DragonBox Pyra、ご存知でしょうか。あるいは覚えていますでしょうか。なんと2016年5月にプレオーダーしたこのUMPC、度重なる遅延の末ほぼ8年後となるこの2024年3月に自分の元に届きました。
今となっては初代GPD WINはおろかRaspberry Pi 4/5より遅いこのPyraをどう実用するかというと正直かなり厳しいわけですが、ひとまずはPyra自体の紹介や届くに至るまでの流れを含めたファーストインプレッションができればと。
PC関連のネタが中心のブログ兼備忘録。
DragonBox Pyra、ご存知でしょうか。あるいは覚えていますでしょうか。なんと2016年5月にプレオーダーしたこのUMPC、度重なる遅延の末ほぼ8年後となるこの2024年3月に自分の元に届きました。
今となっては初代GPD WINはおろかRaspberry Pi 4/5より遅いこのPyraをどう実用するかというと正直かなり厳しいわけですが、ひとまずはPyra自体の紹介や届くに至るまでの流れを含めたファーストインプレッションができればと。
個人的に2023年はHackintoshのナレッジが結構蓄積できた年だったのですが、アウトプットは全然できていなかったのでこれから小ネタ的にちょくちょくまとめていければなと思っています。
ということでOpenCore Legacy Patcher (OCLP) です。
OCLPは本来HackintoshではなくリアルMac向けのツールではあるのですが、Hackintoshにおいても有用な機能があります。しかし、「リアルMacでOCLPを使う」需要と「HackintoshでOCLPを使う」需要で言えば前者が圧倒的なため、Hackintosh側面での情報に乏しいのが現状です。
おそらくSonomaでのWiFiトラブルで初めてOCLPを使ったHackintoshユーザーも多いと思うのですが、これからmacOSでの互換性切りが起こる度にOCLPの出番は増えていくと思うので、ここでちょっと取り上げようかなと。
ただ、個人的に興味のあったAMFIPassについての説明など、実用上そこまで有用ではない話もしていきます。
先に注意しておきますが、OCLPの本来の用途はリアルMac用でありHackintoshで使えるのは副次的なものですので、Hackintoshで上手く動かないときでも決してOCLPチームにバグレポートを送りつけたりしてはいけません。
1年に1回しか書かないブログになって久しいですね。もうちょっとアウトプットしたいんですが、元気がないのとblogspot使いづらくて余計筆が進まないのと(言い訳)。深く考えず作ってしまったブログなので、なんかもうちょっとエディタが使いやすいブログに引っ越したい。
さて、IT関連における私の三大趣味は
なんですが、2023年はHackintoshばかり触っていたので今回は2023年のApple / Hackintoshについて振り返っていこうと思います。
あ、でも去年NASはUbuntu LTS手組みZFSからTrueNAS SCALEに更新しました。容量がやたらでかい(パリティ除いて128TB)以外は何の変哲もない構成なので特に記事にはしませんが。
さて本題。
あけましておめでとうございます。
2022年はほとんどブログ更新しないまま1年が終わってしまいました。GPD WIN Hackintoshの記事は昨年の記事のアップデートですからね・・・(そしてこれも古くなってしまった)。
年の瀬は生存報告も兼ねて、買おうと思っていたM2 Pro Mac miniが2022年に出なかった腹いせにApple Siliconへの逆張りをしてみようと思・・・ってたんですが、これすらも間に合わず、新年の一発目(そして今年最後かもしれない)ネタとなりました。
さて、Intel x86との決別を宣言し飛ぶ鳥落とす勢いに見えるApple Siliconシリーズですが、そんなに絶賛されるほど凄いものではないんじゃないかという思いがずっとあります。そして、まだMac Proを残し完全移行が終わっていない今の段階にして、既にそのロードマップには破綻の兆しがあるのでは?とも思っています。そのあたりをつらつら書いていく怪文書です。
しかしながら、ちんたらしていたら2022年末の下記記事で言いたいことはほとんど全て書かれてしまっていました。
巻き返しの準備を進める「Intel」 約束を果たせなかった「Apple」――プロセッサで振り返る2022年
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2212/31/news070.html
やはり筆が遅いのは良くないですね。というわけで本当にどうでもいい怪文書となっております。
というわけで、前回予告したGPD WIN Max Hackintoshの導入ガイド編です。
用意するものは
のみで、別途macOSが動くHackintosh / リアルMacや母艦PCは不要としています(が、あった方が当然楽です)。有線LAN環境は無くてもなんとかなりますが、面倒さが増すため今回は対象外としています。
対象OSは
の2つで、基本的にこのガイドを書いた当時最新版であったBig Surを対象としていますが、USBインストーラーを作る部分以外はMonterey・Catalinaも同様のため、その部分のみ注釈を記載しています。
また、Windowsとのデュアルブートを想定しています(=Windowsの削除はしない)。
では早速始めましょう。