2018年6月11日月曜日

GPD Pocket 2・・・さよならを言う日が来たのかも


速報性も何もないですが・・・以前から噂のあったとおり、GPD Pocket 2が出るようです。

しかしながら、少なくとも自分のニーズには合致しない仕様により、遂に出資をしないGPD製品になってしまいそうです・・・



ほぼ想定通りの製品


漏れ伝わっていた噂を抜きにしても、GPD Pocket 2が出ること自体に驚きはありません。GPD WIN→GPD WIN 2の流れを考えればCore m3版Pocketが出ることは自然ですし、GPD Pocketが失敗作扱いされていたことも考えればリベンジを試みることも想像できました。

こちらに載っていた下記スペックを見ても予想通り、という感じです。
  • 7 inch, 1920 x 1200 pixel touchscreen display
  • Intel Core M3-7Y30 Kaby lake processor
  • 4GB and 8GB RAM options
  • 128GB of eMMC 5.0 storage
  • MicroSD card slot
  • 6,800 mAh battery
  • 2 USB 3.0 Type-A ports
  • 1 USB Type-C port for charging/data/video
  • Headset jack
  • Capacitive pen
M.2なSSDじゃなくてeMMCなのとか、USB-Aが増えて嬉しいとか、MicroSDが付いたとか、HDMI消えたけどUSB-Cから出せるしまあいいかとか、LTE付きが出るって噂があるけどどうなのとか、いろいろあるけどそれより何より重大なことが。


ポインティングデバイスがない



もはやこの重大性についてもそこらじゅうで語り尽くされていることなので今更取り上げる必要もないんでしょうが・・・ポインティングデバイスがありません。トラックパッドになったとかいう話ではなく消滅。

語の定義にもよりますが無いというのは若干不正確で、もちろんタッチパネルがあるのでカーソルはそれで操作するわけですが、それ以外の方法はありません。

無くなった理由はなんとなくわかります。先述のインタビュー記事で厚く醜くなってしまったとある通り、初代GPD Pocketの厚さに関して不満があったようです。そこではキーボードストロークが槍玉に上がっていますが、物理スティックも比較的厚さに影響するデバイスです。

一方薄型化に有利なトラックパッドはフォームファクター的に搭載する場所がありません。結果的にポインティングデバイスが廃止されたんだろうなと思います。

以下個人的な感想です。

そりゃねえよ。ダメだろ。初代GPD Pocketからの深刻な後退です。なにせトラックパッドでも光学式スティックでもない、物理スティックが付いているのがGPD Pocketの大きな美点だったのに・・・

そしてGPD Pocketの厚さに不満はあったでしょうか?ある人はいるでしょうが自分はないですし、少なくともスティックを無くしてまで薄くしてほしいことはまったくない。

だいたい、ポインティングデバイスが無いんだったらキーボードを付けたタブレットと大して変わらないんですよ(ちょっと誇張で実際はUSBの有無は大きいけど)。奇しくもレッツノートCF-RZ6を買ったときの記事でさんざん語っていたことですが、個人的にタブレット+キーボードがどうしてもUMPCの代替になれない最大の問題がポインティングデバイスで、それを捨ててしまったらむしろキーボードが外せないタブレットでしかなく・・・

UMPCという存在が死滅していた時代に出ていたら多少の欠点は目をつぶって買ったでしょう。他に選択肢は無いのだから。しかし、皮肉にもGPD Pocketという素晴らしい製品があるわけで、スティックの有無の前ではAtomとCore mの差を超えて余りあるほど初代Pocketの方が優れていると感じてしまう。

また、人によってはどうせタッチパネルオンリーならGemini PDA+Linuxでいいや、というケースもあるでしょう。


なにより辛いのはすれ違い


とまあ文句を言いまくってきましたが、あくまで個人的な感想であって、薄さが大事、薄くなるならスティックは要らないとか、そもそもスペースバーの邪魔だから薄さに関係なく要らないとか、そういう考えもあると思うんですよ。

ただパッと見だとTwitterのTLとかはスティック廃止反対派が圧倒的に優勢で、そのTL自体自分と嗜好が合う人で固められた偏りのあるものであることを理解した上で、GPDの考え方がこっちサイドじゃないorなくなったという事実が悲しいですね。

キモいこと書きますけど、GPD WIN以降の製品を買ってた人っておおかた自分がニッチ世界の住人であることを自覚した上でGPDがそのニーズをうまく汲んでくれる企業であることを期待してた人が多いんじゃないですか?自分はそうです。

それがGPD Pocket 2ではどうやら別の方を向いてるっぽい、となったとき、もしかしたら戻ってこないかもしれないということが悲しい。

せっかくCore mを載せAtom亡き後の世界でも製品が出せることを示し、GPD WINもPocketもシリーズ化してコンスタントにモデルチェンジできる希望があっただけに、GPD Pocket 2で別の方を向いてしまい戻ってこないとしたら残念感があります。


様子を見てみる


まあポインティングデバイス1個でここまで書くのが大袈裟なのはわかるので、とりあえずクラウドファンディングが始まるまで様子を見てみましょう。

意外だったのは時期で、7月に始まるとのこと。年1製品くらいのペースで考えていたので早い・・・あんまり早いとさすがに購入資金も底をついてしまうのがネックですね。

唯一本当の意味でクラウドファンディングしてたと言える初代GPD WINを除き、基本的にGPDのクラウドファンディングは事前予約でしかなくプロトタイプからのアップデートは望めないのでポインティングデバイスが復活することはないでしょう。

クラウドファンディングが始まった時点でチェックはしますが・・・今回は遂に出資することがないんじゃないかなと現時点では思っています。LTEがあったらなびくかもしれないくらい?

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