2014年7月28日月曜日

OpenZFS on OS X (10) 1.3.0リリース

速報でもなんでもないですが、表題の通りOpen ZFS on OS X(以下O3X)の1.3.0がリリースされました。
7月24日のリリースですが、6月にリリースされた本家ZFS on Linux 0.6.3を早くも取り込んでいます。
詳しいことは公式のchangelogを見るとして、とりあえず導入してみて感じたことをまとめると以下のようになります。

・GUIの通知が出るようになった
・正常シャットダウンができるようになった
・rootじゃなくても色々操作できるようになった(っぽい)
・zpool historyが出てくる
・rc.local無しでホームディレクトリのマウントができるようになった


それぞれについて適当に書くと、

 ・GUIの通知が出るようになった
まあそのまんまです。「importしたよ」みたいな通知が通知バー?に出てくるようになりました。必要かというと正直微妙です。定期的にzpool status -xしてデグレードしてたら通知してくれるとかなら便利ですが。もしかしたらそういう機能があるのかも知れません(未確認)。

・正常シャットダウンができるようになった
実はO3X 1.2.7までは8割方シャットダウン時にグルグルマークで止まっていました。多分exportかアンマウント待ちで止まっていたんでしょう。そこから電源長押しで落とせばまあ大丈夫だったんですが結構不快でした。ZFSホームディレクトリやってるからかな?と思ってましたが公式に「Reboot hang fix」と書かれているくらいなんで普通にバグだったようです。

・rootじゃなくても色々操作できるようになった(っぽい)
sudoしなくてもzfsやzpoolが動きました。これまでは動かなかった気がするのですが・・・サラッと試した程度だとzpool statusのような表示系に加えてzfs createとzfs set mountpointまでは動いて、いざzfs mountしたらできませんでした、という感じです。ちょっとここら辺の挙動はテスト環境で確認してみたいですね。なんでもroot権限無しで動いていいようなわけでもないコマンドだし。sudoとか面倒で段々sudo -sすら面倒になって.bash_profileに
alias zpool="sudo zpool"
alias zfs="sudo zfs"
とか書いた挙げ句sudoersに
%admin ALL=(ALL) NOPASSWD: /usr/sbin/zpool, /usr/sbin/zfs
みたいに書いてたダメ管理しなくて済むといいんですが(やめろよ)

・zpool historyが出てくる
実はO3X 1.2.7までは(2回目)zpool historyが機能しませんでした・・・正確にはコマンド自体は正常に動作しますが肝心のhistoryが記録されていませんでした(ひどい)。なのでZEVOで使ってた頃やOpenIndianaでimportして作業したときのログは見られますがO3Xでの作業ログが出てきませんでした。1.3.0では晴れてログが記録されるようになりました。修正されてから「実は」とか言って言及するとなんか隠蔽してたみたいですね・・・

・ rc.local無しでホームディレクトリのマウントができるようになった
正直これは1.3.0の修正点じゃない(もっと前から対応してた)かもです。以前の記事ではZFSをホームディレクトリにしていた場合、rc.localにzpool importを指定しないと自動ログイン前にマウントが間に合わない、と書きましたが、1.3.0で試した限りではO3X標準で提供されているlaunchdスクリプトでも自動ログインできました。ただ、rc.localに書いていた場合と同様に、launchdスクリプトから呼ばれる/usr/libexec/zfs/launchd.d/zpool-import-all.shには
"${ZPOOL}" import -a
の前に
"${ZPOOL}" import hoge
といった感じでホームディレクトリを含むプール名を書いておかないと間に合いません(多分プールが複数ある場合限定の注意事項)。


1.2.7自体を(普段使いはしていたものの)時間をかけて検証できなかったので、1.2.7での修正点とごっちゃになっている可能性もありますが、とりあえず1.3.0時点でこれくらいのアップデートはされていますよということで。

パッと使ってみた感じ、かなり「普通に使える」感じになってきたような気がします。ホームディレクトリ化とか変なことしていなければ、(個人的に)イマイチパッとしないOS X純正ソフトウェアRAIDやCore Storageよりは使い勝手良く扱えるんじゃないでしょうか。

速度がどうとか、zvolがどうとか、よりニッチな使い勝手については後日テストしていきたいと思います(が、思うだけなんだろうなぁ)。

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