.py#L140</a><br /></p><p>署名済みチェックの対象がDortania Root CA(DortaniaはOCLPのgithub org名)であることからも、例えばどこかから不正に入手した秘密鍵などではなく、自身で作った鍵で署名しています。</p><p> </p><p>AMFIPass.kextの方はソースコードが公開されていないので実際に何をしているかははっきりしないものの、秘密鍵と対応するDortaniaの証明書を組み込んで、署名がDortaniaの鍵によるものであってもAMFIが通る(Pass)ようにしているのはUniversal-Binaries.dmgの作り方からして間違いないでしょう。おそらく、macOSにはAMFIが参照する証明書ストアのようなものがあり、そこにDortaniaの証明書をinjectしているんじゃないかと思います。</p><p>昨今のHackintosh用kextにしては珍しくソースコードが公開されていないのも、証明書を注ぎ足した偽のAMFIPass.kextが流通することを懸念しているのでは?と思います。偽AMFIPass.kext入り海賊版OCLPのようなものを作られてしまうと、攻撃者のよる署名付きの悪意あるバイナリを入れ放題になってしまいますからね。まあOCLPを使っている時点でOCLPに全てを委ねているので、海賊版OCLPなんてあったらそんな回りくどいことせずSIPもAMFIも無効化されて乗っ取られる気がしますが・・・ただ偽物が配布されることはなかったものの、<a href="https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/issues/1120" target="_blank">OCLP偽サイト騒動は実際ありました</a>。</p><p> </p><p>小ネタと言いつつまた長くなってしまいましたが、Hackintosh側面でのOCLPの解説でした。Sonoma + Broadcom WiFiユーザーはまた14.4アップデートでお世話になることでしょうし、macOS 15が出たときにはもっと出番が増えるかもしれません。 <br /></p><p>ではでは。</p></div>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-42623846186380337992024-02-04T13:16:00.000+09:002024-02-04T13:16:37.294+09:002023年のHackintoshと2024年以降の展望<p>1年に1回しか書かないブログになって久しいですね。もうちょっとアウトプットしたいんですが、元気がないのとblogspot使いづらくて余計筆が進まないのと(言い訳)。深く考えず作ってしまったブログなので、なんかもうちょっとエディタが使いやすいブログに引っ越したい。</p><p>さて、IT関連における私の三大趣味は</p><ul style="text-align: left;"><li>UMPC</li><li>Hackintosh</li><li>ZFS/NAS</li></ul><p>なんですが、2023年はHackintoshばかり触っていたので今回は2023年のApple / Hackintoshについて振り返っていこうと思います。</p><p>あ、でも去年NASはUbuntu LTS手組みZFSから<a href="https://www.truenas.com/truenas-scale/" target="_blank">TrueNAS SCALE</a>に更新しました。<b>容量がやたらでかい(パリティ除いて128TB)</b>以外は何の変哲もない構成なので特に記事にはしませんが。</p><p>さて本題。</p><p><span></span></p><a name='more'></a> <p></p><h3 style="text-align: left;">2023年のApple / Hackintosh動向</h3><h3 style="text-align: left;"> </h3><h4 style="text-align: left;">M2 Pro Mac miniを買った</h4><p><a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2023/01/apple-silicon.html">1年前</a>に「買おうと思っていたM2 Pro Mac miniが2022年に出なかった」と書いた2週間後に出たので買いました。初のApple Silicon Macです。 <br /></p><ul style="text-align: left;"><li>無印M1 / M2はiPad向けAxxXシリーズのリネームでしかなく、外部ディスプレイ出力などの足回りがPC基準でないのでダメ</li><li>M2 Pro / Maxの差はGPUだけなのでM2 Proで十分</li><li>Apple Siliconは冷やしたところで回らないのでMac Studio筐体は無駄 <br /></li></ul><p>ということでM2 Pro Mac miniを狙っていました。が、円安の煽りでクソ高くなってしまいMac Studio発売時に買っておけば良かったかもとちょっと後悔。<br /></p><p>本当はAlder Lake / Zen3マシンと比較した記事を書いてたんですが、書きあがらないまま旬が過ぎてお蔵入りに。</p><p>でもまあやっぱりTSMC N5Pなりの性能ということで、良いマシンですし一方革命的でも無いです。モバイルPCにとっては最高だけどデスクトップとしては物足りない、Apple Siliconはずっとこんな感じなんでしょうね。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">最後のIntel Mac(Mac Pro)が終売</h4><p>前回「載せるSoCが無いからMac Proは2023年後半まで出ないのでは?」と書いたんですが、実際は6月に出ました。なんとMac Studioと同じM2 Ultraで。</p><blockquote><p>16+8らしいM2 Ultraが最上位で出たらあまりにも面目がないんでは・・・ <br /></p></blockquote><p>なんて書いたのにその通りになってしまいました。</p><ul style="text-align: left;"><li>M2 Ultra以上にコアを増やしてもスケールしない</li><li>M3が間に合わなそう</li><li>シングルスレッド特化コアを別途作るリソースはない</li><li>ユニファイドアーキテクチャだとIntel Mac Pro並のメモリが積めない</li></ul><p>これらの問題をどうするんだろう、と思っていたわけですがまさか<b>何一つ解決せずに中身Mac Studioで出してくる</b>とはさすがに予想できませんでしたね。しかも(競合になるので当然)AMDがドライバ書いてくれないからdGPUも無いのでPCIeもほとんど意味がないという。</p><p>さて、このように強引にMac Pro(の箱に入ったMac Studio)を出したことにより、ついにIntel Macは終売となりました。これがHackintosh的にどういう意味を持つか。</p><p>macOSのIntelサポート期間という意味では、後述しますがAppleはサポート期間の算定において終売時期をほとんど意識しておらず発売時期で決めているっぽいので、特に関係はないでしょう。</p><p>関係するのは<b>適合ハードウェアの最終世代が確定した</b>ことです。</p><p>Intel Mac Proは2019年発売ですが、2020年にW5700X、2021年にW6800X / W6900X、2022年にW6600XがCTOオプションに追加されたことで都度ドライバーが提供され、相当する世代のRadeonがHackintoshでも利用可能になっていきました。</p><p>もしMac Proのリプレースが引き延ばされ、RDNA 3カードのオプションが追加されればRX 7800 XTなどが使える希望がありましたが、終売のためそれも無くなりました。</p><p>ということで、グラフィックボードについてはおそらくRDNA 2がHackintoshで利用できる最終世代ということになります。その中で最速だとRX 6950 XTということになりますね。まあ、ゲームやAIワークロードやりたいならWindowsでGeForce動かした方がいいので、6600 XTくらいで良いと思いますが(自分のメインマシンがそうです)。</p><p><b><a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2021/01/hackintosh.html">3年前</a></b>に「dGPUとしてはRadeon RX 6000シリーズに期待」としていた私、見る目あったんじゃないですかね?</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Vega iGPUが動く革命が起こる</h4><p>2023年はモバイルHackintoshにとってのビッグニュースがありました。なんと<b>絶対に無理</b>と言われていたRyzen APUに載っているVega iGPUのアクセラレーションを有効化する<a href="https://github.com/ChefKissInc/NootedRed" target="_blank">NootedRed</a>というkextが開発されました。というか私も「<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2021/01/hackintosh.html">どうやってもmacOSで動かすことはできません</a>」と言っていたのですが。</p><p>これはとんでもないことで、なにせiGPU頼りのラップトップはComet Lake世代、つまりCPU性能で言えば2016年のSkylakeから進歩がないラップトップに縛られていたところ、なんと当時最新のZen 3コアのラップトップでHackintoshできる可能性が開けたためです。</p><p>NootedRedは2023年2月時点ではまだSkylakeに対して優位性がないZen 1のRyzen 2000/3000 APUでしか動作しなかったのですが、5月についにRyzen 4000以降に対応しました。</p><p>また、当初Big Surでしか使えないとされていましたが、最終的にはCatalina〜最新のSonomaまでで利用できるようになりました。<br /></p><p>かなり無理をして動かしている様子で、Intel iGPUに比べて挙動に不安定な点も見られますが、ある程度実用できるレベルにはなっています。<br /></p><p>ということで、去年は<b>Vega iGPUのPCを買い漁る</b>ことになってしまい、随分お金が飛んでいきました。ThinkPad T14 Gen 2とX13 Gen 2を<b>何故か両方買ってしまった</b>り、<a href="https://www.minisforum.com/support/#/support/page/spec/54" target="_blank">Minisforum UM580</a>を買ったりしました。X13 Gen 2はメインラップトップとして稼働しています。Minisforum製品は移り変わりが早いのでUM580はもう終売しちゃったんですよね。買っておいてよかった。</p><p>NootedRedは最終的にRDNA 2のAPUを動作させることまで目指しているようですが、最近は進展が無さそうなので実現する可能性は低いかもしれません。といっても、Zen 4 APUからはRDNA 3でこれは100%無理(パッチを当てる対象のドライバからして存在しない)で、RDNA 2 APUのRyzen 6000はCPUがRyzen 5000と同じZen 3なので、モバイル的には現状で行けるところまで行っている感はあります。</p><p> </p><h4 style="text-align: left;">SonomaでBroadcom WiFiのサポートが切られる</h4><p>Hackintoshにおいて重大だったニュースがこちら。Sonomaリリースで2017年以前のMacがサポート対象外になってしまったため、これらのMacに載っていたWiFiチップのドライバがSonomaから含まれなくなってしまいました。(それ以降のMac向けWiFiドライバで動くWiFiカードは存在していない)</p><p>2017年以前のMacが基本的には切り捨てられることはある程度予想されていたものの、ただ2021年まで販売され続けていたiMac (21.5-inch, 2017)はさすがに切られないだろう、と思われていたところバッサリいかれた結果WiFiサポートも切られてしまったので、これは予想外だったようです。</p><p>(2021年10月まで売られていたiMacが、4年後の2025年秋にはVenturaのサポートが切れてセキュリティアップデートが提供されなくなるので電子ゴミです。こんな会社にリサイクルがどうとかエコアピールしてほしくないですね。リサイクルの前にゴミを出すなよ。)</p><p>幸い<a aria-current="page" class="home-link router-link-exact-active router-link-active" href="https://dortania.github.io/OpenCore-Legacy-Patcher/" target="_blank"><span class="site-name can-hide">OpenCore Legacy Patcher</span></a>で対応できることと、Intel WiFiを動かす<a href="https://github.com/OpenIntelWireless/itlwm" target="_blank">itlwm</a>がSonomaにも追従したためまだWiFiを使い続けることはできますが、互換性は後退してしまいました。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Tiger 〜 Sonomaまで動作するHackintoshを組む</h4><p>2023年は実用としてというよりは曲芸として色んなHackintosh構成を組むことを楽しんでいました。その一環で最初のIntel対応Mac OS XであるTigerから、最新のSonomaまで動作するHackintoshを組んでみました。組んでたら年越しちゃいましたけど。</p><p><a href="https://github.com/b00t0x/MSI-Z97M-Hackintosh-every-macOS" target="_blank">https://github.com/b00t0x/MSI-Z97M-Hackintosh-every-macOS</a></p><p>きっかけとしてはOpenCore Legacy Patcherを触ったところGPUについてかなり古いハードウェアのサポートがあったので、古いGPUとそこそこ古いCPUの組み合わせでいけるかな?と思ったことです。</p>Core 2(Penryn)で同様のことをやっているケースは見ましたが、それよりは新しいHaswellで、かつ複数GPU差し替えといったゴリ押しに頼らず組めているのは唯一じゃないかな?と思っています。<p><br /></p><p>とまあ、良いニュースも悪いニュースもあった2023年のHackintoshでした。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">2024年以降のHackintosh展望</h3><p>ここからは予想ネタです。</p><h4 style="text-align: left;">macOSのIntelサポート期限</h4><p>Mac Proがあの体たらくでApple Silicon化したことでIntel Macが本当に消滅し、いよいよいつかmacOSでIntel CPUがサポートされなくなる日へのカウントダウンが始まりました。</p><p>2020年8月に最後のIntel Mac(iMac)が発売され、Sonomaで2017年発売のMacのサポートが切られたことを考えると、単純に考えると2026年のmacOS 17からApple Silicon専用となり、2025年のmacOS 16が最後のIntelサポートという推測ができます。</p><p>ただ、もう少し悲観的に考えると、1つ前のVenturaでは2015・2016年発売のMacがごっそり切られたので、macOS 15で2018・2019年のMacをまとめて切る、あるいはmacOS 16で2019・2020年のIntel Macを切るといったことも起こり得ます。</p><p>なのでタイムラインとしては以下の2パターンでしょうか。</p><p>悲観的な方<br /></p><ul style="text-align: left;"><li><b>2024年 macOS 15リリース(最後のIntel対応macOS)</b></li><li>2025年 macOS 16リリース(最初のIntel非対応macOS)</li><li>2026年 macOS 17リリース</li><li><b>2027年 macOS 15サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</b></li><li>2027年 macOS 18リリース<b> <br /></b></li></ul><p>楽観的な方</p><ul style="text-align: left;"><li><b>2025年 macOS 16リリース(最後のIntel対応macOS)</b></li><li>2026年 macOS 17リリース(最初のIntel非対応macOS)</li><li>2027年 macOS 18リリース</li><li><b>2028年 macOS 16サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</b></li><li>2028年 macOS 19リリース</li></ul><p>Apple Silicon移行の遅れにより、<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2021/01/hackintosh20252027.html">3年前の予想</a>での楽観的パターンが今回の悲観的パターンになり、楽観的パターンは更に1年延びました。<br /></p><p></p><p>幸い、macOSのPC向けOSとして進化は停滞しており、個人的にはBig Sur以降はiOS化する一方でPCでの使い勝手は一向に向上していない(特にVentura以降は控えめに言ってクソでは?)と感じているので、新しいmacOSが使えないことへの羨望は無いのですが、セキュリティアップデートが降ってこなくなるとさすがに実用できないのでここでおしまいです。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">最終Hackintosh構成の再検討</h4><p>これまた<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2021/01/hackintosh.html">3年前に考えたネタ</a>のリフレッシュです。</p><p> </p><p>今度は先にラップトップについて考えてみます。ラップトップはComet Lake / Ice Lake止まりだったところNootedRedによりRyzen 5000まで押し広げられました。</p><p>しかしながらこれ以降のラップトップはCPUと同時にiGPUもXe / RDNA 2~と更新されているので動かしようがありません。</p><p>NootedRedがRDNA 2に対応したらRyzen 6000までは動作する可能性がありますが、この世代あたりからWiFiにMediaTekのオンボードチップが採用されつつあり、これはHackintoshで動かないのでラップトップには致命的です。Ryzen 6000かつIntel WiFiあるいはM.2 2230で換装可能なモデルはほとんど無いと思っています(GPD WIN Max 2や、一部の中華ゲーミングPCくらい)。</p><p>とはいえ、3年前の時点では</p><ul style="text-align: left;"><li>Kaby-R/Coffee/Comet 4c8t</li><li>UHD 620/630 <br /></li><li>Broadcom BCM94360 11ac</li></ul><p> あたりが薄型モバイルHackintoshの終着点だと思っていたところ、</p><ul style="text-align: left;"><li>Ryzen 5000 8c16t<br /></li><li>Vega iGPU<br /></li><li>Intel AX210 11ax</li></ul><p>まで最終進化したなら上出来では無いでしょうか。vanilla AMD CPU、AMD APU、Intel WiFi、どれも無理と言われていたものが動いているのだから凄いことです。</p><p><br /></p><p>続いてはもうちょっと自由度のあるデスクトップについて。</p><p>CPUに関しては当時「Alder Lake以降がパッチで動かせることに期待」と書いていましたが、実際Alder Lake用パッチは無事<a href="https://github.com/acidanthera/OpenCorePkg/releases/tag/0.7.7" target="_blank">ProvideCurrentCpuInfoで実装</a>され、あろうことかPコア・Eコア認識と制御は<a href="https://github.com/b00t0x/CpuTopologyRebuild" target="_blank">CpuTopologyRebuild</a>として自分で書くことで対応してしまいました。<br /></p><p>Windows同等に性能が出るとは言わないまでも、ひとまず「Eコアのせいで遅くはならない」「Eコアが無いよりはあった方が性能が出る」くらいは実現できたのでまだまだ戦えそうです。<br /></p><p>Raptor LakeはAlder Lake Refreshみたいなものなので特に問題はないとして、それ以降はどうでしょうか。<a href="https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1532473.html" target="_blank">Meteor LakeはEコアが2種類になった</a>ことが不安要素ですが、そもそもデスクトップに降りてこないらしいので、HackintoshではTiger Lakeを誰も気に留めなかったのと同様に気にしなくて良さそうです。</p><p>というわけでデスクトップ的には次はArrow Lakeです。Arrow LakeではHTが廃止されRentable Unitなるものが導入されるという噂があります。</p><p>単純にHT廃止なら特に問題はなさそうです。CpuTopologyRebuildではEコアをPコアのHT論理コアのように見せかける機能を実装しているので、同じように8P+16Eを8c24tのようにしてしまえばそれなりにちゃんとした挙動をしてくれそうです。</p><p>一方Rentable Unitがどうなるかはさっぱりわからないので不安要素です。ハードウェア制御とのことなのでmacOSが(当然)対応していなくてもそれなりに動いてくれるのが一番なのですが。Alderのようにせめてパッチを当てればWindowsほどでないにせよEコアが無いよりマシな性能は出る、であってほしいですね。</p><p>AMDに関しては予想通りZen 4でもmacOSを動作させられたので、こちらも引き続き追従されていきそうに思えます。</p><p>また、DDR5やPCIe 4.0 SSDなど、Intel Macになかったコンポーネントも特に問題なく動いているため、マザーボードも含めたCPU世代はそこまで問題にならないかも? <br /></p><p>というわけで、CPUに関しては明確にどこからNGになりそうというものは今のところ見えていないので、最後までアップグレードし続けたいですね。ひとまずArrow Lakeでは組みたい。</p><p><br /></p><p>dGPUに関してはもう先述の通りRDNA 2のRX 6000で打ち止めがほぼ確定です。RDNA 2が間に合ったのは救いでした。新品はいずれRDNA 3以降に置き換わってしまうので、これからHackintoshを組んだり、既存のHackintoshのアップグレードをしたいと思っている場合は何らか1枚抑えておいた方が良さそうです。</p><p>ちなみに、Mac ProにはNavi 21(6800/6900)とNavi 23(6600)しか採用されなかったため本来Navi 22(6700)は動作しないのですが、 NootedRedと同じ開発者による<a href="https://github.com/ChefKissInc/NootRX" target="_blank">NootRX</a>によって動作するようです。Navi 24(6400/6500)も将来のターゲットに入っているようです。<br /></p><p>逆に、macOSではGPU性能が必要な場面が少ないので、今使っている古めのGPUがいつまで引っ張れるかというのも気になるところかもしれません。最終搭載モデルで考えると以下のような感じ。 <br /></p><ul style="text-align: left;"><li>RX 560~(Polaris 20) : Mac Pro 2019(2022年に選択不可に)<br /></li><li>Vega 56/64(Vega 10) : iMac 2019<br /></li><li>Radeon VII(Vega 20) : Mac Pro 2019<br /></li><li>RX 5700(Navi 10) : iMac 2020<br /></li><li>RX 5300/5500(Navi 14) : iMac 2020</li><li>RX 6800/6900(Navi 21) : Mac Pro 2019(2021年から)<br /></li><li>RX 6600(Navi 23) : Mac Pro 2019(2022年から)</li></ul><p>Navi 10/20のRDNA系GPUは最後までサポートされそう。PolarisとVegaは若干怪しいですが、まあMac Pro搭載GPUの中で細かく切ってくることはないんじゃないかなとは思うので大丈夫ですかね?</p><p>こちらはdGPUの話ではありますが、Ryzen APU的にはVegaのドライバーが必須なので無くならないでほしいところです。</p><p>iGPUに関しては以下のようになっています。</p><ul style="text-align: left;"><li>Amber Lake : MacBook Air 2019 <br /></li><li>Coffee Lake : MacBook Pro 2020(下位)<br /></li><li>Ice Lake : MacBook Pro 2020(上位)</li></ul><p>Kaby Lake用ドライバ(Framebuffer)で動いているAmber Lakeは先にサポートが切られる可能性こそありますが、Skylake ~ Comet Lakeまでの世代はほとんど差異が無くCoffee LakeのFramebufferでも動作するので、特に問題は無いと思っています。</p><p>ということでGPUについては今後新規に使えるのもは出ないのは前提として、今(Sonomaで)動いているものはだいたい最後まで大丈夫かなと思っています。<br /></p><p><br /></p><p>オチが思いつかないので以上です。それではまた来年の答え合わせでお会いしましょう。<br /></p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-49727140120509904022023-01-04T14:17:00.002+09:002023-01-04T14:17:46.825+09:00Apple Siliconは移行完了前にして既に行き詰まっている、という話。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijf0g-b78HpUAkxXUAg43boKli_kycmF60LAVvxx1YcVS9gBYrhc-3nX34y499SIRKq9B56RheGVBVTotJtsMSw4fl9dQKf-ulpzrikqiZue4ZlpItKRKBzdnLHiYJt1ZkP1-zIRCKU1desyJ9mvJcxa8MtzZ5dIJTKmazUcdMXqPkH_s2UxNXCEKvMg/s900/cpu.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="900" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijf0g-b78HpUAkxXUAg43boKli_kycmF60LAVvxx1YcVS9gBYrhc-3nX34y499SIRKq9B56RheGVBVTotJtsMSw4fl9dQKf-ulpzrikqiZue4ZlpItKRKBzdnLHiYJt1ZkP1-zIRCKU1desyJ9mvJcxa8MtzZ5dIJTKmazUcdMXqPkH_s2UxNXCEKvMg/w200-h200/cpu.png" width="200" /></a></div><p>あけましておめでとうございます。</p><p>2022年はほとんどブログ更新しないまま1年が終わってしまいました。GPD WIN Hackintoshの記事は昨年の記事のアップデートですからね・・・(そしてこれも古くなってしまった)。<b> </b></p><p><b>年の瀬</b>は生存報告も兼ねて、買おうと思っていたM2 Pro Mac miniが2022年に出なかった腹いせにApple Siliconへの逆張りをしてみようと思・・・ってたんですが、これすらも間に合わず、新年の一発目<strike>(そして今年最後かもしれない)</strike>ネタとなりました。</p><p>さて、Intel x86との決別を宣言し飛ぶ鳥落とす勢いに見えるApple Siliconシリーズですが、そんなに絶賛されるほど凄いものではないんじゃないかという思いがずっとあります。そして、まだMac Proを残し完全移行が終わっていない今の段階にして、既に<b>そのロードマップには破綻の兆しがあるのでは?</b>とも思っています。そのあたりをつらつら書いていく怪文書です。</p><p>しかしながら、ちんたらしていたら2022年末の下記記事で言いたいことはほとんど全て書かれてしまっていました。<br /></p><blockquote>巻き返しの準備を進める「Intel」 約束を果たせなかった「Apple」――プロセッサで振り返る2022年<br /><a href="https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2212/31/news070.html">https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2212/31/news070.html</a></blockquote><p>やはり筆が遅いのは良くないですね。というわけで本当にどうでもいい怪文書となっております。<br /><br /><span></span></p><a name='more'></a><p></p><h3 style="text-align: left;">Apple Siliconは革新的か?</h3><p>Apple Siliconの将来を占う前に、まず現状のApple Siliconが言われているほど革新的な製品ではないんじゃないかという話です。なぜこんな話から始めるかと言えば、Apple SiliconがPC向けCPUの常識を覆すほどの革新性によってIntel/AMDを突き放すことがができているのか、半導体の性能予測の延長線上にある製品なのかで今後の見通しが変わってくるからです。そして自分は後者だと思っています。</p><p>Apple Silicon、現行製品で言うところのM1/M2シリーズの、Intel/AMD CPUに対する優位性は<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>圧倒的なワットパフォーマンス</li><li>絶対的なシングルスレッド性能</li></ul><p>の2点、およびこれを両立している点じゃないでしょうか。<br />(ちなみに今回は個人的興味の範疇であるCPUの話だけで、GPUの話はしません。GPUはM1 UltraであってもハイエンドGPUにかすりもしないので、そこまで重視していません) </p><p>ワットパフォーマンスはM1が出た当時の2020年だけでなく2023年初頭においてもIntel/AMDから隔絶しており、「常識を覆すほどの革新性」を持っているように見えます</p><p>しかし、これは単にApple SiliconとIntel/AMD CPUのスイートスポット、つまり「どの消費電力レンジで最高のパフォーマンスを出すか」についての設計方針の違いでしかないと思っています。</p><p>ワットパフォーマンスといっても30Wで一定の性能が出るCPUを60Wで動かして性能2倍、性能半分なら15Wで動くかというとそうとは限りません。CPUによってベストなワットパフォーマンスが出るレンジは異なり、それはCPUコアの設計に大きく左右されます。</p><p>Intel/AMDのCPUコアは薄型ノートPC(TDP一桁台)からワークステーション/サーバー(三桁台)までをカバーする必要があり、4コアであれば大体45〜65Wあたりがワットパフォーマンスのスイートスポットかと思います。一方Apple SiliconはiPhoneのSoCがベースなので、(ラージコアの方が)4コアでのスイートスポットは10Wかそれ以下くらいでしょう。</p><p>むしろ、大体TDP 10W程度の熱設計であるMacBook Airと筐体は65Wまで対応するMac miniのベンチマークスコアが変わらないことを考えると、10WでさえM1にとっては「ブン回している」領域かもしれません。<br /></p><ul style="text-align: left;"><li><a href="https://browser.geekbench.com/macs/macbook-air-late-2020">https://browser.geekbench.com/macs/macbook-air-late-2020</a></li><li><a href="https://browser.geekbench.com/macs/mac-mini-late-2020">https://browser.geekbench.com/macs/mac-mini-late-2020</a></li></ul><p>この性質の違いがノートPCに載せたときのワットパフォーマンス差を実現していますが、一方でM1に65W流そうが125W流そうが性能は上がらない、すなわちワットパフォーマンスは漸減してしまうので、これは単純に<b>得意分野が違うだけ</b>ということの現れです。</p><p> </p><p>次に絶対的なシングルスレッド性能について。</p><p>電力供給を増やしても性能が上がらないとしても、省電力のまま絶対性能が出ていれば問題ないわけで、実際にCPUコアの性能を測るに適したシングルスレッド性能において(ベンチマーク上は)M1は当時のIntel/AMDの(TDP三桁の)CPUを凌駕していました。</p><p>ただ、これは当時5nm(TSMC N5)でM1を製造できていたところ</p><ul style="text-align: left;"><li>Intelがプロセス技術の更新において猛烈に足踏みしており14nm止まりだった</li><li>AMDがApple自身がTSMCの供給枠を押さえたことで7nm止まりだった</li></ul><p>ことが大きく、IntelがAlder Lake→Raptor Lake、AMDがZen 4になった現在はGeekbenchだけ見れば<br /><br /><a href="https://browser.geekbench.com/search?utf8=%E2%9C%93&q=7950x" target="_blank">Zen 4</a>(N5P?) ≧ <a href="https://browser.geekbench.com/search?utf8=%E2%9C%93&q=13900k" target="_blank">Raptor Lake</a>(Intel 7) > <a href="https://browser.geekbench.com/macs/macbook-pro-13-inch-2022" target="_blank">M2</a>(N5P) > <a href="https://browser.geekbench.com/macs/mac-studio-apple-m1-ultra" target="_blank">M1</a>(N5) > <a href="https://browser.geekbench.com/search?utf8=%E2%9C%93&q=5950x+-qemu+-kvm" target="_blank">Zen 3</a>(N7P?) > <a href="https://browser.geekbench.com/search?utf8=%E2%9C%93&q=3950x+-qemu+-kvm" target="_blank">Zen 2</a>(N7) ≧ <a href="https://browser.geekbench.com/search?utf8=%E2%9C%93&q=10900k" target="_blank">Comet Lake</a>(14nm)<br />(※ Intel 7は10nmだがTSMC 7nm相当の技術、Zen 4が「最適化N5」と称しておりN5かN5Pかが不明瞭)</p><p>といった並びになっており、M1/M2の優位性はアーキテクチャ自体の革新性というよりはTSMCのプロセスノードの優位性、つまり<b>Apple単独の力で突き放せないところに依拠している</b>ことがわかります。<br />(というより、常に1〜2世代遅れのプロセスを抱えながら戦えているIntelの強さがわかりますね・・・)</p><p>というわけで、<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>圧倒的なワットパフォーマンス → 低消費電力レンジに寄せた結果</li><li>絶対的なシングルスレッド性能 → 採用プロセスノードにおいて順当な性能</li></ul><p>とそれぞれPC向け半導体として説明がつく性能の範囲であり、そこにIntel/AMDが対抗し得ない魔法がないことはわかるんじゃないかと。<br /><br /></p><h3 style="text-align: left;">Apple Siliconは製品ラインナップを完成させられるのか?</h3><p>というわけで本題です。</p><p>この「低消費電力に特化したApple Silicon」ですが、製品ラインナップを下から上まで塗り替えてIntel Macからの移行を達成することができないのでは、具体的にはMac Proの更新ができないのではないか、との疑念があります。<strike>(iMac Proのことは忘れましょう)</strike></p><p>Mac Proの更新だけなら些細な問題に感じますが、要は「高消費電力が許容される領域での絶対的なシングルスレッド性能競争から脱落してしまうんでは?」という疑念です。短期的にはMac Pro問題ですが、中長期的にApple SiliconとIntel/AMDのプロセス世代が近づくと16インチMacBook Pro/Mac mini/Mac Studioあたりまで波及してくる問題です。</p><p>この問題については以下の順で説明していこうと思います。<br /></p><ol style="text-align: left;"><li>今の作り方では消費電力を増やしてもシングルスレッド性能を伸ばせない</li><li>コア数増加による性能向上は既に限界</li><li>シングルスレッド性能に特化したコアを作る余地がない</li></ol><h4 style="text-align: left;">1. 今の作り方では消費電力を増やしてもシングルスレッド性能を伸ばせない</h4><p>前半で書いてきましたが、M1/M2はMacBook AirだろうとMac Studioだろうとシングルスレッド性能が変わらないことからわかるように、デスクトップ向けに消費電力を増やしたとしても性能が伸びないアーキテクチャとなっています。</p><p>そして、これは現行のM1/M2の課題ではなく、Apple Silicon自体が抱える避けられない問題です。なぜなら、M1/M2のCPUコアはApple製品の中で何よりも重要なiPhoneに最適化されて作られており、それをMac向けに流用している都合上<b>ワットパフォーマンスのスイートスポットを高消費電力寄りにシフトすることが不可能</b>だからです。</p><p>元々、Apple Aシリーズは(Snapdragonなどスマートフォン向け競合SoCが多コア化にシフトする中でも)ラージコアが2コアに留まる「スマートフォン向けにしては異様にシングルスレッド性能に振ったコア」を載せ続けており、かなり以前から周到にMacへの展開を考慮していたことがわかります。逆に言えば、iPhone向けとしてはコアを大きくして更にシングルスレッド性能に振る余地はもう残ってないと言えます。</p><p>よって、今後アーキテクチャの刷新で(プロセス技術の更新を超えて)シングルスレッド性能を伸ばしていくことは難しいと思われ、Mac Pro、あるいはIntel/AMDがプロセス技術でキャッチアップするとそれ以下のモデルでも対抗できなくなっていく恐れがあります。<br />(現在はTSMCを札束で殴って先端プロセスを先取りしているので、同じTSMCを使うAMDには構造的にキャッチアップされないというやや汚いアドバンテージはありますが……)</p><h4 style="text-align: left;">2. コア数増加による性能向上は既に限界</h4><p>シングルスレッド性能が頭打ちであれば、コアあたりの省電力性を活かしてコア数を増やしていくアプローチが考えられます。しかし、既にM1 Ultraで16+4コアに達しており、スモールコア4を無視するとしても現行のコンシューマー向けCPUの最大であるRyzen 9 7950Xと同じコア数になっています。</p><p>現行のMac Proが28コアCPUを最大としているため、M1 Ultraを2連結した32+8コアまでは実現されそうですが、やはり据え置きとなるシングルスレッド性能についてはどんどん不経済になってしまいます。</p><p>また、Ryzen 9 7950Xは8コアごとにダイが分かれるチップレットアーキテクチャだからこそ16コアを実現できているわけで、Ultra Fusionによるモノリシックダイの広帯域に依拠したApple SiliconはSoCが倍々ゲームで大きくなってしまうと競争力のあるコストで製品を作れません。</p><p>まあ、Mac Proは元々価格競争力を度外視した製品なので問題ないでしょうが、Mac Studioに載った<b>M1 Ultraの時点で既に無理が出ている</b>ことが感じられます。例えば、Ryzen 9 7950Xはコア数が半分のRyzen 7 7700Xの+7割程度で買えますが、Mac StudioのM1 Max/UltraモデルはSSD容量を揃えた上で価格差が(SoC以外は共通なのに)+8割以上になり、差額は25万円に及んでしまいます。もっと細かいことを言えば、GPUをフル積載(Max=32、Ultra=64)した場合の差額は2倍以上に広がり36万円となり、M1 Ultraの時点でダイサイズがあまりに巨大で歩留まりが絶望的なことが読み取れます。</p><p>この問題を解決するにはAMDと同様にCPU・GPUをそれぞれチップレットにするしかありませんが、AMDが2019年に採用してからIntelが追従するのが2023or2024年、モノリシックダイによる広帯域をアピールポイントにするApple Siliconが簡単に追従できるでしょうか?</p><h4 style="text-align: left;">3. シングルスレッド性能に特化したコアを作る余地がない</h4><p>このように、現在のApple Siliconのアーキテクチャでハイエンド向けCPUとしての性能を伸ばしていくのは困難に思えます。となると、現行のラージコアに代わる、シングルスレッド性能に特化したMac専用のCPUコアを作る必要があると思います。</p><p>Appleは少なくとも省電力に特化すれば圧倒的なワットパフォーマンスを持つCPUコアを開発する実力はあるので、そのようなMac専用CPUコアを作れば充分にIntel/AMDに対抗できるか、より優れたものを作ることが可能に思えます。が、実際はそんなものを作る余力はないんじゃないでしょうか。</p><p>Appleの屋台骨は言うまでもなくiPhoneであり、iPhone向けに膨大な開発リソースを注ぎ込めるからこそ優れたCPUコアを作ってMacに流用できるわけで、<b>規模の小さいMac向けに専用コアを作ることに多大なリソースは割けない</b>と考えられるからです。</p><p>いやいや、M1シリーズはM1/M1 Pro/M1 Max/M1 Ultraと複数のバリエーションを展開できているのだから、Mac向けの開発リソースも潤沢なはず、と思うかもしれません。しかし、この中で実際にMac向けに開発されたのは<b>M1 Maxだけ</b>です。</p><p>無印のM1は名称こそMac向けですが、それまでA12XなどXシリーズとして<b>iPad向けに製造されてきたSoCそのもの</b>でしかありません。Appleは「iPadにもM1を載せた」などと喧伝しますが、XシリーズはM1以降作られていないですし、A12Xは4+4コアだったことからも無印のM1は紛れもなくA14Xと呼ばれるはずだったものです<b>。</b>M2もA15Xです。映像出力が2ポート(MacBookシリーズでは本体画面+外部1ポート)のみという貧弱な仕様も、M1/M2が本体画面とテレビ出力さえあれば良いiPadのSoCであることを如実に示しています。</p><p>つまり、真のMac向けApple SiliconはM1 Pro以上だけです。そして、M1 ProはM1 MaxのGPU(とUltra Fusionインターコネクト)カットダウン版であり、M1 UltraはM1 Maxを2つUltra Fusionで接続したものなので、1世代でMac向けに作っているダイバリエーションは1種類だけです。おそらく、Mac Pro向けに32+8コアSoCを作るとしてもM2 MaxをIOダイのようなものを経由して4枚クロス接続するものになるでしょう。</p><p>Apple Silicon MacはiPhoneにあやかるこのエコな開発リソース配分でこそ成り立っているものであって、それ以上のダイバリエーション、ましてMac専用コアを作るリソースを捻出する体制には見えません。</p><p>昔話をすれば、PowerPCをMacしか使っていなかったから開発が滞り性能競争から脱落してIntelに移行する必要が出てきたわけで、iPhoneにあやかることなく少ないリソースでMac専用コアを作っても同じように脱落してしまうんじゃないかと思います。</p><p>また、IntelでもP/Eコア、AMDでも将来的にZen5/Zen4Dと、1つの世代では2種類のコアを作るのが今のところ限界なので、AppleがiPhone向けの2種類に加えて更にもう1種類のコアを並行開発するのはリソース配分以前に困難に思えます。</p><p> </p><p>以上のことから、現時点でMac ProをApple Siliconで置き換えるのは(とんでもない価格で32+8コアとする力技を別とすれば)困難に思えますし、中長期的にはMacBook Pro以上のハイエンドMacも性能が頭打ちするリスクが大きいように思えます。</p><p>長々と書いてしまいましたが要は「水平スケールで対応しきれないように見えるが垂直スケールはできるのか?」という疑問です。</p><p>この疑問はM1が出た2020年からずっと思っていて、そこにAppleがどういう答えを提示するのかずっと気になっていたわけですが、<b>当初表明していた移行期間2年を過ぎてもまだその答えを見ることができていません。</b>M1 → M2ですらN5をN5Pに移行しましたという話でしかなく、正直2年間ずっと足踏みしている印象です。</p><p>Appleはどうするんでしょうか?<br /><br /></p><h3 style="text-align: left;">つまらない予想</h3><p>さて、ここからは個人的な予想です。この状況を踏まえてApple Siliconの方向性を占ってみましょう。</p><ul style="text-align: left;"><li>当面はプロセス技術の先行でお茶を濁す(TSMC頼り)</li><li>Mac Proは2023年後半まで出ない</li></ul><p>結果はつまらないんですが、このあたりなんじゃないかなあと思います。</p><p>Apple Siliconが追いつき追い越され置いていかれるリスクを書いてきたわけですが、直近では<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>Intelがまたプロセス技術で足踏みしそう(Meteor Lake/Intel 4の雲行きが怪しい)</li><li>TSMCを札束で殴っていればAMDに対してはプロセス技術で常に1〜2年先行できる</li></ul><p>という(特に対AMDでは)身も蓋もない現状があるためです。</p><p>なので、しばらくはTSMCの最先端プロセス最初の顧客というステータスを維持しながら、その優位性をApple Siliconの優位性として喧伝していくことを続けるんじゃないかなと思います。</p><p>一方で、そのTSMCも3nm最初の<b>N3がコケた</b>という話があり、AppleもM3をN3ではなく次のN3E製造にシフトしたという話があります。M2は既にIntel/AMDへのプロセス技術優位性を失っており、これを2023年にMac Proに載せても微妙な性能になってしまうので、M3が使える2023年後半まで待つんじゃないかなと。</p><p>まあ、Mac ProはXeonやThreadripperのワークステーションと直接張り合っているわけではないので、そこまでM2を水平スケールしたバージョンを載せて出すことを忌避しない気はしますが、M2 Max x4のM2 Extreme(仮)はキャンセルされたという記事があったので、M2世代はMac Proごと出ないんじゃないかなという予想です。16+8らしいM2 Ultraが最上位で出たらあまりにも面目がないんでは・・・</p><p>そして最終的かつ悲観的な予想としては、<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>Apple Silicon Macが劣勢になる前に<b>Macごとなくなる</b></li></ul><p>ですかね。14nm足止めだったIntel Mac末期やモバイルがG4足止めだったPowerPC末期ほど悲惨な状況になるにはそれなりの年月を要するので、それまでに技術革新が起きる、ではなくMacの主要なニーズを緩やかにiPadに吸収させていき、Macが無くなるんじゃないかと。</p><p>実際のところ、AppleにとってMacの絶対的に必要な部分はiPhoneのためのiOSアプリ開発プラットフォームだけであって、あとは失っても痛くない市場規模なんじゃないかと思っているので、「iPad Proでアプリを作ってください」という暴挙、Appleならやりかねないと思っているんですよね。</p><p>それは極端にしても、Mac Pro〜MacBook Proに要求される性能を支えられなくなってきたら、これらのSKUが順次消えていってMacBook AirとMac miniだけになる、くらいは充分にあるんじゃないでしょうか。</p><p>逆に超が付くほど希望的観測を言うならば、AppleにはApple Silicon完全移行を諦めてもらって、モバイル/ローエンドはApple Silicon、ハイエンドはx64という構成を続けてもらうことですかね!<b>Hackintoshユーザーとしてはこれを夢見てます。</b>移行期間が延びれば延びるほどx64/ARM共存環境を恒久化しやすくなるし、SSD大容量化でユニバーサルバイナリのフットプリントも問題にならないですし。</p><p>ということで、Mac Proに対してどういう答えを出すか、これで大体のことが見えてくると思うので、2023年にはいろいろな疑問が明らかになるんじゃないでしょうか、ということで締めたいと思います。</p><p>今年最後のネタになりませんように(フラグ)。</p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-73983064234134048672022-02-11T15:53:00.000+09:002022-02-11T15:53:22.012+09:00GPD WIN MaxでHackintosh!導入ガイド編(2022/02/11更新)<p style="text-align: center;"></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg599ttWRuiTbDsFwhgyWtRrPChdrCmzXsbg9YbTMp5HYSR_KZHZpuUrsidIJEkrY33ghU_ktHubQh5q0liLBznvaB4PIh31pUio4q5FAXE4l9mmXeqfXBNZjyjVt4uppD3SB8Ky691a8b6/s2048/IMG_0039.jpeg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg599ttWRuiTbDsFwhgyWtRrPChdrCmzXsbg9YbTMp5HYSR_KZHZpuUrsidIJEkrY33ghU_ktHubQh5q0liLBznvaB4PIh31pUio4q5FAXE4l9mmXeqfXBNZjyjVt4uppD3SB8Ky691a8b6/w400-h300/IMG_0039.jpeg" width="400" /></a></div><p>というわけで、<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2021/02/gpd-win-maxhackintosh.html">前回</a>予告したGPD WIN Max Hackintoshの導入ガイド編です。 <br /></p><p></p><h3 style="text-align: left;">更新履歴</h3><ul style="text-align: left;"><li>2022/02/11 最新の設定に更新<br /></li><li>2021/10/30 macOS 12 Monterey正式版に対応 <br /></li><li>2021/07/21 macOS 12 Montereyに関する記述を追加</li><li>2021/02/11 初版</li></ul><h3 style="text-align: left;">はじめに<br /></h3><p></p><p>用意するものは</p><ul style="text-align: left;"><li>GPD WIN Max</li><li>USB 3.0メモリ(4GBあれば十分)</li><li>有線LAN環境 <br /></li></ul><p>のみで、別途macOSが動くHackintosh / リアルMacや母艦PCは不要としています(が、あった方が当然楽です)。有線LAN環境は無くてもなんとかなりますが、面倒さが増すため今回は対象外としています。</p><p>対象OSは</p><ul style="text-align: left;"><li>macOS 12 Monterey <br /></li><li>macOS 11 Big Sur</li><li>macOS 10.15 Catalina <br /></li></ul><p>の2つで、基本的にこのガイドを書いた当時最新版であったBig Surを対象としていますが、USBインストーラーを作る部分以外はMonterey・Catalinaも同様のため、その部分のみ注釈を記載しています。</p><p>また、Windowsとのデュアルブートを想定しています(=Windowsの削除はしない)。 <br /></p><p>では早速始めましょう。</p><span><a name='more'></a></span><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">mod BIOSの適用</h3><p>GPD WIN MaxでHackintoshを動作させるためには、いくつかのBIOS設定値をデフォルトから変更する必要があります。しかし、GPD WIN MaxのデフォルトBIOSではそれらの設定値が触れないようになっており、変更ができません。</p><p>表示されてない設定値を<a href="http://ruexe.blogspot.com/" target="_blank">変更する方法</a>もありますが、準備と操作が複雑になる<strike>しGPD WIN Maxの液晶横倒し状態で長時間触りたくない</strike>ので、設定値をアンロックするmod BIOSを導入し、設定値を変更します。</p><p>※ お決まりですが、mod BIOSの適用はリスクを伴うため、自己責任での導入をお願いします。 <br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">導入</h4><p></p><p><a href="https://www.youtube.com/watch?v=WiP-NJGIKOs" target="_blank">こちら</a>の動画の説明文にある「BIOS Link」から、「WINMAX.1.11.Unlocked BIOS.zip」をダウンロードして解凍してください。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhN3vofp_n8yRGGn4LAHUmP28M69PILK0-D-vOpW1IHhtA8LK66q0BxSxodBGc3a8xhMZ7lWxsCm-SoHTlp3Z1zt0n_SleEgbs929xx41OSaXFEBY6YDoIzFyzIOpQoxBUGjcFuWZmJ6yqS/s786/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+171129.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="594" data-original-width="786" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhN3vofp_n8yRGGn4LAHUmP28M69PILK0-D-vOpW1IHhtA8LK66q0BxSxodBGc3a8xhMZ7lWxsCm-SoHTlp3Z1zt0n_SleEgbs929xx41OSaXFEBY6YDoIzFyzIOpQoxBUGjcFuWZmJ6yqS/s320/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+171129.jpg" width="320" /></a></div><br />中に含まれている「AfuWin64.bat」を管理者として実行するとmod BIOSの導入が始まると思います。再起動を促されるので、再起動するとBIOSにリカバリメニューが表示されそこから導入できます。<br /><br /><p></p><h4 style="text-align: left;">設定値の変更</h4><p>mod BIOSの導入が完了すると、設定できる項目が<b>やたら</b>増えているはずです。その中から、下記の3設定を変更します(BIOSには起動時Delキーで入れます)。</p><ul style="text-align: left;"><li>Setting → Power & Performance → CPU - Power Management Control → CPU Lock Configuration → CFG Lock を「Disabled」</li><ul><li> CPU Lock Configurationは最下部にあるので注意</li></ul><li>Chipset → System Agent (SA) Configuration → VT-d を「Disabled」</li><li>Chipset → System Agent (SA) Configuration → Graphics Configuration → DVMT Pre-Allocated を「64M」 </li></ul><p>また、セキュアブートを有効化していた場合は切っておいてください。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">インストーラーUSBの作成</h3><p>Hackintoshのインストールは、macOSのインストール用USBメモリを作成し、そこからインストーラーを起動してインストールを進めていく形になります。</p><p>今回は母艦を不要とするためWindows環境で作成する方法をとっていますが、macOS環境で作成したほうが楽なので、その場合は<a href="https://dortania.github.io/OpenCore-Install-Guide/installer-guide/mac-install.html" target="_blank">こちら</a>を参考にmacOSからインストーラーを作成してください。</p><p>また、この作業自体はGPD WIN Max上で行う必要はないので、別のWindows母艦があればそちらでやっても構いません(というか、GPD WIN MaxしかPCが無い人もそうそういないでしょう・・・)。 <br /></p><p>Windowsでは、フルのmacOSインストールUSBを作成することができないため、オンラインリカバリという手法を使います。これは、インストーラー自体の起動に必要なイメージのみUSBメモリ上に配置し、インストールするOSイメージはインターネットからダウンロードしながらインストールする方式です。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">MACアドレスのメモ</h4><p>この作業だけはGPD WIN Max上で実施してください。</p><p>後のステップで必要になるのですが、Hackintoshの設定には他のPCと重複しない値の定義が必要となる箇所があります。これは、iCloudログイン時にPC固有の番号が重複しないようにするためです。そこに入力する値として、重複が起こらないMACアドレスを利用することが一般的です。