2017/01/17

新リビジョンのGPD WINが届いた。



今となってはある意味見慣れてしまった段ボール箱。

というわけで、以前紹介したアップデート版のGPD WINを(予告通り)買ってしまいました。なんか一部ではGPD WIN改とか称されてるけど改というほどのものではないと思うので新リビジョンと呼んでおきます。

1/10出荷分からのアップデートということですが、1/11夜に注文してもう1/16中には届いたのでびっくり。というわけで早速開封していきます。

ちなみに、手持ちのGPD WINとの比較も少々行っていきますが、こちらはIndiegogo版でZ8700モデルの初期ロットになるので、新リビジョンの新要素だけでなくMakuake版・市販モデルとの差異も包含しているかもしれません。



注文まで


早速開封とか言いつつ、話が前後してしまうのでまず注文の話から。

以前「買い増してしまえばいい」とのたまったものの、マイナーチェンジでしたしそもそも予備機としてもAliExpress購入分がもう1台あったので買い増すか悩んでいたのは事実。

ストレージorメモリ増強だったり色違いなら即決で買ってたんですが、そのあたりの基本スペックは据え置きだったので「まあ買うほどではないかな」と思ってました。

が、まずGPD Pocketが発表されたことで、今後開発リソースはPocketに集中しそうでGPD WINの更なる改良版は出ないかな?と思ったことと、何より天板がマットになったらしいというツイートを目にし一転購入を決意。

その日(1/11)のうちにAliExpressのGPD公式ストアで購入しました。時期的にロット切り替わりから間がなく、他の通販サイトだと在庫している旧リビジョンが届くのが怖かったため。今ならAmazonで買っても新リビジョンかな?と思ったら正規輸入品・新リビジョンを謳ってるショップもあるんですね。

中華通販で送料無料にすると相当期間来ないと思っているので、DHLを選択しました。そしたら1/16に届きました。注文が夜だったので実質4営業日ほどで届いたことに。すげぇ。




で、本題に戻ります。新規モデルと言うことではなくマイナーバージョンアップなの箱や付属品に変化はなし。

強いて言えば、


箱にバーコードが付いて市販モデル感が出たくらい。


プロダクトキーシールの体裁が多少変わっています(参考画像)。色々ヤバかったプロダクトキー問題ですが、とりあえずこのキーは認証通りました


本体



写真で全っ然伝わらないのが申し訳ないのですが、一目でわかる違いが天板です。左が従来モデルで右が新リビジョン。新リビジョンはマットになっています。

要するに底面と同じ質感になっており、指紋が付きにくくなっています。
当初「本体はマットだけど天板はプレミアムコーティングしてあるぜ!」みたいな触れ込みだった気がするので低コスト化な気がしないでもないですが、個人的には元から「天板も底面と同じマットにしてほしい」と思ってたので大満足です。

まあ逆に今後全部この仕様となると光沢天板仕様はレアモデルになるかもしれないです(適当)。


裏面



「技適マークだ!やったぜ!」的な感動はありませんが当たり前というかなんというか技適マーク付きです。


初期モデルと見比べてみると、BluetoothだとかFCCだとかやたら表記が増えてます。というか、初期モデルって無線系の認証何も取れてなかったのかなーという感じw

見た目的には初期モデルの方がシンプルでいいですけね。新リビジョンの方が市販モデル感はあります。


キーボードとか



開いてみたところでまったく区別は付きません。見た目は同一。そういえばGPDロゴの保護フィルムがなかった。

気になるキータッチについては個人差あるでしょうが「言われればわかる」程度。ポチポチキーボードが普通の飛び石キーボードくらいのストロークを得たということはなく、僅かにストロークが増えたのと押しごたえが増したかな?というくらい。感触は良くなってますが、比べて初めて気付くレベルかも。

押しごたえが増した分だけタイプ音は僅かに増していますが気になるほどではなし。ただ、スペースキーだけ取り付け方が違うのか(特に右端を押したとき)カチッカチッとうるさいw 左端を押せばそうでもないので左端を押して使うことになりそう。

パッドの方はもう少しわかりやすい感じで向上していて、クリック感が増しています。特に十字キーが「傾けてる感」ではなく「押してる感」になったのはゲーム重視の人にとっては大きな違いかも?

そしてそれ以上に違いを感じたのはLRボタンつまりクリックボタンです。こちらは明らかに抵抗が増している感覚です。片手持ちなどをしたとき軽く握ったら押されるということがなくなり、しっかりと押し込まないとクリックされなくなりました。

従来モデルのLRボタンは最初のストローク何mmかはゼロ抵抗ですが、新リビジョンは押し始めから抵抗があります。ボタンの取り付け方がグラグラなのは従来通りですが、このクリック感・抵抗により従来よりボタンがしっかりしてる印象を受けます。

スティックについてはソフトウェア面(従来リビジョンでも恩恵を受けられる) の気がしますが、操作性、特に左スティックでのスクロールの反応が良くなってました。コマ落ちしながらスクロールしているようだったのが、カーソルキー押したみたいに小気味よくスクロールされるようになってます。まだ従来モデルのファームウェアを更新してないので、更新すれば同等になりそう。


ソフトウェア面



BIOSは2016/12/23版になってました。まだ公開されていないor新リビジョン用?(OSから見た)電子的なハードは不変のはずなので、従来モデル向けにも提供されそうではありますが。

以前のアプデと同様設定項目がゴッソリ削られているので詳細は不明。

OSはなんとNovember Update = 1511でした。つまりAnniversary Update = 1607未適用。の割にはOSイメージ更新してるらしくデスクトップにSteam Setupのアイコンが勝手に置かれてました。いやSteam使うにしてもそんな怪しいものから入れないし、そんなことより1607適用をだな・・・

まあ自分で上げればいいんですけど、めんどくさい。


その他


デバイスマネージャを眺めてて気付きましたが、eMMCが従来モデルの「Samsung CGND3R」から「Toshiba 064G70」に変わってました。軽くググってみた限りだと特別ダウングレードやアップグレードした感じではなかったです。ちょっと時間がないのでCDMとかはまた今度。

デバイスマネージャ周りは今度しっかり見比べます。


まとめ


まだライセンス認証の確認したくらいでほぼ何も使ってないですが、軽く触ってみた感じだとまあアナウンス通りのマイナーチェンジで、従来モデルからわざわざ買い換えたり、従来モデル所有者・クラウドファンディング出資者がイラッとくる内容ではありません。

ただ、スペースキーがうるさい以外は着実にブラッシュアップされているので、売りっぱなしにならず細かい修正が施されていってるというのは単純に感心しますね。

個人的には元々従来リビジョンの予備機があったので、これを手放して新リビジョンを買ったと考えれば差額でアップデートできたことになるので、まあ良いかなという感じです。

今後は暇を見て従来モデルの環境を新リビジョンに移していって従来モデルを予備機として保管しておこうかなーという感じです。

使っていってわかる細かい違いとかはおいおいレポできれば。とりあえず電源周りの怪しい挙動たちが直っていてくれるとありがたい・・・w

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