2012/11/09

Surf Sliderの意外な利点

VAIO Duoが届いて早一週間。週末忙しかったり引きこもってセットアップしてたりと、3日ほどしか持ち出せていませんがモバイル生活を楽しんでおります。
というわけでそんなじっくり使ったわけでもないけど思ったことをちょくちょくと。

1. バッテリーはほどほどに持つ
内蔵バッテリー+いたわり充電(MAX80%)で4時間以上は使えるといった感じ。「残容量を気にすることなく使える」というほどでもなく「常に残容量を気にかけてないと怖い」というほどでもなく。
一応MAX80%でもそこそこ使えるように、プリセットの省電力設定をベースに輝度落としたりとかいじったりはしてます。が、輝度は自動調整を切ってないので勝手に変わったりするしそこまで細かくチューニングはしてない。現状使い物にならないGPSと使ってないBluetoothを切ってるくらい?
CPUは最大50%と厳しく絞ってるものの、タスクマネージャから見ると50%どころかしっかりTurboBoostも効いているのでどこまで効いているかは謎。少なくとも使って性能落ちてる感じは全然無いです。というかTurboBoost切るオプションって無いのね。あればi3の完全上位互換なのに・・・
いたわり充電なのはなんとなくです。元々そんなにバッテリー寿命気にするタイプではないので100%でも別にいいんだけど、使ってて不自由しないうちはいたわり充電にしておくことにします。逆にガッツリ使うときは+20%じゃ足りなくて拡張バッテリー付けるだろうし。

2. Surf Sliderは思った以上にイケている
次はDuoのディスプレイ開閉機構であるSurf Sliderについて。
元々このスタイルはタブレット形態←→ノートPC形態の遷移機構に対する最適解として採用されたものだと思いますが、純粋に開いた後についてだけ考えても色々と便利だと感じられます。
1つは、ディスプレイが近くなること。
これは、Surf Sliderによって開いたときのディスプレイの付け根が(通常の一番奥ではなく)本体の真ん中付近になるため、感覚的に手前に来るためです。キーボードエリアが狭くなった分結果的にパームレストが無くなり本体を自分に寄せて使うので、ディスプレイが11.6型にしては大きく感じられます。これはタッチ操作においても有効で、ディスプレイが近い分指を画面に持っていく動作が最小限で済む。またディスプレイを支えるVAIOロゴ入りのパネル部分が存在することで、親指でスクロール操作をしつつここに残りの指を添える、というスタイルで快適さがアップしてます。
2つ目は、専有面積が小さくなること。
ディスプレイが近くなることと同様なんですが、ディスプレイの付け根が真ん中付近にあることで開いたときの実質的な専有面積が大分小さくなります。これは膝の上などで使ったときに顕著に感じられ、狭い場所で非常に取り回しやすくなっています。
以下は同じ11.6型のMacBook Airと(ついでにVAIO P)の比較画像です。

上からDuo、Air、VAIO Pです。赤線がディスプレイの付け根になってます。
角度固定のDuoと同じ角度に残り2台のディスプレイを開いたので、同じディスプレイサイズのDuoとAirは左端がほぼ同じところ(白黒の点線)になってます。一方で、右端はDuoの黒線とAirの白線でこれくらいの差がついています。超ワイド8型のVAIO Pの専有面積が最小なのは当然ですが、キーボード部分の広さはDuoに近いというあたりで、Duoが11.6型にしてはコンパクトなキーボードエリアを持っていることがわかります。
もちろんキーボードエリアが狭いということはデメリットともとれるし、今回は比較のため同じディスプレイ角度ですがDuo以外のPCはディスプレイの角度を調整して狭い空間に対応させることも出来るので別に「Duoが最高!」というわけでは無いですが、タブレットということを別にしても11.6型のノートPCとして「コンパクト」ではなく「コンパクトに使える」ことがわかるかと思います。
Surf Sliderはタブレットとして〜という文脈で語られることが多いので、ノートPCとして見た場合のSurf Sliderのいいところを長めに書いてみました。

今日はそんなところです。

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