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAt1yrhc_gOwOJkF0N3S9uB9qCc7K73rnLmj3IzYZ0zug_W3IVGUpqINzS3tae2j5ZtZc8IwdXRW3zre1liLNUx84ub0lmi8pdZCEpzMdjGbWMhHbDg2XRI6ceBeNeCQcZpytp9qSO4l_W/s1013/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-08+193842.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="760" data-original-width="1013" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAt1yrhc_gOwOJkF0N3S9uB9qCc7K73rnLmj3IzYZ0zug_W3IVGUpqINzS3tae2j5ZtZc8IwdXRW3zre1liLNUx84ub0lmi8pdZCEpzMdjGbWMhHbDg2XRI6ceBeNeCQcZpytp9qSO4l_W/w400-h300/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-08+193842.png" width="400" /></a></div><p></p><p>MACアドレスはネットワークの設定からイーサネットのメニューを開くと、上記写真のように「物理アドレス(MAC)」として表示されています。これを控えます。</p><p>次に、<a href="https://base64.guru/converter/encode/hex" target="_blank">こちら</a>のサイトなどでMACアドレスの16進数値をbase64文字列に変換します。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuY_VPGLnlVPcpKxreUSIrRPq_gHarElZ5sDxbBQqLHBWpPD_ZVErEffib2UOLCZ4hyAEvyBcxlDbDfxquI7t-qOUjPbOA-A5yflYaP2I8ApeE4grJuI7TzzhSZMTibhshUIvEaAW8Is1-/s812/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-08+193950.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="530" data-original-width="812" height="261" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuY_VPGLnlVPcpKxreUSIrRPq_gHarElZ5sDxbBQqLHBWpPD_ZVErEffib2UOLCZ4hyAEvyBcxlDbDfxquI7t-qOUjPbOA-A5yflYaP2I8ApeE4grJuI7TzzhSZMTibhshUIvEaAW8Is1-/w400-h261/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-08+193950.jpg" width="400" /></a> <br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p style="text-align: left;">ハイフン抜きのMACアドレスを入力し、表示された8文字の文字列を控えておいてください。</p><p style="text-align: left;">この文字列は後で使用するため、一旦次に進みます。 <br /><br /></p></div><p></p><h4 style="text-align: left;">ファイルの準備</h4><p>ここからは任意のWindowsマシンで作業します。 <br /></p><p>事前に、下記のファイルをダウンロードしておいてください。</p><ol style="text-align: left;"><li><a href="https://github.com/acidanthera/OpenCorePkg/releases" target="_blank">ここ</a>から「OpenCore-X.X.X-RELEASE.zip」</li><li><a href="https://github.com/b00t0x/GPD-WIN-Max-Hackintosh" target="_blank">ここ</a>のCode → Download ZIPから「GPD-WIN-Max-Hackintosh-master.zip」</li><li><a href="https://github.com/b00t0x/MountEFI/releases" target="_blank">ここ</a>から「Mount_EFI.zip」</li><li><a href="https://github.com/OpenIntelWireless/HeliPort/releases" target="_blank">ここ</a>のLatest ReleaseにあるHeliPort.dmg</li><ul><li><b>2022/02/11追記</b> : 現在必須ではありません。 <br /></li></ul><li><a href="https://www.coconut-flavour.com/coconutbattery/" target="_blank">ここ</a>からcoconutBattery_latest.zip<br /></li></ol><p>1. と 2. については任意の場所に解凍しておいてください。</p><p>1. はHackintosh用のブートローダーで、今回はGPD WIN Max用に設定済の 2. を使うため本来不要ですが、ここに含まれるツールのみ使用します。</p><p>3. 4. 5. はインストール後に使用するユーティリティになります。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">USBメモリのフォーマット</h4><p>最初に「ディスクの管理」を開き、インストールに使うUSBメモリ全体をFAT32でフォーマットします。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2qMjRMmL8iX3vva8kQyohSO4OdND9cbz7v8Jrbxu_dbr_IYTiSok5nMOUxlPfA_-9jmdfj58mc0DzRBVbMLNE-5skSr59YKOHtY5KY_cZdgOl3fOWj8A6Q0YHR95nFrU1RQx9-XLBeIed/s1280/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165933.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="760" data-original-width="1280" height="238" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2qMjRMmL8iX3vva8kQyohSO4OdND9cbz7v8Jrbxu_dbr_IYTiSok5nMOUxlPfA_-9jmdfj58mc0DzRBVbMLNE-5skSr59YKOHtY5KY_cZdgOl3fOWj8A6Q0YHR95nFrU1RQx9-XLBeIed/w400-h238/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165933.jpg" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_8h6aHO8P4U1bfaPiGUCFnUJ1zvzrMpNge0EfwvZQW2qvUfBXSlgPAFmPeOr0fJEuj8AoCcshENz-qZjO63q3mW0giIrKlKniIZSySgNo7dwun0_b_Bk8UqUYj5W55ePrH-k6m3o5N18r/s582/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165958.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="448" data-original-width="582" height="308" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_8h6aHO8P4U1bfaPiGUCFnUJ1zvzrMpNge0EfwvZQW2qvUfBXSlgPAFmPeOr0fJEuj8AoCcshENz-qZjO63q3mW0giIrKlKniIZSySgNo7dwun0_b_Bk8UqUYj5W55ePrH-k6m3o5N18r/w400-h308/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165958.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>画像ではボリューム名が「ボリューム」となってしまっていますが、「USB」などわかりやすい英数字にしておくと良いです。<br /><br /></p></div><h4 style="text-align: left;">リカバリイメージの取得</h4><p>必要なファイルとUSBメモリを準備したら、リカバリイメージの取得を行います。</p><p>「OpenCore-X.X.X-RELEASE」内のUtilities → macrecoveryを開き、パスをコピーしてからPowerShellを開いて下記のようにコマンドを実行します。</p>
<pre class="prettyprint">cd C:\Users\xxx\Desktop\OpenCore-0.6.6-RELEASE\Utilities\macrecovery ( パスをペースト )<br />python macrecovery.py -b <code>Mac-42FD25EABCABB274</code> -m 00000000000000000 download</pre>
<p>何も表示がされない場合、Pythonがインストールされていません。その状態で「python」とだけ入力して実行するとWindowsストアが開いてPythonがインストールできるので、インストール後改めて実行してください。</p><p>Montereyをインストールしたい場合は<br /></p><pre class="prettyprint">python macrecovery.py -b <code>Mac-E43C1C25D4880AD6</code> -m 00000000000000000 download</pre>
<p>Catalinaをインストールしたい場合は</p>
<pre class="prettyprint">python macrecovery.py -b Mac-00BE6ED71E35EB86 -m 00000000000000000 download</pre>
<p>と入力してください。</p><p>スクリプトによるダウンロードが終わり、</p><ul style="text-align: left;"><li>BaseSystem.chunklist</li><li>BaseSystem.dmg</li></ul><p>の2ファイルが保存されていればOKです。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">ファイルのコピー <br /></h4><p>先程ダウンロードした2ファイルを、USBメモリ上に「com.apple.recovery.boot」フォルダを作ってその中にコピーしてください。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkCurmgNLTt3_sAOEIxs9-m3VhiNUuYx2Rr3qcM2inE7D-vysB4PJq3ti1h-mNy34bl5jQ9wl5MCK7J7QvBd0zxwraz-YjEQsBvtp5DrankeGvzUCcdW6plQq0ylQENp479zMYWr43cXEN/s786/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+170931.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="594" data-original-width="786" height="303" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkCurmgNLTt3_sAOEIxs9-m3VhiNUuYx2Rr3qcM2inE7D-vysB4PJq3ti1h-mNy34bl5jQ9wl5MCK7J7QvBd0zxwraz-YjEQsBvtp5DrankeGvzUCcdW6plQq0ylQENp479zMYWr43cXEN/w400-h303/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+170931.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>また、USBメモリ 2. の「GPD-WIN-Max-Hackintosh-master.zip」を解凍して出てきたEFIフォルダを入れてください。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijNE3-_w8vF3Wg1mO41eTzxkxVGVNk5JZ962MhA2CZ9c2BDoI0b5iEDXq4NcrVcvFHEOTZzkTjul3qMyhkr3gTl4Z6Uvg_Vc5wP_rlj7_0rClYmme7-VWieH7E6npTK7uXoqgQL7gsyIwo/s786/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+170917.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="594" data-original-width="786" height="303" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijNE3-_w8vF3Wg1mO41eTzxkxVGVNk5JZ962MhA2CZ9c2BDoI0b5iEDXq4NcrVcvFHEOTZzkTjul3qMyhkr3gTl4Z6Uvg_Vc5wP_rlj7_0rClYmme7-VWieH7E6npTK7uXoqgQL7gsyIwo/w400-h303/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+170917.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>こんな感じになるかと思います。スクショにはありませんが、3. 4. 5. でダウンロードしたzipとdmgはインストール後に利用するので、ついでに入れておくと後で楽です。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">設定の書き込み<br /></h4></div><p></p></div><p></p><p>PCごとに一意なデータやシリアルを書き込むため、設定ファイルを編集します。</p><p>まず、 またPowerShellで「OpenCore-X.X.X-RELEASE」内のUtilities → macserialに移動してから、コマンドを実行します。</p><pre class="prettyprint">cd C:\Users\xxx\Desktop\OpenCore-0.6.6-RELEASE\Utilities\macserial ( パスをペースト )<br />macserial.exe --generate --model MacBookAir9,1</pre><p>下記のような感じで10行ほど文字列が出てくると思います。</p>
<pre class="prettyprint">FVFCCWY9MNHP | FVF009500QX00001H<br />FVFCG0XKMNHP | FVF0121024N0000AD<br />FVFDPWZ0MNHP | FVF046301J90000JC<br />FVFDLHYCMNHP | FVF0438024N0000JA<br />FVFDTKYNMNHP | FVF050207CD00001M<br />FVFDX07TMNHP | FVF053207GU0000FB<br />FVFC7AZ1MNHP | FVF006401GU0000FB<br />FVFCK7ZDMNHP | FVF015303J900008C<br />FVFDN1YVMNHP | FVF045405QX00001M<br />FVFC30E4MNHP | FVF002306GU0000JA</pre>
<p>このうち、左側の文字列がシリアルなので、1個ずつ<a href="https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/" target="_blank">Appleのサイト</a>で確認をかけ、「購入日:未確認」となる<b>有効だが使われていないシリアル</b>を探してください。ただ、このステップはiCloudで不審なシリアルがチェックされてBANされる(かもしれない)対策なので、iCloudログインまでする気はない人は適当に1個選んで使って大丈夫だと思います。<br /></p><p>次に、これらの値を書き込むためにEFI → OCフォルダの中にある<b>config.plist</b>を適当なエディタで開きます。</p><p>「MLB」で検索し、周辺の4項目を埋めていきます。</p><ul style="text-align: left;"><li>MLBの下にある「M0000000000000001」を、先程選んだ文字列の右側(長い方)で書き換え</li><li>ROMの下にある「ESIzRFVm」を、最初にMACアドレスから生成した文字列で書き換え</li><li>SystemSerialNumberの下にある「W00000000001」を、先程選んだ文字列の左側(短い方)で書き換え</li><li>SystemUUIDの下にある「00000000-0000-0000-0000-000000000000」を、<a href="https://hogehoge.tk/guid/" target="_blank">このへん</a>で生成した大文字のUUID(GUID)に書き換え</li></ul><p>書き換えが終わったら保存します。これでようやくインストーラーUSBの作成は完了です!</p><p> <br /></p><h3 style="text-align: left;">SSDの領域確保</h3><p style="text-align: left;">ここからはGPD WIN Max上での作業になります。GPD WIN MaxはSSDを1枚しか積めず、Windowsとのデュアルブートを行う場合はパーティションを分ける必要があるので行っていきます。</p><p style="text-align: left;"></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1yJILJcPAFy4A6OyAy-ilPxR_E4u3WXpFIsk5_ZQsWExwQACDI9889n2Q1alNRSFVh4wXYcI3AvP8rTm2VE7h3p4HVvhgs75RW7cSL2g5CoYEPv0Yi5SAmjoCr3ZyWHrSkwt0Tpf5QZZC/s1280/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165636.PNG.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="760" data-original-width="1280" height="238" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1yJILJcPAFy4A6OyAy-ilPxR_E4u3WXpFIsk5_ZQsWExwQACDI9889n2Q1alNRSFVh4wXYcI3AvP8rTm2VE7h3p4HVvhgs75RW7cSL2g5CoYEPv0Yi5SAmjoCr3ZyWHrSkwt0Tpf5QZZC/w400-h238/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165636.PNG.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>ディスクの管理を開き、既存ボリュームの縮小を行います。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgl3f92Bl_qbpFWCcf01IBlHlhFa-zYnaVqJlvyXHh3t2SncNu2L5Jan5BsWmiviUDfig1ZAuI8ji1W9YmRDa2GPUUXlKc3t7S4FMACInm_a6BnAzwFJ0fKZspGWJF8eKqwDEbfIdWT1dK6/s527/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165745.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="351" data-original-width="527" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgl3f92Bl_qbpFWCcf01IBlHlhFa-zYnaVqJlvyXHh3t2SncNu2L5Jan5BsWmiviUDfig1ZAuI8ji1W9YmRDa2GPUUXlKc3t7S4FMACInm_a6BnAzwFJ0fKZspGWJF8eKqwDEbfIdWT1dK6/w400-h266/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165745.jpg" width="400" /></a></div><p>自分はHackintoshメインで使う予定のため、300GBをHackintosh用にして残りをWindows用にしました。</p><p>ちなみに、macOS(APFS)では同じパーティション上に複数ボリュームを作成し空き容量を共有できるので、Big SurとCatalinaのデュアルブートを行う場合でも1パーティションの追加で大丈夫です。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEim4HfYC6z76JD0C-Q2iy9KyKDyP8QDYMOWUe_j0SyaHTCnlH-oXBGsxP0nEWxoB5RFirUihX7YagWW9u76dBqnIEe3Y9Sb8pg0Pxp3n-Qm4ZnDPNJO5Ww4adwh98q7RO0zrgEl1ZEdklA-/s1280/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165830.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="760" data-original-width="1280" height="238" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEim4HfYC6z76JD0C-Q2iy9KyKDyP8QDYMOWUe_j0SyaHTCnlH-oXBGsxP0nEWxoB5RFirUihX7YagWW9u76dBqnIEe3Y9Sb8pg0Pxp3n-Qm4ZnDPNJO5Ww4adwh98q7RO0zrgEl1ZEdklA-/w400-h238/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165830.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>空き領域ができたので、一旦exFATでフォーマットしておきます。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgOoVg53yTG7wbRJsC3eqsTeczHDsv6BbD_9Kd-vzvan6yalQXZTYgqgy0jEHAj-_KIvEmh5NkFKUyxibs4jzcBEoenR_4QH0H6Bew2XoIRJHg3RqwxyYKTiN4MPkwWRCYkhSUQ9CbAJ8Gb/s582/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165909.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="448" data-original-width="582" height="308" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgOoVg53yTG7wbRJsC3eqsTeczHDsv6BbD_9Kd-vzvan6yalQXZTYgqgy0jEHAj-_KIvEmh5NkFKUyxibs4jzcBEoenR_4QH0H6Bew2XoIRJHg3RqwxyYKTiN4MPkwWRCYkhSUQ9CbAJ8Gb/w400-h308/%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588+2021-02-07+165909.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>あとでこの領域をmacOS用に使います。</p></div><p></p><p> <br /></p></div><p></p></div><p></p><h3 style="text-align: left;">インストール <br /></h3><p>それではインストール作業です。GPD WIN Maxに有線LANを繋いだ上で、作成したUSBメモリを挿して起動時にF7を押してUSBメモリを選択してブートします。</p><p>(ここでどうしても有線LAN環境を用意できない場合は、AirportItlwmで調べてこの時点で無線LANが使えるようにしてください。ただし絶望的に時間がかかると思います)</p><p>(また、macOSでインストーラーを作成した場合はUSB上に全データが入っているためネットワーク接続は不要です)<br /></p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRxMCLkxrxFtBZaSV_xrRTyK8UFVfaYP6e1mtdtmTJu4KHyyIRndfLzHH5rP6l64qF1Eh0sJ4yEMR_TZkMKSfdAsJX7XK9CT_z-GiZ3Bam5VbB9JMhY5L1TK50KTQhMfuBCpuDzw8P-YT4/s1280/IMG_2049D.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="960" data-original-width="1280" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRxMCLkxrxFtBZaSV_xrRTyK8UFVfaYP6e1mtdtmTJu4KHyyIRndfLzHH5rP6l64qF1Eh0sJ4yEMR_TZkMKSfdAsJX7XK9CT_z-GiZ3Bam5VbB9JMhY5L1TK50KTQhMfuBCpuDzw8P-YT4/s320/IMG_2049D.jpg" width="320" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>恐らくこんな感じのメニューが<strike>(横倒しで)</strike>出ると思うのでUSBを選択します。うまくいっていれば、<strike>(横倒しの)</strike>リンゴマークが出るはずです。<br /><b>2022/02/11追記</b> : 設定修正により、正しい向きで表示されるようになりました。<br /></p><p>ここでうまく動かないようならインストーラーUSB作成で何かが間違っています。</p><p>しばらく待つと言語選択画面が出ると思うので、次に進みます。しばらく横倒しでの作業になるので、USBマウスやキーボードが繋がっていると便利です。</p><p>以下キャプチャは横長ですが、外部モニタを使っているので実際は横倒しの縦長でも気にしなくて大丈夫です。 <br /></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAkHEVnyLYEVEq3xXMCTMx0ivl08B9U2TuNQvgSwMGfcti7sOchAEuucJxNqPlhiyx3bCCnJYbIF32sf9X0bLP9Qe1IErgYgXRQNUsKh-9oNwXFnkFWT_13janh825V4fKRaoeYbn6lfDA/s1920/2021-02-07+%25281%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAkHEVnyLYEVEq3xXMCTMx0ivl08B9U2TuNQvgSwMGfcti7sOchAEuucJxNqPlhiyx3bCCnJYbIF32sf9X0bLP9Qe1IErgYgXRQNUsKh-9oNwXFnkFWT_13janh825V4fKRaoeYbn6lfDA/w400-h225/2021-02-07+%25281%2529.png" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>まずはディスクユーティリティを選んでフォーマットをします。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1ZEl9yQSKKGwHs1tfIUQIJPs2HP1-3JA2XLrMpK1muryVN8AdC0HtYbfq9UoNGxmxhOd5eFoTVOvo5Q73ATnDbERDBvv6bC_K-KpTs7FPacyPSlGpPeNSu_eG-QY7b6JSzyhBB4pPupV7/s1920/2021-02-07+%25282%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1ZEl9yQSKKGwHs1tfIUQIJPs2HP1-3JA2XLrMpK1muryVN8AdC0HtYbfq9UoNGxmxhOd5eFoTVOvo5Q73ATnDbERDBvv6bC_K-KpTs7FPacyPSlGpPeNSu_eG-QY7b6JSzyhBB4pPupV7/w400-h225/2021-02-07+%25282%2529.png" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDJjyNrZTq_f4upGrSnhw10MqMhg7eb9X_CK0Zrnp946pAnyseDZe1mtREyqVa-4reMCBEwTit0kiu2LeYd32zimC33IxL_UgjY_ieCGpBGvvdj3k2_-Al5pU8md3yxaQiOqAcy-wjFA1u/s1920/2021-02-07+%25283%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDJjyNrZTq_f4upGrSnhw10MqMhg7eb9X_CK0Zrnp946pAnyseDZe1mtREyqVa-4reMCBEwTit0kiu2LeYd32zimC33IxL_UgjY_ieCGpBGvvdj3k2_-Al5pU8md3yxaQiOqAcy-wjFA1u/w400-h225/2021-02-07+%25283%2529.png" width="400" /></a></div><p></p><p>先程exFATでフォーマットしたボリュームを選び、「消去」からAPFSで再フォーマットします。間違えてWindowsを消さないように注意。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHmTZGF0nOSxVvAFSDbkYv7U3EhPCDEtxHwjNAq4fnD2YrTbdbWuadtQejZ1CkjRmcXMvk0Xm7csZuw8a-uSVmLQ4k0sfyzvuuKwTRUqnEivDAGcrQVhOekZDnXiOjsMrn_25RV7XiDa79/s1920/2021-02-07+%25284%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHmTZGF0nOSxVvAFSDbkYv7U3EhPCDEtxHwjNAq4fnD2YrTbdbWuadtQejZ1CkjRmcXMvk0Xm7csZuw8a-uSVmLQ4k0sfyzvuuKwTRUqnEivDAGcrQVhOekZDnXiOjsMrn_25RV7XiDa79/w400-h225/2021-02-07+%25284%2529.png" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>終わったらディスクユーティリティを閉じ、Big Surのインストールを選びます。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF8-ugTeUW3oX81K8BNKeS2d6kG21kpxahYICD1oZ-PffgsfLLa9na4Vds5xxwsX1Iw89YZoZb4cS1OSuhafLNEc_i5sorhLkPtPDZiGRL8i0YqAnH6qxViCtP7pI38MP9u4xY7HLLpkV-/s1920/2021-02-07+%25285%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF8-ugTeUW3oX81K8BNKeS2d6kG21kpxahYICD1oZ-PffgsfLLa9na4Vds5xxwsX1Iw89YZoZb4cS1OSuhafLNEc_i5sorhLkPtPDZiGRL8i0YqAnH6qxViCtP7pI38MP9u4xY7HLLpkV-/w400-h225/2021-02-07+%25285%2529.png" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>先程フォーマットしたボリュームを選びます。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjq-l_EQWbc8OqoU0zoOujdPhR_N00HUKas1dkGn_Mkm7qxqiJTqsQrtDSqAT7VXWJ_Vfq6hjgCLTFgc-qvANEkY8RPcYhuQM5l2lPkMXaCSAk3RWjBLmhFUuVZlBM0vJ8QG_iD3HrWV0i2/s1920/2021-02-07+%25286%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjq-l_EQWbc8OqoU0zoOujdPhR_N00HUKas1dkGn_Mkm7qxqiJTqsQrtDSqAT7VXWJ_Vfq6hjgCLTFgc-qvANEkY8RPcYhuQM5l2lPkMXaCSAk3RWjBLmhFUuVZlBM0vJ8QG_iD3HrWV0i2/w400-h225/2021-02-07+%25286%2529.png" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgF_ElU9vh8idaZlt6Fzs2wPi3TcEIfbk_anXaAFqGsLVnGJPM9IRT1ny9y7k3xCMFRN2lUSVLIzckfb_i20rimrGRfBCdBJLJ26Nz0oas8jui45xlRZvC6TvE-Cgv-eydeAA4iNiw08Y6/s1920/2021-02-07+%25287%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgF_ElU9vh8idaZlt6Fzs2wPi3TcEIfbk_anXaAFqGsLVnGJPM9IRT1ny9y7k3xCMFRN2lUSVLIzckfb_i20rimrGRfBCdBJLJ26Nz0oas8jui45xlRZvC6TvE-Cgv-eydeAA4iNiw08Y6/w400-h225/2021-02-07+%25287%2529.png" width="400" /></a></div><p></p><p>ここからは、何度か再起動を繰り返しながら数十分かかるので気長に待ってください。</p><p>うまくいけば、この後初回セットアップの画面が立ち上がるはずです。もし途中でWindowsが立ち上がってしまったら、再起動してF7からまたUSBメモリを選んでください。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjr0TPiVHpFMX-oQMfgAr4YhJAf8L9LZfeMJTY0EV5rG569QU7uTkEnkPBBwq1NVTJ_DGZnhFhsPPg58gfeQl9VxyEZzNNSjoRGUC3K4WpkZpudzGqvuvwYLThoOo2E2sYcCr_5iKiN_rLb/s1920/2021-02-07+%25288%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjr0TPiVHpFMX-oQMfgAr4YhJAf8L9LZfeMJTY0EV5rG569QU7uTkEnkPBBwq1NVTJ_DGZnhFhsPPg58gfeQl9VxyEZzNNSjoRGUC3K4WpkZpudzGqvuvwYLThoOo2E2sYcCr_5iKiN_rLb/w400-h225/2021-02-07+%25288%2529.png" width="400" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9CJfnTBUMe-0_1GW_cdmWtclyc9AGgGtOsefd7dM1Su7NFEyVsLJ4WPOqmmV2yeJY2j7qp8MLgTPOPr4DxKwuN3RG35tfC16bk7NuE3N0dlqimhOM-jTPAAxLg-b-bUwN5d5fSHTEU-rE/s1920/2021-02-07+%25289%2529.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1920" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9CJfnTBUMe-0_1GW_cdmWtclyc9AGgGtOsefd7dM1Su7NFEyVsLJ4WPOqmmV2yeJY2j7qp8MLgTPOPr4DxKwuN3RG35tfC16bk7NuE3N0dlqimhOM-jTPAAxLg-b-bUwN5d5fSHTEU-rE/w400-h225/2021-02-07+%25289%2529.png" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>セットアップでは移行アシスタントやApple IDはスキップして後回しにしておきます。</p><p>ひとまずこれでmacOSのデスクトップが現れるはず!<strike>ちなみに起動時に画面表示が崩れる問題があるのでそのときは10秒ほど待ってください。</strike>(<b>2021/10/30追記</b>:解消しました)</p><p></p></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBFc02H9FQTr5sh9ml4QyN5iX-pLK3tuViTgwvKPEARjuyre0cOdl6Wadrf9zb79SkkkNXQyRzLs0mmM-Q369Yl8BIP3XLpfML56x1sHUyo3lrzAgHAO9Cy_bUmayZxZKeax0b-UHu6okC/s780/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2021-02-07+20.10.08.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="572" data-original-width="780" height="294" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBFc02H9FQTr5sh9ml4QyN5iX-pLK3tuViTgwvKPEARjuyre0cOdl6Wadrf9zb79SkkkNXQyRzLs0mmM-Q369Yl8BIP3XLpfML56x1sHUyo3lrzAgHAO9Cy_bUmayZxZKeax0b-UHu6okC/w400-h294/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2021-02-07+20.10.08.png" width="400" /></a></div><p></p><p>ですが、画面が横倒しのままだと作業もままならないので、回転だけさせます。Dock(下部アイコン列)のシステム環境設定をWin+Alt(= Cmd+Opt)を押しながら開き、そのままWin+Altを押しながら「ディスプレイ」を開くと回転のメニューが出るので、270°に設定すると正しい向きにすることができます。</p><p>回転メニューが出てこない場合は、<a href="http://www.magesw.com/displayrotation/" target="_blank">Display Rotation Menu</a>等を使って設定できます。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZo1SMZ7UQJVvul3WrLbvqxSz9nJTqwFEnjJtQMW7BK4BiuHB0T4VdRcjulEkcUpw1yhQZ_2-IbWRk8Ic8bGmRhuftX5qmBn-pZOj72lsJzb_CB4VmSO9BYvcIwwAO1-9e4eWaAQ_EBnxI/s1920/IMG_2055D.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1440" data-original-width="1920" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZo1SMZ7UQJVvul3WrLbvqxSz9nJTqwFEnjJtQMW7BK4BiuHB0T4VdRcjulEkcUpw1yhQZ_2-IbWRk8Ic8bGmRhuftX5qmBn-pZOj72lsJzb_CB4VmSO9BYvcIwwAO1-9e4eWaAQ_EBnxI/w400-h300/IMG_2055D.jpg" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>これでmacOSが動作しました!</p></div><p> </p><h3 style="text-align: left;">ブートローダーの導入</h3><p>ただし、この状態ではブートローダーがUSBメモリにしか入っていないため、USBメモリなしでmacOSを起動することができません。そのため、SSDにブートローダーをインストールしていきます。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">EFIパーティションのマウント</h4><p>ブートローダーはSSD上の不可視パーティションに入っているため、これをマウントする必要があります。</p><p>USBメモリに入れておいた「Mount_EFI.zip」を解凍し、「Mount EFI」アプリケーションを起動してください。恐らくセキュリティの警告で起動できないと思いますが、その状態でシステム環境設定を開き「セキュリティとプライバシー」から「そのまま開く」を選択すれば開けます。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjWKDkrQJ6i93jCXD9y8hdmUTqlTOQoiJU7P5FaUGF06fnTnCo65A7Y8AfVtzBjj3iQZGvLbf5TptD4Dawmx0P7fFEwCbLO6drqold3rtG1uzFavrN0Evpcr5wdaBHoxM6kdoX-sreJkhH/s452/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2021-02-07+20.11.33.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="269" data-original-width="452" height="238" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjWKDkrQJ6i93jCXD9y8hdmUTqlTOQoiJU7P5FaUGF06fnTnCo65A7Y8AfVtzBjj3iQZGvLbf5TptD4Dawmx0P7fFEwCbLO6drqold3rtG1uzFavrN0Evpcr5wdaBHoxM6kdoX-sreJkhH/w400-h238/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2021-02-07+20.11.33.png" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>ディスクを選択してパスワードを入力すれば「EFI」がマウントされます(左上のFinderメニューの環境設定からハードディスクがデスクトップに表示されるよう設定しておく必要あり)。 </p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb0FofNMrUd6eK4b6DppQiePZLn28-LrIbAVbprOAEypIrTuNvbiDEPl_Aj_nITWBTPEp9URcq6OJju1Q7g1ZnNNaJsmTaUP-TSsC38l8VkvoMH69ahhyphenhyphenAMs9qROr1qgeNOXK9evFDx4ou/s1032/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2021-02-07+20.12.14.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="548" data-original-width="1032" height="213" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb0FofNMrUd6eK4b6DppQiePZLn28-LrIbAVbprOAEypIrTuNvbiDEPl_Aj_nITWBTPEp9URcq6OJju1Q7g1ZnNNaJsmTaUP-TSsC38l8VkvoMH69ahhyphenhyphenAMs9qROr1qgeNOXK9evFDx4ou/w400-h213/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2021-02-07+20.12.14.png" width="400" /></a> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><p>中には更にEFIフォルダがあり、恐らく中身はこのようになっていると思いますので、「Boot」を「Boot_windows」等にリネームした上で、USBメモリのEFIフォルダの中身(BOOTとOC)をコピーします。</p><p>ここまで作業したら一旦シャットダウンします。 <br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">BIOSの設定</h4><p>ブートローダーの導入は行いましたが、このままだと起動項目として選択できないのでBIOSを設定します。</p><ul style="text-align: left;"><li>Boot → UEFI NVME Drive BBS Priorities</li></ul></div><p></p></div></div><p></p></div><p></p></div></div><p></p><p>と開いていくと「Windows Boot Manager」が表示されていると思うので、一旦これを<b>Disabledにします</b>。これは、この時点で起動項目が全部オフになっているとmacOSが立ち上がる状態になっているためです。</p><p>この後設定を保存して再起動するとインストール時と同じ起動画面が立ち上がると思うので、一旦Big Surを選んで起動します。</p><p>起動を確認したらそのまま再起動し、またBIOSに入りUEFI NVME Drive BBS Prioritiesを開くと「OpenCore」が追加されていると思います。これがmacOS用ブートローダーです。</p><p>OpenCoreとWindows Boot Managerのどちらを上にするかで、デフォルトで起動するOSを決めることができます。下にした方のOSは、起動時にF7を押すことで選択できます。<br />(OpenCoreのブートメニューでもWindowsが選択できますが、macOS用設定がONで起動してしまいちゃんと動かないことがあるので、Windowsを起動する場合はF7でWindows Boot Managerを選ぶようにしてください)</p><p>これで、環境構築はほぼ完了です!</p><p> <br /></p><h3 style="text-align: left;">ユーティリティの導入<br /></h3><p>最後に、GPD WIN MaxでHackintoshを使うにあたって有用なユーティリティを導入します。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">HeliPort</h4><p style="text-align: left;"><b>2022/02/11追記</b> : デフォルトをAirportItlwmに変更したため、現在はこの手順不要でWiFiに接続できます。 <br /></p><p style="text-align: left;">まずUSBメモリに入れておいたHeliPort.dmgを開き、HeliPortアプリケーションをインストールします。これは、GPD WIN MaxでWiFiに繋ぐためのアプリケーションです。</p><p style="text-align: left;">純正のWiFiメニューでも繋げるようにすることはできますが(詳細はAirportItlwmで調べてください)、個人的にはHeliPort経由のほうが比較的安定するのでこちらにしています(それでも遅いですが)。<br />(<b>2022/02/11追記</b> : 現在ではAirportItlwmの方が接続確立が早いなど安定しているように感じられたため、入れ替えました。こちらの方式に戻す場合は、config.plistを編集してAirportItlwmを無効化してitlwm.kextを有効化してください。)</p><p style="text-align: left;">HeliPortを立ち上げるとメニューバーにアイコンが出るので、こちらから無線LANに接続できればOKです(純正WiFiのメニューバーアイコンは消してしまってOK)。</p><p style="text-align: left;">動作確認ができたら、起動項目に設定しておくと良いです。<br /><br /></p><h4 style="text-align: left;">coconutBattery</h4><p style="text-align: left;">coconutBatteryはバッテリーの情報を読み取るためのアプリです。こちらもUSBメモリに入れておいたzipを解凍して導入します。</p><p style="text-align: left;">GPD WIN Maxでは純正のバッテリー残量表示が5%ほど多くなってしまう問題(5%程度使うまで100%から減らない、80%時に84%表示される)があるので、純正のバッテリー表示を消してcoconutBatteryによる残量表示を設定から有効化するのをおすすめします。</p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">完成</h3><p style="text-align: left;">お疲れさまでした。ここまでくれば、一通りの機能が動くようになっていると思います。あとは、普通にMacとしてセットアップしていったり、Karabinerを入れてゲームパッドをカスタマイズしたり、<a href="https://github.com/360Controller/360Controller/releases" target="_blank">360Controller</a>を入れてゲームパッドモードでの認識をさせたりなど遊んでみてください。</p><p style="text-align: left;">Windows / macOSの基本的な知識や、Hackintosh全般の質問については答えきれませんが、GPD WIN Max Hackintosh固有の問題等にはできるだけ対応していきたいと思いますので、何かちゃんと動かないなどあればコメントやgithubのissueまでお願いします。</p><p style="text-align: left;"> </p><h3 style="text-align: left;">追記</h3><h4 style="text-align: left;">2022/02/11:設定を更新</h4><div style="text-align: left;"><p style="text-align: left;">リポジトリを更新し、最新のブートローダーやドライバを反映しました。</p><p style="text-align: left;">また、ブートオプション選択画面で表示が横倒しになる問題の修正や、WiFiドライバのAirportItlwmへの切り替えを行っています。</p><p style="text-align: left;"> <br /></p></div><h4 style="text-align: left;">2021/10/30:macOS 12 Monterey正式版について</h4><div style="text-align: left;"><p style="text-align: left;">リポジトリを更新し、macOS 12 Montereyの正式版の動作も確認しました。</p><p style="text-align: left;">また、更新により起動時に画面が乱れる問題も解消しました。 </p></div><h4 style="text-align: left;"> </h4><h4 style="text-align: left;">2021/07/21:macOS 12 Montereyについて</h4><p style="text-align: left;">リポジトリを更新し、macOS 12 Montereyに仮対応しました。現在Beta 3までの動作を確認しています。</p><p style="text-align: left;">Montereyのインストールイメージ作成については本稿の対象外なので各自でご用意ください。 <br /></p><p style="text-align: left;">自分の環境では、インストール時のみconfig.plistのSecureBootModelをDefaultからDisabledに書き換えないとインストーラーが先に進まない問題があったのでそこだけご注意ください。</p><p style="text-align: left;">また、システム環境設定においてCmd+Optによる画面回転のオプションを出せなかったので、<a href="http://www.magesw.com/displayrotation/" target="_blank">Display Rotation Menu</a>等を使って対応してください。<br /></p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com22tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-89372367050811701482021-02-07T23:40:00.000+09:002021-02-07T23:40:01.332+09:00GPD WIN MaxでHackintosh!予告編<p style="text-align: center;"> <a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2up2yWDs_xRpbArCLPng0JwaXb8Reoe3HNjK13-l3s3-sn_P5GfX2M5jWhJuv4Ded_VUZYS0fAG1joDEquu79KWO3OTwUWuod-iQ-Abnl-59NLjpAy9JJIURCjWslJv1n7z895oFupOMd/s1920/IMG_2055D.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1440" data-original-width="1920" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2up2yWDs_xRpbArCLPng0JwaXb8Reoe3HNjK13-l3s3-sn_P5GfX2M5jWhJuv4Ded_VUZYS0fAG1joDEquu79KWO3OTwUWuod-iQ-Abnl-59NLjpAy9JJIURCjWslJv1n7z895oFupOMd/w400-h300/IMG_2055D.jpg" width="400" /></a></p><p></p><p style="text-align: left;">UMPC界隈(?)はGPD WIN 3の話題でもちきりな感じですが、Hackintosh熱が再燃してきたのでGPD WIN MaxのHackintosh化に勤しんでいました。</p><p>それなりに完成度を高めることができたので、日本語情報も少ないですしちゃんと導入チュートリアルを作って公開したいと思いますが、取り急ぎ必要なOpenCoreのデータだけ置いておくのでHackintoshに慣れている人はどうぞ。</p><p>以下詳細。</p><p><span></span></p><a name='more'></a> <p></p><h3 style="text-align: left;">ステータス</h3><p>GPD WIN Maxでは、macOS 11 Big SurおよびmacOS 10.15 Catalinaを動作させることができました。それ以前のmacOSはハードウェア世代の関係で動作しません。</p><p>それぞれ最新の11.2、10.15.7で動作確認済みです。今回トップの画像ではBig Surを動作させており、チュートリアルもBig Sur向けに作るつもりですが自分はCatalinaを常用しています。</p><ul style="text-align: left;"><li>起動時に画面が乱れる</li><li>外部モニタから音が出せない</li><li>HDMIが動かない <br /></li></ul><p>といった問題はあるものの、各種入力デバイスやGPUアクセラレーション・サウンド・スリープといった基本機能、11n相当にはなるものの無線LAN、4K/60Hzの2画面出力が動作するので個人的にはインストールして終わりのお遊びではなく常用に足るレベルになったかなと思ってます。</p><p>パフォーマンスについてもIce Lakeだけあって<a href="https://browser.geekbench.com/v5/cpu/6044440" target="_blank">かなり優れており</a>、通常TDP(15W)であってもIntel版の<a href="https://browser.geekbench.com/macs/macbook-air-early-2020-intel-core-i7-1060ng7-1-2-ghz-4-cores" target="_blank">MacBook Air</a>以上、<a href="https://browser.geekbench.com/macs/macbook-pro-13-inch-mid-2020-intel-core-i5-1038ng7-2-0-ghz-4-cores" target="_blank">MacBook Pro 13インチ</a>に迫るベンチ結果です。M1には及ぶべくもないですが、Tiger LakeがHackintoshで動かない以上、モバイルHackintoshとしては最高峰のシングルスレッド性能で、4コアなのでマルチスレッド性能も優秀です。</p><p>GPD P2 Max以前は2コアであり、Ice Lake 4コアはOne Mix 3 ProのAmber Lake 4コアより遥かに強力ですし、GPD WIN 3はHackintosh動作不可能なTiger Lakeなので、文句なしに<b>最強のHackintosh UMPC</b>です(GPD WIN Max自体が文句なしにUMPCと言えるほど小さく軽いか怪しいというのはさておき)。<br /></p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">設定<br /></h3><p>GPD WIN MaxのHackintosh化に必要なファイルは下記ページに置きました。<br /></p><p><a href="https://github.com/b00t0x/GPD-WIN-Max-Hackintosh" target="_blank">https://github.com/b00t0x/GPD-WIN-Max-Hackintosh</a></p><p>プレビュー的にざっくりと解説すると、</p><ul style="text-align: left;"><li>READMEに記載のmod BIOSを入れる</li><li>CFG Lock / VT-dを切る</li><li>DVMT Pre-Allocatedを64Mにする</li><li>config.plistに生成したシリアル等を設定する</li><li>インストールしたら<a href="https://github.com/OpenIntelWireless/HeliPort" target="_blank">HeliPort</a>でWiFiを設定<br /></li></ul><p>をやった上でリポジトリ上のEFIを使ってインストーラーUSBを作ればインストール・起動ができます。</p><p> </p><h3 style="text-align: left;">余談<br /></h3><p>元々、2020年3月にIce LakeなMaxBook Airが発表された時点で、「これGPD WIN Maxとほぼ中身同じだからHackintoshできるな!」と思い、実は届いてすぐHackintoshの構築を始めたんですが、これがなかなかの苦行でした。</p><p>当時まだIce LakeのGPUを動かすにはパッチが必要だったことと、GPD WIN MaxのEDIDがおかしいのかEDID周りの設定を詰めなければ動かず相当苦労しました。</p><p style="text-align: left;">そして、<br /></p><p>
</p><blockquote class="twitter-tweet"><p dir="ltr" lang="ja">GPD WIN MaxでHackintosh、とりあえずGPUアクセラレーション有効での起動まではこぎつけた <a href="https://t.co/EZBn7up2Mz">pic.twitter.com/EZBn7up2Mz</a></p>— b00t (@b00t_0x) <a href="https://twitter.com/b00t_0x/status/1301123954971615233?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2020</a></blockquote> <script async="" charset="utf-8" src="https://platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<p></p><p>昨年9月の時点で一旦GPU動作まではいったんですが、苦労した分この辺で力尽きてしまい、仕事が忙しくなったりもして気づけば半年近く放置してしまいました。</p><p>その間、<a href="https://github.com/kingo132/GPD-Win-Max-Hackintosh" target="_blank">他の人が設定煮詰めていたり</a>、<a href="https://github.com/OpenIntelWireless/itlwm" target="_blank">Intel WiFiの動作安定性が上がってきたり</a>して、時間も取れたので年末年始くらいからコツコツ再セットアップを始めました。</p><p>(上記リポジトリを丸コピすれば動くことは動くんですが、自分でメンテできないとトラブルシューティングできないので必要なものだけ拝借してイチから設定書いた)</p><p>んで、設定ひとまず固まったのでCatalinaでセットアップしてましたが、この度チュートリアルを書くにあたって一旦全消しして再構築して今に至る、という感じです。</p><p>スクショ撮ったりは終わったので来週末までには公開したいなと思っております。</p><p>今回は予告編ということでそれでは。</p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-84264658677774121842021-01-29T21:36:00.004+09:002021-01-30T21:06:31.447+09:00最後に組むHackintoshをどういう構成にするか問題<p><a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2021/01/hackintosh20252027.html">前回</a>、Hackintoshがいつまでできるのかという問題について考えたわけですが、遅かれ早かれ今後出てくる最新のハードウェアではmacOSが動作しなくなってしまいます。</p><p>Haswellのマシンでさえ現行のBig Surが動作することを考えると、現行のハードウェアであればIntel対応版macOS最終版まで動くであろうことは推察できますが、どうせ終わりが見えているのなら最後のHackintoshは長く戦えるようできるだけ最新のスペックで組みたいところです。</p><p>Hackintoshが組める構成というのは基本的に「同一世代のハードウェアが搭載されたMacが出る」かに依拠しています。あるハードウェアが載ったMacが出ることで、そのハードウェア向けドライバがmacOSに搭載され、同一世代の製品を動かすことができるからです。CPUの場合はドライバで動くわけではないですが、カーネル自体が対応するかどうかなので同様です。 <br /></p><p>というわけで、Intel Macのロードマップと各種ハードウェアのロードマップを念頭に置いて、最後のHackintoshの構成を練っておきたいと思います。<br /><br /></p><p><span></span></p><a name='more'></a><p></p><h3 style="text-align: left;">CPU<br /></h3><div style="text-align: left;"><br /></div><h4 style="text-align: left;">Zen 3(Ryzen 5000)<br /></h4><p>話の流れの関係上、あえて最初にそもそも搭載MacがなくネイティブサポートされていないAMD CPUについて考えます。</p><p>冒頭の話と矛盾してしまいますが、AMD CPUについてはそのままではmacOSを起動させることはできないものの、近年の解析・開発が進んだ結果<a href="https://github.com/AMD-OSX/AMD_Vanilla" target="_blank">パッチ</a>を当てて強引に動作させることができるようになっています。</p><p>以前からカスタムカーネルで動作させることはできていましたが、パッチ式になってから互換性は飛躍的に上がりました。現に自分も現在メインHackintoshはZen 2のRyzen 7 3700Xで構築していますし、Zen 3まで動作することは確認されています。</p><p>互換性が上がったとはいっても、Intelでネイティブに動かすことと比べると問題はいくつかあります。大きなものはAdobe系ソフトにパッチを当てないと動かないことと、<b>仮想化ソフトウェア(VMware / Parallels)がBig Surで動かない</b>というものです。</p><p>後者については、</p><ul style="text-align: left;"><li>現行バージョンのVMware / Parallels はAMD Hackintoshで動かない<br />(古いバージョンは動く)</li><li>古いバージョンはHackintosh以前にBig Surで動かない</li></ul><p>のコンボでこうなってしまっています。 <br /></p><p>これは、古いバージョンではソフトウェアメーカーがWindows向けと同一コードベースで開発していたIntel / AMD両対応の仮想化フレームワークで動いていたものが、現行バージョンではAppleが開発したMac / Intel専用フレームワークでの動作に切り替わってしまったことが原因です。 <br /></p><p>IntelとAMDの仮想化周りの命令セットは違いが大きいらしく、AMD Macが出ることもないことを考えるとこの問題は解消しそうにありません。</p><p>古いバージョンが動かなくなった理由は不明ですが、メーカーとしては動くようにしたものを最新バージョンとして出しているわけで、今のところ対処法はなさそうです。</p><p>VirtualBoxは現在も独自フレームワークで動いているようで動作しますが、パフォーマンス・機能面で見劣りするため完全な代替にはなりません。</p><p>Adobe製品・仮想化ソフトウェアを利用していない場合は今のところ大きな問題はありませんが、使っている人にとっては問題ですし、長く使いたい最後のHackintoshとしては選びづらいところです。現時点ではIntelより優れた製品なので使いたいところなんですが・・・<br /></p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Zen 4とそれ以降</h4><p>AMD CPUはそもそも非対応のものをパッチで動かしているため、見方を変えればMacの製品ロードマップと関係なく動作させることができると言えます。</p><p>そのため、2022年に出るZen 4以降であってもパッチがアップデートされていけば(あるいはそのままでも)macOSを動作させられる可能性は高そうです。</p><p>今後のmacOSの方の変更でパッチだけではどうにもならなくなる(AMD CPUで動作させられなくなる)可能性もありますが、M1移行を控えた今x86 CPU周りで大きく手が入ることも無いと思うので、引き続きZen 3までと同等のレベルでは動くんじゃないかとは思っています。</p><p>ただ、互換性の問題はZen 3までと同様に残るので、こちらも第一の選択肢にはしづらいところです。 </p><p>ちなみに、Zen 4からDDR5になりそうで、DDR5時代になる間にIntel Macは終わってしまいそうですが、DDR3時代のmacOS El CapitanをDDR4マシンに入れても動かせたので、メモリはあまりハードウェア互換性を気にしなくて良い領域のようです。</p><p> </p><h4 style="text-align: left;">Ryzen Threadripper</h4><p>Socket AM4のRyzenと同様に、ThreadripperもmacOSを動作させることは可能です。Threadripper 3000系は当初動きませんでしたが今では動くようです。</p><p>AMDであることによる互換性問題はありますが、そこに目を瞑れるのであれば超ハイエンド構成が組めるThreadripperで長く戦うのもアリかもしれません。</p><p>個人的には4chメモリやPCIeレーン数などの足回りは魅力的なものの、いかんせん高すぎますが・・・あえて16コアの製品とか出てくれると良いんですけどね。 <br /></p><p> </p><h4 style="text-align: left;">Comet Lake(第10世代Core)<br /></h4><p>やっとIntelの話に入ります。 <br /></p><p>こちらは既に搭載製品(iMac)のある現行製品なので動作実績があります。問題は、<b>Hackintosh以前に製品として微妙</b>ということです。なにせ使い古された14nm・Skylakeアーキテクチャの最終世代であり、コアが増えただけで中身は2015年のCPUです。</p><p>しかしながら、後述の製品がどれもHackintoshにおいて互換性問題を解消できない可能性があり、最悪の場合Comet Lake Hackintoshを使い続けなければならないことを覚悟する必要がありそうです。</p><p>その場合は、最後に組むのであれば消費電力が凶悪だとしても10コアのi9を選ぶことになるんでしょうかね・・・</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Cascade Lake-X(Core i9-10980XE等)</h4><p>HEDT向けCPUです。Mac Proに採用されたCPUであるため一応組むことはできます。ただこれもアーキテクチャはSkylakeなため、コスパ・ワッパともに最悪の部類になってしまいます。</p><p>互換性を高めつつできるだけ性能を高める場合に残された選択肢にはなりますが、できるだけ選びたくはないです。</p><p>というか自分の場合3700X導入前に、ほぼ中身が同じSkylake-XのCore i7-7820Xを<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2017/11/911.html">3年前から使っていた</a>ので、今更戻りたくないですしね・・・<br /></p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Rocket Lake(第11世代Core)</h4><p>近日出るIntelの最新デスクトップCPUです。ただしまだ14nm。</p><p>14nmではあるもののアーキテクチャが刷新されるので、シングルスレッド性能はやや改善すると思われます(消費電力はお察し)。</p><p><b>問題はこれを搭載したMacが出るかどうか</b>です。デスクトップ専用CPUなので、現実的にはiMacに搭載されるかどうか(Mac miniはライフサイクルが長い上にM1移行が始まっているので出ない)。</p><p>しかしながら現在のところiMacがIntelでもう1回アップデートされるという噂はなく、その場合はネイティブで動作させることはできないということになります。</p><p>ただし、前述の通りRyzenを動かすことができていると考えると、同様のパッチでRocket Lakeを動かせるようになる可能性は結構あると思っています。<br />(AMDと異なり、Intel CPUは搭載製品が出るまで待てば良いだけなのでこれまでパッチが作られることはなかったですが、打ち止めになればAMDと同様にパッチ開発が進むと思われる)</p><p>もちろんパッチを当てて動かすことになるわけで互換性は完全ではないでしょうが、命令セットは同じなので、AMD CPUを動かすよりは互換性が上がるとは思います(特に仮想化周り)。</p><p>後述しますがiGPUを動作させられる見込みが薄いという問題はありますが、自作機であればdGPUと組み合わせればCPUさえ動いてくれればいいので、選択肢にはなりそうです。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Alder Lakeとそれ以降</h4><p>2021年の後半には更にAlder Lake世代のCPUが出ると言われています。ここからついにデスクトップも10nm化。</p><p>時期的にこれが載ったMacが出る可能性はゼロでしょうから、パッチ動作が前提となります。</p><p>そういう意味ではRocket Lakeと同じなのですが、懸念はAlder Lakeでは大小コアのヘテロジニアス構成になると言われていることです。これの何がまずそうかというと<b>カーネルのスケジューラが対応できないのではないか</b>という点。</p><p>論理コアに優劣があるという点では現在も使われているHyperThreadingと同じで、また大小コアの構成もM1で採用されているのですが、どうやらAlder Lakeは大小コア構成の上更にHyperThreadingも有効になりそうという点が懸念です。</p><p>そうすると論理コアの種類が3種類(ラージコアのみHTあり)ないし4種類(スモールコアもHTあり)になってしまい、これまでのMacには無い構成になってしまうため、カーネルにパッチを当てようが動作させられない、動いたとしても性能が全然出ない可能性がかなりあります。</p><p>Alder Lakeはまだ先の製品なので製品構成はまったくの不明ですが、例えばi9は大小コア混在構成、i7はラージコアのみで構成、となったらi7ならちゃんと動くといったことがあるかもしれません。また、HTを切るようにBIOSでスモールコアの動作を切ることができれば動かせるとか。</p><p>Intel CPUがAMDに対して性能面で競争力を持てるのはこのあたりの世代からになりそうなので、パッチでもなんでもいいから動いてほしいところです。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">まとめ</h4><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhk7DIl0SjSAMOeTlDrlwyH7Wkpw1oqxfSYkEIRktH5oDYvpZjw5mo8ItrEGFDPLS0U5-SvowNwF_OcmIWWumu2ui6_3ZQpDiqwQYr3-ULtUUOpQzykyug5V_dGdlx3nFmeRTG60ZV53ywF/" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="302" data-original-width="460" height="210" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhk7DIl0SjSAMOeTlDrlwyH7Wkpw1oqxfSYkEIRktH5oDYvpZjw5mo8ItrEGFDPLS0U5-SvowNwF_OcmIWWumu2ui6_3ZQpDiqwQYr3-ULtUUOpQzykyug5V_dGdlx3nFmeRTG60ZV53ywF/" width="320" /></a></div><br />まとめるとこんなところでしょうか。まだ出てない製品については期待値です。<p></p><p>もうIntel Macに載るアーキテクチャとしては既存のComet Lakeで打ち止めの可能性が高いので苦しいところです。 <br /></p><p>主に仮想化の問題でAMDをHackintoshの終わりまで使い続けるのは厳しそうですし、今更14nmを長期的に使う想定で組みたくもないので、<b>Alder Lake以降がパッチで動かせることに期待</b>したいと思います。</p><p> </p><h3 style="text-align: left;">GPU</h3><div style="text-align: left;"> </div><h4 style="text-align: left;">Intel iGPU</h4><p>現状で対応しているのは第10世代CoreのiGPUまでです。第10世代はComet LakeとIce Lakeで中身がまったく異なりますが、<strike>それぞれiMac、MacBook Air/Pro 13インチに搭載されている(されていた)ため</strike>どちらのiGPUもHackintoshで動作させることができます。</p><p>追記(2021/1/30):Comet Lake iMacはdGPUモデルのみのため、Comet LakeのiGPUを(ディスプレイ出力用で)稼働させるMacは存在しませんが、Coffee Lakeと同一のiGPUのためCoffee Lake用のドライバで動作します。Ice LakeについてはdGPUレスのMacBook Air/Pro 13インチに搭載されているため動作します。<br /></p><p>Rocket Lakeに搭載されるiGPUは新しいXeとなるため、XeのドライバがmacOSに含まれるようにならないと動かすことはできないです。</p><p>ラップトップ向けのTiger LakeもiGPUはXeとなるので、Tiger Lake搭載Macが出れば同じドライバでRocket LakeのiGPUも動く可能性はあります。</p><p>ただ、MacBookシリーズはiMacと同様にもうIntelの新製品が出る噂がなく、Tiger Lake搭載にならないままApple Siliconへの移行が完了してしまう可能性が高いため、新しいiGPUが動かせるようになるかというと期待薄です。</p><p>NUCやDeskMiniで組む場合はdGPUが使えないわけですが、残念ながらCPU / GPU両面でTiger Lake NUCを使うことは難しく、現行のCoffee Lake / Comet LakeのNUCやDeskMiniが最後になってしまいそうです。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Radeon(iGPU)</h4><p>後述のdGPUと異なり、Ryzen APUに内蔵されているiGPUは<b>どうやってもmacOSで動かすことはできません</b>。Apple Siliconが発表されるまでずっとRyzen APU搭載Macの発売を夢見ていたのですが、もうこれが実現することはないでしょう。 </p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">Radeon(dGPU)</h4><p>現状最もmacOSと親和性の高いGPUがRadeonで、1世代前のRDNA(RX 5000シリーズ)までは動作させることができます。</p><p>また、まだ動作しないものの最新のBig SurではRDNA2(RX 6000シリーズ)向けと思われるドライバも含まれており、RX 6000系が動作するようになることが期待できます。</p><p>RX 5000系はiMacおよびMac Proに搭載されており、iMacはわかりませんが<b>Mac Proはもう1回Intelのまま製品がアップデートされると言われており</b>、その際にRX 6000系が搭載されるのではないかと考えています。</p><p>正直RX 5000系までのAMD GPUは対NVIDIAでの性能が微妙で、Hackintoshで動かすために妥協的に選択していた面がありますが(私なんて4Kが映りさえすればいいやとRX570です)、RX 6000系の性能はGeForceに匹敵するものになっているため、RX 6800 XTあたりが動かせるようになればHackintoshが使えなくなる頃にも十分戦える性能だと思います。</p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">GeForce<br /></h4><p>AppleとNVIDIAの関係が悪化したため、現在でもKepler世代のGeForce GTX 700しか動きません(ドライバのあったHigh SierraまででもGTX 1000シリーズで打ち止め)。Apple Silicon移行を控えたこの期に及んで最新モデルに対応することはないでしょう。</p><p>というわけで将来どころか現行のGeForceでさえ組めません。残念。</p><p> </p><h4 style="text-align: left;">まとめ</h4><p>Xeのドライバが望めそうにないので、dGPU使用不可の環境であれば現行のComet Lakeで組むしかなさそうです。<b>dGPUとしてはRadeon RX 6000シリーズに期待。</b>もしドライバが出なかったら諦めてRX 5000系を中古で調達することになりそう。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">デスクトップまとめ</h3><p>いろいろと考えてはみたものの、いかんせんIntel Macがほとんど更新されそうにないため結構絶望的な感じが伝わったんじゃないでしょうか。つらい。</p><p>ちゃんとRX 6000なMac Proが出て、Alder LakeでもmacOSが動かせて、意外とTiger LakeなMacBook Proも出たからRocket LakeまではiGPUが動くなんてなったら嬉しいのですが、最悪の場合Comet Lake + RX 5000という<b>2020年でも組める上に2020年時点で競合に負けている構成という悲しい事態になりかねない</b>のが現時点のシナリオです。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">おまけ:ラップトップ編</h3><p>ついでにもっと絶望的なラップトップを見ていきましょう!(やけくそ)</p><p>Tiger Lake MacBook Proが出ればおおよそ解決しますが、おそらくそうはならないのでComet LakeおよびIce Lakeで打ち止めです。</p>Hackintoshラップトップは基本的にdGPUが動かないという問題があるため、iGPU縛りになってしまうわけですが、AMDもTiger LakeもiGPUが動かないわけでCPUパッチが動いても逃げ道になりません。<br /><p>まさかの<b>「TDP 15WレンジならIce Lake G7の載ってるGPD WIN Maxが最高峰」</b>という事態すらありえます。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">さいごに</h3><p>書いてる途中で「これ書く意味あったか?」と思ってしまうくらい希望が無い感じで辛かったですね。</p><p>前回の考察で5年前後はHackintosh使えそう、と考えていましたが、趣味としての「Hackintoshを組む」という行為は既にもうほとんど楽しむ余地がないのかも。Comet Lake止まりになってしまうと、実用上も5年使うのは難しそうです。</p><p>それでもまあ、できるだけ良い構成で組んで、ギリギリまで使い続けたいですけどね!<br /></p><p><br /></p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-76454583373592165762021-01-17T00:15:00.002+09:002021-01-17T00:18:11.046+09:00Hackintoshとのお別れはいつ?早ければ2025年、遅くとも2027年。<p>2020年はHackintosh界隈にとって重大な1年でした。言うまでもなくApple Siliconへの移行が発表されたことです。<br /></p><p>Hackintoshは、Macがx86アーキテクチャであることを前提に成り立っているため、ARMのApple Siliconへの移行はHackintoshの終焉を意味します。遅かれ早かれ、新しいmacOSではIntel Macはサポートされなくなり、すなわちHackintoshで最新のmacOSを動かすことはできなくなります。</p><p>では、具体的にmacOSでIntelサポートが打ち切られ、Hackintoshを使い続けることができなくなるのはいつになるでしょうか?<br />セキュリティアップデートの終了 = サポート終了と捉え、PowerPC → Intel移行時の推移から推測してみましょう。</p><p>結論から言うと、<b>早ければ2025年、遅くとも2027年に</b>Hackintoshは使えなくなると考えています。</p><p><span></span></p><a name='more'></a><p style="text-align: left;"> </p><h3 style="text-align: left;">PowerPC to Intel</h3><p>PowerPC → Intel Macへの移行は下記の2点が今回とは異なることに留意する必要があります。<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>移行が凄まじい速さ(約半年)で完了したこと</li><li>OSのメジャーバージョンアップが約2年に1回(現在は毎年)だったこと<br /></li></ul><p>これらを踏まえて、移行の時系列は以下のような感じになっていました。<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>2005/04 10.4 Tigerリリース</li><li>2005/10 最後のPowerPC Macが発売</li><li>2006/01 最初のIntel Macが発売(10.4プリインストール)</li><li>2006/08 Intel Mac移行完了(最後のPowerPC Macが終売)</li><li>2007/10 10.5 Leopardリリース(最後のPowerPC対応Mac OS X)</li><li>2009/08 10.6 Snow Leopardリリース(最初のPowerPC非対応Mac OS X)</li><li>2009/09 10.4 Tigerサポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2011/06 10.5 Leopardサポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2011/07 10.7 Lionリリース<br /></li></ul><p style="text-align: left;">ポイントは、<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>最後のPowerPC Macが終売した次に出た10.5 LeopardまではPowerPC対応</li><li>最後のPowerPC Macが終売した3年後に出た10.6 Snow LeopardではPowerPC非対応</li><li>10.5 Leopardはリリース4年後の年(2個後の10.7 Lionリリース時点)でサポート終了</li></ul><p style="text-align: left;">あたりです。</p><p style="text-align: left;">3点目については、現在では毎年OSのバージョンアップがあるため、直近3バージョンがサポートされており、リリース3年後にサポート終了となるのが慣例になっています。</p><p style="text-align: left;"> </p><h3 style="text-align: left;">2025年サポート終了パターン</h3><p style="text-align: left;">さて、過去の事例を踏まえるとIntel Macのサポート終了はいつになるでしょうか。まず、<a href="https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/06/apple-announces-mac-transition-to-apple-silicon/" target="_blank">Apple公式リリース</a>によれば、<br /></p><blockquote>Appleでは、Appleシリコンを搭載した最初のMacを今年末までに出荷し、約2年間で移行を完了する予定です。</blockquote>とApple Siliconへの移行期間は約2年と発表されており、Intel Macは2022年まで販売されていると考えて良いでしょう(性能的に、おそらくMac Proが最後)。<br /><p></p><p style="text-align: left;">というわけでここまでは描けます。<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>2020/08 現時点で最後のIntel Macが発売(iMac)</li><li>2020/11 macOS 11 Big Surリリース</li><li>2020/11 最初のApple Silicon Macが発売(macOS 11プリインストール)</li><li>2021/xx macOS 12リリース</li><li>2022/xx Apple Silicon移行完了(最後のIntel Macが終売)</li></ul><p style="text-align: left;">サポートの期限をバージョン数基準で考えるか、年数基準で考えるかで予測が変わってくるのので、2パターン考えてみました。</p><p style="text-align: left;">まずは、「最後のIntel Macが終売した次に出るmacOSが最後のIntel対応」と考えると、<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>2022年 macOS 13リリース(最後のIntel対応macOS)</li><li>2023年 macOS 11 Big Surサポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2023年 macOS 14リリース(最初のIntel非対応macOS)</li><li>2024年 macOS 12サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2024年 macOS 15リリース</li><li><b>2025年 macOS 13サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</b></li><li>2025年 macOS 16リリース</li></ul><p style="text-align: left;">と考えられます。 </p><p style="text-align: left;">つまり、2022年に出ると思われるmacOS 13のサポートが切れる2025年で実質的にHackintoshが終了するというわけです。<br />また、最新OSという観点では2023年には早くもアップグレードできなくなってしまいます。</p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">2027年サポート終了パターン</h3><p style="text-align: left;">一方で、2022年まで売ることになるIntel Macのサポートが僅か3年で打ち切られるか?というと、さすがにそれは無いんじゃないかとも思います。</p><p style="text-align: left;"></p>性能面を考えるとMac Proが最後まで(2022年まで)売られるIntel Macになる可能性が高く、60万円からのパソコンが買って3年でセキュリティアップデートすらされなくなるのはいくらAppleでもやらない気はします。<p style="text-align: left;">となると、Snow Leopardの例から「最後のIntel Macが終売した3年後に出るmacOSではIntel非対応」と考えると、<br /></p><ul style="text-align: left;"><li>2022年 macOS 13リリース</li><li>2023年 macOS 11 Big Surサポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2023年 macOS 14リリース</li><li>2024年 macOS 12サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2024年 macOS 15リリース(最後のIntel対応macOS)</li><li>2025年 macOS 13サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2025年 macOS 16リリース(最初のIntel非対応macOS)</li><li>2026年 macOS 14サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</li><li>2026年 macOS 17リリース</li><li><b>2027年 macOS 15サポート終了(最後のセキュリティアップデート)</b></li><li>2027年 macOS 18リリース</li></ul><p style="text-align: left;">ということで、2バージョンずれて2024年に出ると思われるmacOS 15のサポートが切れる2027年までHackintoshが使えるパターンもあるかも?と考えています。</p><p style="text-align: left;">2006年8月に終売したPowerMac G5等は約5年後のOS X LionリリースをもってOSサポート終了となったため、こちらの方が現実的にも思えます。</p><p style="text-align: left;"> </p><h3 style="text-align: left;">余談&次回予告:最後のIntel Macはいつ出る?</h3><p style="text-align: left;">セキュリティアップデートの観点では終売からのサポート期間の方が重要だと考えているため、今回は深く考えていませんが、最後のIntel Macはいつ発売されるのでしょうか。<br /><br />先程の公式リリースでは、</p><p style="text-align: left;"></p><blockquote>Appleは今後も引き続き、IntelベースのMac向けmacOSの新バージョンのサポートとリリースを行っていきます。また、Intelベースの魅力的な新しいMacも開発中です。</blockquote>とあるので、Intel Mac自体はもうしばらく新型が出るとは考えられます。<p></p><p style="text-align: left;">ただ、このリリースはApple Silicon移行発表時の2020年6月のものなので、一応8月に出たComet Lake iMacが最後のIntel Macだとしても辻褄自体は合ってしまいます。</p><p style="text-align: left;">つまり、<b>これから新しいIntel Macはもう出ない</b>、というパターンです。</p><p style="text-align: left;">個人的にも、IntelのTiger LakeやRocket Lakeを搭載したMacを出してしまうと、Apple Siliconの「Intelの◯倍高速」アピールが薄れてしまうので、現状の枯れきったIntel Macを放置するんじゃないかと疑っています。</p><p style="text-align: left;"><a href="https://www.tonymacx86.com/threads/rumors-of-new-apple-silicon-macs-for-2021-redesigned-imac-and-a-mac-pro-mini.309259/" target="_blank">噂</a>ではMac Proはもう一度Intel CPUでのアップデートが予定されているようなので、もしかすると次期Mac Proが最後のIntel Macになるかもしれません。</p><p style="text-align: left;">MacBookPro 16インチ、iMacは2021年のリソースで現実的に製造できるM1の拡張版で十分に性能が賄えると考えられ、Intel CPUで更新する必要性が薄いためコア数の多いMac Proのみ今年はIntelで繋ぐということは十分に考えられます。</p><p style="text-align: left;">多くの人にとってMac Proは購入対象にならないと思いますので、これが出ようが出まいが手の届く製品としてのIntel Macの新製品は期待できないかもしれません。残念。</p><p style="text-align: left;">次回(?)は、最後のIntel Mac = 最後のHackintosh可能プラットフォームを踏まえて、「最後に組むHackintoshをどうするか」について考えてみたいと思います。<br /></p>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-18457194275529409352021-01-03T23:05:00.008+09:002021-01-03T23:06:45.812+09:00生存報告と2020年の振り返り。<p>あけましておめでとうございます。<br />なんと2020年は一度も投稿することなく終わってしまいました・・・</p><p>書くことがなかったというより書く意欲が出てこなかったという感じでした。もしかしたら、コロナ禍で原則自宅勤務となり仕事終わりにまた同じ部屋でパソコンに向き合って文章を打つのが気怠くなってしまったのかも。</p><p>ともあれ、少なくとも死んだり倒れたりはしていませんということで、生存報告も兼ねて何も書かなかった(2019年末と)2020年の個人的なできごとを振り返っていきたいと思います。 <br /></p><p><span></span></p><a name='more'></a><p></p><div style="text-align: left;"><p style="text-align: left;"><br /></p></div><h3 style="text-align: left;">CHUWI MiniBookが届いた(2019年)</h3><p style="text-align: left;">まあタイトル通り届いたことは届いたんですが、<b>買ったらまず手を付ける</b>Hackintosh化に手こずったあたりで放置してしまいほぼ使わず・・・</p><p style="text-align: left;">具体的にはUMPCにありがちな縦横倒置液晶だと100%と200%表示しか使えず(150%ができない)、8インチ・1920x1200のMiniBookではどちらでも実用にならなかったあたりですね。100%で使える1280x800のGPD WIN Maxや、逆に200%で良い2560x1600なら良かったんでしょうが。</p><p style="text-align: left;">そしてさすがに放置しすぎだな、Windowsで環境構築するかと思ったら、いつの間にか<b>バッテリーが膨らんでおりお亡くなりに</b>。売るにも売れないのでバッテリーはCHUWIに連絡して交換しました(けど送料が返金されただけでバッテリー代は負担させられた)。</p><p style="text-align: left;">その頃にはもう後述のGPD WIN Maxが上位互換のようになってしまっており使いみちがなく今に至る。</p><p style="text-align: left;"> </p><h3 style="text-align: left;">GPD MicroPCのバッテリーも死ぬ</h3><p style="text-align: left;">そしてMiniBookだけでなくMicroPCのバッテリーも死にました(というか時期的にはこっちが先に死んだ)。こちらは小ささとポートの豊富さを生かしてWindows/Ubuntuデュアルブートの各種メンテ機として活躍しており困るのでGPDからバッテリーを取り寄せ。</p><p style="text-align: left;">MicroPCが充電できなくなる問題はそこそこ起こっているらしく、Indiegogoのcontribution idを伝えたら無償交換できました。コロナが猛威を奮っていることもあり5月に連絡して届いたのは7月でしたが。<br /></p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">メインのデスクトップPCを更新(2019年)</h3><p style="text-align: left;">それまで<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2017/11/911.html">2017年に組んだSkylake-Xのマシン</a>をメインにしてたんですが、Ryzen 7 3700Xにリプレースしました。まあ2019年の話ですけど!</p><p style="text-align: left;">メインマシンがHackintoshの自分としてはAMDは対象外だったのですが、ついに<a href="https://github.com/AMD-OSX/AMD_Vanilla" target="_blank">AMDでも実用レベルになってきた</a>ので導入しました。VMwareが古いバージョンしか動かないなど、ちょくちょく互換性問題はあるのですがAMD Macが存在しないことを考えると驚異的に安定して動いています。</p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">ThinkPad X1 Carbonを買った</h3><p>UMPC偏重だった自分ですが、2020年はThinkPadを買ってしまいました。14インチのX1 Carbonですが、なんと<b>自分史上最大画面サイズ</b>のモバイルPCとなります。それまでの最大はMacBook Air / VAIO Duoの11.6インチでした。<strike>実はX1 Carbonを買うちょっと前に12.5インチのX280も買っているのですが話が長くなるので省略。</strike></p><p>なんでかというと目的はまたしてもHackintoshで、どうやらThinkPadはかなり完成度高くmacOSが動かせるらしいとのことで買いました。無線LANカードの関係上、Hackintosh的には2018年までのモデルがベストということで最新モデルではなく2018年の6thを購入。</p><p>結論としては<b>完璧</b>でした。<br /><a href="https://github.com/tylernguyen/x1c6-hackintosh">https://github.com/tylernguyen/x1c6-hackintosh</a><br />こちらのリポジトリを元にセットアップしていけばiGPUやスリープなどの基本機能は当然のこと、ファンクションキーや外部モニタ4K出力なども完動。Thunderboltも動くらしい。持ってないからわからんけど。</p><p>更新停止が嫌なので、普段は人が作ったHackintosh用の設定は使わず自分で全部詰めたい主義なのですが、これに関しては完成度が高すぎてほぼコピペで使っています。</p><p>ただ、BIOS設定の制約で4K出力とThunderbolt周りを完全にするにはmod BIOSを入れる必要があるのですが、今回は気合を入れて<a href="https://amzn.to/3rQvPxi" target="_blank">ROMライター</a>も買ってきて完全体にしました。</p><p>また、WWAN無しモデルなのですが(どうせHackintoshでWWANは困難なので)、WWANスロットに2242サイズのSSDが刺さるので<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/2019/09/chuwi-minibookm2-2242-nvme-ssd_9.html">MiniBook用にぶった切ったSN500</a>を刺してデュアルSSD仕様にしたので大満足です。</p><p> </p><h3 style="text-align: left;">GPD WIN Maxを購入</h3><p>それはそれとしてWIN Maxは買いました。またまたまたHackintosh目的で、WIN Maxは限りなく2020年春に出たIce Lake MacBook Airに近い構成なのでいけるだろうと睨んだためです。</p><p>結果、悪戦苦闘して<a href="https://twitter.com/b00t_0x/status/1301123954971615233" target="_blank">GPUアクセラレーションが動くところまでこぎ着けた</a>ものの、そこで力尽きまたしても放置状態に。放置してばっかの2020年・・・</p><p>そして自分が何もできていない間に色々動くようになっていたようです。<br /><a href="https://github.com/kingo132/GPD-Win-Max-Hackintosh">https://github.com/kingo132/GPD-Win-Max-Hackintosh</a><br />自分がかなり苦労したEDID埋め込んで動かす部分とかも改めて対応しているっぽいので、当時ノウハウをちゃんとアウトプットできなかったのがだいぶ申し訳ない感じですね。</p><p>自分も軽く試した感じかなりちゃんと動作するようなので、今年こそちゃんとセットアップしたいところ。</p><p>ちなみにGPD WIN 3の購入は見送り予定です。元々VAIO U101は買ったけどVAIO UXは買わなかった程度には自分がクラムシェル好きでして。あとHackintoshできない構成なのもあり。製品としてはコスパ良いと思うんですけどね!<br /></p><p> </p><h3 style="text-align: left;">デスクトップからHDDを放逐(SSD化) <br /></h3><p>今までもNASストレージ以外のストレージは大体SSD化していたのですが、唯一デスクトップに4TB HDDx2のミラーが刺さっており、2020年は意を決してこれをSSD化しました。</p><p><b>SATA SSD 2TBを4本買って</b>RAID-Zで6TBのストレージにしたのでかなり痛い出費でしたがね!</p><p>macOSだとデスクトップでもZFSが使えるのは本当にありがたいです。</p><p>4TBx2のミラー、構築時のPCケースの関係で片方が<b>15mm厚2.5インチ</b>という地獄のような構成で、あまりのレスポンスの遅さに辛い日々を過ごしていましたが、見違えるように快適になりました。さすが<strike>金</strike>フラッシュメモリの力。</p><p>当初はSSDのNASを組みたかったのですが、1Gbpsではもったいなく、家全体に10Gbpsを引き回すのも困難だったのでデスクトップマシンに組み込みました。</p><p>代わりにこのRAIDアレイをデスクトップからsmbで共有して他マシンから参照できるようにしたので実質SSD NASみたいなもん、ということで。<br /></p><p> </p><h3 style="text-align: left;">自宅環境の一部2.5〜5GbE化</h3><p>上記の話に関連しますが、2020年はついに自宅のネットワーク環境をマルチギガにアップデートしました。ただ、10Gbps化はコスト面や構成面で難しかったので5Gbps止まり。</p><p>具体的には、<a href="https://www.buffalo.jp/product/detail/lxw-10g2_2g4.html" target="_blank">LXW-10G2/2G4</a>を導入して</p><ul style="text-align: left;"><li>デスクトップに<a href="https://amzn.to/3n9LtQP" target="_blank">10GbE NIC</a>(PCIe)</li><li>録画サーバ(SSD搭載)に<a href="https://amzn.to/357aMgp" target="_blank">5GbE NIC</a>(USB)</li><li>NASに<a href="https://amzn.to/38UGAGq" target="_blank">2.5GbE NIC</a>(USB) <br /></li></ul><p>を増設しました。LXW-10G2/2G4は10GbEポートが2つあり、デスクトップには10GbEを刺していますがお喋りする相手に10GbEがいないので現状最大5Gbpsです。PCIeに空きがないので他の機器に10GbE NIC刺せないんですよね。</p><p>また、LXW-10G2/2G4の残り4つのポートは2.5GbEなので、10GbEポート使える2台以外は2.5Gbps止まりです。</p><p>1ポートはアップストリームに使うので、あと2台はUSB NICを増設していけば速度アップできる予定(現状は配線の関係で旧スイッチがルーターじゃなくこいつからぶら下がって無駄に2.5GbEポートを埋めてしまってますが)。</p><p> </p><h3 style="text-align: left;">PS5を買う</h3><p>なんと予約抽選当たってしまいましたPS5。グランツーリスモ7が出るからいつかは買うし、まあセールされるものでもないしいつ買っても同じだろうと申し込んでいたら買えてしまうという。</p><p>買った以上品薄な間に何かやってないともったいないよなという謎思考でDMC5SE買って周回してます。基本バイオとMGSくらいしかアクションやらないので難しい。</p><p>今回はPS4互換があり、やっとUHD BDも再生できるようになったので、PS4 ProおよびUHD BD再生専用機だったXBOX ONE Sをヤフオクで処分できたことが一番嬉しかった気も。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">iPhone 12 miniを買う</h3><p>3G→4→5→6 Plus→7→Xsと移ってきた自分としては2020年は2年に1回のiPhone買い替えサイクルでした。そして出たiPhone 12 mini。そうmini!</p><p>事前情報が出るまではまさかminiが出るとは思っていなかったので、iPhone 6 Plusでデカスマホに懲り懲りしていた自分としては朗報でした。</p><p>というわけでノータイムでminiの購入を決意。そしてこの2年間でキャリアスマホの割引制度も崩壊していたので、今回はついにSIMフリー版です<strike>(4G契約SIMそのまま刺したいしな!)</strike>。</p><p>そして使っていますが最高ですね!最新SoCのiPhoneがこのサイズで使えるのはちょっと感動モノです。まあ、小さいスマホを求める最大の理由が「吊り革握って片手でスマホを触りたい」だったところ、コロナ禍の自宅勤務で通勤が激減したわけですが・・・</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">Apple Siliconが発表・発売される</h3><p>最後は自分の近況ではないですが、今年最大のショッキングなニュース。Hackintoshの終わりとイコールなため。<br />もちろん純粋にApple製品の行く末としては悪いことではないんですが、ねぇ・・・</p><p>Intelが進歩しないのが悪いとはいえ、個人的にはRyzen Macが見たかったので残念でしたね。まあRenoirが載ったMacBook Proが出ればRenoirでHackintoshできるというだけですが。</p><p>というわけで10年以上を費やしてきたHackintoshも終わりが見えてきてしまいました。このへんは改めてまとめたいところですが。 </p><p> </p><h3 style="text-align: left;">まだ来ないPyra</h3><p>一応触れておいてやるか。<a href="https://b00tb00k.blogspot.com/search/label/DragonBox%20Pyra">2016年にプレオーダーした</a>けど2020年も来ませんでした!なんか組み立ては始まったらしいですけどどうなんでしょうね。2021年は触れるんでしょうか。<strike>今や低スペすぎてもはや嬉しいかは怪しいんだが。</strike><br /></p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">そしてコロナ</h3><p style="text-align: left;">世間一般的な話はさておき趣味にも影響はありました。</p><p style="text-align: left;">なんと言っても<b>外に出ない</b>。通勤も減り、休日も遠出をする気分にも情勢にもならず。10月くらいはGoToしても良いんじゃないかな?という気にはなったんですが、仕事が忙しく先送りにしている間に空気的にも行きづらく制度的にも止まってしまいました。</p><p style="text-align: left;">となると、今までもだいぶコレクター状態だった<b>UMPCに尚更出番が無い</b>わけです。宅内モバイルならもっとちゃんとした画面やキーボードのあるラップトップでいいわけで、X1 Carbonを買いつつGPD WIN 3は見送り予定の気持ちになるのもそういう状況が影響していそう<strike>(一人暮らしでデスクトップを持っていて宅内モバイルすらするのか?はさておき)</strike>。</p><p style="text-align: left;">しかしまあ、ITを仕事にしていて、趣味もパソコンいじりとなると、1日中PCデスクに張り付いているわけで、肉体的にも精神的にもだいぶ不健康な気はします。辛い通勤が減ったことは楽なんで基本的には嬉しいんですが、職場と遊び場がイコールなのも気持ちの切り替えがしきれなくなっているように感じます。</p><p style="text-align: left;">とはいえ考えることといえば「別途仕事部屋がほしいな!」とかなので、別の健康的な趣味を作ろう!とも<b>まったく思ってない</b>わけですが。自宅でモバイルPCいじり、楽しいんです。</p><p style="text-align: left;">それと、自宅勤務が増えた上リモートで1日中繋いでいるので、ヘッドセットをするのも辛く<a href="https://www.ankerjapan.com/item/A3301.html" target="_blank">Ankerのスピーカーフォン</a>を買いました。これは便利で重宝してます。Bluetoothは通話モードだと製品によらず音質悪くなるのでUSB接続で使ってますが。<a href="https://amzn.to/3b0EpUk" target="_blank">Amazon</a>だと定期的にタイムセールで9,980円になるのに私は12,980円で掴みました!</p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">まとめ</h3><p><b>「◯◯を買う」ばかりじゃないか!</b>2020年はお金を使いすぎました。反省してます・・・</p><p>iPhoneがSIMフリー版なことで端末代が一括払いだったり(わざわざAppleで分割する気にもならず)、長期使用するPS5の購入が被ったりとかもあったんですが、X1 Carbonなんかはだいぶしたので出費の多い年でした。今年は節制しながら楽しんでいきたい。</p><p>2021年、今のままだとまた1年間放置するのが目に見えているので、気楽に更新するスタイルを何らか確立したいですね。ではまた!</p><p> </p>
<p style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B081DYYZQ7&linkId=4753b919004425da81aca56cda99e469" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07Y1Q4RV7&linkId=786f268874dd9a6053477bdeecbe51e5" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B084L4JL9K&linkId=66ffb533638b3d859428a5473cac15e2" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B081SM5CMY&linkId=20613270a9d7d035ff687884cccb557c" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07W7RQ53X&linkId=edbd28cd57b773f7a3154eb87f5f1642" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07ZSDXHJZ&linkId=a2e2593a69f8e4583b8253b782e09295" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</p>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-59669192347075749012019-11-09T23:43:00.002+09:002019-11-09T23:43:18.149+09:00Surface Neoが欲しすぎるのでサイズを推定したりしている。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpaRyLHfTMpmy80SvGix68fQ03KTY7dTEooz_ualGd7xCAmzALuICazqRGNo8YiB6iw1QIBA9dYTTmoGo5RsZnqe7uhFFk-a1-T0KV4WeDby6vK4w87Da7r5jzjK3TpT2xZRSZ74fkGl9q/s1600/surface_neo_3.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpaRyLHfTMpmy80SvGix68fQ03KTY7dTEooz_ualGd7xCAmzALuICazqRGNo8YiB6iw1QIBA9dYTTmoGo5RsZnqe7uhFFk-a1-T0KV4WeDby6vK4w87Da7r5jzjK3TpT2xZRSZ74fkGl9q/s400/surface_neo_3.png" width="400" /></a></div>
<br />
<a href="https://amzn.to/36Pj0ZC" target="_blank">WD SN500</a>を<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/09/chuwi-minibookm2-2242-nvme-ssd_9.html">ぶった切って</a>からはや2ヶ月、肝心のCHUWI MiniBookはまだ届いていない、そんな11月です。<br />
<br />
さて、その間10月には、MicrosoftからSurface Neo / Surface Duoが発表されました。超大手の製品なので紹介の必要は無いわけですが・・・とにかく欲しい。<b>今すぐ欲しい。</b><br />
<br />
いやとにかく、<b>物理キーボードがあるのが良い</b>ですよね!キーボードが無くて単なる2画面タブレットだったら<a href="http://dynabook.com/pc/catalog/libretto/100621w1/" target="_blank">libretto W100</a>の再来になってしまうわけですし・・・<br />
<br />
しかしながら発売は年末どころか<b>来年末</b>。待ちきれない・・・というわけで気を紛らすために画像からサイズ測ってた。それだけ。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
まず、ディスプレイについて。サイズが1枚9インチとは各所で言われているものの、縦横比は明言されていない。<a href="https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67609?page=2" target="_blank">3:2と書かれている記事</a>もあるのだが・・・<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/fssZICsV4Rg" width="560"></iframe></div>
<br />
というわけで公式の動画から測ってみる。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEif-W_o0qGL3-Vh_s5aSC3UdXA3FCskLET6hl_BkpYIsNppaiaZeS5sLT9_Y3nAZ8KzbUHXbix59OlXLItoXgFd3v7E9xeLdz01kw_Avv7Mk2QoPC7VtFJbzLRVJZhLb-f83PfVQ7dy6DX6/s1600/01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="960" data-original-width="1280" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEif-W_o0qGL3-Vh_s5aSC3UdXA3FCskLET6hl_BkpYIsNppaiaZeS5sLT9_Y3nAZ8KzbUHXbix59OlXLItoXgFd3v7E9xeLdz01kw_Avv7Mk2QoPC7VtFJbzLRVJZhLb-f83PfVQ7dy6DX6/s400/01.png" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
雑に測っているが、839px / 629px ≒ 1.334ということで、3:2ではなく4:3液晶のように思える。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj70kFQ6s3GnBkZgqKniFJOkldAAcGwNZWBULz417R8SeqiM4XRQwJF7KnxmQhKZXXQsQGhPhJTmyRMWZwll231LUJywpX5SeqG_XNk_nbelUy6g_UfzW-rSxS3b4-O1eAKr9iEwOPKcXIe/s1600/02.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj70kFQ6s3GnBkZgqKniFJOkldAAcGwNZWBULz417R8SeqiM4XRQwJF7KnxmQhKZXXQsQGhPhJTmyRMWZwll231LUJywpX5SeqG_XNk_nbelUy6g_UfzW-rSxS3b4-O1eAKr9iEwOPKcXIe/s320/02.png" width="320" /></a></div>
<br />
イメージ動画で実機と違うかもしれないので一番正面向いてるっぽい実機画像で見ても、512px / 369px = 1.388なのでやはり4:3っぽい。<br />
<br />
で、対角線は最初の画像だとおよそsqrt(839^2+629^2) ≒ 1048.6px相当で、9インチというのが正確に9.0インチ(228.6mm)だと仮定すると比から実寸が大体わかる。はず。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPfh-mAdWDDnkP76uYkvDDv7DPOjINVU1RzeknuByOh_bdc3KJeoMMQhgeeYafYzeNaidH1KoPbr78E0ddMbNh5dYOMOLt7V9On_zrbSswtHnjo53KwHIzmeA6QZA-o75q5F0ujt6saLVS/s1600/03.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1011" data-original-width="1348" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPfh-mAdWDDnkP76uYkvDDv7DPOjINVU1RzeknuByOh_bdc3KJeoMMQhgeeYafYzeNaidH1KoPbr78E0ddMbNh5dYOMOLt7V9On_zrbSswtHnjo53KwHIzmeA6QZA-o75q5F0ujt6saLVS/s400/03.png" width="400" /></a></div>
<br />
そして、長辺986px、短辺676pxくらいなので、先程の比に合わせるとW = 215mm・H = 147mmくらい、というところ。広げたときの厚さは5.6mmと言われているので、閉じたら12mmくらいか。<br />
<br />
iPad miniが<a href="https://www.apple.com/jp/ipad-mini/specs/" target="_blank">203.2mm x 134.8mm</a>なので、0.5回りほど大きい感じ?<br />
<br />
そして、重さは655gとのことで、恐らくキーボードは別のはず。自分が使っている233mm幅の<a href="https://www.buffalo.jp/product/detail/bskbb24bk.html" target="_blank">BSKBB24BK</a>が152gなので、キーボード込みだと800gくらい?まあまあ重いのかも。厚さも更に嵩むし。<br />
(ちなみにこのBSKBB24BK、コンパクトかつ比較的ちゃんとしたキー配列で、しかもBuffalo製なのにOEMなのか何故かUS配列なのでUS配列好きには非常にオススメ。ディスコンになっちゃっているが、印字が違うだけの<a href="https://amzn.to/2pUTJMY" target="_blank">BSKBB500BK</a>が後継機として買えるっぽい)<br />
<br />
まとめると、Surface Neoは<b>W215mm・H147mm・D12mm</b>くらいのデバイスっぽい。<br />
さて、サイズ感が想像しやすいような、近いサイズのデバイスってなんだろう?と考えると、<b>GPD P2 Max</b>がW213mm・H149.5mm・D14.3mmということでかなり近そう!重さも650gなので、キーボード外したときの重さと大体一致。<br />
<br />
自分はGPD P2 Max持ってないのでピンとは来ないが、持っている人はSurface NeoのノートPCとしての使い勝手はある程度想像できそう。<br />
<br />
まあ、まだ発売まで1年ある製品なので、最終版はサイズが色々変わっててこんな推測は無意味な可能性も大きいものの、こういう時間が楽しいものです。b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-70171382848393837992019-09-09T19:09:00.001+09:002019-09-09T19:09:18.760+09:00CHUWI MiniBook向けM.2 2242 NVMe SSD 裏編<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFGWk0BY8fwh_Cw99A_sCjkiQIPT4oaNaLrhj0aVENCtyhsfoAI9aqZz-jLfuMdwQYGO0A_xVbZzYsBWlybeaY8FzUs05IJsHUn4dQ9K364HDO-A8Vo54xWScOQtrRaX93hWwvrsRYNaQW/s1600/tools.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFGWk0BY8fwh_Cw99A_sCjkiQIPT4oaNaLrhj0aVENCtyhsfoAI9aqZz-jLfuMdwQYGO0A_xVbZzYsBWlybeaY8FzUs05IJsHUn4dQ9K364HDO-A8Vo54xWScOQtrRaX93hWwvrsRYNaQW/s400/tools.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
「裏」とか言いつつ、トップ画像で出オチしてるけどな!<br />
<br />
<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/09/chuwi-minibookm2-2242-nvme-ssd.html">前回</a>、CHUWI MiniBook用のM.2 2242 NVMe SSDを調べてまとめたわけですが、容量・性能・価格それぞれでどれも決め手に欠ける感じで手が伸びませんでした。<br />
<br />
というわけで、<b>ぶった切って2242 SSDを作ってみました</b>。そんなものが動くのか?<br />
<br />
先に書いておきますが、真似してどうなっても一切責任は負いませんからね?<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
発端</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglME-n4H0ob_P9-IfreAdKhvTY5VPone2-FOPfgkU_zqN304ywYzuL2IRn-11xPK6ldBADh5LQbBy5snzsc0IXviB_djxycB_xGQ7EH-J3SHn7Hfe_o5Uo6Uzd3uww6tHA9dfH-phitQ7o/s1600/id20882.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="345" data-original-width="300" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglME-n4H0ob_P9-IfreAdKhvTY5VPone2-FOPfgkU_zqN304ywYzuL2IRn-11xPK6ldBADh5LQbBy5snzsc0IXviB_djxycB_xGQ7EH-J3SHn7Hfe_o5Uo6Uzd3uww6tHA9dfH-phitQ7o/s320/id20882.png" width="278" /></a></div>
<br />
元々、2242サイズでNVMeのSSDを調べていたわけですが、その中で前回最後に紹介したWestern DigitalのSN520の素性が当初よくわかっていませんでした。<br />
<br />
OEM向けということでリテールでは売ってない、ということはわかったのですが、その中で「WD Blue SN500がリテール版らしい」という話がありました。<br />
<br />
SN500は国内でも普通に売っているNVMe SSDのエントリーモデルです。しかし、SN500はSN520と異なり2280モデルしか存在せず、2230/2242モデルは発売されていません。<br />
<br />
しかし、あることに気づきました。<br />
SN520はラベルの下のチップ実装は<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAEGwKTkovOaw2jYk1g7veBJwofLlliAfrcufSnPdOc0QNSCKEf6cneEv7gLSQRXFL814eyLtZoVKhyXV9mBehgh7ZXGWA3YWabSxCP6ml-Kts09UqBEoUiAVI2dE6IqY2YSoMNifFmlbf/s1600/sn520_480x360.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="360" data-original-width="480" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAEGwKTkovOaw2jYk1g7veBJwofLlliAfrcufSnPdOc0QNSCKEf6cneEv7gLSQRXFL814eyLtZoVKhyXV9mBehgh7ZXGWA3YWabSxCP6ml-Kts09UqBEoUiAVI2dE6IqY2YSoMNifFmlbf/s400/sn520_480x360.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
このように2230/2242/2280全てでレイアウトが共通で、基板の長さだけが違います。<br />
<br />
そして、SN500は<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfScTUYNGYaPIhn4CXQ6P9QsLqxvWl3YCsqTEfmg7It4LmVn_Y6wg2lXVMvU3gsAys8v_dpLWHLEVITpDWnUiVBUl2ebJDOg1ZJ-wiYeYHKWgXLdgP5-i6xAuaEm_DgBYtA3xPYz2yz7Dd/s1600/sn500.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="720" data-original-width="1280" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfScTUYNGYaPIhn4CXQ6P9QsLqxvWl3YCsqTEfmg7It4LmVn_Y6wg2lXVMvU3gsAys8v_dpLWHLEVITpDWnUiVBUl2ebJDOg1ZJ-wiYeYHKWgXLdgP5-i6xAuaEm_DgBYtA3xPYz2yz7Dd/s400/sn500.png" width="400" /></a></div>
<br />
この画像の通り、SN520と同様のチップレイアウトに見えます。<br />
これ、<b>切っても動くんでは</b>・・・?<br />
<br />
話を戻すと、SN500は<a href="https://amzn.to/2HVqiAj" target="_blank">250GB</a>/<a href="https://amzn.to/2HTviWc" target="_blank">500GB</a>モデルが用意されていて、特に500GBモデルは7000円台なので、「KingSpecに匹敵する価格でSN520並の性能」という高コスパなSSDです。<br />
<br />
もちろん2280しか無いため本来は対象外なのですが、もしこれを2242として使えるのであれば、ベストに近い選択肢になり得ます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXfRs0rPE2C1FVgXWvFSOGSTFZb5dYJqKWoDR1qHWatybsia9eJrsfYHybaMm9GTuid8bTqabF9KiB9fJF-nTaRAP762tSJ0kpLh3dmwTtK_PgirLDvtvRtLHCluxe6yhTBmV3CKbpEkMt/s1600/box.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXfRs0rPE2C1FVgXWvFSOGSTFZb5dYJqKWoDR1qHWatybsia9eJrsfYHybaMm9GTuid8bTqabF9KiB9fJF-nTaRAP762tSJ0kpLh3dmwTtK_PgirLDvtvRtLHCluxe6yhTBmV3CKbpEkMt/s400/box.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
というわけで早速、SN500を<b>切断する前提</b>で買いました。もちろん500GB。<br />
「国内正規品 安心の5年保証」のシールが頼もしいですね!もちろん<b>切っちゃうので保証なんてあるはずもないですが</b>!<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbiHI8gObzLJzXTclN-KQ3hvMaKOAY5StnGL9kZDgdaX6I0LfY67CUy2NlEwORjEM1sLQrwB85OHRN3XTkmYNbj1htKbBbJFu5i3OwP4eKHFxce3MfGlIOjYFxe3Lyyrb4qN2ejM_oa_5-/s1600/top.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbiHI8gObzLJzXTclN-KQ3hvMaKOAY5StnGL9kZDgdaX6I0LfY67CUy2NlEwORjEM1sLQrwB85OHRN3XTkmYNbj1htKbBbJFu5i3OwP4eKHFxce3MfGlIOjYFxe3Lyyrb4qN2ejM_oa_5-/s400/top.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYD-Qk2CuQ09UiRzeLwJbU5Wji_crhIjpxliNtVuHuaRWbszRRPQGTN8KmoFS4JJ5ZOU7W1ttWSOXCnwnD2SVaK5DRwGLHi9xgZWE__sBxgEjpSz1lKp8pxSCsUGMPaIm9JD5PqNPBUK7T/s1600/back.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYD-Qk2CuQ09UiRzeLwJbU5Wji_crhIjpxliNtVuHuaRWbszRRPQGTN8KmoFS4JJ5ZOU7W1ttWSOXCnwnD2SVaK5DRwGLHi9xgZWE__sBxgEjpSz1lKp8pxSCsUGMPaIm9JD5PqNPBUK7T/s400/back.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
レビュー記事等で実物画像は見ていましたが、買ったものもちゃんとチップはSN520と同様に2230サイズに収まっていました。左にテストポイントっぽいのが見える点については一抹の不安がありますが、裏側を見ても特に配線は来てないようだし、パッと見は切っても支障がなさそうに見えます。<br />
<br />
切った後に実は初期不良でした、だと悲しいので、一旦<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/06/brix-pronuc8i5beh.html">NUC</a>に刺して<strike>Mojaveを入れて</strike>ちゃんと認識されて使えることを事前に確認しました。<br />
<br />
よし、切るぞ。<br />
<br />
<br />
<h3>
切断(人任せ)</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjO_Qe6TY3egwbxPkfNNpjx9pxgyhoORSxnN495ON5TunfCLUs5P4B9XJn3HsbBcB7N17msQsOmtV93NlNC1qBxL_aC3o2XlyG1AWqIGJvJVnJhxdCpLrdM-2mGTEDJisyNNY1Lk_fGPRV1/s1600/tool.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjO_Qe6TY3egwbxPkfNNpjx9pxgyhoORSxnN495ON5TunfCLUs5P4B9XJn3HsbBcB7N17msQsOmtV93NlNC1qBxL_aC3o2XlyG1AWqIGJvJVnJhxdCpLrdM-2mGTEDJisyNNY1Lk_fGPRV1/s320/tool.jpg" width="240" /></a></div>
<br />
ここまで書いておいてあれなんですが、私は基板を切断する道具も経験も無く、失敗した時に「根本的に無理だった」のか「自分のやり方が悪かった」のか切り分けできなくなりそうだったので、切断は同じ<b>2242難民の友人達</b>と一緒にやりました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgn10ieFFBmbMRdiz6evkx8GThjG2l3iF73BmgRzGUFY14crFdkVsR9z7mQgO-1rACV_8FnwXKAZCRbKLFGY8hjXNSdVGNKXi2cp2YKl571YXBPD6_6Y5Elr9C9xibM0n34N7CX4V4P5Ieq/s1600/disk.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgn10ieFFBmbMRdiz6evkx8GThjG2l3iF73BmgRzGUFY14crFdkVsR9z7mQgO-1rACV_8FnwXKAZCRbKLFGY8hjXNSdVGNKXi2cp2YKl571YXBPD6_6Y5Elr9C9xibM0n34N7CX4V4P5Ieq/s400/disk.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
今回用意し(てもらっ)た道具は以下の通り。<br />
<ul>
<li><a href="https://amzn.to/2HVfKRM" target="_blank">リューター</a></li>
<li><a href="https://amzn.to/2A6JaYB" target="_blank">ダイヤモンドディスク</a></li>
<li>リューター用ダイヤモンドやすり</li>
<li><a href="https://amzn.to/2N3rDZY" target="_blank">NVMe-USB変換アダプタ</a>(確認用)</li>
</ul>
です。<strike>SSDより高いとか言ってはいけない。</strike>まあ、これらはフル装備といっていい構成なので、実際にやる場合は手持ちの道具でやりくりすることになるんじゃないでしょうか。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirq2iGJllVIODGVKZoQ5QsOukqf_i7nw1JIMzl-psdptq2oB-Az_7_sdY0_aggcPO4egZ-JfTUexO2AadScbGLl-iGCIlXux3MtqhOXU5JQB5EC3yii4naS-aPD2oH-cTHd43TqV1aNrap/s1600/nolabel.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirq2iGJllVIODGVKZoQ5QsOukqf_i7nw1JIMzl-psdptq2oB-Az_7_sdY0_aggcPO4egZ-JfTUexO2AadScbGLl-iGCIlXux3MtqhOXU5JQB5EC3yii4naS-aPD2oH-cTHd43TqV1aNrap/s400/nolabel.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
切る前にラベルをペリペリ剥がします。これは糊とか残らず簡単に剥がせました。<b>自分がやった作業はこれくらい</b>。これにて安心の5年保証とはお別れです。短い付き合いだった。<br />
<br />
この後、写真はありませんが長さを測りつつ(2242なので42mm)NVMe-USB変換アダプタのネジ穴に現物合わせしながら適当に線を引きました。<br />
<br />
というわけで、線に沿ってゴリゴリ切っていきます!(友人が)<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjjIlYusIWabt2cNVhvAqP3yPyspgD8MqXUxVPlThNKU6JQW6ysWHR0MVWkTFahfO8HmPGgZk2FFWsUtrDM5qL1mAbzRyPZaB8A1RGLhXcJoA6xtCwyb_OOX8uv7yNgzGmmN3ISC03F8gU/s1600/cutting.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="768" data-original-width="1024" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjjIlYusIWabt2cNVhvAqP3yPyspgD8MqXUxVPlThNKU6JQW6ysWHR0MVWkTFahfO8HmPGgZk2FFWsUtrDM5qL1mAbzRyPZaB8A1RGLhXcJoA6xtCwyb_OOX8uv7yNgzGmmN3ISC03F8gU/s400/cutting.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
・・・<b>うるせぇ!</b>めっちゃ工事中の音がします。<b>近所で行われてる工事とは基板切断だったんだな</b>と確信するレベルで工事の音です。<br />
<br />
粉塵は思ったより出ない、というか舞い上がったりはしませんでした。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgch1dRmb62bRN7UIcGh1-DjYdIlPfYBP7zWvweuQ0Crmo0yaPmqegx4VGnA79GMOy4h575Dhy1zbawocR5PYYLRmrPZrv6YXoXKqPMHcL2ocsjSFF4NihL3s7twz5T7q7nGs63U6JnKkVD/s1600/cut.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1080" data-original-width="1440" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgch1dRmb62bRN7UIcGh1-DjYdIlPfYBP7zWvweuQ0Crmo0yaPmqegx4VGnA79GMOy4h575Dhy1zbawocR5PYYLRmrPZrv6YXoXKqPMHcL2ocsjSFF4NihL3s7twz5T7q7nGs63U6JnKkVD/s400/cut.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
というわけで意外とすんなり切れました(見てただけ)。次にネジマウンタ(?)部分の切り欠けを作るのでその部分を塗っています。<br />
<br />
<br />
<h3>
動作確認</h3>
<br />
「実はこの時点で死んでた」だと切り欠けを作るのが無駄なので、一旦変換アダプタに仮止めして繋いでみます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiE4nMnYj7z7J7OHmPPFLukN_KG9mYqlfmDiV_yEJL9JyEe7cNJ4gQTkUhH5gvzhI7DFa5qMO7XP00iQPk4nnSxAU03goQRVJU3uhj7f-VtEuRcMCtl__qwMMYFuiNL7yCvzY5SNCt0qULd/s1600/usb.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiE4nMnYj7z7J7OHmPPFLukN_KG9mYqlfmDiV_yEJL9JyEe7cNJ4gQTkUhH5gvzhI7DFa5qMO7XP00iQPk4nnSxAU03goQRVJU3uhj7f-VtEuRcMCtl__qwMMYFuiNL7yCvzY5SNCt0qULd/s400/usb.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<b>認識されたぞ!!!!</b><br />
<br />
ここで勝利を確信。目論見通り切断しても壊れませんでした。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhV_9oaXtNjqlSzW6Ah5wcgCX_xKIZaPMkaaiz8Z0-CId5chU4XigpvpNvxnc9i-Bt3Xv0bWJSeoU46n4SGkf7w_lHnUhFanwOHbFf0ikxe02vh7hyFZ1B7OrOaNTMUGp4TBcmV5lM9BC7/s1600/split.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhV_9oaXtNjqlSzW6Ah5wcgCX_xKIZaPMkaaiz8Z0-CId5chU4XigpvpNvxnc9i-Bt3Xv0bWJSeoU46n4SGkf7w_lHnUhFanwOHbFf0ikxe02vh7hyFZ1B7OrOaNTMUGp4TBcmV5lM9BC7/s400/split.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
というわけで、引き続き2mmのダイヤモンドやすりを使って切り欠けを作りました。ついでに切断面もやすりがけしておくと安心です。そして完成品とその切れ端。<br />
<br />
<b>肝心のMiniBookがまだ届いてない</b>ので、友人のThinkPad T480に装着してみます。<br />
(※T480は通常のSSDスロットに加えてWAN用のM.2スロットに2242のNVMe SSDを刺せる)<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgyOfpbxq-R9UHRNjdecApbX-GIGLf4ORu2SDwofG8DGLgk33S2uXAytttyvWPqbHefcdkwZg7Xe5aY2ekQC3DwwWMXVVBqT5Y5hnjXo2kKwjfN4k2AIU2CmeII7DbdNuOsckmK-mONqSJ/s1600/t480.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgyOfpbxq-R9UHRNjdecApbX-GIGLf4ORu2SDwofG8DGLgk33S2uXAytttyvWPqbHefcdkwZg7Xe5aY2ekQC3DwwWMXVVBqT5Y5hnjXo2kKwjfN4k2AIU2CmeII7DbdNuOsckmK-mONqSJ/s400/t480.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ぴったりです。<b>完璧では???</b>ここから現物合わせで調整していく予定が、一発で装着できました。さすが。<br />
<br />
この状態でバッチリUEFIで認識され<strike>、入れておいたMojaveもちゃんと立ち上がり</strike>ました。完全勝利。<br />
<br />
<br />
<h3>
まとめ</h3>
<br />
Western Digital WD Blue SN500は<b>ぶった切ることで2242 SSDとして使えます</b>。<br />
<br />
SN500自体はNVMeとしてはローエンドにあたるSSDですが、既存の2242 NVMeは全てPCIe x2のローエンド製品なので、それらと比較すると高性能かつ安価なので、非常にコスパの良いSSDになっています。<br />
<br />
人柱覚悟でやったのでハイリスクでしたが、「切っても動く」という事実を認識した後であれば、特に微細なハンダ付けとかが要求されるものでもないのでローリスクに実現できるものだと言えそうです。<br />
<br />
もちろん成功率は1/1なので今回たまたまうまく動いただけだったり、経時で壊れる可能性もなくはないですが、やってること的にはそうそう動かないということはない気がします(責任は負いませんよ)。これからも友人内で買い増して切ったりしそう。<br />
<br />
切るための道具をゼロからしっかり揃えると高く付きますが、手持ちの道具でできる範囲であれば意外と(見た目ほど)突拍子もない選択肢じゃないと思いました。<br />
<br />
というわけで、来たるCHUWI MiniBook用増設SSDはこのSN500改を投入することにしました。<br />
<br />
最後に、場所と道具と腕と<b>ネタ</b>を提供いただいた友人の皆様ありがとうございました。このくらい自分でやれよネタではありますが、今回は財布とブログ担当という感じで。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07SL4SFKY&linkId=36b50874643a416a9041292b48cc23fa" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07PC59ZDV&linkId=7268544e01b55ecb3c84e57c57662fa3" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07QPLWHJB&linkId=66110f099a9f40c15a379fd01b7e2935" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B00OAXPP8U&linkId=6b24320ca7335586ef063ee68290a6b1" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B075HBTPWK&linkId=3e070f5ea07dc6f792366ab799c6d245" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01CZNRXA4&linkId=222ce122c6432be762cdb2e119702611" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-85512578245182233442019-09-04T21:19:00.000+09:002019-09-09T19:13:17.969+09:00CHUWI MiniBook向けM.2 2242 NVMe SSDまとめ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgenBc0ujkwtwPd-E9QBi4B_c4yQhEQMvlclc4H8Vaumwn0BZ8QbKPSIfakzoN_9eMAiZIb37-s8kVvnY2QvmKh9mZqX1UdR8Y3E4yndZOc0W9GZwUPdIHF8x5eDbQ7OGb7oGpFZUDRZOeb/s1600/L.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="265" data-original-width="471" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgenBc0ujkwtwPd-E9QBi4B_c4yQhEQMvlclc4H8Vaumwn0BZ8QbKPSIfakzoN_9eMAiZIb37-s8kVvnY2QvmKh9mZqX1UdR8Y3E4yndZOc0W9GZwUPdIHF8x5eDbQ7OGb7oGpFZUDRZOeb/s400/L.png" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
今回は(も)何も買ってないのでレビューではないです。<br />
<br />
7月に<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/07/8umpc.html" target="_blank">8インチUMPCはCHUWI MiniBookに出資した</a>わけですが、こいつにはSSDの増設ができます。むしろ、オンボードSSDが低速なeMMCなので積極的に増設したいところ。<strike>特にosx86で遊ぶならeMMCブートできないので増設必須。</strike><br />
<br />
このSSDスロットですが、サイズはM.2 2242で、対応プロトコルはCeleronモデルではSATA、Core m3モデルではNVMe対応となっています(m3モデルがSATA/NVMe両対応かは不明)。<br />
<br />
選んだのはCore m3モデルですし、せっかくなのでNVMeを載せたい(あるいはSATAが刺さらないかもしれない)のですが、2242サイズのSSDは基本SATAで、NVMeとなるとほとんどが2280でMiniBookには入りません。<br />
<br />
というわけで、選択肢になりそうな2242サイズのNVMe SSDを自分用に調べてまとめました。ちなみに240GB以上が対象。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
OSCOO OSC-PCI-E 256GB/512GB/1TB</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1RUE4v2XnpLzzULvliR5ttyGyOGbONPAAIWjIW1YLLbHBFeMe7YrQuOqXRC3Th3wiAAqFdFA2iieiReDBYfPiXhy7ZBECbg_dEoKYCIMOVXsHfnLs-nqo47z8KbonyF7eEfdVSObz_wgO/s1600/L-OSC-PCI-E-2242-BM-3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="800" data-original-width="800" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1RUE4v2XnpLzzULvliR5ttyGyOGbONPAAIWjIW1YLLbHBFeMe7YrQuOqXRC3Th3wiAAqFdFA2iieiReDBYfPiXhy7ZBECbg_dEoKYCIMOVXsHfnLs-nqo47z8KbonyF7eEfdVSObz_wgO/s320/L-OSC-PCI-E-2242-BM-3.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
なんと国内で<a href="https://www.links.co.jp/item/osc-pci-e-2242-bm/" target="_blank">代理店扱い</a>で普通に買えるM.2 2242 NVMeは2019年9月現在だと<b>これだけ</b>です。出オチか。<br />
<br />
謎メーカーの謎SSD(コントローラーはSM2263XT)ですが、<a href="https://amzn.to/2zJZ235" target="_blank">1TBモデル</a>が存在していることが大きな特徴になります。他容量だと<a href="https://amzn.to/30TCclJ" target="_blank">512GBモデル</a>が11,000円前後、<a href="https://www.amazon.co.jp/OSC-PCI-256GB-2242-OSC-PCIE-2242%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B07VSF286Y/" target="_blank">256GBモデル</a>が8,000円前後となるので、特に512GBモデルはコスパ良好と言えそうです。<br />
<br />
ただ、通常大容量ほど高性能なSSDにおいて、公称スペックだと512GBが最もRead/Write共に遅いとなっているので、512GBを買う場合そこが難点かもしれません。<br />
<br />
ちゃんと保証のある製品を買いたい、1TBモデルを買いたいといった場合はこれ一択になりそう。<br />
<br />
<br />
<h3>
Netac N930ES 128GB/256GB/512GB</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTUWQR4dBzl-T4eSmIhpwFVdEZmthbK3w_Z2i26vKyFg4UlzUNtAQntqk9nzPd77NnxSNBe4OGKIpvW37ovcZmHLAgVBroq9QcNq1FN1RgZdf9bPlR08xQgG_nRr75TtsDwU9AgefeQcZO/s1600/L-51q94oKwlYL._SL1000_.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1000" data-original-width="1000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTUWQR4dBzl-T4eSmIhpwFVdEZmthbK3w_Z2i26vKyFg4UlzUNtAQntqk9nzPd77NnxSNBe4OGKIpvW37ovcZmHLAgVBroq9QcNq1FN1RgZdf9bPlR08xQgG_nRr75TtsDwU9AgefeQcZO/s320/L-51q94oKwlYL._SL1000_.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
これも謎メーカーの謎SSD。スペックシート等発見できなかったので詳細不明。<br />
<br />
こちらはAmazonのマケプレで<a href="https://amzn.to/32m8DJV" target="_blank">256GB</a>や<a href="https://amzn.to/313jpoh" target="_blank">512GB</a>が確認できるくらいなので保証などは望み薄。256GBが7,000円前後、512GBが11,000円前後ということで、どうせ謎ならOSCOOのSSD買ったほうが良い気がします。<br />
<br />
<br />
<h3>
KingSpec NE-256 / NE-512 256GB/512GB </h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb20fc7J-wwLm6EGVAcxewZQMmS2aIt27cowSsbP1H41ZL8GTT_k2N0gmtuk6d-wnk05x02ptcb3nl3DZD2ku5l26CItO8KCGlLBWsC57PYnDs_m2XcuyTTpoa9_QhvBn_epmMZ5L5-ttz/s1600/L-51fbiohZ4CL._SL1000_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1000" data-original-width="1000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb20fc7J-wwLm6EGVAcxewZQMmS2aIt27cowSsbP1H41ZL8GTT_k2N0gmtuk6d-wnk05x02ptcb3nl3DZD2ku5l26CItO8KCGlLBWsC57PYnDs_m2XcuyTTpoa9_QhvBn_epmMZ5L5-ttz/s320/L-51fbiohZ4CL._SL1000_.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
OSCOOやNetacよりは聞き覚えのある気がするKingSpecのSSD。聞き覚えがあるだけでブランドではないけれど。<br />
<br />
こちらは国内で普通に売っているのはYahoo!ショッピングとかで<a href="https://store.shopping.yahoo.co.jp/second-mobile/ssd-1.html" target="_blank">256GB</a>が8,000円前後、<a href="https://store.shopping.yahoo.co.jp/second-mobile/ssd-mt512.html" target="_blank">512GB</a>が15,000円前後ですが、AliExpressでは<a href="https://www.aliexpress.com/item/32996909949.html" target="_blank">512GBが$60前後</a>なので、抵抗がないならこちらの方が良いかも。<br />
<br />
ラベルなしの商品画像を見る限りOSCOOと同じくSM2263XTだった(謎メーカーは全部これ?)ので、AliExpressで買うならコスパは高そうです。<br />
<br />
<br />
<h3>
MyDigitalSSD SBXe 120GB/240GB/480GB</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgMOHPJBRseghYxoaM_fHk3-MDtEZoBejTu-Vf5xU_a_3Dl1n1KtKZo9MzQZb-0nh0St_jISgHUUiU1HgL0mcwWE-ZNgXtImO0wV_qNBDYZEw7i-EIKrPPbLupa0NvS63yL9ioV4BPr2rRp/s1600/MDNVME42-SBXe-0512_1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1000" data-original-width="1000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgMOHPJBRseghYxoaM_fHk3-MDtEZoBejTu-Vf5xU_a_3Dl1n1KtKZo9MzQZb-0nh0St_jISgHUUiU1HgL0mcwWE-ZNgXtImO0wV_qNBDYZEw7i-EIKrPPbLupa0NvS63yL9ioV4BPr2rRp/s320/MDNVME42-SBXe-0512_1.png" width="320" /></a></div>
<br />
※ 後から見つけたので追記しました<br />
<br />
MyDigitalSSDという、Amazonでたまに見かけるメーカーのSSD。ただしこちらの2242モデルは<a href="http://MyDigitalSSD SBXe 120GB/240GB/480GB" target="_blank">直販サイト</a>でしか見つけられませんでした。<br />
<br />
こちらのコントローラーはSM2263XTではなくPhison PS5008-E8Tとのこと。<br />
<br />
直販サイトでは240GBが$47、480GBが$80と結構安いんですが、日本への送料が$30前後かかってしまうのでコスパ悪化してしまうのが辛いところ。複数買うとか、他製品と一緒に買うとかできればお得かもしれません。<br />
<br />
<br />
<h3>
Lexar NM520 256GB/512GB</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7WEQH8jfVtd80FLfN6MHdGUVDMmQfyRHpnIqwqCg-KHVwHF6UVT2CGeJylaXwqLUnDTpN8RVVS9ol2HZcwCgGsiw0AAox33nju9t2o_Qd1BMzSoExoZL7THHtQtbbhcS7BqM74vL_LO0y/s1600/R-61rMWm2hRXL._SL1181_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1181" data-original-width="1181" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7WEQH8jfVtd80FLfN6MHdGUVDMmQfyRHpnIqwqCg-KHVwHF6UVT2CGeJylaXwqLUnDTpN8RVVS9ol2HZcwCgGsiw0AAox33nju9t2o_Qd1BMzSoExoZL7THHtQtbbhcS7BqM74vL_LO0y/s320/R-61rMWm2hRXL._SL1181_.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
Amazon.comではLexarブランドのSSDが<a href="https://www.amazon.com/Lexar-NM520-512GB-Solid-State-LNM520-512RBNA/dp/B07Q39HLXP/" target="_blank">売っています</a>。ただ、256GBで$100、512GBで$150前後と、コスパはあまりよろしくない感じ。どちらも半額程度($50、$75)で売られていたこともあるみたいなので、安売りされるまで張り付いておくと良いかも?<br />
<br />
こちらもAliExpressでも買えて、256GBが$60、512GBが$120前後。普通に買うならこちらの方が安いですが、Amazon.comで安くなったときに買いたいところ。<br />
<br />
<br />
<h3>
TOSHIBA RC100 120GB/240GB</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCXaZBn8pSHzS1tAsR1lf7HcH3isSx9Y6YqsINQDAOvoFV0NtYMz6xq3qA8X3S542Hv3dTq4uma4D0Cg7tBzz-VKtuyDKZ4Zbfi9BEP2eeHxq9ifEy9favj9evwxb9vkZwZ1XDhsrvl46B/s1600/L-504604-toshiba-rc100-nvme-ssd.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="456" data-original-width="810" height="180" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCXaZBn8pSHzS1tAsR1lf7HcH3isSx9Y6YqsINQDAOvoFV0NtYMz6xq3qA8X3S542Hv3dTq4uma4D0Cg7tBzz-VKtuyDKZ4Zbfi9BEP2eeHxq9ifEy9favj9evwxb9vkZwZ1XDhsrvl46B/s320/L-504604-toshiba-rc100-nvme-ssd.png" width="320" /></a></div>
<br />
ちゃんとした(?)ブランドである東芝のSSDです。流通在庫が少ないのか、現状だと<a href="https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=toshiba+2242" target="_blank">eBay</a>かAliExpressでしか見かけません。eBayでもだいたい中国・香港発送です。<br />
<br />
スペックシート上480GBもあるはずなんですが見つけられません。240GBは$60前後なので、謎ブランドの256GBを同価格帯で買うくらいならこれの方が安心感があるかも。<br />
<br />
<br />
<h3>
Western Digital SN520 128GB/256GB/512GB</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-cw34rrEQxhFSX9uMH4fVW7IplNejYRd8voUckjfbI9GPHXKXATRMkwIM5E6RSITSgXwY-2TJrzoZtJQtCwqHzSyKypdlwwPwTw84K9I0v_FqRNotu3zCQZorNsQsTQE6Wtx8BQZONFvr/s1600/id20882.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="345" data-original-width="300" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-cw34rrEQxhFSX9uMH4fVW7IplNejYRd8voUckjfbI9GPHXKXATRMkwIM5E6RSITSgXwY-2TJrzoZtJQtCwqHzSyKypdlwwPwTw84K9I0v_FqRNotu3zCQZorNsQsTQE6Wtx8BQZONFvr/s320/id20882.png" width="277" /></a></div>
<br />
こちらもちゃんとした(??)ブランドのWDから出ているSSDで、あろうことか2242どころか2230サイズさえあります。<br />
<br />
リテール販売されていないOEM向けらしく<a href="https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=(SDAPMUW%2C+SN520)" target="_blank">eBayで検索</a>すると見つかりますが入手性が悪そうなのが残念。256GBで11,000円、512GBで15,000円前後でしょうか。コスパはあまり良くないです。<br />
<br />
<br />
<h3>
その他</h3>
<br />
まとめといいつつ略しちゃってますが、AliExpressだと更に他の謎メーカーのSSDが見つかります。が、どう見てもKingSpecと同じ製品だったりベンチマーク的に明らかにSATAだったりするとかばかりなので割愛。<br />
<br />
<br />
<h3>
まとめ</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhn5u0Q5Cc4aPlgq7Pr-nWgWpcszx8bViT_CCQYQrWJIqVHDfAMZcBO8w_ZT6qsNO3_L3wcml20oHWRsezwLYVk3UPOTXl3SCGrJg2cY4M8O8WdWMiR1xmteHCwo-ukeuQF7TTwk_WmftUe/s1600/ssd.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="666" data-original-width="1366" height="195" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhn5u0Q5Cc4aPlgq7Pr-nWgWpcszx8bViT_CCQYQrWJIqVHDfAMZcBO8w_ZT6qsNO3_L3wcml20oHWRsezwLYVk3UPOTXl3SCGrJg2cY4M8O8WdWMiR1xmteHCwo-ukeuQF7TTwk_WmftUe/s400/ssd.png" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
個人的に気にしている点に絞って一覧にしました。HMBはHost Memory Buffer有無の意で、2242はサイズ制約上基本的にDRAMキャッシュ無いはずなのでHMBの有無だけ確認してます。<br />
<br />
NVMe SSD的にはPCIe帯域がx2かx4かも重要ですが、今回確認できた2242サイズのSSDは全てx2だったので省略。<br />
<br />
また、本来はメモリチップのブランド・グレードも気にしたいところですが調べきれないので諦めてます。<br />
<br />
なんとも決め手に欠けますね。安さで言えばKingSpecですが、OSCOOと比べてAliExpressで保証なしで買うほどの価格差かというとちょっと微妙です。1TBならOSCOO一択ですが。<br />
<br />
TOSHIBA RC100の480GBが実在するか、WD SN520がもっと安く流通していれば良かったんですけどね・・・さて、何を買いましょうか。続く(?)<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/09/chuwi-minibookm2-2242-nvme-ssd_9.html">→続きました</a><br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07VSF286Y&linkId=61d3e1bda9de2564574dcc9fd64971f3" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07VQ6LTKJ&linkId=6cd72295037ec86f2ed646e7f9adf37b" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07VSF1QMQ&linkId=6552827c25cfb167dc078dfc1d291cb1" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07TSHQBTJ&linkId=56f82e4003eb95cd2d7b595603636865" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07TYWHLDH&linkId=ba484963ffacc297904549b635f85677" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-79616949869444069572019-07-09T22:04:00.000+09:002019-09-03T20:17:12.250+09:008インチUMPCどれ買おう問題<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgMVooMetnvPqYcMNFLsZUN8msKYCAZ_mKysQZ-0BSWKuB108D3lrx6t6M2LkP2HtCb41gG9qnU09Xk0yyjR2v-hCBXDN3FF7mU5EQXCTORccekM6VkC3qkRtI27YTR6H3iDSNXAzYMuxMg/s1600/3umpc.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="402" data-original-width="535" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgMVooMetnvPqYcMNFLsZUN8msKYCAZ_mKysQZ-0BSWKuB108D3lrx6t6M2LkP2HtCb41gG9qnU09Xk0yyjR2v-hCBXDN3FF7mU5EQXCTORccekM6VkC3qkRtI27YTR6H3iDSNXAzYMuxMg/s400/3umpc.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
表題通り、2019年に相次いで発表された8インチ台のUMPC(というかもはやミニノートか)、<b>全部買うわけにはいかないので</b>どれを買おうかという話。<br />
<br />
かつて<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2014/08/thinkpad-8_17.html">ThinkPad 8をUMPC的に使おうとしたり</a>、<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2015/02/galaxy-tab-s-84-sc-03g.html">キーボード付きのGalaxy Tabを買ったり</a>するくらい、8インチ台前半のミニノートって「フルキーボードが載せられる最小ライン」という感じで個人的には非常に良いと思っているので、何かしら買うつもりではあるんですがなんか突然色々なところからボコボコ出てきたもので。全部一長一短だし。<br />
<br />
というわけで超私見による比較を交えながら<b>興味のない順に</b>見ていきます。 <br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h3>
Topjoy Falcon/Falcon2</h3>
<br />
えー、コイツは<b>最初からナシ</b>でいいんじゃないですかね。欲しい人には申し訳ないですが。<br />
<br />
公式の写真ですら見た目がチープだし、8インチ液晶のくせにGPD Pocket/One Mixと同じような<strike>クソ配列</strike>キーボードだし。コスパにおいてさえMinibookのCeleron版に及ばないので、正直検討対象外という感じでロクに調べてもないです。<br />
<br />
<br />
<h3>
GPD P2 Max</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjV0b_RTBOkcgmsvWl0zUjs3XYLACKr7d8A6OQrbVRnlyUPrjYVo03aikS0-aSJfFhwFHL1aFyD6c2pkikiMLrwKBRTpq3lqmGHwqiAbvBRinP2tyJ6YX8ReMTUAEvnT91fvkO4rLgSVHwh/s1600/kutnl5m1f4tnwnhbifgf.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="515" data-original-width="695" height="296" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjV0b_RTBOkcgmsvWl0zUjs3XYLACKr7d8A6OQrbVRnlyUPrjYVo03aikS0-aSJfFhwFHL1aFyD6c2pkikiMLrwKBRTpq3lqmGHwqiAbvBRinP2tyJ6YX8ReMTUAEvnT91fvkO4rLgSVHwh/s400/kutnl5m1f4tnwnhbifgf.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
お次はGPD Pocket 2 Max改め、<b>「ポケットには入らなくね?」</b>と気づいたGPD P2 Max。<br />
<br />
コイツは他のミニノートとは異色で、8.9インチ液晶となっておりワンサイズ大きいPCとなっています。そのためUMPCではなくUltrabookと称している。<br />
<br />
8.9インチといえば、一時期粗製乱造されまくったネットブックがほとんどこのサイズの液晶で、自分がかつて使っていたInterLink XP741も8.9インチだったので懐かしさはあります。<br />
<br />
UMPCやUltrabookの定義についてとやかく言うつもりはありませんが、実際P2 Maxは「小さいノートPC」という感じで良くも悪くも<b>イロモノ感</b>に欠けます。<br />
<br />
いちノートPCとして見た場合、ネットブックサイズの液晶を備えつつ幅213mm・650gに抑えており、それでいてCPU・メモリ・SSDそれぞれCore m3・最大16GB・NVMeなので一見スキが無いようには思えます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVry0TJyCOPgwnOrwQT1dmwa8tjIqnj5DMfNItdLvWoLnXLUAi48KK8zAPPRFJHXWtFa5ai_UJIfpi0USSVW3hCyckHQoDBV201c3I8YvlZbM2m29RYQJ9-EArUttVl-R6_fRwQNu3eFQy/s1600/p2-1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="391" data-original-width="695" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVry0TJyCOPgwnOrwQT1dmwa8tjIqnj5DMfNItdLvWoLnXLUAi48KK8zAPPRFJHXWtFa5ai_UJIfpi0USSVW3hCyckHQoDBV201c3I8YvlZbM2m29RYQJ9-EArUttVl-R6_fRwQNu3eFQy/s400/p2-1.jpg" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
が、<b>このキーボードはダメだろ</b>。トラックパッドを搭載した結果5列キーボードになってしまっています。それ以外の部分も幅を活かせていないキー数だとか色々と微妙で、印象だけだと<b>GPD Pocket 2の方がマシにさえ思える</b>。UMPCであれば妥協の一種としてアリかもしれませんが、よりによって普通のノートPCライクに作ろうとしているP2 Maxがこれでは意味がないんじゃないかと。<br />
<br />
結局、こうしたUMPC的な妥協があると「小さいノートPC」ではなく「大きなUMPC」になってしまうので、「でかい分ダメじゃん・・・」という気分になってしまう。<br />
<br />
一応フォローも入れておくと、Fn併用キーがかなり多いのでカスタマイズのしがいはあるかもしれません(論理的な送出キーコード数は多いということなので)。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZvllj8Jn-g7xD3gnn7BKRybVyj___nIPRBQHRX8CYp2sX_mGsbvILHs-KK9thZRr5IwQWvTKNjEoUdYyfT4QVU4VztFq_mip1GuvKTTMi4VrlHA9DIIlxtRvIYBkIKwaKrlPzw8RSLxe8/s1600/1617906.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="640" data-original-width="1461" height="175" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZvllj8Jn-g7xD3gnn7BKRybVyj___nIPRBQHRX8CYp2sX_mGsbvILHs-KK9thZRr5IwQWvTKNjEoUdYyfT4QVU4VztFq_mip1GuvKTTMi4VrlHA9DIIlxtRvIYBkIKwaKrlPzw8RSLxe8/s400/1617906.png" width="400" /></a></div>
<br />
特に、上記日本語配列はかなりFn併用キーが多いので、日本語配列版なら更に割当可能キーが増えますし、おそらくハードウェア/ファームウェアレベルでは英字配列版も同一なので英字配列でもなんかしらのキーコードが取れるかもしれないです(自分だったら英字配列版買ってFn併用キー使うために日本語配列を適用した上で手動で全部リマップしそう)。<br />
<br />
ですが、上述の通り「ちゃんとしたキーボードが載る」という8.9インチ化の最大の恩恵が実現できていない以上自分はパスかなと・・・<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdroj0wCYBzWtZSL58s9YuiiWpR9-b6uOB8z9WO26LGZ3VTLETT7Enjd8X0Mc7EiWEEoJ5LeU0U5_ZGPN778JCrThsieGGBm1Rq_c-n5hrV8BLt8OJciKf3fvwucfmBVDm-_W23Zy0MyZb/s1600/pfeaxcscdl1bylkdbmrm.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="719" data-original-width="695" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdroj0wCYBzWtZSL58s9YuiiWpR9-b6uOB8z9WO26LGZ3VTLETT7Enjd8X0Mc7EiWEEoJ5LeU0U5_ZGPN778JCrThsieGGBm1Rq_c-n5hrV8BLt8OJciKf3fvwucfmBVDm-_W23Zy0MyZb/s400/pfeaxcscdl1bylkdbmrm.jpg" width="386" /></a></div>
<br />
ところで、<b>お前もUSB上下逆かよ!</b>(レンダリングのミスだと思いたいが) <br />
<br />
<br />
<h3>
CHUWI MiniBook</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhohZM0lY7jDKFVEhjoRYo3Ed4BWgGMo6YenklNmQkVUwd2jPQ3Thbr4o7lbkxZNAe2ftTXOULTWn8svHHtOhNYFIDEMEHpVP6JtKnzo_awPQvbwlPkafoEe9CTvYN4KPOnB-S5G8Hnkk5X/s1600/ocv1wdfsawekvn6flho4.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="453" data-original-width="679" height="266" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhohZM0lY7jDKFVEhjoRYo3Ed4BWgGMo6YenklNmQkVUwd2jPQ3Thbr4o7lbkxZNAe2ftTXOULTWn8svHHtOhNYFIDEMEHpVP6JtKnzo_awPQvbwlPkafoEe9CTvYN4KPOnB-S5G8Hnkk5X/s400/ocv1wdfsawekvn6flho4.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ここからが本命。GPD、One-Netbookに続く第3?勢力CHUWIによるMinibookです。<br />
<br />
詳細なスペックや試作機レビューはそこら中にあるのでざっくり紹介すると、GPD PocketよりはOneMix寄りのYogaタイプUMPCで、8インチジャスト液晶のため8インチUMPC勢では最も小ぶりな幅201mmの製品です。<br />
<br />
CPUやメモリに特筆すべき点はなく、ストレージもeMMCですが、特徴としては<br />
<ul>
<li>キーボードが比較的まとも </li>
<li>M.2 SSDを増設できる(Core m3ならNVMe、CeleronならSATA)</li>
<li>安い(早期出資だとm3が$499・Celeronが$399だった)</li>
</ul>
といったところでしょうか。個人的には<b>黒い</b>のも嬉しい。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibY8sFeBF7YY3gwkvZYdN5VJAA6UOyyzG9YcCr_J5mLjtkXA9tyOTA4TThEkUDMUcfYeHGq6OQLpGetnn2edw-lZnPKbQTMg8uigEzTgA-X81fPBj-3B6V7jIYGFWKvCBfP1VG0GtTPyY6/s1600/iavhnfwxjyoa2obhe4iu-1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="679" height="293" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibY8sFeBF7YY3gwkvZYdN5VJAA6UOyyzG9YcCr_J5mLjtkXA9tyOTA4TThEkUDMUcfYeHGq6OQLpGetnn2edw-lZnPKbQTMg8uigEzTgA-X81fPBj-3B6V7jIYGFWKvCBfP1VG0GtTPyY6/s400/iavhnfwxjyoa2obhe4iu-1.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
キーボードはこんな感じなので、個人的に<b>無理</b>な「1がQの右上にある」は回避されています。右下はFnよりCtrlが好きですけどね・・・Aを横長にしてCapsLockをFn+Aとしたのはなかなかいいアイデアだと思います。<br />
<br />
8.0インチ液晶ながら後述のOneMix 3とほぼ同サイズでコンパクトさも特徴にはならないので、とにかく安いのがウリといったところ。と書くとチープっぽいですが、むしろキーボードバックライトのような高級志向の装備もついていて安いという点が光ります<strike>(バックライトだけに)</strike>。<br />
<br />
どうしてもホビーとしてosx86コンパチを気にしてしまうのですが、eMMCは認識できない一方M.2 SSDを増設すれば多分起動できるのでそれは嬉しい点。M.2 2242のNVMe SSDは入手性が悪いので、m3モデルでもSATAが使えると嬉しいんですが。<br />
<br />
もちろん私はレビュー機なんぞ持っていないので、OneMix 3との比較含め<a href="https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1193025.html" target="_blank">PC Watchの記事</a>とか読むといいんじゃないかと思います。 <br />
<br />
<br />
<h3>
One-Netbook OneMix 3S</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioZe3OccPC8q9r8N3DO6tI5wXe3tniA2i8CjMw6b8GdwX-Zbj1U2-L5smPPelICD04QWW9r-zfFBjuYnDC1jLTsfckHgxhB7YkL9yK-5cmBfGu0MS5Ol5l8HDGpIqwnIiLwjicEA6YQ2n3/s1600/3s-1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="593" data-original-width="790" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioZe3OccPC8q9r8N3DO6tI5wXe3tniA2i8CjMw6b8GdwX-Zbj1U2-L5smPPelICD04QWW9r-zfFBjuYnDC1jLTsfckHgxhB7YkL9yK-5cmBfGu0MS5Ol5l8HDGpIqwnIiLwjicEA6YQ2n3/s320/3s-1.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
8インチ台UMPCでぶっちぎりのハイエンドなのがこのOneMix 3あるいは3Sです。<br />
<br />
スペックは<b>ギガ盛り</b>で他製品との比較に置いては言うことないです。8.4インチで2560x1600の液晶、幅203mm・厚さ15mmの筐体、オンボードNVMe SSD、キーボードバックライト、Surface互換のペン対応タッチパネルetc・・・<br />
<br />
ベーシックモデルでこれで、3SではSSD512GB・メモリ16GB、3S Platinumに至ってはi7になるのでもう<b>胃もたれする</b>ほどです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEinHEvELeWLc5amN3Lad8jAY6F2yDi8kd5ZjvGn-H4LjoC8ktE5oGAv3Lb2XxxaUYIBSxkgP3Ul1tNam6ffGMDtFDxUawE_eCcKiYXI20ZzS_VackcWbsdjjVRs03umSq7FFMBO9Y9Cwmn8/s1600/3s-2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="431" data-original-width="766" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEinHEvELeWLc5amN3Lad8jAY6F2yDi8kd5ZjvGn-H4LjoC8ktE5oGAv3Lb2XxxaUYIBSxkgP3Ul1tNam6ffGMDtFDxUawE_eCcKiYXI20ZzS_VackcWbsdjjVRs03umSq7FFMBO9Y9Cwmn8/s400/3s-2.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
キーボードもだいぶマトモで、個人的にはCtrl/Fnの配置周りでCHUWI MiniBookよりちょっと良いかな?くらい。<br />
<br />
また、無印3ではMiniBookと同じくM.2 SSD(ただしSATA)の増設にも対応しています。上位モデルの3S/Platinumでは対応してないのがややこしい(メモリ増設でM.2スペースが潰れたらしい)。<br />
<br />
osx86コンパチを考えても、オンボードSSDはNVMeなのでブート可、無印3ならM.2 SSDを使っての別ディスクブートも可能です。また、タッチパネルがSurface互換とすると<a href="https://www.touch-base.com/" target="_blank">UPDD</a>あたりを導入すればタッチパネルすら使用可能かもしれません。<br />
<br />
スペック的には他を寄せ付けないので、正直「これ買って終わり!」としたいんですが、最大の欠点は価格です。Presaleだと無印3すら$760、3Sにペン付けると$930、Platinum+ペンに至っては$1300とぶっちぎりに高いです。<br />
<br />
個人的には、スペックでは無印3で構わないんですが、<b>どうしても黒が欲しい</b>のでそうすると3Sになってしまいます。逆にこっちはSSDが増設できず遊べないという問題もあり・・・<br />
<br />
MiniBookというコスパ番長がいることもあり、1にも2にも価格がネックです。それ以外は「現状発表されているものの中では」非の打ち所がないと思うんですけどね・・・<br />
<br />
<br />
<h3>
で、結局どれ買うの?</h3>
<br />
一旦<b>CHUWI MiniBookのCore m3・8GB・128GBモデル</b>をIndiegogoで出資しました。ほぼ全てにおいてOneMix 3Sの方がスペック的には上回っていると思いますが、さすがに2倍近い価格差を正当化することは難しく。<b>無印3が黒かったらそっちにしてた</b>んですが。<br />
<br />
Celeronでもよかったんですがm3にしたのはosx86遊び代ですね。SATA SSD刺さらなかったら出費かさむんで泣きますけど・・・<br />
<br />
メモリは$10で16GBに増設するPerkを逃したので見送りです。$10ならいいけど、$35なら要らないかなと。<br />
<br />
本来、今までの「UMPCに散財を惜しまない」スタンスでいけばOneMix 3Sを買ってたと思うんですが、回避した理由が価格差以外にもあります。<br />
<br />
それは<b>「LTEモデルが出るかもしれない」</b>という点です。<br />
<br />
元々OneMix 3は情報公開時はLTEが載ると言われており、試作機の筐体にはSIMスロットもありました。おそらく、無印3のM.2スロットもLTE/SSD兼用として付いていたものだったんじゃないかと思います(<a href="https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1190697.html" target="_blank">PC Watch記事</a>の分解写真を見る限り、LTEカードサイズの3042も入るように見える)。<br />
(多分今でも無印3ならLTEモデムが刺さる気がしますが、SIMスロットとアンテナが無いので使えないでしょう)<br />
<br />
これが何らかの障壁(地域ごとのLTEモデムを載せるのが難しい等)でキャンセルされてしまったのなら仕方ないですが、もし<b>出し惜しみ</b>で載らなかっただけで今後LTEモデルが出るとしたら<b>絶対にこちらが欲しい</b>。<br />
<br />
レッツノートRZ6でLTEモデルを買いましたが、やはりLTE内蔵はテザリングしたりUSBモデム使うのとは別次元の利便性があります。UMPCなら尚更欲しい。<br />
<br />
想像通りM.2のLTEカードが刺さるとしたら、中国国内専用モデルになっても日本向けLTEモデムを買ってきて交換できるのでバンドもしっかりカバーできるはずです。また、対応バンドを妥協すればosx86コンパチなモデムさえ刺せます。<br />
<br />
もしLTEモデルが出て、非LTEのOneMix 3Sを持っていてもどうしようもなく、また$1000前後払って買い替えかよ、となると辛いものがあるので、今回は安いMiniBookで妥協して(あるかどうかもわからない)本命を待つことにしました。<br />
<br />
結局出なかったとしても、MiniBookを安く買って使えたで良いですし、後からLTEモデルが出ても$499ならMiniBookも繋ぎとして持っていて良かったかなと思えるので。<br />
<br />
まあ、16GB積むとM.2のスペースが無くなっちゃうことが発覚したので、LTEなし16GB/LTEあり8GBのラインナップだと上下関係が微妙になっちゃうんですよね。3S・Platinumを出すにあたってLTEと16GBを天秤にかけて<b>LTEが捨てられた</b>気もするので、OneMix 4までLTEが出ない、といったことも十分考えられますが。<br />
<br />
理想としては、MiniBookのIndiegogoキャンペーンが終わる前にLTE搭載・黒のOneMixが発表されることですね!<strike>そうしたらMiniBookをrefundしてOneMixに特攻できるので! </strike>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-90558972088099550372019-06-24T19:20:00.001+09:002019-07-07T23:47:25.205+09:00GPD MicroPCが届いたので簡易レビュー<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkPULuLRwZFCE-ARaujAujKrnlperXqq8upk78v4q1RWrKBo5a-N8rfU8dxiLfFy8TAIDjURJyqLgmMiXeWOMpyZnJGpgzBm-GTLSyAl73cmWLw_TeoZRxpmuF0cMb2cTaPjnzIxzzIgZt/s1600/01.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkPULuLRwZFCE-ARaujAujKrnlperXqq8upk78v4q1RWrKBo5a-N8rfU8dxiLfFy8TAIDjURJyqLgmMiXeWOMpyZnJGpgzBm-GTLSyAl73cmWLw_TeoZRxpmuF0cMb2cTaPjnzIxzzIgZt/s400/01.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
忘れた頃に届きました、GPD MicroPC。<br />
<br />
ブログ更新サボってたので出資したことすら書いてませんでしたが、例によってIndiegogo出資からのMicroPCが着弾しました。<br />
<br />
とはいえちゃんとしたレビューは他でされるでしょうし、今回はスペック上osx86ネタもできないMicroPCなので紹介は簡潔に<strike>しつつ、MicroPCが届くまでの間にUMPC界隈で主要な話題になった感のある8インチクラスのUMPCらへんの話も</strike>書いたりしていきたいと思います。<br />
<br />
書いてたらいつもの悪癖でMicroPCだけで<b>無駄に長くなった</b>ので8インチUMPCの話はまた今度・・・<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h3>
出資</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-yuv4sRVaILdvpatepDucef8zh7AjnPdN3NcyTlH3E-bZNkWOz5lDMFgzptUT3KIwjP1UjQpUoQeXlCnvYKY_fLLF8b2F6eQPf_JMIY1QOXmxbDXJU0nxHqWjCQlH1DLS8vDiwVZ7zsfX/s1600/d2ootrkz8jqpmu0bcwwg.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="535" data-original-width="695" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-yuv4sRVaILdvpatepDucef8zh7AjnPdN3NcyTlH3E-bZNkWOz5lDMFgzptUT3KIwjP1UjQpUoQeXlCnvYKY_fLLF8b2F6eQPf_JMIY1QOXmxbDXJU0nxHqWjCQlH1DLS8vDiwVZ7zsfX/s400/d2ootrkz8jqpmu0bcwwg.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
今年に入って突如発表された、GPD WINでもGPD Pocketでもない<b>謎のUMPC</b>であるGPD MicroPC。<br />
<br />
ネットワーク技術者(?)向けということで有線LANが付いたりシリアルポートが付いたりとWIN/Pocket以上に<b>変態な</b>UMPCです。<br />
<br />
しかし、職業はITエンジニアなもののインフラエンジニアではないし、そもそも私用PCを業務では使えない職場なので特に活かせる環境でもなく。<br />
<br />
趣味としては自宅サーバー構築したりするのでインフラ寄りですが、とはいえアンチレガシーのMacユーザーだった期間が長いのでシリアルポートなんて<b>15年くらい使ってない</b>ですし。<br />
<br />
他のシリアルポートの使いみちなんて<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BA" target="_blank">お札繋いで化け猫の封印ができる</a>くらいでしょうか。でもあれも中盤からIRになってたけど・・・<br />
<br />
ということで、自分としては劣化GPD WINとしてしか活用できないのでさすがにこれは要らないかな・・・という感じだったんですが、<strike>正直銀黒ボディがダサい</strike>GPD WIN 2よりもメカメカしいデザインが<b>オタク的に好み</b>だったのとクラウドファンディング価格が$299と安かったので<b>気付いたら出資してました</b>。「GPD製品はもういいかなぁ」という気分だったはずなんですが。<br />
<br />
<br />
<h3>
届く</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF4ptfl8Nx8mrTLx87ikF66QMtDw6gIV2GHoZNtkDXmO5iXh1uIWYKRuXHKH7BNs2rj5fQcgFrkfLfwIB5crIypGK5p60awy2XKyKjRzrW5btUBzVOMQNbcuMeO3KCaheAKWf-f2SomIcl/s1600/02.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF4ptfl8Nx8mrTLx87ikF66QMtDw6gIV2GHoZNtkDXmO5iXh1uIWYKRuXHKH7BNs2rj5fQcgFrkfLfwIB5crIypGK5p60awy2XKyKjRzrW5btUBzVOMQNbcuMeO3KCaheAKWf-f2SomIcl/s400/02.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
そんなこんなで、メモリが当初予定の4GBから6GBになって代わりに+$10取られたり、更に結局8GBになったりといったこともありましたが、「待ちわびた」というほどのものでもなかったので存在を忘れかけていた6月に発送連絡が来て、ほどなくして届きました。<br />
<br />
探せばいくらでも出てくる開封の儀はスキップ(というかこんなところまでGPD MicroPC情報を漁りに来る人は別のところで見ているでしょう!)。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjROl_rE6jbrnQMaCth_mtqdRAT_NDBUWotMueuacbaGZ_O0zMFZbRGBk79OUx8O-7aKSsguYEAR89HEW1-hCye0WpmTgc91riK1y__kkNaxsUP0wVIysjZw_2vKgMIVN9FsjUXMO5kYEND/s1600/03.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjROl_rE6jbrnQMaCth_mtqdRAT_NDBUWotMueuacbaGZ_O0zMFZbRGBk79OUx8O-7aKSsguYEAR89HEW1-hCye0WpmTgc91riK1y__kkNaxsUP0wVIysjZw_2vKgMIVN9FsjUXMO5kYEND/s400/03.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
マットな筐体は(初期モデルのクリア天板を除く)GPD WIN系と同じ感じ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVd7BPSt7ARptEfZcqR2-jwmlHqG3g_uK_MYLHiaEgaGIVfXrEXy6-s9NDjy5d_CPE_ZgoAD_EzobReWShR_8ycnwJ6WwODjwboDfGB3aXQIWU8gSWY3N7clrPKz31V_eMoaNgbzQFHA6G/s1600/04.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVd7BPSt7ARptEfZcqR2-jwmlHqG3g_uK_MYLHiaEgaGIVfXrEXy6-s9NDjy5d_CPE_ZgoAD_EzobReWShR_8ycnwJ6WwODjwboDfGB3aXQIWU8gSWY3N7clrPKz31V_eMoaNgbzQFHA6G/s400/04.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<strike>要らないと評判の</strike>GPDロゴ。OneMixにしろChuwiにしろロゴは要らない扱いされますねぇwAppleロゴと違って見せつける用ではないのか、閉じるとこちらを向いて開くと逆さになる向き。それでいいのか・・・<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjcfUpfoerewsDY7oB4jMJGLdO0gs_qAxYraOOxxeAHMiRV3RXi1xBK4WuEUMpZ6mxZLPLAwTLdJcXmJArH0cwvAtOAxJsGrfA46W9sjkVWpBkQk-0aZ_zYklhkcqRuYquxw-6d5T16ZsOk/s1600/13.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjcfUpfoerewsDY7oB4jMJGLdO0gs_qAxYraOOxxeAHMiRV3RXi1xBK4WuEUMpZ6mxZLPLAwTLdJcXmJArH0cwvAtOAxJsGrfA46W9sjkVWpBkQk-0aZ_zYklhkcqRuYquxw-6d5T16ZsOk/s400/13.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
底面。ゴム足が装備されていて滑りにくくなっています。GPD WIN系は一体成型の突起だったので、これに関してはむしろ廉価版であるMicroPCの方がコストかけている部分ですね。ネジ穴の用途はあまり浮かんでこない。<br />
<br />
SSDはSATAのM.2 2242なので交換可能なんですが、GPD WIN 2と異なり底板ごと外さないと交換できないのでメンテナンス性は悪いです。こっちの方が頻繁に入れ替えたい需要あるんじゃないのかな・・・?<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhTcH-dh4RsAl38PzESfLUWzcrqiUTvOnYEhPK_1iQyNnTLCaPORrUfWhaEECdqrcAAfgEarxhXNffggXU2syXhawQ48989mvlJbODRQ4Rq6TaQi8LfgJmfSSkkwMp9Dwc4gC7oXbNY9dpv/s1600/07.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhTcH-dh4RsAl38PzESfLUWzcrqiUTvOnYEhPK_1iQyNnTLCaPORrUfWhaEECdqrcAAfgEarxhXNffggXU2syXhawQ48989mvlJbODRQ4Rq6TaQi8LfgJmfSSkkwMp9Dwc4gC7oXbNY9dpv/s400/07.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ストラップホールとオーディオジャックとマイク。サーバールームでこれを首から下げて使うエンジニアが本当にいるのだろうか。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRmzqz_gZp6zY9xKThz2d03FW3Hyck3uy1CROVZgDn0f-V5nMEdCU1XehL74ZufExYTQPTEalngP3JzGWY6YUD3itbROmgD3PR-KC7pogKSm6xn8fOwskdRzG8kqKcL4KpA6YG0zf1a_oA/s1600/06.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRmzqz_gZp6zY9xKThz2d03FW3Hyck3uy1CROVZgDn0f-V5nMEdCU1XehL74ZufExYTQPTEalngP3JzGWY6YUD3itbROmgD3PR-KC7pogKSm6xn8fOwskdRzG8kqKcL4KpA6YG0zf1a_oA/s400/06.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
そして、これ!USBポート!なんと、ついに、<b>上下が正しい向きで付いている</b>!これで<a href="http://www.pixela.co.jp/products/network/pix_mt100/" target="_blank">PIX-MT100</a>とかが<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj891A4F2-lmTPGISjaLCMhD4L-RK7NURS0ul0ejXOMZ9YkD9KP6AIWmrX82DO9zsx6sS4eemkT1TVfyJeCIGEB_jtOb_tnO_lWxnY5Xmm8qzZeDNMTYgjxgZPxY0hMhNEajsnJV1gqIx-p/s1600/02_IMG_0613.jp" target="_blank">こんなこと</a>にならないために<a href="https://amzn.to/2LsvOJU" target="_blank">こういうの</a>を買って<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjub_LJIaNLF1SmvHsAVotjHnAYrwK4DvXkV4Y6JdF5xPdEbfzwIxc6vd4ROqBDeohRwAaggSQWmpAsN4WkX82yOz9VuUa8Fg3nTDpaXfj7a7NFugPq9cyfNGxwCA_QXvzZxAGySHBq-CkM/s1600/03_IMG_0618.jpg" target="_blank">こうしたり</a>せずに済む!<br />
<br />
・・・と言うとかなりバカバカしい話なんですが、GPD WINは初代/2共に基板の設計上USBポートが逆さだったのがMicroPCではちゃんとしています。実際のところ困るのはこのPIX-MT100利用時だけなんですが、まあまあ重要な周辺機器なので個人的には助かります。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwlfBiHAmUUL2M4IRtmUEG7yEqFvPUK5obHOliX3SfZR2z_nONQLJNOj9nPB-HXANDcUcVOXOzwtUdpRBxPrib34EzMT9wZYJZTc9U2TfkWZpUbpe-w6ufWeWCBCxvXE_CBCIdJ8CF9JTE/s1600/05.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwlfBiHAmUUL2M4IRtmUEG7yEqFvPUK5obHOliX3SfZR2z_nONQLJNOj9nPB-HXANDcUcVOXOzwtUdpRBxPrib34EzMT9wZYJZTc9U2TfkWZpUbpe-w6ufWeWCBCxvXE_CBCIdJ8CF9JTE/s400/05.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
もちろん、目玉となる充実した背面インターフェースのUSBポートも上下正しくなっています。シリアルポートが<b>圧倒的存在感</b>を発揮している中でも、USBが2つだったりHDMIがフルサイズだったりするのは良いですね。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEilHI-k9YA9uHGkA3ST2OUh8LB2I9MHaSVNdVArH6xL6W2j24rsVXgG1wCYL_U1Is-Ax8HNAFpk2XCHflIo30RMEcYe2Y49ScI-BvTbqEUo5KhCgEi2Qjv0WT-WlXRNt058syhI7moMYxLQ/s1600/11.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEilHI-k9YA9uHGkA3ST2OUh8LB2I9MHaSVNdVArH6xL6W2j24rsVXgG1wCYL_U1Is-Ax8HNAFpk2XCHflIo30RMEcYe2Y49ScI-BvTbqEUo5KhCgEi2Qjv0WT-WlXRNt058syhI7moMYxLQ/s400/11.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ちなみに、死ぬほどどうでもいいですがMicroPCの最大ディスプレイ角度とPIX-MT100の斜め固定時の角度は無駄に相性が良いです。 <br />
<br />
<br />
<h3>
起動</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgH-S82Tpq1m53SaBsgFPVNS2NHgMHgTTqdOhagB-pkoAbqToJdFEImPqnhgHdRb7s6V0I2a8hTMPZElyA2VZi3B57muhXlg_7113Ff8_8p-xvwsbEKVZxBtW4FLH1kzfvWUbEG9Xn3RdHL/s1600/10.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgH-S82Tpq1m53SaBsgFPVNS2NHgMHgTTqdOhagB-pkoAbqToJdFEImPqnhgHdRb7s6V0I2a8hTMPZElyA2VZi3B57muhXlg_7113Ff8_8p-xvwsbEKVZxBtW4FLH1kzfvWUbEG9Xn3RdHL/s400/10.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
なんと、ついに、<b>BIOSが横画面で表示される!</b>・・・はい、これもバカバカしい話ですがようやくハードウェアレベルのローテートが入ったようです。これで<b>首を傾けながらBIOS操作する</b>必要もありません。普通になりましたね。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjr_3xLes_Uzt7WTB8TgZFi8hdRLcNzp7iudB6HGGEuJo0bgPHinq7u3IocdcELJc4AruqmP6H0Wssn9EW-0EkMY9VBOsZOpp3YJ8PGv9NXhKv0nPBl4r00WV5jzpSOEdi1IstK3zAo9gdk/s1600/12.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="593" data-original-width="786" height="301" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjr_3xLes_Uzt7WTB8TgZFi8hdRLcNzp7iudB6HGGEuJo0bgPHinq7u3IocdcELJc4AruqmP6H0Wssn9EW-0EkMY9VBOsZOpp3YJ8PGv9NXhKv0nPBl4r00WV5jzpSOEdi1IstK3zAo9gdk/s400/12.png" width="400" /></a></div>
<br />
一応プロ向けということでプリインストールはWindows 10 Proです。まあ確かに仕事で使うならドメイン参加機能とかが要るのでProだと嬉しいでしょうが、結局のところ私用なので・・・<br />
<br />
BitLockerはPro専用機能ではありますが、ブートドライブ自体はHomeでも暗号化できるので便利かと言うとそこまででも。ちなみにデフォルトでは暗号化されていないのでBitLocker使いたかったら自分で有効化しましょう。<br />
<br />
強いて言えばリモートデスクトップのサーバー側になれることですかね。どちらかというとクライアント的使い方をするデバイスですが、有線LAN繋いでデスクトップPCからリモートデスクトップで繋ぐと外部キーボードやHDMIを繋がずに操作できるのでセットアップとかは楽です。<br />
<br />
<br />
<h3>
操作性</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj28w4C9hJjphEOXSowbVWYOfP0iHx2jRVB8rGRmU8PXnr-fAqt_27IN9crHmFUNncmJCLGIFmigWYX8qUhGezazO2Knahn9i47-8ZykqrRP5ShAJx9XwwFx94GClrY3Se8dcPnFEPaq3Hy/s1600/08.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj28w4C9hJjphEOXSowbVWYOfP0iHx2jRVB8rGRmU8PXnr-fAqt_27IN9crHmFUNncmJCLGIFmigWYX8qUhGezazO2Knahn9i47-8ZykqrRP5ShAJx9XwwFx94GClrY3Se8dcPnFEPaq3Hy/s400/08.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
特に期待していなかったんですが、全体的に良い感じです。<br />
<br />
<h4>
トラックパッド</h4>
<br />
ずいぶん無理のある位置に付けたなぁという印象のトラックパッドでしたが、実際使ってみると親指操作は結構快適です。GPD WIN系のスティックより良いかもくらい。<br />
<br />
タップができるため右手だけで持っていてもそこそこ操作できるので、GPD WINと比較してショルダーボタンが無い欠点を補えています。<br />
<br />
一応マルチタッチ対応なので2本指スクロールとか3本指ジェスチャーもできますが、いかんせん小さいので3本指ジェスチャーは実用的ではないかな。置いて使うなら2本指スクロールは使えますが、持って使うなら<a href="https://github.com/ykon/w10wheel.net/releases" target="_blank">W10Wheel.NET</a>を入れて中ボタンスクロールしたほうがいいかなと思います。<br />
<br />
<h4>
キーボード</h4>
<br />
GPD WIN比でかなり押しやすいです<strike>(比較対象が雑魚とも言う)</strike>。見た目ほどストロークはないポチポチキーですがそれでもキートップのサイズが効いてます。<br />
<br />
ただ、キートップを大きくするためにキー数を減らすという犠牲を払った結果なので、当然記号入力は辛いですが・・・エンジニアなら記号キーは多用するし、ゲーム中のチャットとかでは文章入力だけできればいいので、<b>コンセプト的にWINとMicroPCのキーボードは逆なんじゃないか</b>という気がしないでもない。<br />
<br />
あとトラックパッド領域を確保したことで数字キーの6以降が6段目以降に追いやられているので、数字の直感的な入力は不可能です。これは致し方ないけど。 <br />
<br />
また、キー配列とか以前に(自分の場合)親指が中央に届くのでちゃんと打てます。GPD WIN系は普通に持ってると中央に届かない感覚があるので幅の差かな、と思ったんですがGPD WIN 2はともかく初代GPD WINとMicroPCでは幅はほとんど変わらないんですよね。<br />
<br />
で、何が違うかというと持ち方が違う。ショルダーボタンのGPD WIN系はカーソル操作のときと文字入力のときで持ち方を変える必要がありますが、ショルダーボタンのないMicroPCでは人差し指を肩にかける必要がないので同じ持ち方でトラックパッドもキーボードも触れるんですよね。<br />
<br />
逆に、GPD WIN 2でもゲームパッドのAXあたりにクリック割り当てて普段ショルダーボタン使わないようにすると文字入力のストレスが減るのか?と思ったり思わなかったり。<br />
<br />
バックライトはまだ暗いところで使ってないのでパス。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh77q82_ZMwOyBSLyk5-6lHk5gYAfzSUbcj53Zs3vfKxtL9jd9KMWuw66QFPYELMSM9UmVzzNaq5lAcOzDYPlBuwPEOb62Z-Q75kR-2kRXOOoWaVKjJFmAvHLGXuWGLB4XXFTQwuAVvuOvN/s1600/09.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh77q82_ZMwOyBSLyk5-6lHk5gYAfzSUbcj53Zs3vfKxtL9jd9KMWuw66QFPYELMSM9UmVzzNaq5lAcOzDYPlBuwPEOb62Z-Q75kR-2kRXOOoWaVKjJFmAvHLGXuWGLB4XXFTQwuAVvuOvN/s400/09.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
しかしだ、ここのふざけた黄色の印字はどうにかならなかったのか????ここだけで一気に中華パチモンっぽさが・・・<br />
<br />
<h4>
タッチパネル</h4>
<br />
いや、<b>無いんですけどね</b>タッチパネル・・・初代GPD WINと比べると天板の厚さは大差無いので、搭載スペースの問題ではなく単純にコストダウンで外されたんでしょうがあって困るものでもないのでちょっと残念。GPD WINに対するトラックパッド周りの優位性もタッチパネルの有無でまくられてしまうので。<br />
<br />
むしろ、プロ向けを謳うなら「タッチパネルが無い代わりにノングレアパネルだぜ!」とかだったらコンセプトにも合致していて納得感あったと思うんですが普通のツルテカ液晶なのでそこは残念。<br />
<br />
<br />
<h3>
その他</h3>
<br />
ファンは結構うるさい、というか耳障りな音がします。オフにできるのでまだ良いですが、載ってるCPUがしょぼい(GPD WIN 2よりも初代GPD WINに近い性能)のでファンレスで更にクロック落ちるのも嫌なんですよね・・・初代WINのように中間の静音モードがあればよかったんですが。<br />
<br />
あとGPDあるあるの<b>電源周りの狂った挙動</b>が今の所見受けられないのは良いことです。まあこれは使い込むと発覚する何かはあるかもしれませんが・・・<br />
<br />
映像出力周りについてはUSB-CがDP Alt対応しているのでDP変換して4K/60Hz出力できました。HDMIが謎で、普通に繋ぐと30HzになってしまうんですがUSB-C to DPと組み合わせて2画面出力したら<b>つられて(?)60Hz出力になり</b>、本体と合わせて3画面に拡張モードで表示できました。<br />
<br />
2画面出力すると性能足りなくて片方が30Hzに落ちる、とかならわかるんですが逆なのはなんなんでしょうね。まあポート的にはちゃんとHDMI2.0で4K/60Hz出力できるということなので、Intelのコンパネとかから設定すればHDMI単独でも60Hz出せるかもしれないですね(やる気がないので試してない)。<br />
<br />
フルサイズHDMIなのはアダプタを必要としない点で良いですが、映像出力はUSB-C経由でできるんだし、技術者向けというならHDMI<b>入力</b>にしたら面白かったんじゃ、とかしょーもないことも思いました。<strike>あるいはシリアルポートの代わりに追加で付いてたら神だったのに。</strike><br />
<br />
サーバーは構築後はsshでメンテしますが、初期セットアップのときだけ<a href="https://amzn.to/2Na1WrH" target="_blank">5mのHDMIケーブル</a>を引き回してテレビに出してるのが面倒なので、HDMI入力がついててスイッチで外部入力の表示に切り替えたりできたら神だった。ついでにUSB-CとサーバーのUSB-Aを繋ぐとMicroPCのキーボード・トラックパッドで操作できるようになるとかね!<br />
(※専用回路の実装が高コストそうで無理なのはわかってるんでネタです)<br />
<br />
まあそのようなsshセットアップ前の操作をするためのシリアルポートなんでしょうけど、自作PCベースなのでサーバー側にシリアルポートが無いんですよねぇ。 <br />
<br />
ちなみに↑でリンク貼った5mのHDMIケーブルは4K/60Hz対応で細くて柔らかくてしかも安い(<a href="https://amzn.to/2IDxK3V" target="_blank">1m</a>/<a href="https://amzn.to/2WY3oSt" target="_blank">2m</a>/<a href="https://amzn.to/2FsKdWe" target="_blank">3m</a>もある)ので超オススメです(ダイマ)。<br />
<br />
<br />
<h3>
感想</h3>
<br />
期待感が無かった割に思った以上に良いPCな気がします(使い込んでないので断言はしない)。製品自体の魅力もさることながら、GPD製Windows PCの5代目ということでBIOSの縦横やUSBの上下や電源周りといった<b>PCの基本的な部分</b>が<strike>及第点レベルまで</strike>向上しているところが好印象。<br />
<br />
何より感じたのは<b>「GPD WINに求めていたのはこれだったのでは」</b>ということです。もちろんパッドが無いのでMicroPCではゲーミング用途は満たせませんが、GPD WINを汎用PCと捉えて買った(自分を含む)層にとってはMicroPCの方がしっくり来るような気がします。<br />
<br />
対象ユーザーの違い以外に廉価モデルとしての側面もあるため、CPUがローエンドだったりタッチパネルが無かったりするのは残念ですが、それらを兼ね備えていたらGPD WIN 2は手放してもいいかも・・・と思える製品でした。<br />
<br />
それにしても、両手持ちサイズのUMPCという超ニッチジャンルの製品を<b>同じメーカーが2つの製品ラインで出している</b>というのは中々の異常事態ですよね。7インチ以上クラスのように2メーカー以上が出しているだけでもかつてなかった事態なのに・・・<br />
<br />
競合が無い以上、GPD MicroPCのようなUMPCが欲しかった人は既にGPD WINを買っている気がしますし、UMPCでゲームしたい人はGPD WINが無かったらGPD MicroPCを買っていた気がします。総ユーザー数は増えないんじゃないか的な。「GPD WINは初代も2もスルーしたけどGPD MicroPCは買った」みたいな人っているんでしょうか?<br />
<br />
<b>「どうせオタクはどっちも買うからモデルを増やした分だけ売れる」</b>という考えなら<b>確かに正解な気がします</b>けど(典型的カモ)。<br />
<br />
<br />
また、「フルサイズのHDMIが必要なのはGPD WINなのでは?」とか「SSDが簡単に交換できると嬉しいのはGPD MicroPCなのでは?」とか、それぞれのキャラクターについても完全に棲み分けできているかというと怪しいので、そのへんはモデルを重ねていくと差別化されていくものなんでしょうかね。<br />
<br />
さながらモータースポーツで言うと「LM-GTEとFIA-GT3という似通ったカテゴリーがあって両方にマシンを作って供給しているアストンマーチン」のようです(まったく伝わらない)。<br />
<br />
というわけでまたまた増えてしまったGPD製UMPC、初代GPD WIN/Pocketも手放しておらずまったく使い分けができていないわけですが、これからどうしよう・・・<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01DEZXGYO&linkId=67d757b980141e84e95cc823aec40064" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-50990005357033636012019-06-16T12:17:00.000+09:002019-06-16T12:22:06.368+09:00BRIX Proが死んだのでNUC8I5BEH(と中華ミニPC)を買った(後編) <div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhBfZE5ViCPG0isZ9iFgN1EId3i3kWQHK1akLn29nBczP1T95VRwx_NJq9thYG08laQh15VGAvq1CcOLMBzaXUCuVQACNKu3HzBrqhqC5dFGy8ih3ssokhyWjx05iCP9qcD0esjgWSF41YY/s1600/overall2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhBfZE5ViCPG0isZ9iFgN1EId3i3kWQHK1akLn29nBczP1T95VRwx_NJq9thYG08laQh15VGAvq1CcOLMBzaXUCuVQACNKu3HzBrqhqC5dFGy8ih3ssokhyWjx05iCP9qcD0esjgWSF41YY/s400/overall2.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/06/brix-pronuc8i5beh.html">前回</a>の続きです。また間が空いてしまいましたが・・・<br />
<br />
<a href="https://amzn.to/313bRlR" target="_blank">BOXNUC8I5BEH</a>を買って大満足していたはずが、また<b>NUCみたいな</b>謎PCを買ってしまったという話。<br />
<br />
・・・いやまあ、何か特別な理由があったわけではなく、あえて<b>ちゃんとしたNUCとパチもんみたいなPCを両方買って並べたら面白かろう</b>という、身も蓋もない話なんですが、このブログとしては怪しい製品を紹介したほうがネタ的にはいいだろうということで書いて見る次第です。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h3>
中華PCを見つける</h3>
<br />
壊れたBRIX Proの代替製品を探すにあたって、普通のPC以外にもAliExpressで中華PCを探してたりしていました。その中で、なんとNUC8I5BEHと同じように<b>NUCサイズで4コア8スレッド</b>のミニPCがありました。<br />
<br />
それが<a href="https://www.aliexpress.com/store/product/Intel-Core-i7-8550U-i5-8250U-Quad-Core-Eglobal-Nuc-Mini-PC-i7-Windows-10/217312_32850708878.html?spm=2114.12010612.8148356.10.18b46959TTXV8H" target="_blank">こちら</a>。EGLOBAL V200というモデルらしいですが製品説明にはほぼ出てきません。が、「中華ミニPC」「NUCみたいなPC」といちいち書くのも煩わしいので以後V200とします。<br />
<br />
NUCとほぼ同サイズか小さいくらいの筐体で、DDR4 32GBまで搭載可・M.2対応・NUCと同じく2.5インチHDD/SSDの搭載可否で筐体が2種類ある、という感じになっています。<br />
<br />
元々は第7世代で2コアの<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/95451/intel-core-i7-7500u-processor-4m-cache-up-to-3-50-ghz.html" target="_blank">i7-7500U</a>を積んでいたらしいのですが、第8世代にモデルチェンジしてNUCと同様の4コアになったみたいです。第8世代ではi5とi7の2モデルありますが、両方とも4コアです。<br />
<br />
積んでいるのは<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/124967/intel-core-i5-8250u-processor-6m-cache-up-to-3-40-ghz.html" target="_blank">i5-8250U</a>または<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/122589/intel-core-i7-8550u-processor-8m-cache-up-to-4-00-ghz.html" target="_blank">i7-8550U</a>で、非常にややこしいですがNUCの<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/135935/intel-core-i5-8259u-processor-6m-cache-up-to-3-80-ghz.html" target="_blank">i5-8259U</a> / <a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/137979/intel-core-i7-8559u-processor-8m-cache-up-to-4-50-ghz.html" target="_blank">i7-8559U</a>と比較して<b>同じ世代で1つ前</b>のモデルになります。本当は前者がKaby Lake Refreshで後者がCoffee Lakeなので、前者はKaby Lakeと同じ第7世代な気がしますがそうなっていません。まあユーザー的にはコア数が増えた方がインパクトが大きいのでそこが世代の区切りなのかもしれませんが・・・<br />
<br />
これらのCPUの違いを挙げていってもわかりづらいので、前回と同じく一覧に。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6_QbNwx3aRT1hXdvwPEMSZ-tQcDoyZIBqefQ_C5NGUGENbrWVXWGPaN2WuGZYKyVt1YXyqsMfLNjvnYduGFJHzOQB-ERHSE-Ul4flzmtO09KomEAIuaxfsun4ZAK4IMzEW27IuolXavfC/s1600/cpu.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="620" data-original-width="893" height="276" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6_QbNwx3aRT1hXdvwPEMSZ-tQcDoyZIBqefQ_C5NGUGENbrWVXWGPaN2WuGZYKyVt1YXyqsMfLNjvnYduGFJHzOQB-ERHSE-Ul4flzmtO09KomEAIuaxfsun4ZAK4IMzEW27IuolXavfC/s400/cpu.png" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
一覧を見ると、V200のCPUはNUCと比べてTDPとクロックが低くてiGPUが結構しょぼい、というのがわかると思います。<br />
<br />
とはいえGPD WINのようなモバイルならまだしもデスクトップにおいてはIrisだろうとディスクリートGPU相手には勝負にならないので気になりませんし、クロック差もTBクロックにおいては大きくありません。<br />
<br />
それでいてi5モデルが$280、i7モデルが$340前後で買えるならばかなりお得なのでは・・・?i7であれば理論上i5のNUCより速くて安いという可能性もあります。<br />
<br />
ということで結構気になってはいたのですが、osx86の検証機という元々の目的に立ち返るとナレッジの少ない謎PCでギャンブルして失敗しては元も子もないので、このときは結局NUCを買いました。<br />
<br />
<br />
<h3>
我慢しきれず</h3>
<br />
・・・しかし、<b>マイナーPCで遊ぶという魅力に抗えず</b>、NUCで一通り動作確認を行って非常に良い製品であることが確認できた<b>後に</b>わざわざ買ってしまいました。<br />
<br />
iPad miniとXiaomi Mi Pad 2を2台持ちしてみたり、時々「本物とパチモノを同時に所有する」という変な欲が出てくるんですよね・・・いやこれに関してはサイズがNUCなだけのオリジナル製品でパチモノ呼ばわりは失礼ではあるんですが。<br />
<br />
そして「もちろん買うならi7モデルだよね」ということで注文しましたが、中華あるあるの在庫切れ。で、<b>特に必要もないネタ要員</b>なのでここで諦めればいいんですが、店舗から「i5モデルとの差額+αを返金するからi5モデルで手を打たないか」と言われ<b>手を打ってしまいました</b>。何をやっているんだか。<br />
<br />
ちなみに、ストレージオプションを2個付けないとデフォルトでは薄型筐体が来てしまうらしく、ストレージ・メモリは自分で用意するため不要なので「厚型でくれ」と連絡しました。<br />
<br />
ストレージを付けるとOEM版Windows 10が<b>無料で</b>インストールされるとのことで、「+$35でライセンスシールも付けるよ!」となっているんですが、つまりそれ<b>$35払わない方のWindowsって割れじゃん!</b>まあAliだと「クラック版Windows付けるよ」とか明言している店舗もあるくらいなのでこれも中華あるあるですね。<strike>まあosx86やるんで悪く言えた立場じゃないですが・・・</strike><br />
<br />
<br />
<h3>
そして届く</h3>
<br />
NUCよりもマイナーなので、こっちは開封の儀をやっていきましょうか。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggitGWdTXMM_DPiEpiVd6cEhPPnX3QCWRVvUH90E-Uncs8vlJPMoE0s0UTRGcSagKYWWb8POM1nnBaNrdA0ECXFGM95MYXqFw3FO_5hE58czZZP9nR3YFpIzYQUf-yedwLR2CrdKjS2Kse/s1600/box.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggitGWdTXMM_DPiEpiVd6cEhPPnX3QCWRVvUH90E-Uncs8vlJPMoE0s0UTRGcSagKYWWb8POM1nnBaNrdA0ECXFGM95MYXqFw3FO_5hE58czZZP9nR3YFpIzYQUf-yedwLR2CrdKjS2Kse/s400/box.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ちゃんとした箱に入ってきます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgB2kE56_8oO-BQHlaOwXMsh5FnzDEOO4UmCVL5xmFNXlHMFbTl73QMzN7R5VqvAv-ar8xaaL2Hs17ry34hRoXXpArEb3M2n69ihvmqGO-79INSmvgODBQZq9dW7nytYoWAbWeoKdvPQhQw/s1600/box_open.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgB2kE56_8oO-BQHlaOwXMsh5FnzDEOO4UmCVL5xmFNXlHMFbTl73QMzN7R5VqvAv-ar8xaaL2Hs17ry34hRoXXpArEb3M2n69ihvmqGO-79INSmvgODBQZq9dW7nytYoWAbWeoKdvPQhQw/s400/box_open.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
開けるとこんな感じ。右にはACアダプタとかHDMIケーブルが入ってます。ミッキーケーブルも入ってるので、この点については<b>NUCよりちゃんとしてますね。</b><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWEyz0979KHZwO77Luf1rk92IaAHUnlV89g8mBoFdrhWRuPyfM3H31f2ri7EfdTe2x36RrWabUufgIihvyHQfCyLiXUW9XykuqjlC59QUwn_oDK0LdVYzAVJ55Rz2Epi53xJz3hKr46RFw/s1600/vesa.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWEyz0979KHZwO77Luf1rk92IaAHUnlV89g8mBoFdrhWRuPyfM3H31f2ri7EfdTe2x36RrWabUufgIihvyHQfCyLiXUW9XykuqjlC59QUwn_oDK0LdVYzAVJ55Rz2Epi53xJz3hKr46RFw/s400/vesa.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ドライバディスク?はDVD-R。たまたま光学ドライブが手持ちに無かったので中身はわからないけど。そしてNUCと同様にVESAキットまで付いてきます。アーム使いだから出番ないですが・・・<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguZb7oagNNHOENJhJ0JxWu4WnTK_g0FH-2Pbrncx9Va95a_FNkwHRgzLJssyEqIpj2_DPiDq5SE5FXXVn9BxdLYVscCX0705OmG0lBJlWe-hqMOZtp9AqmKNZt4oNHyVABeB3dvZ7R6mRX/s1600/front.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguZb7oagNNHOENJhJ0JxWu4WnTK_g0FH-2Pbrncx9Va95a_FNkwHRgzLJssyEqIpj2_DPiDq5SE5FXXVn9BxdLYVscCX0705OmG0lBJlWe-hqMOZtp9AqmKNZt4oNHyVABeB3dvZ7R6mRX/s400/front.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
というわけで本体。箱は薄型だけどちゃんと注文通り厚型筐体で来ました。側面・底面は厚みのあるアルミになっていて結構高級感があります。<br />
<br />
<span id="goog_1112539960"></span><span id="goog_1112539961"></span>天面は最初めっちゃ傷が付きやすいプラなのかと思ったら保護シールがぴったり貼ってあっただけでした。というか貼ってある状態から切り出された感じ?よく見ると電源ボタンが商品画像と違いますが気にしたら負け。 <br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUGiN3J7ICFhzrRur46U3EByub7NFEr58S3_X7GIAK3X3k1JD6XyVhn1_xG0SNoFtOyL-NAqUzN8oWP4LN3pdKyhHspUdbPo_jtEowfP1aQfpRj1NP-jIY4ZPS6HExX25DG7rBtQKHXaq4/s1600/IMG_0952%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUGiN3J7ICFhzrRur46U3EByub7NFEr58S3_X7GIAK3X3k1JD6XyVhn1_xG0SNoFtOyL-NAqUzN8oWP4LN3pdKyhHspUdbPo_jtEowfP1aQfpRj1NP-jIY4ZPS6HExX25DG7rBtQKHXaq4/s400/IMG_0952%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
前回の写真ですが。NUCとは幅がほぼ同じで奥行きが短く、少し薄いのでちょっとコンパクト。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3b03fZZB4FHy-cGCzdLcrR0ZDJN54ZXLox384FXoI2cnkVB36CxQ67zhQz0px6IWO7rg9UMQonRUK7mPmUCkMuNBzGas_rkaXC6HiseheyXMy_cd5rUMRwIkLQIV1iTeAtwOrCBZPqOSK/s1600/side0.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3b03fZZB4FHy-cGCzdLcrR0ZDJN54ZXLox384FXoI2cnkVB36CxQ67zhQz0px6IWO7rg9UMQonRUK7mPmUCkMuNBzGas_rkaXC6HiseheyXMy_cd5rUMRwIkLQIV1iTeAtwOrCBZPqOSK/s400/side0.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
正面から見て左側面にもUSBポートが2.0と3.0一つずつあります。右側面は何もなし。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEij30SOb9ot4YoIf-cSSOQMTNuegLMB9ZzF2zPKPxuQDx90j0MHoy23DJGYzJPtpsE45YMyEmDoAieAi3xY_EOMJ6N9Kd7iM7w1RctDxhngncG2ZUXO33LPwFdAD2wC7zRbrjsDUM2PDSXB/s1600/back.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEij30SOb9ot4YoIf-cSSOQMTNuegLMB9ZzF2zPKPxuQDx90j0MHoy23DJGYzJPtpsE45YMyEmDoAieAi3xY_EOMJ6N9Kd7iM7w1RctDxhngncG2ZUXO33LPwFdAD2wC7zRbrjsDUM2PDSXB/s400/back.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
背面。HDMI2.0とMiniDPがあるので4K60Hzでデュアルモニタできます。USB-Aは2.0ですが、Type-CポートがUSB3.1になっています。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZM_Ggu-e-C33X3WT600KPOGT0RJ2-wreUB0RiovEu8hYZtqHG-NO2MF6CET1zXjqCwgUT_lSRnBpPp2-9OkqhzgUXNnmUGuKzLGiz3qFhZvDoK27BPgVgWjDX81zX7VS0PnKMe6z81o_u/s1600/inside.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZM_Ggu-e-C33X3WT600KPOGT0RJ2-wreUB0RiovEu8hYZtqHG-NO2MF6CET1zXjqCwgUT_lSRnBpPp2-9OkqhzgUXNnmUGuKzLGiz3qFhZvDoK27BPgVgWjDX81zX7VS0PnKMe6z81o_u/s400/inside.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
中身。モデルはV200のはずですが基板にはV210と書いてあります。おそらくi7-7500Uが載っていたモデルがV200で、第8世代CPU搭載モデルはV210なんでしょうね。M.2はNVMe/SATA両対応、SO-DIMMスロットは2つ、2.5インチ用SATAケーブルも生えていて一通り完備されています。<br />
<br />
ネタPCに32GBも積むほどお財布は潤沢ではない一方、8GB2枚買ってもなぁということでNUCと同じ<a href="https://amzn.to/2WlRxsg" target="_blank">PATRIOTのDDR4-2666 16GB</a>を1枚だけ刺しました。前回赤いの買ったので今回は黒で。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzEovxA0u3U1BLKJ6flEK3paVekBv1jpFsLIFQBW7nye9Tc0UYJDAUUc_jv4uBG2wTlKhyVpAjomNZzeL2HfRfWQqa7M_PHKYItEaphOiIjcZgyH-xwZw-DIwlMK8-KSOLILyOL5k2KPU8/s1600/wifi.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzEovxA0u3U1BLKJ6flEK3paVekBv1jpFsLIFQBW7nye9Tc0UYJDAUUc_jv4uBG2wTlKhyVpAjomNZzeL2HfRfWQqa7M_PHKYItEaphOiIjcZgyH-xwZw-DIwlMK8-KSOLILyOL5k2KPU8/s400/wifi.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
M.2周りをアップで。NUCと異なり、WiFiがオンボードではなくM.2のAC3165なのでosx86的にはコンパチなチップに変更できるのがちょっと嬉しいかもしれない。 <br />
<br />
後で回すベンチの際は、容量やシングル/デュアルチャンネルの差が出ないようNUCに載せたメモリを移してきたんですが、ここで問題が。NUCよりもスロット間の隙間が小さいみたいで、ちょっと力を入れて押し込まないと刺さらず不安な状態でした(認識はされる)。なので<a href="https://amzn.to/2Wlv3HT" target="_blank">こういう</a>ヒートシンク無しのメモリにした方がよかったかもです(実際は1枚運用だから問題ないけど)。<br />
<br />
<br />
<h3>
BIOSでまず笑い、まさかの・・・</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjNQIm70Pbg2DD97zOBvmvf_76mvcafn9FPLLExpPx2YYGsIB8IePIDT5IRLV6JQr0nLj7cLyszeeEnB1jjsWPgJQXzQvnyGWk02B3pKvLmKr3wv6suj9Y50FJkhEQaCJ_crpMM0ImT-KIb/s1600/eval.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjNQIm70Pbg2DD97zOBvmvf_76mvcafn9FPLLExpPx2YYGsIB8IePIDT5IRLV6JQr0nLj7cLyszeeEnB1jjsWPgJQXzQvnyGWk02B3pKvLmKr3wv6suj9Y50FJkhEQaCJ_crpMM0ImT-KIb/s320/eval.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
とりあえず起動、したらいきなりこれ。<b>EVALUATION COPY</b>・・・?おいおい、割れWindowsを回避したつもりが<b>割れBIOSかよ!?</b>・・・まあ、調べてみるとEVALUATION COPY = 不正規品、というわけではないようで単にbetaなBIOSが載ってるだけという可能性もあるようですが、いきなりのズコーでまず笑う。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj18M4DOygBRZn_jboX5R4fkbAt0HLhwVmA-qrv0pOJM44OPDo7X1r7X4TFXRdsQleX0OGB6uFdn4zUR49P0hi9YNC_ibwNZ5kZGxqgJNXmckCn7Orb4ip-G7LymnZDv36aI9wSG1rGpREr/s1600/8350u.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj18M4DOygBRZn_jboX5R4fkbAt0HLhwVmA-qrv0pOJM44OPDo7X1r7X4TFXRdsQleX0OGB6uFdn4zUR49P0hi9YNC_ibwNZ5kZGxqgJNXmckCn7Orb4ip-G7LymnZDv36aI9wSG1rGpREr/s400/8350u.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
そしてBIOSに入ってみると・・・<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/124969/intel-core-i5-8350u-processor-6m-cache-up-to-3-60-ghz.html" target="_blank">i5-8350U</a>!?なんと公称より1ランク上のCPUが入っています。確かに商品説明には「Probably send i5 8350U by random」などといい加減なことが書いてあったものの、「アタリ無しのクジみたいなもんだろ」と気にも留めていませんでした。まさか本当に入っているとは。<br />
<br />
そしてSpeedが1900MHz表示なのでcTDP upで設定されているようです。<br />
<br />
先程の表にi5-8350Uを加えるとこんな感じ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifIO3XX0U8U9Yu9nMEm4qpgeJjL1caxp3BaxjS5BuA81n416TyXfOGarC7SUBbDmh3pMFJt39M9bQa0OO_WnEAREjYNZs9ALZp486D4WWsN7kC5e4zSh8_ShE9rViL7iyba_aWZlWEZNIC/s1600/cpu2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="620" data-original-width="716" height="346" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifIO3XX0U8U9Yu9nMEm4qpgeJjL1caxp3BaxjS5BuA81n416TyXfOGarC7SUBbDmh3pMFJt39M9bQa0OO_WnEAREjYNZs9ALZp486D4WWsN7kC5e4zSh8_ShE9rViL7iyba_aWZlWEZNIC/s400/cpu2.png" width="400" /></a></div>
<br />
i5-8350Uだと4コアTBクロックがi5-8359Uと並ぶので、理論的には同じ性能が期待できるわけです。わくわく。<br />
<br />
<br />
<h3>
osx86とベンチマーク</h3>
<br />
性懲りもなくMojaveを入れていきます。<br />
<br />
基本的にNUCと同じMacmini8,1として動かすことができます。NUCにも増して需要がないと思うので細かい設定は書きませんが・・・<br />
<br />
NUCよりは多少苦労して、DevicePropertiesでHDMIとDPを入れ替えたりする必要がありました。そしてそれでもHDMIで4K出すとブラックアウトしてしまう問題があり、一画面出力でしか使えてないです。<br />
<br />
何も考えずGeekbenchを回しました。<br />
<ul>
<li>Geekbench 3 - <a href="https://browser.geekbench.com/geekbench3/8781473" target="_blank">Single 3706 / Multi 11991</a></li>
<li>Geekbench 4 - <a href="https://browser.geekbench.com/v4/cpu/13344285" target="_blank">Single 4777 / Multi 12502</a></li>
</ul>
あれれ、<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2019/06/brix-pronuc8i5beh.html">前回</a>NUCが以下の結果なので思ったより低い。<br />
<ul>
<li>Geekbench 3 - <a href="https://browser.geekbench.com/geekbench3/8774341" target="_blank">Single 4386 / Multi 16540</a></li>
<li>Geekbench 4 - <a href="https://browser.geekbench.com/v4/cpu/13046452" target="_blank">Single 5045 / Multi 17738</a></li>
</ul>
V200の方がシングルコアで5-15%、マルチコアで25-30%くらい低いという形になってしまっています。<br />
<br />
どうやらターボブーストがフルで効いていないようで、Intel Power GadgetのログではNUCが3.6GHz張り付きだったのと比較してV200ではGeekbench 3実行時で平均2.8GHz程度となってしまっていました。クロック比とマルチコアのスコア比がほぼ一致しているのでこれがスコア低下の原因でしょう。<br />
<br />
何せ<b>Windowsを動かしてもいない</b>ので単にosx86のセットアップがうまくいっていない可能性もありますが、冷却・排熱がイマイチな気がします。<br />
<br />
NUCと異なりアイドル中からそこそこファンが回る一方、ベンチ中はCPU温度がNUCより5〜10℃ほど高い状態となり筐体も熱を持つので、冷やせてないからターボブーストの最大クロックを維持できないのかなという感じです。<br />
<br />
しかし、仮に冷やしきれないことでクロックが頭打ちしているとしたら、i7モデルでもそんなに性能の伸びが期待できないかもしれません(i7はコアが選別品で同じ発熱で高クロックまで回る可能性もありますが)。そういう意味ではi7モデルが買えませんでしたがi5を安く買えたほうが得だったのかも。<br />
<br />
<br />
<h3>
まとめ</h3>
<br />
とりあえずMojaveが起動する程度にセットアップしてGeekbench回しただけなのでレビューと言えるほどのこともしてないですが、i5のNUCとV200を比べると<br />
<ul>
<li>サイズ・M.2・SATA・メモリといった基本スペックはNUCと共通</li>
<li>WiFiがM.2なので交換可能</li>
<li>筐体の高級感は見劣りしない </li>
<li>NUCの約2/3の価格で買える</li>
<li>USB3.0がNUCより少ない </li>
<li>静音性はNUCに敵わない</li>
<li>実性能はスペックシート以上に差がある(多分)</li>
</ul>
こんなところでしょうか。<br />
<br />
これがIntel製の別モデルだったら「こっちの方がコスパ良いよね」というところですが、Aliで売ってる保証ナシのノーブランドPCということを考えると「この価格差なら素直にNUC買っとけ」となっちゃいますね。<br />
<br />
ただ、NUC8I5BEHが非常に良くできた製品というだけで、単体で見ると3万円前後で買えるベアボーンとしては拡張性も性能も良く筐体もしっかりしているので、意外と(失礼)ちゃんとしてるなと思いました。<br />
<br />
それにしても、NUCと中華PCを両方買うのは実に無駄な買い物でしたが、やはり2つ並べて比べるのは楽しいw<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07J6T286L&linkId=6f053b83c2a1677672d0e26aac19d758" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07QMPTNXY&linkId=6c9b2e230b0f5cf45562eff4828be747" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01KBKIJY2&linkId=f110d41be4067d983adc3c5458bbbeff" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-8918757152387824002019-06-02T18:14:00.001+09:002019-06-16T01:46:58.541+09:00BRIX Proが死んだのでNUC8I5BEHを買った(前編)<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfn7BqgZprapMvMBIaxT4zoScZMUakO1kLYbvuw6Z9aG5sdxmCeGUnqgfwri0dlgis8SChsL1w3QpmvaLAanI3VsYjbruGjo2mSfvtnC0lqUQJu2hiAZ6cSDQ66-Y3deu9Zx4XgF8zd0Ni/s1600/IMG_0952%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfn7BqgZprapMvMBIaxT4zoScZMUakO1kLYbvuw6Z9aG5sdxmCeGUnqgfwri0dlgis8SChsL1w3QpmvaLAanI3VsYjbruGjo2mSfvtnC0lqUQJu2hiAZ6cSDQ66-Y3deu9Zx4XgF8zd0Ni/s400/IMG_0952%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ご無沙汰しておりました。引っ越し後、録画サーバーやファイルサーバーを新規構築してデータの移動・整理とかしていたら(サーバー以外の)自作PCやUMPCに全然触らないまま年も変わり元号も変わり。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
UMPCについてはGPD MicroPCは<strike>ノリで</strike>出資しちゃいましたがまだ届いていないし、最近はGPD以外にもOneMixやChuwi Minibookなど色々出てきてて8インチクラスは何か買うつもりですが、まだ決めてないです。<br />
<br />
というわけで今回はUMPCじゃなくて<a href="https://amzn.to/313bRlR" target="_blank">BOXNUC8I5BEH</a>というNUCと、なぜか中国製のNUC<b>みたいな</b>PCも買ってしまったのでそれぞれレビューというほどでもないですが軽く紹介していきます。<br />
<br />
・・・と思ったんですが、書いててNUCの段ですでに長くなってきたので写真右の中華NUCについては後編ということで。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h3>
BRIX Proが壊れた</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYvMRSaFdjqcmZameHOhEXMfO_Etx0PJa15L1C2W50-yvpdbmu9afDLVsi0sFsq7-UMlVvzDsDTygxoeEN4bW9mEOQMeCP3kJnlYmsu9DF-TKJFHZndeqRzR7qOfINuU_LrpSLIwXBLTFm/s1600/IMG_0955%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYvMRSaFdjqcmZameHOhEXMfO_Etx0PJa15L1C2W50-yvpdbmu9afDLVsi0sFsq7-UMlVvzDsDTygxoeEN4bW9mEOQMeCP3kJnlYmsu9DF-TKJFHZndeqRzR7qOfINuU_LrpSLIwXBLTFm/s400/IMG_0955%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
4年半くらい前(!)にGIGABYTEの<a href="https://www.gigabyte.com/jp/Mini-PcBarebone/GB-BXi7-4770R-rev-10" target="_blank">BRIX Pro</a>を買ったんですが、今年に入って久々に電源を入れたら不安定になってました。起動しても数分でシャットダウンしてしまい、その後はしばらく電源が入らないという状態に。メモリを1枚刺しにしたり、SSDを替えたり、ACアダプタまで替えたんですが症状が改善せず。<br />
<br />
TDP 65Wの<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/76642/intel-core-i7-4770r-processor-6m-cache-up-to-3-90-ghz.html" target="_blank">i7-4770R</a>をNUCサイズにブチ込むという爆音・爆熱構成だったにも関わらずQSVエンコード用として酷使したのが祟ったのかもしれません。<strike>CPU温度90℃超えたりしてたし。</strike><br />
<br />
引っ越しに伴いPC群を整理した関係で、サーバー以外の自作PCがX299機にRyzen機とosx86的に特殊になってしまったので、サブ機兼セットアップ用の検証環境として使おうと思ってたのですがさあ困った・・・<strike>いや、大して困ってないけど何かオモチャを買う理由付けとして困ったことにしたい。</strike><br />
<br />
<br />
<h3>
代替品を探す</h3>
<br />
というわけで代替品が欲しくなったわけですが、BRIX Proは4年以上前のHaswellベアボーンなので性能的に同等以上の製品を見つけるのは容易い、ように思えますがこれが難しい。<br />
<br />
なにせ、上述の通りデスクトップ用4コア8スレッドのi7-4770Rを載せた変態NUCなので、2コアが普通のNUCでは見劣りします。今なら小型ベアボーンは<a href="https://amzn.to/2JQNSks" target="_blank">DeskMini A300</a> + <a href="https://amzn.to/2JWFFeD" target="_blank">Ryzen 5 2400G</a>一択と言っていいくらいの状況ですが、osx86の関係で事実上Intel縛りなのでそうもいかず。Intel版の<a href="https://amzn.to/2WEOjEj" target="_blank">DeskMini 310</a>もありますが、iGPU付きIntel CPUのラインナップが壊滅しているので今買うには微妙なんですよね・・・<br />
<br />
と、知識が全然アップデートされてなかったんですが、最新のCoffee Lake搭載NUCって超高いゲーミング向けじゃなくても4コアモデルがあるんですね。しかも最上位のi7だけでなくi5モデルすら4コアになっているという。<br />
<br />
ということで素直(?)にNUCを買うことにしました。<br />
<br />
<br />
<h3>
選定</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjB1Y0f2j8fb-8wxazem43-QRuVnQqdmHdbr7XehX9o5yuRUX4576C4CTIhLGIRhMSS-boglVURpudFAj0YyQxl6Mu55cV64UuuoU4_SUrsKXoUwFUPUZl4F0QyGZYkOOg4_ZCW2RYgfkn1/s1600/IMG_0956%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjB1Y0f2j8fb-8wxazem43-QRuVnQqdmHdbr7XehX9o5yuRUX4576C4CTIhLGIRhMSS-boglVURpudFAj0YyQxl6Mu55cV64UuuoU4_SUrsKXoUwFUPUZl4F0QyGZYkOOg4_ZCW2RYgfkn1/s400/IMG_0956%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
お亡くなりになったBRIX Proとのツーショット。右がNUC8I5BEH。<br />
<br />
Coffee Lake世代のNUC(Bean Canyon)は下記のような構成になっています。<br />
<ul>
<li><a href="https://amzn.to/310UD8r" target="_blank">BOXNUC8I3BEK</a> Core i3・M.2のみ</li>
<li><a href="https://amzn.to/2JQaSQz" target="_blank">BOXNUC8I3BEH</a> Core i3・2.5 HDD/SSD対応</li>
<li><a href="https://amzn.to/2WiVtPi" target="_blank">BOXNUC8I5BEK</a> Core i5・M.2のみ</li>
<li><a href="https://amzn.to/313bRlR" target="_blank">BOXNUC8I5BEH</a> Core i5・2.5 HDD/SSD対応</li>
<li><a href="https://amzn.to/2JQHRE2" target="_blank">BOXNUC8I7BEH</a> Core i7・2.5 HDD/SSD対応</li>
</ul>
末尾KとHの違いは筐体のみで、Kのモデルが薄型でM.2 SSDしか搭載できず、Hのモデルは15mmほど厚い代わりにM.2に加えて2.5インチのHDD/SSDが搭載できるようになっています。i7版は薄型モデルが存在しないようです。<br />
<br />
厚さがちょっと増すだけでストレージが多く積めるHの方が使い勝手が良いと思います。Kの方が安いならともかく、実売だと同等か下手するとHの方が安かったりするくらいなので、よっぽど薄さに価値を見出していないと薄型にする理由が無い気がします。<br />
<br />
Core i3モデルに載っているのは2コア4スレッドの<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/135936/intel-core-i3-8109u-processor-4m-cache-up-to-3-60-ghz.html" target="_blank">i3-8109U</a>ですが、今回は4コアが欲しかったのでパス。<br />
<br />
Core i5モデルに載っているのが先述の通り4コア8スレッドの<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/135935/intel-core-i5-8259u-processor-6m-cache-up-to-3-80-ghz.html" target="_blank">i5-8259U</a>です。ベースクロックがi3-8109Uの3.0GHzに対してこちらは同TDPでコアが2倍な分2.3GHzと下がってしまっていますが、TBクロックは3.6GHz vs 3.8GHzなのでシングルスレッドでもキッチリ速いです。<br />
<br />
Core i7モデルには同じく4コア8スレッドの<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/137979/intel-core-i7-8559u-processor-8m-cache-up-to-4-50-ghz.html" target="_blank">i7-8559U</a>が載っており、i5-8259Uとの差はクロックとL3キャッシュサイズ(6MB vs 8MB)です。ピークパフォーマンスに直結する全コアTBクロックが<a href="https://en.wikichip.org/wiki/intel/core_i5/i5-8259u">i5-8259Uで3.6GHz</a>、<a href="https://en.wikichip.org/wiki/intel/core_i7/i7-8559u">i7-8559Uで4.1GHz</a>らしいのでi5との性能差は1〜2割だと思いますが、一方でi5モデルより2〜3割(1万円以上)高いのでコスパが悪く感じます。<br />
<br />
やはり真ん中のモデルだからなのか、最近の実売価格だと<b>i5モデルがやたら高コスパ</b>なのでi3とi7モデルが相対的に高く見えてしまいます(特にi7モデル)。i7はi5モデル+1万円を切れればバランスが取れそうなんですけどね。<br />
<br />
以前のデスクトップi5のように4コア4スレッドにすれば良い感じで差別化された気もします。まあ、買う側としてはもちろん4コア8スレッドで嬉しいわけですが。<br />
<br />
CPUについてまとめるとこんな感じ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5WE74ZtqQJynja4mia2NtV-Rfd4cTfnfD_uqzI8CjEKPrtYzU-b09FugZwaPoWXpltoaP1Gw7DbF42qZYVfkLhjjkayREeGN0SOgjsoZ-Kw3SwiHM3v3wz7Y7szD_ufXStKq6ZEYJOZOY/s1600/01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="277" data-original-width="554" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5WE74ZtqQJynja4mia2NtV-Rfd4cTfnfD_uqzI8CjEKPrtYzU-b09FugZwaPoWXpltoaP1Gw7DbF42qZYVfkLhjjkayREeGN0SOgjsoZ-Kw3SwiHM3v3wz7Y7szD_ufXStKq6ZEYJOZOY/s400/01.png" width="400" /></a></div>
<br />
用途は人それぞれなのでNUC8I5BEH一択、というわけではないですが、個人的にはベストだったのでi5搭載モデルであるNUC8I5BEHを買いました。<br />
<br />
<br />
<h3>
組み立て</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDHD2y-lDDE0Eq3C_Xa0RhDy0tjYzC-oWFSDyt280RKfYBnWc2wfGBE2HK12oDo9ncPjfhOUv357oxXzwsV-VdDORIUXANdhFU4Hfy1sX0ky6-vtDAZ-w-OxZUwaZ6OHLAZK1u0LNKq97p/s1600/IMG_0957%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDHD2y-lDDE0Eq3C_Xa0RhDy0tjYzC-oWFSDyt280RKfYBnWc2wfGBE2HK12oDo9ncPjfhOUv357oxXzwsV-VdDORIUXANdhFU4Hfy1sX0ky6-vtDAZ-w-OxZUwaZ6OHLAZK1u0LNKq97p/s400/IMG_0957%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
・・・って、メモリとSSDを刺すだけのベアボーンに組み立てもへったくれもないので省略。<br />
<br />
よく言われている注意点としては「(メガネじゃない)ミッキーケーブルが付属しない」という点ですが、自分は<b>BRIX ProのACアダプタ故障を疑い買い足した(が徒労に終わった)もの</b>がミッキー型だったので問題なく流用できました。涙。<br />
<br />
メモリはせっかく安くなっているから満載しようということで、2枚組で買うより安かったPATRIOTの<a href="https://amzn.to/2JRCy7n">DDR4-2666 16GB</a>を2枚購入。NUC自体はDDR4-2400までなので<a href="https://amzn.to/2HMS0iW" target="_blank">DDR-2400モデル</a>でも良かったんですが、後々流用したとき高クロックのほうが嬉しいかなと。<br />
<br />
SSDは買わず手持ちのものを流用。MZHPV256HDGL(SM951)という、NVMe普及前夜に発売された<b>「PCIe接続なのにプロトコルがNVMeじゃなくてSATAと同じAHCI」</b>という変態M.2 SSDを持っていて、コイツが(当然)SATAオンリーのM.2スロットには刺せずNVMe用スロットだとブートできないマザボがあるなど、過渡期製品特有の扱いづらさだったんですが、このNUCでは見事ブートディスクとして使えたので活躍してもらうことにしました。 <br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYbWwNAgiWSDYEa6ef90JvNV_EY_srRCSTxDtZ1a-akPa33n8JJ9bE77dKbkBxdR-p_Ty3Y5yQX-GeKBaksCBnSjyrUEfSDwtOhDEEcR8UCA7XbFukqo0vJ8tOxejdYVRfzarNqG1g19Nl/s1600/IMG_0959%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYbWwNAgiWSDYEa6ef90JvNV_EY_srRCSTxDtZ1a-akPa33n8JJ9bE77dKbkBxdR-p_Ty3Y5yQX-GeKBaksCBnSjyrUEfSDwtOhDEEcR8UCA7XbFukqo0vJ8tOxejdYVRfzarNqG1g19Nl/s400/IMG_0959%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
USBは全ポートUSB3.1で、USB-Aは正面と背面で2つずつ。正面の黄色い方は充電用ポートでシャットダウン時も通電するみたいです。<br />
<br />
Intel製ということでThunderbolt 3ポートが付いており、<strike>それは正直どうでもいいんだけど</strike>USB-Cとしても機能するのでmDPに変換して画面出力ができます。<br />
<br />
HDMIも2.0なので、HDMI + DP(USB-C)で4K60Hzの2画面出力ができます!すげぇ!<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9Gm_j0cHCL6VZJ-rcL0uiUtiDACB6RvlT3l3YAnqsOPeFhmG44p4kRU83D1O_J3bqK2rcwlYI-jj37Jtt5aVEd65LBEZ1vW7Vz8-Gv7r5M4A_NsXn2Q2BXUeA3jtceoszH55ZRKrkDIZs/s1600/IMG_0958%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9Gm_j0cHCL6VZJ-rcL0uiUtiDACB6RvlT3l3YAnqsOPeFhmG44p4kRU83D1O_J3bqK2rcwlYI-jj37Jtt5aVEd65LBEZ1vW7Vz8-Gv7r5M4A_NsXn2Q2BXUeA3jtceoszH55ZRKrkDIZs/s400/IMG_0958%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
サイドにはUHS-I対応のmicroSDXCスロット付き。実はまだosx86とUbuntuでしか使ってないのでCDMのベンチ結果は無いです。<br />
<br />
このMicroSD、ブートにも対応しているようで実際Ubuntu Server 18.04.2 LTSをインストールして起動できました。<a href="https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000024603/mini-pcs/intel-nuc-kits.html" target="_blank">Intelのサポート</a>によるとレガシーブートしかできないようですが、少なくともUbuntuについてはUEFIブートも可能でした。<br />
<br />
MicroSDブートができると、USBメモリを刺さなくてもSSD2本を丸々データディスクとして使えるので小型サーバ用途としては嬉しいかもしれないです。<br />
<br />
<br />
<h3>
osx86</h3>
<br />
Windowsを動かす予定はないので、<b>初っ端からMojaveを入れました</b>。i5-8259Uは2018年モデルの13インチMacBookProに入っているCPUそのものなので、目論見通りサクッと入ってくれました。何より変態SSDに入ってくれたのが嬉しい。<br />
<br />
と言いつつ実際のところ思っていたよりはハマりポイントがあったんですが、<a href="https://github.com/RehabMan/Intel-NUC-DSDT-Patch" target="_blank">こちら</a>でこの世代のNUC(NUC8)用のconfig.plistとSSDTが公開されていたので結果的に簡単でした。<br />
<br />
ただこちらのconfig.plistはやや古いのでSMBIOSをMacmini8,1にするなどちょっといじりました(MBPにしなかったのはデスクトップのSMBIOSにしたかったから)。Coffee Lake MacのSMBIOSを使うことでlilucpuとかDevicePropertiesとかでspoofかけなくても動いてくれるようになります。<br />
<br />
ちゃんとした構築手順を書き起こすのは面倒なので要望があればということで・・・上記リポジトリから読んでいけば簡単です。<br />
<br />
<br />
<h3>
動作・ベンチマーク</h3>
<br />
もっとも驚いたのは、<b>想像以上に静か</b>だったことです。前任者が爆音爆熱のBRIX Proだっただけに、TDPが違うとはいえBRIX Proより0.5回りくらい小さい筐体で4コアCPUだから覚悟していたんですが、アイドル時は静音PCレベルでした(※感覚なので個人差あり)。<br />
<br />
しかもGeekbench程度の負荷ではほとんどうるさくならず高負荷でもBRIX Proのアイドル程度なんじゃ?というくらいなので静音性には驚かされました。しかもきっちり全コア3.6GHzで回ります。<br />
<br />
というわけでベンチマークのお時間です。Windows世界ではベンチの取り方は色々あるんでしょうがosx86なのでGeekbenchです。<br />
<br />
とりあえず回した結果が以下。<br />
<ul>
<li>Geekbench 3 - <a href="https://browser.geekbench.com/geekbench3/8774341" target="_blank">Single 4386 / Multi 16540</a></li>
<li>Geekbench 4 - <a href="https://browser.geekbench.com/v4/cpu/13046452" target="_blank">Single 5045 / Multi 17738</a></li>
</ul>
過去の結果との比較のために3 / 4それぞれで回しています。<br />
<br />
さて、この結果が他と比べてどうかなんですが、肝心のBRIX Proの履歴が残ってなかったという・・・ただ、Geekbench Browserで<a href="https://browser.geekbench.com/v4/cpu/search?dir=desc&q=i7-4770R+OS+X+64&sort=multicore_score" target="_blank">検索</a>した限りだと、BRIX Proと思しきスコアは<br />
<ul>
<li>Geekbench 3 - <a href="https://browser.geekbench.com/geekbench3/1409024" target="_blank">Single 3913 / Multi 14732</a></li>
<li>Geekbench 4 - <a href="https://browser.geekbench.com/v4/cpu/3044248" target="_blank">Single 4564 / Multi 15640</a></li>
</ul>
だったので、NUC8I5BEHはi7-4770Rに対して1割以上は高性能と言えそうです。4年半で1割かよ、と思うかもしれませんがBRIX Proは8万くらいしたしNUC8I5BEHはめっちゃ静かですからね・・・<br />
<br />
自分で回したものとしては、以前のメインマシンである<a href="https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/80807/intel-core-i7-4790k-processor-8m-cache-up-to-4-40-ghz.html" target="_blank">i7-4790K</a>のものが残ってました。<br />
<ul>
<li>Geekbench 3 - <a href="https://browser.geekbench.com/geekbench3/2284881" target="_blank">Single 4540 / Multi 16929</a></li>
</ul>
そう、ほとんど遜色ないんです。当時のデスクトップHaswell最強CPUと同等の性能を手のひらサイズで実現できています。i7-4790K自体は5年前のCPUですが、Ryzenで焦ったIntelがメインストリームのCore i7を6コア化するまでほとんど進歩がなかったことを考えると中々の高性能です。<br />
<br />
上記i7-4790Kは定格で回していたとはいえ、簡易水冷だったので全コア4.2GHzでは回っていたはずなのでそれと遜色ないのは驚きです。<br />
(i7-4790Kとi7-4770Rの比較だと全コアTBが4.2 / 3.7GHz ≒ 1.14倍、16929 / 14732 ≒ 1.15倍なので大体計算が合っている)<br />
<br />
Geekbench実行中にIntel Power Gadgetでログを取っていましたが、基本的に3.6GHzに張り付いており1/2コアTB3.8GHzも相まって平均が3.6GHzを超えていたので結構しっかり冷やせている印象があります(Geekbench自体はそんな高負荷なベンチマークではないですが)。<br />
<br />
<br />
<h3>
まとめ</h3>
<br />
BRIX Proが壊れた腹いせに半ば衝動買いに近い形で買ってしまったNUC8I5BEHですが、以下のように<b>想像以上に完全無欠感のあるPC</b>でした。<br />
<ul>
<li>4コア時代のCore i7最上位に匹敵する高性能</li>
<li>メモリはDDR4 2枚刺さるので32GBまで搭載可</li>
<li>M.2はNVMe(x4)とSATA両対応し高性能も大容量も対応 </li>
<li>M.2と2.5インチでSSDが2本積める拡張性</li>
<li>HDMI 2.0 + USB-Cで4K60Hzの2画面出力対応</li>
<li>小型ベアボーンとは思えない静音性</li>
<li>Mojaveがサクッと完動するosx86親和性の高さ </li>
<li>デスクトップCore i7程度の価格で買えるコスパの良さ</li>
</ul>
「ここがこうだったら良いな」という部分が思い浮かばないくらいだったので、予想外に良いものを買ったな、という感じです(発売から半年以上経ってるけど)。強いて言えば「WLANがオンボードじゃなくM.2だったらosx86用に換装できたのに」くらいですが言いがかりみたいなものです。<br />
<br />
まあ、osx86縛りを無くせばコスパ・拡張性においてDeskMini A300 + Ryzen 5 2400Gが更に上を行ってはいますが、NUCとしては非常に完成度の高い製品と言えるんじゃないでしょうか。<br />
<br />
というわけで前編はここまで。これさえあれば何不自由のないNUCを買ったにも関わらず、なぜ似たような謎のミニPCが手元にあるのか・・・という話は次回。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07J6T61YB&linkId=0ae3ba2c534f406bc3abd1809df9ad44" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07J6T286L&linkId=6f053b83c2a1677672d0e26aac19d758" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07JCBC3V6&linkId=a1933387b08d7294529a665bdfa5d70a" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07JBYMQXQ&linkId=6d8b6ff1139de4ea17a9afd0cdcf5e70" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B07JW4X5TL&linkId=68e706eeeb6960c0eb89c2124669093c" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01KBKIJY2&linkId=f110d41be4067d983adc3c5458bbbeff" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01KBKIFNM&linkId=ea30a598812652595bab66228d088be1" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-71602787635385427362018-10-28T01:20:00.002+09:002018-10-28T01:20:54.318+09:00GPD Pocket 2、届きました。が・・・(写真なし)ご無沙汰しております、前回更新からはや3ヶ月以上。<br />
<br />
GPD Pocket 2についてはそういえば「出資しました」すら書かないままでしたが、結局出資はしていて先日届きました。<br />
<br />
が、今月は主に引っ越しのせいで忙しく、せっかく届いたのに全然触れていません。無念・・・<br />
<br />
撮った写真をどうこうする環境もないんで写真もなしです。まあ今や写真はそこらじゅうにあるからいいでしょう。 <br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
セットアップすらロクに進められていない言い訳ですが、電源を入れず触っているだけでもニヤニヤできる質感なのがいい感じです。<br />
<br />
<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2018/06/gpd-pocket-2.html">個人的な期待値も低く</a>、 プロトタイプの写真を見ても初代Pocketと比べてポジティブな印象はなかったんですが、いざ実物を見てみると非常に高級感があります。<br />
<br />
某所でも書かれていましたが、タッチバー風ファンクションボタンの工作精度とかが非常に良く、<strike>無駄に</strike>凝ったサイドの造形と相まって初代よりワンランク上の製品という印象。 <br />
<br />
初代Pocket自体、安っぽい感じはなくむしろかなり高級感のある製品だったわけで、これはかなりの驚きでした。<strike>GPD WIN 2が初代WINより安っぽいデザインだったので嬉しい驚きですね?</strike>もう中華製品という雰囲気はゼロです。まあ、高級感がー、とは言っても既に2018年の中華PCとしては実際に高級品の領域に足を突っ込んでいるわけですが・・・<br />
<br />
あと見てわかる面白い点としてはUSBが左右で上下が異なっているところ。まあ逆で嬉しいことなんてないのでどっちも同じ向きにしてよ、という気はしますが。<br />
<br />
まだアカウント設定したくらいなんですが<b>絶望感</b>があるのがキーボードで、タイピング感覚はとても良いんですが配列が初代Pocket以上の変態なので見ながらじゃないとまず打てないです。自分自身がキーサイズ犠牲にしてでも配列維持してほしい派なのも大きいですが、これ慣れられるのかな・・・<br />
<br />
ポインティングデバイスはまだ感想を言えるほど使えておらず。配置自体はLOOX Uで経験済みなのでこちらは慣れられる気がします。<br />
<br />
ファンは賑やかに回りますがボタン一発で止められる機構は秀逸。ただCore m3で止めっぱなしにするのは精神衛生的に良くないので悩ましいですね。 <br />
<br />
とりあえずこれくらいで。ほとんどただの生存報告ですが。b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-59171555700539904992018-07-15T16:57:00.000+09:002018-07-15T16:57:07.759+09:00GPD Pocket 2、マウス付いたの?&GPD WIN 3の話題<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhGyk1OWyfmoB0n2hDM_vq19KXCwGE4osPFYTHEKVqNPjze3t30hblUmdXEWRMyC465yIh1w2b85Y0CDKK2E5XIMKOGaCNV65_tQzKBjI1645uy-t-0WN0z3pfmgS_6UniBYd-iyoxyh7r6/s1600/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-07-15+15.37.45%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="640" data-original-width="1106" height="231" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhGyk1OWyfmoB0n2hDM_vq19KXCwGE4osPFYTHEKVqNPjze3t30hblUmdXEWRMyC465yIh1w2b85Y0CDKK2E5XIMKOGaCNV65_tQzKBjI1645uy-t-0WN0z3pfmgS_6UniBYd-iyoxyh7r6/s400/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-07-15+15.37.45%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.png" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
全然新しい話題じゃないですが、先月<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2018/06/gpd-pocket-2.html">ボロクソに書いた</a>GPD Pocket 2のポインティングデバイス不在問題について、どうやら光学式ポインティングデバイスが搭載されることになったみたいです。<br />
<br />
あとなんか気が早いことにGPD WIN 3が計画されてるとかなんとか。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
製品ページ公開</h3>
<br />
既に先週くらいの話ですがGPD Pocket 2の<a href="http://link.indiegogo.com/click/5b3ec85f2c885e773c3782ee/aHR0cDovL3d3dy5ncGQuaGsvZ3BkcG9ja2V0Mi5hc3A_cj0mdXRtX3NvdXJjZT0mdXRtX21lZGl1bT0mdXRtX2NhbXBhaWduPSZ1dG1fdGVybT0/56d0261756cf60dd068b50ccB8c14870b" target="_blank">製品ページ</a>が公開されてました。<b>クソみたいに重い</b>しテキストも全部画像なせいで検索もできないしでキレまくってたんですが<a href="https://www.indiegogo.com/project/preview/c2c771f7#/" target="_blank">Indiegogoの予告ページ</a>の方がよっぽど読みやすいんで最初からこっち見ておけばよかったです。<br />
<br />
クラウドファンディングだと4GB版が$569、8GB版が$639っぽいですね。金銭感覚がVAIO U/PやLOOX Uで止まっているので良くも悪くも<b>何も感じない</b>。まあ<b>4GBで十分なのに8GB買っちゃう</b>やつですね。<br />
<br />
<br />
<h3>
ポインティングデバイス復活</h3>
<br />
ポインティングデバイスってもっと短い表現ないんですかね。タイトルではマウスとか書いちゃいましたけど正確にはマウスじゃないし。スティックでもないし。<br />
<br />
何はともあれ、先月のプロトタイプには無かった(ように見える)ポインティングデバイスが、光学式のセンサーとしてキーボード右上に搭載されました。よかったよかった。<br />
<br />
スティックの方がよかったとか、場所が悪いとかいろいろ意見はあるでしょうが少なくとも無いよりは遥かにマシ。<br />
<br />
一瞬「とはいえマウスボタンが無い=タップオンリーなのは右クリックできないし不便かな?」と思いましたが、タッチバー(?)左上の<strike>一見よくわからん</strike>アイコンが左クリック・右クリックでした。つまり<b>LOOX Uと同じ</b>両手持ち想定レイアウトですね!<br />
<br />
前回「プロトタイプからのアップデートは望めないのでポインティングデバイスが復活することはないでしょう」と書いていたわけですが、よっぽどボロクソに言われたのか復活しましたね。<br />
<br />
基本的に朗報なんですが<b>買わない理由を失ってしまった</b>ので財布には辛いところですね・・・<br />
<br />
<br />
<h3>
キーボード</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj6cBfmFK35JH_rd-qFXmIEVDuv9orq5A-y4K0ISIXeeOECB4MNZuKBRM0V-ymTGT754g46NEww4b8Bmdch6Heelfrkf8zKt5dbhlV4TCR7JkKOI49DiOCW175jdeFdUEl8w0DQSB7Q8CWa/s1600/keyboard.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="489" data-original-width="868" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj6cBfmFK35JH_rd-qFXmIEVDuv9orq5A-y4K0ISIXeeOECB4MNZuKBRM0V-ymTGT754g46NEww4b8Bmdch6Heelfrkf8zKt5dbhlV4TCR7JkKOI49DiOCW175jdeFdUEl8w0DQSB7Q8CWa/s400/keyboard.png" width="400" /></a></div>
<br />
さて、キーボードレイアウトもプロトタイプから若干変わっていました。グローバルに「半/全」キーつけるつもりなんですかね?US配列だとチルダキーと衝突するような気もするし非漢字圏の人はどう思うんでしょうか・・・自分も要らないですけど・・・<br />
<br />
おおまかなレイアウトはプロトタイプ時と同じですが、ポインティングデバイスがついて<b>俄然買う気になってきた</b>のでキーボードレイアウトも気になりだしました。 <br />
<br />
まず、音量・輝度・電源ボタンがタッチバーに移設されたため、TabとDelの引っ越しに貢献しています。Capsと謎の半/全キーもやってきたけど。<br />
<br />
既に自分のGPD Pocketがレイアウト<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7Lc7iNLQQc4v4vF-ZTkxQ117cwFnGi6-xErKb2bz1Mv4kO9uMWBCXwxrk6SwEBq8YtNJsxGHrcZtLYdC6TR00mJ2L9OY2jatrv0MAJHcBbCN2TMxqRRj3MFKszz_Xt58mqlCKNDI5dfUr/s1600/IMG_0373.jpg" target="_blank">改造済み</a>で忘れてましたが、Tab移設により数字キーが<strike>先代の正気を失った配置から</strike>改善しています。<br />
<br />
キーサイズを大きくしたい意図はわかるんですが、右側修飾キーの削除はともかくとして「,」「.」「/」がバラバラになってるのはだいぶ辛いですね。まあGPD Pocketでも隣キー誤爆しがちで辛かったのでどっちもどっちですが。<br />
<br />
初代のときも思ったんですが、GPD WINがある上でキーボードに振ったUMPCを出すんなら8インチサイズまで広げてもうちょっとキーボードを普通にしたほうが・・・と思ってしまう。贅沢な話ですけど。<br />
<br />
まあ最終的には自分で割り当ていじってなんとかするのでキーさえ揃っていればいいんですが。そういう意味では適当でいいんで最上段には全部Fnとのコンビネーションにキーコード振ってあると嬉しいんですけどね。無理だな。<br />
<br />
あと、初代GPD Pocketよりキー薄そうなので<b>気軽にベリベリ剥がして</b>入れ替えるのは難しそうなのがちょっと気になります。こんなこと気にする方がアホなんでしょうけど・・・<br />
<br />
それにしても、正しいタッチタイプができずカンでタイピングしている自分とかはASD列のキーピッチだけ違うのは地味に苦しみそう。<br />
<br />
<br />
<h3>
GPD WIN 3?</h3>
<br />
ところで、<a href="https://www.4gamer.net/games/409/G040961/20180713166/" target="_blank">4gamerの記事</a>にGPD Pocket 2だけでなくGPD WIN 3の話が出ていました。<br />
<br />
構想段階なだけあって情報量としてはほとんど無いに等しいですが、構想されているというだけでちょっとしたニュースですね。続けるつもりがあると。<br />
<br />
Ryzen Embeddedは載らない、という話はCore mでさえねじ込んだ感あるんだからTDP見ればそりゃ当然だろうという感じですが、性能向上が行き詰まっているCore m3を載せてGPD WIN 2とどう差別化を図っていくのかは気になるところ。9Y30が4コアになるとかなら別ですが・・・b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-17570111810629006322018-06-11T00:32:00.000+09:002018-06-11T00:33:07.200+09:00GPD Pocket 2・・・さよならを言う日が来たのかも<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgX6RGe0OccPdywl5vcdN2N4XpL4jgYI6MH8O2uaiTryWJqdSTDF1-HIdTMHU_3fs8hXkeUKEh-s266Tos2YVlfnatZ15tYkC4uMCi4RjTAYeCPVVzHwO6cqyl18MRcWtebIeCgPNGFXPDL/s1600/2018-06-05_10h49_02.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="677" data-original-width="1155" height="233" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgX6RGe0OccPdywl5vcdN2N4XpL4jgYI6MH8O2uaiTryWJqdSTDF1-HIdTMHU_3fs8hXkeUKEh-s266Tos2YVlfnatZ15tYkC4uMCi4RjTAYeCPVVzHwO6cqyl18MRcWtebIeCgPNGFXPDL/s400/2018-06-05_10h49_02.png" width="400" /></a></div>
<br />
速報性も何もないですが・・・以前から噂のあったとおり、<a href="https://japanese.engadget.com/2018/06/04/gpd-pocket-2-7/" target="_blank">GPD Pocket 2が出る</a>ようです。<br />
<br />
しかしながら、少なくとも<b>自分のニーズには合致しない</b>仕様により、遂に出資をしないGPD製品になってしまいそうです・・・<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h3>
ほぼ想定通りの製品</h3>
<br />
漏れ伝わっていた噂を抜きにしても、GPD Pocket 2が出ること自体に驚きはありません。GPD WIN→GPD WIN 2の流れを考えればCore m3版Pocketが出ることは自然ですし、<a href="https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1100993.html" target="_blank">GPD Pocketが失敗作扱いされていた</a>ことも考えればリベンジを試みることも想像できました。<br />
<br />
<a href="https://liliputing.com/2018/06/gpd-pocket-2-mini-laptop-to-sport-a-slimmer-bezels-and-body.html" target="_blank">こちら</a>に載っていた下記スペックを見ても予想通り、という感じです。<br />
<ul>
<li>7 inch, 1920 x 1200 pixel touchscreen display</li>
<li>Intel Core M3-7Y30 Kaby lake processor</li>
<li>4GB and 8GB RAM options</li>
<li>128GB of eMMC 5.0 storage</li>
<li>MicroSD card slot</li>
<li>6,800 mAh battery</li>
<li>2 USB 3.0 Type-A ports</li>
<li>1 USB Type-C port for charging/data/video</li>
<li>Headset jack</li>
<li>Capacitive pen </li>
</ul>
M.2なSSDじゃなくてeMMCなのとか、USB-Aが増えて嬉しいとか、MicroSDが付いたとか、HDMI消えたけどUSB-Cから出せるしまあいいかとか、LTE付きが出るって噂があるけどどうなのとか、いろいろあるけどそれより何より重大なことが。<br />
<br />
<br />
<h3>
ポインティングデバイスがない</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgYOFcHIfXQbIHoJ6j5d__yf9L7Vun7jghJ5EWGEO4mPJBI3FGtcjc78oCquyQusMfmSiW_XnGziKb8JJjW9cLakXYOun4DDmrX3nihlfrAlRPssU3CesOytg77Ie1LieIEjUlGR67_V-Fa/s1600/U4NWvsU.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="455" data-original-width="1080" height="168" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgYOFcHIfXQbIHoJ6j5d__yf9L7Vun7jghJ5EWGEO4mPJBI3FGtcjc78oCquyQusMfmSiW_XnGziKb8JJjW9cLakXYOun4DDmrX3nihlfrAlRPssU3CesOytg77Ie1LieIEjUlGR67_V-Fa/s400/U4NWvsU.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
もはやこの重大性についてもそこらじゅうで語り尽くされていることなので今更取り上げる必要もないんでしょうが・・・<b>ポインティングデバイスがありません</b>。トラックパッドになったとかいう話ではなく消滅。<br />
<br />
語の定義にもよりますが無いというのは若干不正確で、もちろんタッチパネルがあるのでカーソルはそれで操作するわけですが、それ以外の方法はありません。<br />
<br />
無くなった理由はなんとなくわかります。先述のインタビュー記事で厚く醜くなってしまったとある通り、初代GPD Pocketの厚さに関して不満があったようです。そこではキーボードストロークが槍玉に上がっていますが、物理スティックも比較的厚さに影響するデバイスです。<br />
<br />
一方薄型化に有利なトラックパッドはフォームファクター的に搭載する場所がありません。結果的にポインティングデバイスが廃止されたんだろうなと思います。 <br />
<br />
以下個人的な感想です。<br />
<br />
<b>そりゃねえよ</b>。ダメだろ。初代GPD Pocketからの深刻な後退です。なにせトラックパッドでも光学式スティックでもない、物理スティックが付いているのがGPD Pocketの大きな美点だったのに・・・<br />
<br />
そしてGPD Pocketの厚さに不満はあったでしょうか?ある人はいるでしょうが自分はないですし、少なくともスティックを無くしてまで薄くしてほしいことはまったくない。<br />
<br />
だいたい、ポインティングデバイスが無いんだったら<b>キーボードを付けたタブレットと大して変わらない</b>んですよ<strike>(ちょっと誇張で実際はUSBの有無は大きいけど)</strike>。奇しくも<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2018/05/blog-post.html">レッツノートCF-RZ6を買ったときの記事</a>でさんざん語っていたことですが、個人的にタブレット+キーボードがどうしてもUMPCの代替になれない最大の問題がポインティングデバイスで、それを捨ててしまったらむしろ<b>キーボードが外せないタブレット</b>でしかなく・・・<br />
<br />
UMPCという存在が死滅していた時代に出ていたら多少の欠点は目をつぶって買ったでしょう。他に選択肢は無いのだから。しかし、皮肉にも<b>GPD Pocketという素晴らしい製品がある</b>わけで、スティックの有無の前ではAtomとCore mの差を超えて余りあるほど初代Pocketの方が優れていると感じてしまう。<br />
<br />
また、人によってはどうせタッチパネルオンリーならGemini PDA+Linuxでいいや、というケースもあるでしょう。<br />
<br />
<br />
<h3>
なにより辛いのはすれ違い</h3>
<br />
とまあ文句を言いまくってきましたが、あくまで個人的な感想であって、薄さが大事、薄くなるならスティックは要らないとか、そもそもスペースバーの邪魔だから薄さに関係なく要らないとか、そういう考えもあると思うんですよ。<br />
<br />
ただパッと見だとTwitterのTLとかはスティック廃止反対派が圧倒的に優勢で、そのTL自体自分と嗜好が合う人で固められた<b>偏りのある</b>ものであることを理解した上で、GPDの考え方が<b>こっちサイドじゃないorなくなった</b>という事実が悲しいですね。<br />
<br />
キモいこと書きますけど、GPD WIN以降の製品を買ってた人っておおかた自分がニッチ世界の住人であることを自覚した上でGPDがそのニーズをうまく汲んでくれる企業であることを期待してた人が多いんじゃないですか?自分はそうです。<br />
<br />
それがGPD Pocket 2ではどうやら別の方を向いてるっぽい、となったとき、もしかしたら戻ってこないかもしれないということが悲しい。<br />
<br />
せっかくCore mを載せAtom亡き後の世界でも製品が出せることを示し、GPD WINもPocketもシリーズ化してコンスタントにモデルチェンジできる希望があっただけに、GPD Pocket 2で別の方を向いてしまい戻ってこないとしたら残念感があります。<br />
<br />
<br />
<h3>
様子を見てみる</h3>
<br />
まあポインティングデバイス1個でここまで書くのが大袈裟なのはわかるので、とりあえずクラウドファンディングが始まるまで様子を見てみましょう。<br />
<br />
意外だったのは時期で、7月に始まるとのこと。年1製品くらいのペースで考えていたので早い・・・あんまり早いとさすがに購入資金も底をついてしまうのがネックですね。<br />
<br />
唯一本当の意味でクラウドファンディングしてたと言える初代GPD WINを除き、基本的にGPDのクラウドファンディングは事前予約でしかなくプロトタイプからのアップデートは望めないのでポインティングデバイスが復活することはないでしょう。<br />
<br />
クラウドファンディングが始まった時点でチェックはしますが・・・今回は遂に出資することがないんじゃないかなと現時点では思っています。LTEがあったらなびくかもしれないくらい? b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-10993682906929268522018-06-07T00:12:00.001+09:002018-06-07T00:12:40.073+09:00GPD WIN 2のMicroSDとか周辺機器とか<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheksY_vS6k5hdLeAtvI8AGhhm_Ac3RdqVy7jfY85MrhMh_tcXnuizXZG_AAZzF2X8X5fbd6xpVAYRCJxO-yM0QpU9gr9MudijpSJdUAWYbnB2JAzZ8zuArjHiG_Ea_gyBp8O7SdbUNkqOl/s1600/01_IMG_0622.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheksY_vS6k5hdLeAtvI8AGhhm_Ac3RdqVy7jfY85MrhMh_tcXnuizXZG_AAZzF2X8X5fbd6xpVAYRCJxO-yM0QpU9gr9MudijpSJdUAWYbnB2JAzZ8zuArjHiG_Ea_gyBp8O7SdbUNkqOl/s400/01_IMG_0622.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
淡々と<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2018/05/gpd-win-2.html">ファーストインプレッション</a>の続き。といいつつ結局間が空いちゃってますが。<br />
<br />
今回はMicroSDスロットが初代GPD WIN比でどれだけ速くなったのか確認したり、GPD WIN 2用に買い揃えたり買い足したUSBアダプタや充電器といった周辺機器の動作確認をしていきます。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
MicroSD</h3>
<br />
内蔵ストレージが64GBかつ換装不能だったGPD WINと違い、標準128GBかつSSD換装可能なGPD WIN 2はMicroSDによるストレージ増設の必要性は低下しているわけですが、UHS-I対応したらしい?とかそれなりにトピックもあるので適当にCDMを回していきます。 <br />
<br />
<h4>
スロット</h4>
<br />
その前にまずMicroSDスロットについて。これが<b>深い</b>。なんか微妙に設計ミスってないか?というくらい奥まっていて、深爪の自分では押し込んでもハマるところまで入らないし入ったら今度は押し込んでも出てきません。爪長ければいいんだろうけど。<br />
<br />
定規の角みたいなもので押し込めば入りますが、起動中に入れようとすると押し込む→電気的に接続される→奥までハマらない→出てくる→接続断になる、ということが起こるのでちょっと注意が必要です。<br />
<br />
ちなみにGPD WINと異なりスロットが逆さにはなっていないので、通常の向きで入ります。後述するけどUSBもそうであってほしかった・・・<br />
<br />
<h4>
UHS-I Class 3</h4>
<br />
まずはUHS-IのMicroSDから。使うのは<a href="http://b00tb00k.blogspot.com/2016/11/uhs-iimicrosdgpd-win.html">GPD WINのとき</a>と同じSandiskのExreme PLUS 128GBです。Sandisk製品はコロコロ名前が変わるので、今だと<a href="https://amzn.to/2HoQqR8" target="_blank">無印Extreme</a>あたりが同等性能の製品だと思います。<br />
<br />
まずはUHS-II対応カードリーダーをUSBに繋いだ場合のCDM。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTiMM30qDLdGCbVQ-nxv8uGrYPDx19vJMziU_hbp9Tcg9PgxSrwV9jFhicpckzAMSQVxhMwbNdkULbz59CNAken5eF8WgrY0Vw94ixhNvzRKSQrQaEbjbzqJaXXr80vUpe-I17VUyBjSF9/s1600/2018-05-30+%25285%2529.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="367" data-original-width="402" height="292" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTiMM30qDLdGCbVQ-nxv8uGrYPDx19vJMziU_hbp9Tcg9PgxSrwV9jFhicpckzAMSQVxhMwbNdkULbz59CNAken5eF8WgrY0Vw94ixhNvzRKSQrQaEbjbzqJaXXr80vUpe-I17VUyBjSF9/s320/2018-05-30+%25285%2529.png" width="320" /></a></div>
<br />
続いてMicroSDスロットに入れて回すとこんな感じ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi19yLRrYumWesL42rMp7ynSqDUUDMpAYDKZHEFFtQlIDD9PSI9wIrRHmQJ1nsywE9ZH5QPV5oIUIgsCCFuCr6GVf6avRcfD2zEWH3vkUe80jzp6Z6qGG3I8mo7z-OYgMj14fm8sED9Lcal/s1600/2018-05-30+%25283%2529.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="367" data-original-width="402" height="292" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi19yLRrYumWesL42rMp7ynSqDUUDMpAYDKZHEFFtQlIDD9PSI9wIrRHmQJ1nsywE9ZH5QPV5oIUIgsCCFuCr6GVf6avRcfD2zEWH3vkUe80jzp6Z6qGG3I8mo7z-OYgMj14fm8sED9Lcal/s320/2018-05-30+%25283%2529.png" width="320" /></a></div>
<br />
なんだかよくわからない感じですね?シーケンシャル性能は下がっていますがなぜかランダム性能は向上しています。<br />
<br />
ただ、少なくともシーケンシャルリードが40MB/s程度で頭打ちだったGPD WINからは確実に向上しており、確かにUHS-I対応という感じの数字になっています。<br />
<br />
<h4>
UHS-II Class 3</h4>
<br />
次はUHS-IIのMicroSDです。こちらも前回と同じLexarの1800xです。当時UHS-IIのMicroSDというとこれくらいしか無かったですが、今だとSandiskとかからも<a href="https://amzn.to/2JfeqvR" target="_blank">Extreme Pro</a>として同等性能のものが出ています。<br />
<br />
UHS-II対応カードリーダー(このMicroSD付属だったもの)ではこんな感じ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_Kb2XOD6xdxrSphIdaCjmrbK9yxz2dNt5MvSsadwwjdxEuyVLOzq8CfZmOvs_YCvelpG7C4spnzLfHHe_FkamjzRT_GxmaOuX2mNkGMwbAioZFARBBS1ppJqwFPPChz08LEBX1M8VQ2fY/s1600/2018-05-31+%25282%2529.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="367" data-original-width="402" height="292" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_Kb2XOD6xdxrSphIdaCjmrbK9yxz2dNt5MvSsadwwjdxEuyVLOzq8CfZmOvs_YCvelpG7C4spnzLfHHe_FkamjzRT_GxmaOuX2mNkGMwbAioZFARBBS1ppJqwFPPChz08LEBX1M8VQ2fY/s320/2018-05-31+%25282%2529.png" width="320" /></a></div>
<br />
非常に速いです。シーケンシャルライトがGPD WINで測ったときより劣化していますが、GPD WINで測り直したところ同等の数値だったので、これは単純に購入後1年半使ったことによる劣化のようです。<br />
<br />
これをMicroSDスロットに入れるとこうなります。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtu5bJPYiE4J1oW6DC-gHNUsu3HwBDMIuQSauirEjkpPzz5o7jb1O88126ekT0bhS8RD0XlOGzjs_GU5FuZnoGRm9dpLWzWAQEw-hMGs8tVYbAN5nWRrXqwHAoB_6E8ojgkWnQd_it4HNS/s1600/2018-05-31+%25284%2529.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="367" data-original-width="402" height="292" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtu5bJPYiE4J1oW6DC-gHNUsu3HwBDMIuQSauirEjkpPzz5o7jb1O88126ekT0bhS8RD0XlOGzjs_GU5FuZnoGRm9dpLWzWAQEw-hMGs8tVYbAN5nWRrXqwHAoB_6E8ojgkWnQd_it4HNS/s320/2018-05-31+%25284%2529.png" width="320" /></a></div>
<br />
もちろん速度は低下しますが、しっかりUHS-I相当っぽい速度が出ています。<br />
<br />
<h4>
まとめ</h4>
<br />
経年によるライト性能劣化の兆候もあったため、改めてGPD WINでも測り直した結果が以下になります。GPD WINは(常用の2号機がUbuntuのため)放置気味の1号機でやっつけで測ったのであまり正確でないかも。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1xUmALq8ji2M0SHmUIia6afTnCnqFAFfrTLNMODZRgPhsajEGLA15WPGBpeygnqaL_I0fVc1c3dBjcYyzj0IM3bHNhtszxK7Xh03VcabOQ4cDrw8JnYOGsSKgQoLAEX7efgrqtpoSHzU-/s1600/cdm.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="352" data-original-width="833" height="169" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1xUmALq8ji2M0SHmUIia6afTnCnqFAFfrTLNMODZRgPhsajEGLA15WPGBpeygnqaL_I0fVc1c3dBjcYyzj0IM3bHNhtszxK7Xh03VcabOQ4cDrw8JnYOGsSKgQoLAEX7efgrqtpoSHzU-/s400/cdm.png" width="400" /></a></div>
<br />
当たり前のことですがUHS-I対応なのでUHS-IのMicroSDなら速度は出るし、UHS-IIでもUHS-I相当までしか出ません。<br />
<br />
少なくともGPD WINからは大幅に性能向上してますし、UHS-IIのMicroSDはだいぶニッチなのでこれだけ速度が出るなら十分すぎるでしょう。<br />
<br />
<br />
<h3>
周辺機器</h3>
<br />
その他、GPD WIN 2用に買った周辺機器の話。<br />
<br />
<h4>
充電器・ケーブル</h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwdOU37OoW2hi6o3ZuikXUMdEL-Y8b6Ygkf6t287FqFs7n1ZvApoNLFvU97NMFIm6UXWYHuyLZFywNXqAsgsvPmCOcRqf0zcsXEh5fUtCmaGDP5R_FQ_9tRhNq14AVe2FDJw-6FhzkTYcv/s1600/315RNnHuDbL.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="383" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwdOU37OoW2hi6o3ZuikXUMdEL-Y8b6Ygkf6t287FqFs7n1ZvApoNLFvU97NMFIm6UXWYHuyLZFywNXqAsgsvPmCOcRqf0zcsXEh5fUtCmaGDP5R_FQ_9tRhNq14AVe2FDJw-6FhzkTYcv/s320/315RNnHuDbL.jpg" width="244" /></a></div>
<br />
まずは充電器です。もちろん付属の充電器はありますが、1ポートしかなく単体でコンセントを1個専有してしまうとUSB-Cであるメリットが薄いため、マルチポートの充電器を使いたいところ。<br />
<br />
ですが、<strike>ポート形状だけMicroUSBからUSB-Cにしたと言っても過言ではない</strike>GPD WINと異なり、Core m3なGPD WINはそれなりの給電性能が求められます。少なくとも手持ちのUSB充電器のUSB-AポートからUSB-A to USB-Cケーブルを使っても給電能力が足りず充電ができませんでした。<br />
<br />
というわけで、AnkerのUSB-C PD 30W対応充電器である<a href="https://amzn.to/2sGQKpV" target="_blank">Power Port I PD</a>を買いました。USB-Cは給電規格が複雑な上、規格違反の充電器が氾濫しているので非常に選択が難しいですが、こちらはバッチリ規格適合のようなので安心して使えます。<br />
<br />
給電能力も高く30WなのでGPD WIN 2は起動中でも余裕で充電できます。ついでに2017モデルのMacBook Proも起動中に充電できます。MacBook Proにとっては純正アダプタより給電能力が足りていませんが、高負荷による高消費電力状態でなければ足りるようです。<br />
<br />
USB-Aポートも4つ揃っており、PD給電できるくらいなのでスマホ・タブレット程度は余裕です。<br />
<br />
ただし、残念ながら自分のGPD WIN 2では満充電時のコイル鳴きは発生しました。付属の充電器でも発生したのでこの充電器の問題ではありませんが・・・むしろ、充電途中にも微かにあるコイル鳴きが付属充電器より抑制されてはいました。<br />
<br />
ついでにケーブルも購入。USB-Cケーブルは結構高くて辛いですが<a href="https://amzn.to/2HmiHrr" target="_blank">Amazonベーシックのもの</a>はまあまあ安いのでこちらを購入。もっと安いのもありますがケーブルについてもUSB-Cは胡散臭い製品は危険ですからね・・・<br />
<br />
<h4>
USB変換</h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVnAb5wuyfUJ7g4uN6WAYtfy6XrP4SH6oK6IAUNd3eKN5KZtn0O-1wcoGBOASwq0SFxcnmadcmziZEIX7Mgh6aeyvd8g19GaNO4DHR_MfjHz_36c88L6Y1PAOvXki2JNdUVPpDpfZYeDcp/s1600/61D4-zbJ-CL._SL1000_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1000" data-original-width="1000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVnAb5wuyfUJ7g4uN6WAYtfy6XrP4SH6oK6IAUNd3eKN5KZtn0O-1wcoGBOASwq0SFxcnmadcmziZEIX7Mgh6aeyvd8g19GaNO4DHR_MfjHz_36c88L6Y1PAOvXki2JNdUVPpDpfZYeDcp/s320/61D4-zbJ-CL._SL1000_.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
GPD WINシリーズはUSBコネクタにある問題があります。それは<b>逆さ</b>であることで、パッと見よくわかりませんが通常と上下が逆向きになっています。<br />
<br />
これはGPD WINシリーズではマザーボードの裏にキーボード基板が置かれる構成となっており、内部的にマザーボードが逆さに配置されてことが原因のように見えます。GPD WINではMicroSD・MiniHDMIも逆さでしたが、先述の通りGPD WIN 2ではこれらは通常の向きになっています。<br />
<br />
USBに上も下もあるの?あったとして何が問題なの?というところなんですが、例えばUSB LTEアダプタである<a href="https://amzn.to/2Jf94AA" target="_blank">PIX-MT100</a>のようなL字型のデバイスを接続したいとき、<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjskM-ncFh5PkZ_0HJiC42OJJeqkHIgb8qoMjbu-u_6vgqnEylXlyE1FEzxv5Ig_DKSjtRgbNywyfOzkhcuQel-hBCpX7ajwCu_nYUmgLIUOWzv0eXu71xoH1YiC1csvo30WUZKqmNLzmIN/s1600/02_IMG_0613.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjskM-ncFh5PkZ_0HJiC42OJJeqkHIgb8qoMjbu-u_6vgqnEylXlyE1FEzxv5Ig_DKSjtRgbNywyfOzkhcuQel-hBCpX7ajwCu_nYUmgLIUOWzv0eXu71xoH1YiC1csvo30WUZKqmNLzmIN/s400/02_IMG_0613.jpg" width="300" /></a></div>
<br />
<b>このような悲劇</b>が発生します。ま、曲げられねぇ・・・<br />
<br />
というわけでUSBの向きを変換するアダプタが欲しいわけですが、<a href="https://amzn.to/2LnUpzF" target="_blank">L字にするもの</a>(この場合下向き=GPD WIN 2における上向き)はディスプレイに干渉するのでイマイチ、<a href="https://amzn.to/2sAQI2N" target="_blank">横向きにするもの</a>はデバイス接続時にショルダーボタンと干渉するのでイマイチでした。<br />
<br />
ということで趣向を変え、逆さのUSBポートは諦めて<a href="https://amzn.to/2LsvOJU" target="_blank">USB-CをUSB-Aに変換するアダプタ</a>を買いました。こちらであれば、もともと向きのないUSB-Cポートに刺すのでコUSB-Aネクタの向きは好きにできます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjub_LJIaNLF1SmvHsAVotjHnAYrwK4DvXkV4Y6JdF5xPdEbfzwIxc6vd4ROqBDeohRwAaggSQWmpAsN4WkX82yOz9VuUa8Fg3nTDpaXfj7a7NFugPq9cyfNGxwCA_QXvzZxAGySHBq-CkM/s1600/03_IMG_0618.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="1152" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjub_LJIaNLF1SmvHsAVotjHnAYrwK4DvXkV4Y6JdF5xPdEbfzwIxc6vd4ROqBDeohRwAaggSQWmpAsN4WkX82yOz9VuUa8Fg3nTDpaXfj7a7NFugPq9cyfNGxwCA_QXvzZxAGySHBq-CkM/s320/03_IMG_0618.jpg" width="240" /></a></div>
<br />
結果としてこのように上向きにすることができました。ただ、小さいUSB-Cから大きいUSB-Aを生やしているのではみ出るしややぐらついて不安定です。このへんは致し方ないですね。<br />
<br />
<br />
<h3>
とまあ</h3>
<br />
MicroSDは高速化されていい感じですけどUSBポートはどうにかしてほしかったですね、はい。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B06XX3X9JD&linkId=430c0d8d57273bf1375f0c17d8eed999" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01GV1ZUYM&linkId=7f0a5388ef48e005a4a86a969fcb2872" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B072KBG9W4&linkId=61b6de4f8fab6d8e6d6836384fedc03d" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01DEZXGYO&linkId=6c0c36d5cf8d1de5169ea55d3cd3a40f" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B073R9QFMB&linkId=94841c7d7ce07b735a9a04f86ef86a09" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
</div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-41004023918725679752018-05-29T01:17:00.000+09:002018-05-29T01:17:03.296+09:00GPD WIN 2が届いた!ファーストインプレッション<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKtjCQ1V7EANWtbZE-pIaqWBLZWksiQjsjcr1YZZyOGhdjahUEIvbaSCfilPagu5yfnP45WQygJjRHRw92qGaTsPMHbrjWxKvnUby8VCLjcdZKkHW4d8TaZQgUJBbaTgpAbl-bCqHxkZnR/s1600/01_IMG_0604.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKtjCQ1V7EANWtbZE-pIaqWBLZWksiQjsjcr1YZZyOGhdjahUEIvbaSCfilPagu5yfnP45WQygJjRHRw92qGaTsPMHbrjWxKvnUby8VCLjcdZKkHW4d8TaZQgUJBbaTgpAbl-bCqHxkZnR/s400/01_IMG_0604.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
タイトルの通り、GPD WIN 2が今日・・・じゃなくて先週の土曜日に届いた!<br />
<br />
・・・届きはしたものの、初代GPD WIN当時と違いGPDが有名な今となっては<b>充実したレビューがありふれている</b>のでそんな詳細なレビューはしません。触って初めて分かる感想を中心に簡単に流していきたいと思います。<strike>というのは建前で写真を撮るのが面倒なのとそれ以上に触る時間を確保したいだけなんだけど。</strike><br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
開封の儀、はしない</h3>
<br />
例によって中国向け出荷の後回しにされ、しかも微妙にIndiegogo向け初回出荷でも届いていない感じで、製品が出る度に<b>GPDへの忠誠度が下がっていく</b>最中、5/25の金曜日になってようやくトラッキングができるようになりました。<br />
<br />
が、なんとトラッキングができるようになった時点で<b>日本国内に到着済み</b>。っていうか、中国発送〜日本着まではトラッキングできないのかよ!<br />
<br />
それはさておき、じゃあ日曜日には届くかな、と思ったらなんと<b>土曜の朝に届いた</b>。すげぇ。<br />
<br />
ちなみに、DHLで届いたとかそんな話もあるみたいですけど、自分は日本郵政でした。税金取られたとかそんなこともなし。 <br />
<br />
トラッキングできるようになってから届くまで一晩だったので正直慌てたけど、何はともあれ開封開封。<br />
<br />
もはや定番となったので写真すらありませんが、いつもどおりの青テープで封印されたアノ箱で届きました。なので、開封の儀とか改まったりはせずベリベリ取り出します。<br />
<br />
<br />
<h3>
起動前にベタベタ触る</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLxExFpO1KgoGVNpv1G2JmloWY99uuz1Zs21yJzJgXi2tQtFgi9AKvA7Q0-HfiovHoK1hjHq02gA80I8NZ_ow7S2FHkslMsmpvUsVIDL1swBskOgLfn5aTNqFbr0M9bH6cW_6gwHfhH4vA/s1600/02_IMG_0620.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLxExFpO1KgoGVNpv1G2JmloWY99uuz1Zs21yJzJgXi2tQtFgi9AKvA7Q0-HfiovHoK1hjHq02gA80I8NZ_ow7S2FHkslMsmpvUsVIDL1swBskOgLfn5aTNqFbr0M9bH6cW_6gwHfhH4vA/s400/02_IMG_0620.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
起動してからあちこち押してWindowsセットアップ中に誤爆しても困るので、電源投入する前にまず触る。主に初代GPD WINとの比較した感想。 <br />
<br />
<h4>
持ってみた感覚</h4>
<br />
スペック上100gくらい、つまり4割くらい重くなっているためかなりの差があるはずですが、実際持ってみるとあまり重くなった感じはしない。もちろんGPD WINと持ち比べると違いはありますが、数字よりは大分差が無いように思える。MacBookとレッツノートCF-RZ6の約150g差はだいぶ大きく感じたので、差というよりは絶対的な軽さが体感に影響するのかもしれない。<br />
<br />
一方、厚さはGPD WIN比で1.5mmしか変わっていないはずだがかなり厚みを増したように感じます。これはおそらくGPD WINよりカドが立った本体形状によるもので、持った感じもさることながら見た目にもかなりのゴツさを感じます。重さに関してもゴツさの割に、ということで軽く感じているのかも、と思うくらい。<br />
<br />
また、ヒンジが固くなっていて意図的に開けない限りビクともしない<strike>(GPD WINがヤワいだけで普通なんだけど)</strike>ことも重厚感に拍車をかけている気がします。<br />
<br />
ちなみにヒンジは<a href="http://www.4gamer.net/games/409/G040961/20180209133/" target="_blank">4gamerのプロトタイプレビュー</a>では途中で半固定になると書いてありますが、このモデルは180度までは引っかかりはありませんでした。逆に、これ以上開かないから止まるだけのGPD WINと違い、こちらでは180度でガッチリ固定されました。だからどうということはないけれど。<br />
<br />
また、天板銀色の部分がメタルなので、触ったときのヒヤリとした金属感によってより重厚に感じます。天板の黒い部分やキーボード側の質感はGPD WINの中期モデル、つまり天板がマット化しつつメタル化する前のものと同一。<br />
<br />
<h4>
ショルダーボタン</h4>
<br />
L3/R3が増えたショルダーボタン。ボタンごとに触感が違うという触れ込みですが確かに違いました。<br />
<br />
L1/R1は一般的なマウスボタンに一番近いクリック感。L2/R2はL1/R1より少し抵抗が大きめで、GPD WINのショルダーボタンとほぼ同じ感触。<br />
<br />
L3/R3は他2つとことなりクリック音がかなり控えめで、固めかつストロークが短い感じで結果的に抵抗はL1/R1と同じくらい?<br />
<br />
ゲーマー的にはどうかわからないですが、個人的には全部カチカチうるさくないL3/R3のタッチでいいかなとは思いました。<br />
<br />
あと、マウスボタンとして色々機能を割り当てるならいいけれど、L1/R1を誤爆しないようにL3/R3を押すのは難しいんじゃ?など、ゲームパッドのボタンとして機敏に使うにはちょっと詰め込み過ぎにも感じました。<br />
<br />
<h4>
キーボード</h4>
<br />
配列自体はあからさまにGPD WINから改善しています。これは触らなくてもわかりますが。<br />
<br />
ストロークについては後期型GPD WINと同じかちょっと深いくらいで、劇的に変わっているわけではありません。<br />
<br />
マイナスなのは横幅で、GPD WIN比で本体幅が+7mmなだけに中央に指が届きづらい。個人差はあるだろうけど、少なくともショルダーボタンに指がかかる持ち方では中央のキーに届かないので文字を打つときは持ち直す必要がありました。<br />
<br />
<h4>
パッド</h4>
<br />
まだゲームで使ってないので操作性はパス。<br />
<br />
ボタンとスティックが入れ替わったことについては、上述の横幅増加を考えると必然っぽい。従来どおりだったら多分困ります。<br />
<br />
スティック全面にラバーが乗って触り心地がアップしたのは○。耐久性がわからないので本当に良いかは今はわからないですが・・・<br />
<br />
<br />
<h3>
スイッチオン</h3>
<br />
触るのは満足したので起動!・・・ファンうるせぇ。<br />
<br />
起動直後は全開で回るものなので仕方ないにせよ、ファンはちょっと耳につく感じです。ちょっと負荷がかかるとGPD WINの高回転モードくらいになる感じで、少なくとも低回転モードよりはうるさい。<br />
<br />
BIOS設定項目がフルオープンなので、cTDPを下げつつファン制御をフルチューンすれば静音化できるのかもしれないですが、サクッと詰めるには設定項目が多すぎる・・・<br />
<br />
まあ起動するとあとは普通のWindowsセットアップなので特に言及することはないんですが・・・さすがにCore mパワーなので、セットアップ程度でもっさり感などを感じることもありません。フツーにそのへんのノートPC性能ですからね。UMPCにおいては「そのへんのノートPC性能」というのが<b>前代未聞レベル</b>なんですが。<br />
<br />
えー、自白するとこの後CDM回したら<b>とっととSSD入れ替えてosx86で遊び始めた</b>ので実はWindows全然触ってないです。<br />
<br />
<br />
<h3>
ストレージベンチマーク</h3>
<br />
というわけで(?)とりあえず思考停止でCDMを回しました。<br />
<br />
<h4>
SSD</h4>
<br />
SSDはロットによってモデルが違うとかなんとか言うけど、自分のはBIWINのG6319とかいうやつでした。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9OMxRciwgjKqUCcMdh7IA6jA09xhjemAn12QmJbmJt4PS5FS6aWu27Gt_urho7AYV9j5WRc0vBohR2JIgPERSfCLpqFf5r0OkPhw_V_fL38QYK0DeT-4JO4O2mkOTqWouBVTmXRpmuQE5/s1600/2018-05-26+%25285%2529.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="367" data-original-width="402" height="292" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9OMxRciwgjKqUCcMdh7IA6jA09xhjemAn12QmJbmJt4PS5FS6aWu27Gt_urho7AYV9j5WRc0vBohR2JIgPERSfCLpqFf5r0OkPhw_V_fL38QYK0DeT-4JO4O2mkOTqWouBVTmXRpmuQE5/s320/2018-05-26+%25285%2529.png" width="320" /></a></div>
<br />
謎ブランドにしては悪くない、のかな?他のレビューを読んでないのでよくわかりません。<br />
<br />
<h4>
MicroSD</h4>
<br />
なんとなく気になるMicroSDスロット速度・・・なんですが、MicroSDの方が調子悪くてうまく計れてなかったので後日やり直します。<br />
<br />
<br />
<h3>
次回予告?</h3>
<br />
こんな程度の内容でも書いてたら時間を食ってしまったので切り上げます。<br />
<br />
次はMicroSDベンチの続きとか、SSDの換装とか、充電器とか、それ以外の買い揃えた周辺機器とかそのあたりの話を書いていきたいと思います。<br />
<br />
回し直すだけでいいはずのMicroSDベンチとかが先送りになってるのは、前述の通り<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6jJoCGg5tAVuHjPC6ECj-0VdMSOftLiZhR9k5Yr3EhXVl1u0g_m96R4XtWeFTwlOQ3ZRf8gSe5nbcge87gnqMCtnTxcUYtj-EoskKIiQkjazzgN5sFpMrPzh1HYmgrKXlbxXo-bjsh28n/s1600/04_IMG_0601.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6jJoCGg5tAVuHjPC6ECj-0VdMSOftLiZhR9k5Yr3EhXVl1u0g_m96R4XtWeFTwlOQ3ZRf8gSe5nbcge87gnqMCtnTxcUYtj-EoskKIiQkjazzgN5sFpMrPzh1HYmgrKXlbxXo-bjsh28n/s400/04_IMG_0601.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
こんなことになってるからだったりします。現状まだ動かないものが多すぎて実用にはちょっと遠い感じ。<br />
<br />
とはいえ、VMwareで動かすしかなかったAtomの初代GPD WINと違い、ネイティブブートでグラフィックアクセラレーション効かせてスティックとキーボードが使える、くらいにはなっています。<br />
<br />
最後に、<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaBWUHHluLn54voyIRtyChqq3Asurc8ijxNqYyKeGNGv-4ag-LvnsG4z_nyH3jdzd_NfEgoUtmq00JNPFT7t3G65PkWAM6-UN6mIVavFT_wB6Oip00uRGaA4uWsZ4_7A1ahYTMlgS7c44l/s1600/03_IMG_0619.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaBWUHHluLn54voyIRtyChqq3Asurc8ijxNqYyKeGNGv-4ag-LvnsG4z_nyH3jdzd_NfEgoUtmq00JNPFT7t3G65PkWAM6-UN6mIVavFT_wB6Oip00uRGaA4uWsZ4_7A1ahYTMlgS7c44l/s400/03_IMG_0619.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<b>なんか足んねえよなぁ? </b>b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-32792050267556269082018-05-06T19:18:00.002+09:002018-05-06T20:09:48.091+09:00全てを諦めてレッツノートを買った話。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglm103al9__S12tzGdSN_AsscJQtu8nlXkbTCxw9l47mlxoC_zMHk2Rc6AgChJL86frSXyEVGP89Hxvp-HFlr7iQaN3FCm3At7bRUSRs30jYEe-yQK8a6LPvt-lJ6e9mK_bhx_ilbwKaEt/s1600/feature01_top.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="528" data-original-width="937" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglm103al9__S12tzGdSN_AsscJQtu8nlXkbTCxw9l47mlxoC_zMHk2Rc6AgChJL86frSXyEVGP89Hxvp-HFlr7iQaN3FCm3At7bRUSRs30jYEe-yQK8a6LPvt-lJ6e9mK_bhx_ilbwKaEt/s400/feature01_top.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ノートPCを新調しました、という話なんだけどちょっと後ろ向きなタイトル。<br />
<br />
表題の通り、レッツノートを買いました。モデルはCF-RZ6LFMQR。要するにRZ6の黒。<br />
<br />
新調、の名の通りリプレース元は<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/2015/03/macbookmacpc.html">Early 2015のMacBook</a>です。リンク先記事はMacBook買おうか悩んでる頃のだけど結局買ってたんですよね。GPD WINネタに傾倒する前のブログ放置してた時期だったんで触れてないですが。<br />
<br />
さてこのRZ6、なんか色々葛藤してたら<b>いつの間にか買ってた</b>感じなので、届いたブツを眺めながら葛藤をつらつらと書いていきます。<b>半分はRZ6の話じゃない</b>日記帳です。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
葛藤たち</h3>
<br />
RZ6購入に至るまでの、頭の中をグルグルしていた女々しい葛藤たち。キモいよ!<br />
<br />
<h4>
UMPCだけで生きられない現実</h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGOUyADnsev5YMnb9c-wP5ImdV6uYR5DowM4E5LexQxVmWcjYPKEw_2-t6y8sJiFvlXg7KWA0yYNPEr1AwjT6NFnszTv2kY3Nlt_8LaO19CFHy1c0CiuTNfHClW9-O3vNsEfE9HoXBqZAd/s1600/photo_prdct_01.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="220" data-original-width="575" height="152" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGOUyADnsev5YMnb9c-wP5ImdV6uYR5DowM4E5LexQxVmWcjYPKEw_2-t6y8sJiFvlXg7KWA0yYNPEr1AwjT6NFnszTv2kY3Nlt_8LaO19CFHy1c0CiuTNfHClW9-O3vNsEfE9HoXBqZAd/s400/photo_prdct_01.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
自他ともに認める<b>ではないですが</b>自称UMPC大好きな自分としてはモバイルコンピューティングの<b>全てをUMPCでまかないたい</b>と思っているわけです。<br />
<br />
実際、自作派=デスクトップユーザーである自分はモバイルについてはある程度性能面で妥協できるわけで、UMPCで大抵のことは事足ります。<br />
<br />
が、「外出時たまたまPCが必要になったとき」に常に持ち歩けるUMPCは便利なものの、年に1回あるかないかの「当初から外出先でPCを使う用事があるとき」にはどうしても心許ない。<br />
(※自分は会社貸与のノートPCがあるため、私物PCが必要なこういう用事は稀)<br />
<br />
そのような、半日PCでメモを取ったりコードを書いたりするようなとき、どうしても<b>キーボードに</b>妥協しきれないんですよね。CPU性能とか、画面サイズではなくキーボード。<br />
<br />
経験上、キーボードにおけるBetter / Bestの境界が<b>GPD PocketとVAIO type Pの間</b>にあって、GPD PocketのキーボードははUMPCとして素晴らしいけれどもMacBookを手放すまでは踏み切れず、一方VAIO type Pを使っていたときはこれだけで全てをこなしていました。<br />
(※幅で言うとtype Pより<a href="http://www3.jvckenwood.com/press/2004/mp-xp741.html" target="_blank">Interlink MP-XP741</a>もメインで使えてました)<br />
<br />
つまり<b>type P</b>最高っていう話なんですけど、でも<b>これってUMPCか?</b>という疑問があって、これは宗教的な論争ですけど個人的にはサブノート・ミニノートだと思うんですよ。つまり結局のところ自分はUMPC大好きとか言っているけれど、<b>UMPCだけでは生きられない</b>。<br />
<br />
また、現代にtype Pは存在しないわけです。VAIO株式会社には<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/2014/09/vaiovaio.html" target="">とても期待していた</a>けれども、今や方向性を全く違えてしまいtype P後継となるフォームファクターは望むべくもありません(VAIOをdisっているわけではなく、自分がVAIOのターゲットユーザーでなくなってしまったの意)。<br />
<br />
キーボードの閾値がtype P(幅245mm)やXP741(225mm)周辺にあるとして、UMPCと言い張れるPCも存在しないとなると、(UMPC好き的には)大きすぎてノーマークだったレッツノートのRZ6(250mm)が突然選択肢に入ってきました。<br />
<br />
<h4>
タブレットに迷走して悟る </h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg3l7Y2c6gRCeXQzrZ0Zo3J3OHUyNxUsCeKOzWywGbgBceAWBKf0FLd_XqpZ8mCLcKx7OgX60MrQ09VXu_aFKJ5_lVoeXHlVCEzRwCBW_b6K5FtthQdmTg8bJJWk4pzUevvLq-1JgfMdEt/s1600/09.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="768" data-original-width="1024" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg3l7Y2c6gRCeXQzrZ0Zo3J3OHUyNxUsCeKOzWywGbgBceAWBKf0FLd_XqpZ8mCLcKx7OgX60MrQ09VXu_aFKJ5_lVoeXHlVCEzRwCBW_b6K5FtthQdmTg8bJJWk4pzUevvLq-1JgfMdEt/s320/09.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
また、GPD WINが出てくるまでUMPCという概念は<b>完璧に死んでた</b>ので、前述のスイートスポットにはまるフォームファクターをタブレット+キーボードの組み合わせに求めてました。<br />
(というかネットブックの消滅以降UMPCどころかサブノートすらジャンルとして死んでましたし)<br />
<br />
で、完全にアホなんですがたくさん買いました。<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/2013/02/iconia-w510d.html" target="">ICONIA W510D</a>に始まり、<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/search/label/ThinkPad%208">ThinkPad 8</a>を買ってキーボードを組み合わせ、あと記事にしてなかった気がしますがほぼVAIO type Pサイズの<a href="https://www.asus.com/jp/2-in-1-PCs/ASUS_TransBook_T90_Chi/" target="_blank">T90 Chi</a>を「これだ!」と思って買い増し、最後には後述のiPad miniに味をしめて同サイズのMi Pad 2にキーボード付けてます。<br />
<br />
加えてPCですら無いですがiPad mini 2にキーボードつけてはしゃいだりキーボード付きの<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/2015/02/galaxy-tab-s-84-sc-03g.html" target="_blank">Galaxy Tab SC-03G</a>買ったりしてます。<br />
<br />
でも結局<b>ほとんど全部売っちゃいました</b>。残っているのはAndroidタブレット枠のSC-03Gとこの中で最後に買ったMi Pad 2くらいです(別途タブレットとしてiPad mini 4をキーボードなしで使用中)。<br />
<br />
以下の点のどれかに引っかかってしまうせいで、どうしてもタブレットはタブレットであってUMPCでもサブノートでもなかったんですよね。<br />
<ul>
<li>キーボードで本体を保持しないタイプは自立できず膝の上で使えない</li>
<li>キーボードで本体を保持するタイプは保持のためにキーボード部が重い</li>
<li>大抵の場合ポインティングデバイスが付いておらずタッチパネル依存</li>
</ul>
最後が特に辛かった。T90 ChiとMi Pad 2+キーボードは本体を保持しつつもかなり軽量で非常にイイ線をいっていたんですが、トラックパッドが無いことにどうしても慣れることができませんでした。<br />
<br />
こんな簡単なことを悟るのに片手で足りない数のタブレットを買ってるからアホなんですが。<br />
<br />
<h4>
そもそもレッツノートが好きじゃなかった</h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglQyAdFGNKDkm29pyqjhS04aA4hgHgD9CHmCiZZ1D2NtFgvfbXEcIpNG7_nbRPk4dmkxygJsBSbY9WM3t6P2zGcLOJ565UBtL0o4qP5Y0kcu3tJnsvSzglneNESiSJC-xLTx7H5H_AcJoi/s1600/content.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="512" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglQyAdFGNKDkm29pyqjhS04aA4hgHgD9CHmCiZZ1D2NtFgvfbXEcIpNG7_nbRPk4dmkxygJsBSbY9WM3t6P2zGcLOJ565UBtL0o4qP5Y0kcu3tJnsvSzglneNESiSJC-xLTx7H5H_AcJoi/s320/content.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
こうして選択肢の袋小路に追い込まれていった結果(※)、レッツノートRZ6だけが残りました(※価格.comでPCの幅順でソートした結果ともいう)。<br />
<br />
しかし前述のサイズもさることながら、自分は<b>レッツノート嫌い</b>だったのでノーマークだったんですよね。<br />
<br />
レッツノートって完全に仕事特化PCで、<b>オタク的にワクワクする要素</b>が無いじゃないですか。会社でもエンジニア・デザイナーはMac、営業・企画はレッツノートみたいな棲み分けになっていて、エンジニアの自分は<b>レッツ側の人間じゃない</b>という感覚があったのです。<br />
<br />
具体的には、<br />
<ul>
<li>ボンネット構造が有用なのはわかるけど<b>見た目はダサい</b></li>
<li>VGA必要なのはわかるけど<b>モダンじゃなくて青くて目立つしダサい</b></li>
<li>あの円形のトラックパッドも<b>便利かもしれないがやっぱりダサい</b></li>
<li>バッテリー駆動時間重視はわかるけど(R9とかのイメージで)<b>デブすぎてダサい</b></li>
<li>中二病的には黒がないのは受け入れられない、<b>安っぽい銀色はダサい</b></li>
<li>パワポ作り的には良いのかもしれないが4:3しかもXGA液晶は<b>ショボいしダサい </b></li>
</ul>
といった個人的嗜好と偏見のオンパレードです。レッツノートユーザーの方ごめんなさい。<br />
<br />
それにさ、仕事上の必要性っていうけど、今やプロジェクターだってHDMIで出せるしパワポだって16:9で作るじゃないですか。そうじゃない職場もあることはわかるけど、そういう職場と折り合いをつけるためのスペック自体が好きになれない。<br />
<br />
製品としてはメチャクチャ優秀なのはわかるんですよ。だからレッツノートがダメだと思ったことは一度もなくて、ただただ合わないという印象でした。<br />
<br />
そういうわけでレッツノートはアウトオブ眼中だったんですが、上述の経緯で視界に入ってしまったとき、<b>現実はだいぶ異なっている</b>という無知に気づきました。<br />
<br />
少なくとも今回存在を認知したRZ6においては、<br />
<ul>
<li>ボンネット構造は相当薄くなっていて別に<b>ダサくない</b></li>
<li>VGAポートは黒くなってて<b>目立ってない</b>(妥協)</li>
<li>トラックパッドがなぜか円形じゃないので<b>違和感がない</b></li>
<li>フツーのノートPCレベルで薄いので<b>デブじゃない</b></li>
<li>なんと<b>黒がある</b></li>
<li>とっくに4:3の時代は終わっているどころか16:10のWUXGAという<b>ベストサイズ</b></li>
</ul>
となんだか劇的に進化していました。無知って怖い。<br />
<br />
元はと言えば一人で悶々としていただけで、そもそも現在MacBookを持っているわけですし、<b>別にPCを買わなきゃいけない理由はないんですが</b>、黒いRZ6の画像を見ていたら・・・なんだかこう・・・<b>欲しくなってきてしまった</b>。<br />
<br />
ただ散々キーボードについてあーだこーだ言っておいて、レッツノート最大の障壁がキーボードで、USキーボードが選べないんですよね。<br />
<br />
訓練を積んだ結果(※)JIS配列でも戦えるんですが、せめてカナ無しにしたい。しかしRZ6は<b>黒だけカナ無しが選べない</b>という謎仕様で撃沈。<br />
(※数年間JIS配列の会社貸与PCを持たされ、自宅ではUS配列という二重生活を続けたため。現在は会社貸与PCもUS配列に交換済み)<br />
<br />
USキーボードが選べたら多分5秒で買ってたんですが・・・買うまでに<b>数日</b>かかってしまいました。結局衝動買いしとるやんけ!<br />
<br />
<br />
<h3>
というわけで</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCpTGYzZG62CX2oLpUSTkci_hyAwySqFXbbNy5OZNuEj9XOCwcmgJphUW3hi_6IkNnSlyMBJ0vEwKZBtjPIfwuY24Aq-Ud6jVq-x9IBflyp2b-e1N9_7c7FjIZEqxqC67ja3QCXau0h6I9/s1600/01_IMG_0590.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCpTGYzZG62CX2oLpUSTkci_hyAwySqFXbbNy5OZNuEj9XOCwcmgJphUW3hi_6IkNnSlyMBJ0vEwKZBtjPIfwuY24Aq-Ud6jVq-x9IBflyp2b-e1N9_7c7FjIZEqxqC67ja3QCXau0h6I9/s320/01_IMG_0590.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
UMPC大好きだとかレッツノート嫌いだとか喚いていた僕は、理念とか理想といったものの全てを諦めた結果悟りを開き、目の前にはレッツノートRZ6があった。<br />
<br />
前述の通りモデルはCF-RZ6LFMQRというもので、ブラック・Core i5・8GB・256GB・LTEの2018春の店頭モデル。2018春モデルと言いつつ基本的には2016年秋に出たモデルと中身はほぼ変わっていません。<br />
<br />
すぐ新モデルが出て消沈しそうなので、出てしばらく経った製品を買うことはあまりしないのだけど、RZ6で使われているYプロセッサは2018年後半まで更新されないので早くとも2018年秋、場合によっては2019年春までRZ7は出ないだろうし、出たとしてもクアッドコアまではいかないだろうから大して性能も上がらないでしょう。このへんはIntelの停滞に助けられています。<br />
<br />
一方で、前任者のMacBookと比べるとCore M-5Y31がCore i5-7Y54になったくらいで、メモリがLPDDR3 8GB、SSDが256GBなのは変わっていない。むしろSSDはMacBookがPCIeだったのがRZ6ではSATAになったので劣化すらしている。ここはなぜSATAになってしまったのか・・・発熱?<br />
<br />
CPUについても、i5と言ったところで所詮Core m5のブランディング変更でしかなくYプロセッサなので事実上Core mです。MacBookのM-5Y31はベースクロック900MHzのところcTDP-up採用で1.1GHzだったので、1.2GHzのi5-7Y54との差は僅かしかない。このあたりは、Intelやメモリ・SSDの停滞によって残念なことになっている・・・<br />
<br />
もちろん、Core m3ではなくi5であるメリットとして、TurboBoost最大周波数はMacBookの2.4GHzから大幅アップして3.2GHzもあるので、細やかなレスポンスは向上しているはず。<br />
<br />
MacBookを買ってから3年経ってこの程度・・・というのは残念ですが、RZ6はそもそも1年半前に出た製品で、MacBookは発売直後に買っていて実際のインターバルは1年半しか無いのだから仕方ない。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRP7Lflw2eBxypzZIkeJ0lrBU1fl2XKBCOvsmrGz5ivoMcpDAQUJ9Stdz6YX5h66jKP4U2euk-y0mJ04RAvMShEyC59SFAd9JGXJixO1z3Mw7-koNMoLwiN06ANjQ2LdkDGz8QkBEL5p-4/s1600/02_IMG_0577.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRP7Lflw2eBxypzZIkeJ0lrBU1fl2XKBCOvsmrGz5ivoMcpDAQUJ9Stdz6YX5h66jKP4U2euk-y0mJ04RAvMShEyC59SFAd9JGXJixO1z3Mw7-koNMoLwiN06ANjQ2LdkDGz8QkBEL5p-4/s400/02_IMG_0577.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
というわけでモノ自体は1年半前の製品とほぼ同一、フォームファクターとしてはMacBookより更に前の2014年10月に出たCF-RZ4から変わっていないのだから開封の儀をするような真新しさはありません。<strike>あー、このカナ刻印削れねーかなー</strike><br />
<br />
が、やはり驚くのはその軽さ。箱から出したときはバッテリーが付いてないので<b>モックか?</b>というような軽さですし、バッテリーを装着してもなお軽い。公称780gは伊達じゃない。1kg切っているMacBookと比べて140g程度の差しかありませんが、数値差以上に軽く感じる。<b>ほぼアルミ板にしては重く感じる</b>MacBookと、<b>メカメカしい割に軽く感じる</b>レッツノートの違いでしょうか?<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheI-ms5kASK1r3rBW350alLOE7rM3QOdcaR6GHB_f1Zt_MTq7zIGc__UpP_myITXN4DOvdjwovvch99zvXLXQ-lKLGD33ncKFKoHqY-9cxpe6OcGb-6vaJ-z28tBsQbvRaEbxvcdSUnyfO/s1600/03.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheI-ms5kASK1r3rBW350alLOE7rM3QOdcaR6GHB_f1Zt_MTq7zIGc__UpP_myITXN4DOvdjwovvch99zvXLXQ-lKLGD33ncKFKoHqY-9cxpe6OcGb-6vaJ-z28tBsQbvRaEbxvcdSUnyfO/s400/03.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ポート類の多さがメカメカしさの源泉という感じ。RZ5まではVGAポートが青かったらしく、RZ6から黒くなったのは素晴らしい。<strike>要らないけど。</strike><br />
<br />
充電もコンサバにUSB-Cでなく普通のプラグですが、結局ノートPCを不安なく充電できるUSBマルチポート充電器なんてほとんどなく、MacBookでも結局普通にACアダプタを使っていたわけで、これだけポートが豊富なら充電は普通のプラグで全然問題ないですね。<br />
<br />
(VGAの青は受け入れがたいのにUSBの青は受け入れられるのはなんでなんでしょう。USBの青は高速の証だからですかね?)<br />
<br />
また、RZ6からHDMIが2.0になっており、4K/60p出力が可能です。DP・USB-Cが無いだけに、HDMIでちゃんと4K扱えるのは大事ですね。4Kディスプレイユーザなので嬉しい。<br />
<br />
USB3.0も3つ、ギガビットのLANポートもあってSDカードリーダーも付いてと、これなら変換アダプタやハブが必要になる場面は皆無ですね。このあたりはMacとレッツノートで設計思想が真逆な部分ですが、自分はメカメカしてる方が好きです。<br />
<br />
伝わるように撮れないんで写真はないですが、ディスプレイの発色はイマイチ。タッチパネル液晶にアンチグレアシートが最初から貼ってあるので仕方ないのかもしれませんが。個人的には色温度低めなのもマイナス。このあたりはやはりレッツノートの領分ではありませんね。ただ、解像度自体は1920x1200あるのでppi的にも縦横比的にもバッチリです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLQjWR0fS5kw1-vqGMTdn_6_q-tX4Fjiy8bk5Qh8waPTIXripfIohqxeYfdpwq69p3vWTgr7Fad9Uf7Rp6SCK69kWphPLnZMxwVu_-EfuXjTQR11tm4g4Uqz27i7BlPSnMIgFcNFnFMnJG/s1600/04_IMG_0589.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1000" data-original-width="1600" height="250" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLQjWR0fS5kw1-vqGMTdn_6_q-tX4Fjiy8bk5Qh8waPTIXripfIohqxeYfdpwq69p3vWTgr7Fad9Uf7Rp6SCK69kWphPLnZMxwVu_-EfuXjTQR11tm4g4Uqz27i7BlPSnMIgFcNFnFMnJG/s400/04_IMG_0589.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
で、早速(買って数日後に)バラしてしまった。といっても、背面のネジを外すだけで簡単に開けられるのでどうということはありません。<b>ネジが17箇所もある</b>のにはビビりましたが。 <br />
<br />
店頭モデルはブラック=LTE付き、という棲み分けなのでLTEモデルです。真ん中のファンの下に写っているのがLTEのM.2カードで、Sierra WirelessのEM7430でした。最大300Mbpsのかなりいいやつ。<br />
<br />
iPad mini 4に刺さっていたドコモSIMをぶっ刺してみましたが<b>素晴らしい</b>。スマホと同じように、LTE接続を確立したままWiFiが入っていたらWiFiで通信、そうでなければLTEで通信できるのでテザリングよりはるかに快適です。<br />
<br />
左下のSSDはサムスンの何か(適当)。M.2 2280かつSATA接続のもので、本体側に2242や2260のネジ穴が無いので2280専用です。刺して閉じてしまえば押さえつけられるので2242でも入らないことはないですが・・・w<br />
<br />
意外なことに、SSDのM.2スロットはB KeyでなくM Keyだったので、PCIeなSSDも物理的には刺さりました。が、残念ながらUEFIの時点で認識されず。PCIeの信号線が来てないかもしれません。<br />
<br />
といっても刺したのが余っていた<b>AHCI版のSM951</b>とかいう過渡期のニッチ製品で、しかもPCに刺したこと自体久しぶりで<b>実は死んでた</b>なんてことが無いとも言えないので確実にPCIe SSDがNGかどうかはわかりません。しかしながらNVMeのSSDはさすがに余らせていないのですぐには確かめられず。<br />
<br />
まあ、冷やせる配置にも見えないので仮に使えたとしても最近の高発熱なNVMe SSDを使うのは難しそうです。使いたいけど。<br />
<br />
<br />
<h3>
タブレット</h3>
<br />
そういえば、RZ6はディスプレイが360度回転するので2in1タブレットとしても使えます。<br />
<br />
個人的には、キーボードがむき出しになる360度回転型2in1は<b>邪道</b>だと思うんですが、あくまでノートPCとして買っているのでそこは不問。ノートPCとしての形状を崩さないことを優先にした形態なんでしょうし。<br />
<br />
ただ、使ってみると<b>案外イケていて</b>、10.1型というサイズ・16:10の縦横比・780gの軽さ・Windows 10のUI全てがプラスに働いてかなりちゃんとタブレットとして使えます。<br />
<br />
キーボードとは別にディスプレイ側にWindowsボタン、側面にボリュームボタンが付いているなど、この辺はよく考えられているなあという印象。<br />
<br />
タブレットとしても利便性が高そうなこと、一方でやはりキーボードむき出しは(反応しないようにできるとはいえ)カッコ悪いので、<a href="https://amzn.to/2JUXXbQ" target="_blank">純正のキーボードカバー</a>を注文しました。まだ届いてないけど。<br />
<br />
むしろこのような純正カバーがあるのを知らなかったです。360度回転タイプの弱点対策としてはやや力技ですけどアリですね。<br />
<br />
<br />
<h3>
オチはない</h3>
<br />
レッツノートCF-RZ6を買ったという話を<b>買うまでの話を中心に</b>ぐだぐだと書きました。<br />
<br />
文字に起こすとややテンションが低いですが、RZ6は欠点の少ない、非常に完成度の高い製品という印象です。これ単体でPCを要するあらゆる作業がカバーできるので、今後頼もしい存在になっていってくれると思います。<br />
<br />
<strike>次はosx86だな。</strike><br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=b00tb00k-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B01N22DSL6&linkId=7513aecafbdf259a781fb35ecd29ecef" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe></div>
b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-12442365722553491812018-04-07T20:32:00.001+09:002018-04-07T20:38:13.483+09:00ZFSの新機能?デバイス取り外しを試す実に2016年以来のZFSネタです。<br />
<br />
ZFSといえば私の信奉する最強ファイルシステムということで、特にMacでの利用について思い返せば<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/search/label/ZFS">5年以上前</a>から取り上げていたものです。<br />
<br />
何が最強かというと色々あるわけですが、強力なのは論理ボリュームマネージャに相当する機能が組み込まれておりRAID・領域切り出し・スナップショット等々が自由自在というあたりです。<br />
<br />
が、自由自在なZFSでも数少ない不自由がスケールアップが簡単でもスケールダウンができないこと。つまり、2台ミラーリングのプールに更に2台ミラーリングを追加して容量拡大するのは容易ですが、容量に空きがあってもそこからディスク本数を減らすことは基本的にできなかったのです。<br />
<br />
なんですが、なんとついに<b>この機能が実装されたらしい</b>。まだあらゆる環境で使えるわけではないですが、意外なことにMacで簡単に試せるので試してみました。<br />
<br />
結論から言うとRAID-Zでは使えなかったので過度な期待は禁物ですが、それ以外は期待した動作をしてくれました。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
背景</h3>
<br />
自分はosx86機でZFSを普段使いしており、常に最新版を追っているわけではないですがこの前たまたま<a href="https://openzfsonosx.org/forum/viewtopic.php?f=20&t=3152" target="_blank">OpenZFS on OS Xのリリースノート</a>を読んでいたら興味深い記述が。<br />
<blockquote class="tr_bq">
7614 zfs device evacuation/removal (OpenZFS Team) </blockquote>
デバイスの取り外し・・・?<br />
<br />
<a href="https://www.illumos.org/issues/7614" target="_blank">本家のチケット7614</a>を読んでみると確かにトップレベルデバイスの取り外しができそう。<br />
<br />
今年に入ってからマージされた割と新しい機能のようで、ZFS on Linuxではまだ<a href="https://github.com/zfsonlinux/zfs/pull/6900" target="_blank">マージされておらず</a>未リリースである0.8.0のマイルストーンになっています。FreeBSDではSTABLEには入ってないようですが<a href="https://github.com/freebsd/freebsd/commit/6da43894fe0991933503c427611a0fbe34f7cf4d" target="_blank">masterには入っている</a>のでCURRENTでは使えそう。あとは本家illumos系では<a href="https://omniosce.org/download.html" target="_blank">OmniOS CEのbloody</a>あたりなら入ってそうです。<br />
<br />
自分としてはファイルサーバをZFS on Linux(がまだrcだった頃!)で構築することにして以来FreeBSDとSolaris系は触っていないので、もちろんMacで試してみます。<br />
<br />
<br />
<h3>
注意</h3>
<br />
OpenZFS on OS Xは割と<a href="http://b00tb00k.blogspot.jp/2014/03/zfs-on-mac-5-openzfs-on-os-x.html#more" target="_blank">イケイケな開発方針</a>をしているのでいつの間にかZFS on Linuxより先にOpenZFSのコードを取り込んでstableとして出していますが、<a href="https://www.illumos.org/issues/9434" target="_blank">本家</a>や<a href="https://bugs.freebsd.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=226141" target="_blank">FreeBSD</a>で今回のzpool remove機能起因のバグ報告がされてたりしていて、ちょっとまだ怪しい感じもします。<br />
<br />
なにせ10年レベルで待望されていたにも関わらず最近までマージされなかった(できなかった)大物機能なのでまだ色々と地雷がありそう。<br />
<br />
というわけで自己責任で試してくださいね!自分は大事なデータが入ってるプールのあるメインHackintoshに入れちゃいましたけど!<br />
<br />
<br />
<h3>
試す</h3>
<br />
というわけで、インストール自体は<a href="https://openzfsonosx.org/wiki/Downloads" target="_blank">OpenZFS on OS X</a>の1.7.2(以上)を落としてきて入れるだけです。<strike>自称</strike>stableリリースなのでMountain Lion以上であれば入るはず。<br />
<br />
ダミーディスクとして1GBと2GBの空ファイルをいくつか作っておきます。<br />
<pre class="brush:plain"># dd if=/dev/zero of=dummy1 bs=1g count=1
1+0 records in
1+0 records out
1073741824 bytes transferred in 0.822363 secs (1305678824 bytes/sec)
# dd if=/dev/zero of=dummyA bs=1g count=2
2+0 records in
2+0 records out
2147483648 bytes transferred in 1.464317 secs (1466542781 bytes/sec)
# for n in {2..8}; do cp dummy1 dummy$n; done
# for n in B C D; do cp dummyA dummy$n; done
# ls -lh
total 33554432
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:57 dummy1
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:57 dummy2
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:52 dummy3
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:52 dummy4
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:52 dummy5
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:52 dummy6
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:52 dummy7
-rw-r--r-- 1 root staff 1.0G 4 5 23:52 dummy8
-rw-r--r-- 1 root staff 2.0G 4 6 00:00 dummyA
-rw-r--r-- 1 root staff 2.0G 4 6 00:00 dummyB
-rw-r--r-- 1 root staff 2.0G 4 6 00:00 dummyC
-rw-r--r-- 1 root staff 2.0G 4 6 00:00 dummyD
</pre>
<br />
<h4>
単純なストライピング</h4>
<br />
普通に1GBx2のストライピングでプールを作ります。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool create pool1 /tmp/dummy1 /tmp/dummy2
# zpool status pool1
pool: pool1
state: ONLINE
scan: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy2 ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
# zfs list pool1
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool1 1.06M 1.75G 1.01M /Volumes/pool1
</pre>
<br />
ここで、1GBのファイルを配置してからremoveをかけてみます。<br />
<pre class="brush:plain"># cp dummy1 /Volumes/pool1/dummy
# zfs list pool1
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool1 1.00G 767M 1.00G /Volumes/pool1
# zpool remove pool1 /tmp/dummy2
cannot remove /tmp/dummy2: out of space
</pre>
<br />
当然残容量が足りないのでremoveできません。<br />
<br />
ファイルを消してからremoveをかけます。<br />
<pre class="brush:plain"># rm /Volumes/pool1/dummy
# zpool remove pool1 /tmp/dummy2
# zpool status pool1
pool: pool1
state: ONLINE
scan: none requested
remove: Removal of vdev 1 copied 102K in 0h0m, completed on Thu Apr 5 23:57:33 2018
768 memory used for removed device mappings
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy1 ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
</pre>
<br />
期待通り、シングルディスクのプールになりました!おお。 <br />
<br />
<br />
<h4>
ミラーリング構成</h4>
<br />
今度は1GBx2のミラーを更にストライピングさせた、ありがちなプールを作ってみます(先程のプールをdestroyしているのは省略)。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool create pool2 \
> mirror /tmp/dummy1 /tmp/dummy2 \
> mirror /tmp/dummy3 /tmp/dummy4
# zpool status pool2
pool: pool2
state: ONLINE
scan: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool2 ONLINE 0 0 0
mirror-0 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy2 ONLINE 0 0 0
mirror-1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy3 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy4 ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
# zfs list pool2
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool2 910K 1.75G 850K /Volumes/pool2
# cp dummy5 /Volumes/pool2/dummy
# zfs list pool2
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool2 1.00G 767M 1.00G /Volumes/pool2
</pre>
<br />
ミラーなので容量は半分。つまり先程のプールと変わりません。先ほどと同じように1GBのファイルも配置。<br />
<br />
1GBを1TBのディスクで置き換えて考えてみると、こういったプールの容量を増やしたい場合、ミラーの片割れに対して2TBのディスクで2回zpool replaceをかけて2TBx2のミラーに置換する、といった作業が従来のイメージだと思います。<br />
<br />
が、今回はここで2GBx2のミラーを置換ではなく追加します。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool add pool2 \
> mirror /tmp/dummyA /tmp/dummyB
# zpool status pool2
pool: pool2
state: ONLINE
scan: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool2 ONLINE 0 0 0
mirror-0 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy2 ONLINE 0 0 0
mirror-1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy3 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy4 ONLINE 0 0 0
mirror-2 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummyA ONLINE 0 0 0
/tmp/dummyB ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
# zfs list pool2
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool2 1.00G 2.62G 1.00G /Volumes/pool2
</pre>
<br />
容量は増えましたが、従来だとこういった追加を行うとここから1TBx2のミラーを外せません。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool remove pool2 mirror-0
# zpool status pool2
pool: pool2
state: ONLINE
scan: none requested
remove: Removal of vdev 0 copied 512M in 0h0m, completed on Fri Apr 6 00:31:52 2018
13.2K memory used for removed device mappings
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool2 ONLINE 0 0 0
mirror-1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy3 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy4 ONLINE 0 0 0
mirror-2 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummyA ONLINE 0 0 0
/tmp/dummyB ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
# zfs list pool2
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool2 1.00G 1.69G 1.00G /Volumes/pool2
</pre>
<br />
ですが、今回はmirror-0を指定して外すことができる!今回は超小容量プールなので一瞬ですが、実際は内部のデータ移動に時間がかかるはず。ですが、replaceを2回かけるよりよっぽど簡単ですね(現実のサーバーではその分のHDDスロットが必要ですが)。<br />
<br />
今回のケースだと、大きなディスクに移行したのでmirror-1も外すことができます。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool remove pool2 mirror-1
# zpool status pool2
pool: pool2
state: ONLINE
scan: none requested
remove: Removal of vdev 1 copied 682M in 0h0m, completed on Fri Apr 6 00:32:16 2018
30.3K memory used for removed device mappings
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool2 ONLINE 0 0 0
mirror-2 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummyA ONLINE 0 0 0
/tmp/dummyB ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
# zfs list pool2
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool2 1.00G 767M 1.00G /Volumes/pool2
</pre>
<br />
「大容量HDDに移行してディスク本数を減らす」といった操作ができるようになったわけです。 <br />
<br />
<h4>
RAID-Z</h4>
<br />
さて、(個人的には)本命のRAID-Z構成です。ミラーと同じようにディスク入れ替えをしたい。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool create pool3 \
> raidz \
> /tmp/dummy1 \
> /tmp/dummy2 \
> /tmp/dummy3 \
> /tmp/dummy4 \
> raidz \
> /tmp/dummy5 \
> /tmp/dummy6 \
> /tmp/dummy7 \
> /tmp/dummy8
# zpool status pool3
pool: pool3
state: ONLINE
scan: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
pool3 ONLINE 0 0 0
raidz1-0 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy2 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy3 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy4 ONLINE 0 0 0
raidz1-1 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy5 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy6 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy7 ONLINE 0 0 0
/tmp/dummy8 ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
# zfs list pool3
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool3 1.09M 5.43G 871K /Volumes/pool3
# cp dummyA dummyB /Volumes/pool3/
# zfs list pool3
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
pool3 4.00G 1.43G 4.00G /Volumes/pool3
</pre>
<br />
プールを作って4GBのデータを置くとこんな感じ。<br />
<br />
ここに2GBx4のRAID-Zを足して、1TBx4のRAID-Zを抜いてみます。<br />
<pre class="brush:plain"># zpool add pool3 \
> raidz \
> /tmp/dummyA \
> /tmp/dummyB \
> /tmp/dummyC \
> /tmp/dummyD
# zpool remove pool3 raidz1-0
cannot remove raidz1-0: invalid config; all top-level vdevs must have the same sector size and not be raidz.
</pre>
<br />
が、できませんでした。このremove機能は<a href="https://github.com/illumos/illumos-gate/blob/master/usr/src/lib/libzfs/common/libzfs_pool.c#L3196-L3198" target="_blank">RAID-Zには対応していない</a>ようです。無念・・・<br />
<br />
<br />
<h3>
というわけで</h3>
<br />
一番期待していた、RAID-Zのストライピング構成でRAID-Z vdevを抜く、といったことはできませんでした。RAID-Zを使っている場合は従来どおり1本ずつreplaceしていく必要がありそうです。<br />
<br />
ただ、HDDの大容量化も進み、最近ではメンテも楽なミラー構成で使っている方も多いと思います。そういう人にとっては良い機能、あるいはミラーとRAID-Zどちらを使おうか悩んでいる人にはミラーを使う動機になりそうです。b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-2262839814567127792018-03-30T19:04:00.000+09:002018-03-30T19:04:09.300+09:00GPD WIN 2の拡張性を斜め上に考える、が<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgPH8wKC0drB-SRfi4fFWlSdTipuCkpSVoHbQVKA6ELyxoGfH5fzKQweqCzrfU65rZHZRj6IZD5_ChjOZOicvJwcoe0EHaNrbiwymn2aEaay6u4Cua3Hx_RF67djXlmxPlMQlfPQraI-_vn/s1600/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-29+0.01.05%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgPH8wKC0drB-SRfi4fFWlSdTipuCkpSVoHbQVKA6ELyxoGfH5fzKQweqCzrfU65rZHZRj6IZD5_ChjOZOicvJwcoe0EHaNrbiwymn2aEaay6u4Cua3Hx_RF67djXlmxPlMQlfPQraI-_vn/s400/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-29+0.01.05%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
なんか来月くらいにはGPD WIN 2が届きそうなので、事前に拡張の算段を立てる話。<br />
<br />
公式にSSD交換がサポートされるなど、中身タブレットだったGPD WINと比べて拡張性が向上しているGPD WIN 2ですが、<strike>osx86とか考えたとき</strike>SSD以外にもいじりたいところはあったりして、既に上がっている分解動画を見ながら考えていこうかなと。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
分解動画</h3>
<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gBny7BbdF6o" width="560"></iframe></div>
<br />
GPD WIN 2はほとんど製品版みたいなプロトタイプが昨年末時点で既にレビュアーに渡っており、分解動画とかも上がってたりします。冒頭の画像も上記動画から。<br />
<br />
分解動画を見るとSSDスロットを含むハードウェアの配置がわかります。<br />
<br />
<br />
<h3>
無線LAN・・・交換できなさそう</h3>
<br />
最初に気にしていたのが無線LANチップです。というのも、GPD WIN 2には無線LANチップとしてIntel 7265が載っているんですが、osx86を想定した場合Intelチップだとドライバが無くて使えません。<br />
<br />
可能ならAtherosあたりの動作可能チップを換装したいと考えていたので、チップの接続規格が知りたいところでした。<br />
<br />
が。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxO12-Rfjce38PQ9eTJJz_tehOIF0MttKvgJKPUMaed_StuG_u9WyFwauk-A1ttS-VJ4pH0HRTM6YZPHgSayervNsuSunb_xuagLxqbrFQZtHgCkTeSQyMK9kEVPohOdupGaT49RTBUk3-/s1600/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-28+23.59.19%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="614" data-original-width="706" height="278" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxO12-Rfjce38PQ9eTJJz_tehOIF0MttKvgJKPUMaed_StuG_u9WyFwauk-A1ttS-VJ4pH0HRTM6YZPHgSayervNsuSunb_xuagLxqbrFQZtHgCkTeSQyMK9kEVPohOdupGaT49RTBUk3-/s320/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-28+23.59.19%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
これ(GPD WIN 2のもの)<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
Broadwell-U搭載Intel NUC新モデル「NUC5i3RYH」をベンチマークテストと分解してみた<br />
<a href="https://www.dospara.co.jp/monotech/news/11859.html">https://www.dospara.co.jp/monotech/news/11859.html</a></blockquote>
<br />
の<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://www.dospara.co.jp/monotech/wp-content/uploads/2015/02/19/20150218-DSC_0597.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="600" data-original-width="800" height="300" src="https://www.dospara.co.jp/monotech/wp-content/uploads/2015/02/19/20150218-DSC_0597.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
と同じ接続、ってことは<b>オンボード</b>じゃん(絶望)<br />
<br />
勝手に「miniPCIeかM.2で刺さってるだろう」と思ってましたが全然そんなことはなかった。冷静に考えれば実装面積削りたいUMPCだから当たり前か・・・<br />
<br />
というわけで、無線LANチップを入れ替えることはどうやら無理そうです。残念。<br />
<br />
<br />
<h3>
M.2スロットをSSD以外に・・・は難しいかな</h3>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrM33FxiOhM3QlHbBdIksTQSEyDye9JxbMKPWudaL-rlbDpnEXT-jcJOKr2XXNpuJYAwn8mGTCNlfeJBSlIyhbSV3ype8Aaj6crV4PyDySIuNJp-qQ6_4QDvB0rPxw872nom5qgDZGPbth/s1600/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-29+0.56.47%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrM33FxiOhM3QlHbBdIksTQSEyDye9JxbMKPWudaL-rlbDpnEXT-jcJOKr2XXNpuJYAwn8mGTCNlfeJBSlIyhbSV3ype8Aaj6crV4PyDySIuNJp-qQ6_4QDvB0rPxw872nom5qgDZGPbth/s400/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-29+0.56.47%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
とまあこのままだとそれだけで終わってしまうので、今度はSSD用のM.2スロットを<b>SSD以外に使う</b>方法を考えてみます。<br />
<br />
MicroSDブートができるかはともかく、USBブートしてしまえばSSDが入ってなくても使うことはできるわけです。WindowsをUSBブートするにはそこそこハードルがありますが、Linuxやosx86なら関係ないし。<br />
<br />
M.2ということで固定方法はともかくここに無線LANカード刺せないかな?と思うところなんですが、M.2の無線LANカードは通常E Keyなので刺さりません。無念。<br />
<br />
ただE Keyは無理なものの、GPD WIN 2のM.2スロットは自作PCで一般的なM KeyではなくB Keyに見えるような?PCIe x4引いてないからM Keyである必要性が無くてB Keyになってるんでしょうか。<br />
<br />
B Keyといえば実はこういう<a href="https://amzn.to/2pL17am" target="_blank">LTEモジュール</a>がB Keyであったりします。SIMとかアンテナとかの問題がありますが刺さったら面白そう。<br />
<br />
しかしながら、この手のLTEモジュールは3042という幅が大きいものなので多分刺さらない。SSDは2242なので左右に+4mmずつ大きい。GPD WIN 2のM.2スロットはSSD換装のため底上げされているので周辺チップには干渉しない気がしますが、外装とUSBコネクタには当たりそう。<br />
<br />
外装パネルは内側を削ってしまえばよさそうですがUSBは如何ともしがたいですね。ギリギリ干渉しなかったら面白いんですが難しいかな。<br />
<br />
<br />
<h3>
というわけで</h3>
<br />
結局トリッキーな使い方はできなさそうで残念。何の展望も開けないネタですみませんでした。b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4966150044390103149.post-26555572890968276972018-03-28T01:29:00.001+09:002018-03-31T20:15:18.666+09:00High Sierra 10.13.3/10.13.4でBrackets/Atom/VS Codeが重い問題を解決する。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJ7j9oxT8W2g9ULrL8chiDsSvblN4Ol2RDZSunBJAskpDkivYI1lLcNmFQWfbDNPUk9XPvBz3CjE1X4Yjgybo1RMg9ZK99Ua6xLqPhFg70vJHpE2mOPyor2JXMURn04SKtz5ggo_gp7G0g/s1600/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-27+23.53.36.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="876" data-original-width="1240" height="282" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJ7j9oxT8W2g9ULrL8chiDsSvblN4Ol2RDZSunBJAskpDkivYI1lLcNmFQWfbDNPUk9XPvBz3CjE1X4Yjgybo1RMg9ZK99Ua6xLqPhFg70vJHpE2mOPyor2JXMURn04SKtz5ggo_gp7G0g/s400/%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2595%25E3%2582%259A%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3+2018-03-27+23.53.36.png" width="400" /></a></div>
<br />
お久しぶりです。どうにも継続力が無いんでブログは放置してしまう。<br />
<br />
今回はちょっとしたトラブルシューティング。macOS High Sierra 10.13.3の環境で、Brackets / Atom / Visual Studio Code等のElectron系エディタ(あるいはElectron系アプリケーション)の動作が非常に重くなる問題に遭遇したので解決方法をメモっておきます。<br />
<br />
結論から言うと、NVIDIA Web Driver利用の環境の場合10.13.2用ドライバにバージョンダウンすることで解決します。なのでもし非Web Driver環境で重い場合は解決しません。<br />
<br />
経緯から書いていくので、詳細な対処法だけ確認したい場合は後半まですっ飛ばしてください。<br />
<br />
<span style="color: red;">【2018/3/31更新】 </span><br />
<span style="color: red;">High Sierra 10.13.4アップデートが提供されましたが、10.13.3と同様の症状・解決策でした。末尾に追記しています。</span><br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h3>
Bracketsが重い</h3>
<br />
普段自分はコーディングやちょっとしたメモにAdobeの<a href="http://brackets.io/" target="_blank">Brackets</a>というエディタを使っているんですが、ここ1ヶ月くらい?のどこかで動作が異常にもっさりして使い物にならなくなってしまいました。どれくらい重いかというとカーソルの移動やテキスト選択、ファイル切り替えもワンテンポ以上待たされるレベル。<br />
<br />
Bracketsが重くなるときは大抵Extensionが悪さをしているので、1個ずつOFFにしていけば原因がわかるものなんですが、今回はExtensionを全てアンロードしても相変わらず重い。<br />
<br />
ちょうど<strike>マイクラに没頭して</strike>コーディング頻度が下がっていた時期に被っていたこともあり、重くなった契機がすぐには思い浮かびませんでした。<br />
<br />
<br />
<h3>
バージョンアップ周りの確認</h3>
<br />
とりあえず、Bracketsのバージョンを1つ前の1.11に落としてみたが重いまま。1.11は昨年9月リリースなのでBracketsのバージョンアップは関係なさそう。<br />
<br />
macOSについては、記事書けてませんが年末年始にX299E-ITX/acマシンをメインHackintosh化した際にHigh Sierraを入れていて、少なくともこの時点ではBracketsはちゃんと動いてました。しかし、10.13.3アップデートについては怠惰で出てすぐ追従してなかったこともあり時期的に怪しい。<br />
<br />
結果的に「10.13.3が怪しい」はほぼ正解だったわけですが、この時点では「10.13.3 Brackets」とかで検索してもそれっぽいのは引っかからず原因にたどり着けませんでした。<br />
<br />
<br />
<h3>
Electron系で全滅</h3>
<br />
コーディング頻度が下がっておいて言うのもなんですが、エディタが使えないと相当に困るので当面の解決を諦めて<b>Brackets以外のエディタを探す</b>ことにしました。<br />
<br />
Brackets導入当時出たばかりで拡張性も低かった<a href="https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/code-vs.aspx" target="_blank">Visual Studio Code</a>(VS Code)とかが今どんな感じなのかといったことにも興味があったので、いろいろ試してみようという思いもあり。<br />
<br />
しかしここで意外な事態に直面します。<b>VS Codeも重い</b>。これに至ってはクリーンインストールなので設定が汚れていて重くなっているはずもないのに。<br />
<br />
困った、となるところなんですが逆にこれがヒントに。BracketsとVS Codeの共通点はElectron系エディタであるということです。原因がちょっと見えてきました。<br />
<br />
そこで同じElectron系、というか元祖である<a href="https://atom.io/" target="_blank">Atom</a>もインストールしてみたら<b>やはり重い</b>。ついでに非Electron系である<a href="https://www.sublimetext.com/" target="_blank">Sublime Text</a>を入れてみたらこっちは<b>サクサク</b>だったので、Electron周りの問題だなと確信しました。<br />
<br />
<br />
<h3>
Web Driverを疑う→せいかい</h3>
<br />
High Sierra 10.13.3でElectron系エディタが重くなる原因・・・と考えるとあんま根拠はないんですがGPUレンダリング周りが怪しい気がしてきました。Web系のアプリケーションはレンダリングのチューニングに勤しんでいる印象を持っているので。<br />
<br />
この環境ではGeForce GTX 970を載せていて、Maxwell以降のNVIDIA GPUをmacOSで動かすためにNVIDIAのWeb Driverが必要となります。このWeb DriverはmacOSのマイナーバージョン(どころかビルド)と1対1対応しているので、macOSをアップデートした時点でWeb Driverもバージョンアップしていることになります。なので怪しい。<br />
<br />
それで軽く調べてみたら<b>ビンゴ</b>。<a href="http://nop-me.hatenablog.com/entry/2018/02/02/151143" target="_blank">こちらのブログ</a>に詳しかったのですが、どうやら10.13.3用のWeb Driverは性能が劣化しているらしく、普段遣いでは(CPUの馬力が効くのか)「言われてみれば」程度にしか感じなかったのですがElectron系エディタではモロに影響が出たようです。<br />
<br />
<br />
<h3>
バージョンダウンする</h3>
<br />
ということで、Web Driverを10.13.2用のものにバージョンダウンしてみます。<br />
<br />
ただ、前述の通りWeb DriverはmacOSのビルド番号と1対1なのでそのままでは入りません。入れるためには<br />
<ul>
<li>Web Driverのインストーラーpkgを編集してバージョンチェックを飛ばす</li>
<li>インストール後、ドライバkextのInfo.plistを編集するかCloverでパッチを当ててバージョンチェックを外す</li>
</ul>
という2つの手順が必要となります。<br />
<br />
が、これらを自動でやってくれる<a href="https://github.com/vulgo/webdriver.sh" target="_blank">webdriver.sh</a>というスクリプトがあったので今回はこちらを利用します。<br />
<br />
使い方としては、<a href="https://github.com/vulgo/webdriver.sh/archive/master.zip" target="_blank">最新版</a>をダウンロードしてきて<br />
<pre class="brush:bash">$ sudo sh webdriver.sh -u https://images.nvidia.com/mac/pkg/378/WebDriver-378.10.10.10.25.106.pkg
Password:
URL: https://images.nvidia.com/mac/pkg/378/WebDriver-378.10.10.10.25.106.pkg
Install? [y/N]
Downloading package...
######################################################################## 100.0%
SHA512: 3c18fa6135c202ba3045630b4716857622ecfdbad615ed8413f3ccc493aa290a650f92c9a8c94af503bd2b6b29723314290da92dfebee388e03d78b27dc0556d
Extracting...
387199 blocks
Approving extensions...
Installing...
Modify installed driver for the current macOS version? [y/N]
NVDAStartupWeb.kext: 17C2205 -> 17D102
Updating caches...
Installation complete. You should reboot now.</pre>
<br />
こんな感じでInstall / Modify両方の質問でyを押して完了した後再起動するだけです。普段からgit使ってる場合はzipを落とさずgit cloneしてから叩いても可。<br />
<br />
-uで渡すURLが10.13.2用のドライバURLです。<a href="https://www.tonymacx86.com/nvidia-drivers/" target="_blank">ここ</a>から取ってきました。例によってビルド番号ごとに別れていますが多分中身は同じなので最後の106の部分はなんでも良いと思います。<br />
<br />
あとから気づいたんですが、 <br />
<pre class="brush:bash">$ sudo sh webdriver.sh --list
Checking for updates...
Current driver: 378.10.10.10.25.106
Running on: macOS 10.13.3 (17D102)
1. 387.10.10.10.25.160 17D2102
2. 387.10.10.10.25.161 17D102
3. 387.10.10.10.25.157 17D2047
4. 387.10.10.10.25.156 17D47
5. 378.10.10.10.25.106 17C2205
6. 378.10.10.10.25.105 17C2120
7. 378.10.10.10.25.104 17C205
8. 378.10.10.10.25.103 17C89
9. 378.10.10.10.25.102 17C88
10. 378.10.10.10.20.109 17B1003
11. 378.10.10.10.20.108 17B1002
12. 378.10.10.10.20.107 17B48
13. 378.10.10.10.15.121 17A405
14. 378.10.10.10.15.114 17A365
What now? [1-14] :
</pre>
<br />
として入れたいバージョンの数字を選べばURLを調べなくても入れられたみたいですね。<br />
<br />
やや雑な説明でしたが、Hackintosh組んでWebDriver入れてるような人はこれくらいでも伝わるでしょう。<br />
<br />
<br />
<h3>
というわけで</h3>
<br />
バージョンダウンしてもダメだったら悲しかったですが、期待通り元の快適なBracketsが戻ってきてくれました。一安心。<br />
<br />
もちろんVS CodeもAtomもサクサクになったので、これらのElectron系エディタが重くなって困っている場合も解決するはずです。<br />
<br />
ただパッチ当てて旧ドライバを入れている状態にはなってしまったので、この状態がずっと続くと困ります。10.13.4が出たときのWeb Driverではちゃんと動くと思いたいですね・・・<b>→ダメでした</b>。後述。<br />
<br />
<br />
<h3>
【追記】10.13.4でも解決せず</h3>
<br />
2018/3/30にHigh Sierra 10.13.4アップデートが提供され、翌日には10.13.4向けWeb Driverも提供されましたが、解決していませんでした。<br />
<br />
10.13.4向けのWeb Driverもバージョン接頭辞は387で変わっておらず、要求OSバージョンが異なるだけで実質的には10.13.3向けドライバと同じもののようです。<br />
<br />
一方で、今回の対応策は10.13.4でも有効で、10.13.2向けの378系ドライバを入れることで動作しました。ただ、10.13.4を入れることでOSのビルド番号が変わるため、10.13.3で対応済みであってもNVDAStartupWeb.kextのInfo.plistを修正するか、webdriver.shから同一ドライバを再度入れ直す必要があります。b00thttp://www.blogger.com/profile/13219046565365325919noreply@blogger.com0