2021/01/03

生存報告と2020年の振り返り。

あけましておめでとうございます。
なんと2020年は一度も投稿することなく終わってしまいました・・・

書くことがなかったというより書く意欲が出てこなかったという感じでした。もしかしたら、コロナ禍で原則自宅勤務となり仕事終わりにまた同じ部屋でパソコンに向き合って文章を打つのが気怠くなってしまったのかも。

ともあれ、少なくとも死んだり倒れたりはしていませんということで、生存報告も兼ねて何も書かなかった(2019年末と)2020年の個人的なできごとを振り返っていきたいと思います。


CHUWI MiniBookが届いた(2019年)

まあタイトル通り届いたことは届いたんですが、買ったらまず手を付けるHackintosh化に手こずったあたりで放置してしまいほぼ使わず・・・

具体的にはUMPCにありがちな縦横倒置液晶だと100%と200%表示しか使えず(150%ができない)、8インチ・1920x1200のMiniBookではどちらでも実用にならなかったあたりですね。100%で使える1280x800のGPD WIN Maxや、逆に200%で良い2560x1600なら良かったんでしょうが。

そしてさすがに放置しすぎだな、Windowsで環境構築するかと思ったら、いつの間にかバッテリーが膨らんでおりお亡くなりに。売るにも売れないのでバッテリーはCHUWIに連絡して交換しました(けど送料が返金されただけでバッテリー代は負担させられた)。

その頃にはもう後述のGPD WIN Maxが上位互換のようになってしまっており使いみちがなく今に至る。

 

GPD MicroPCのバッテリーも死ぬ

そしてMiniBookだけでなくMicroPCのバッテリーも死にました(というか時期的にはこっちが先に死んだ)。こちらは小ささとポートの豊富さを生かしてWindows/Ubuntuデュアルブートの各種メンテ機として活躍しており困るのでGPDからバッテリーを取り寄せ。

MicroPCが充電できなくなる問題はそこそこ起こっているらしく、Indiegogoのcontribution idを伝えたら無償交換できました。コロナが猛威を奮っていることもあり5月に連絡して届いたのは7月でしたが。


メインのデスクトップPCを更新(2019年)

それまで2017年に組んだSkylake-Xのマシンをメインにしてたんですが、Ryzen 7 3700Xにリプレースしました。まあ2019年の話ですけど!

メインマシンがHackintoshの自分としてはAMDは対象外だったのですが、ついにAMDでも実用レベルになってきたので導入しました。VMwareが古いバージョンしか動かないなど、ちょくちょく互換性問題はあるのですがAMD Macが存在しないことを考えると驚異的に安定して動いています。


ThinkPad X1 Carbonを買った

UMPC偏重だった自分ですが、2020年はThinkPadを買ってしまいました。14インチのX1 Carbonですが、なんと自分史上最大画面サイズのモバイルPCとなります。それまでの最大はMacBook Air / VAIO Duoの11.6インチでした。実はX1 Carbonを買うちょっと前に12.5インチのX280も買っているのですが話が長くなるので省略。

なんでかというと目的はまたしてもHackintoshで、どうやらThinkPadはかなり完成度高くmacOSが動かせるらしいとのことで買いました。無線LANカードの関係上、Hackintosh的には2018年までのモデルがベストということで最新モデルではなく2018年の6thを購入。

結論としては完璧でした。
https://github.com/tylernguyen/x1c6-hackintosh
こちらのリポジトリを元にセットアップしていけばiGPUやスリープなどの基本機能は当然のこと、ファンクションキーや外部モニタ4K出力なども完動。Thunderboltも動くらしい。持ってないからわからんけど。

更新停止が嫌なので、普段は人が作ったHackintosh用の設定は使わず自分で全部詰めたい主義なのですが、これに関しては完成度が高すぎてほぼコピペで使っています。

ただ、BIOS設定の制約で4K出力とThunderbolt周りを完全にするにはmod BIOSを入れる必要があるのですが、今回は気合を入れてROMライターも買ってきて完全体にしました。

また、WWAN無しモデルなのですが(どうせHackintoshでWWANは困難なので)、WWANスロットに2242サイズのSSDが刺さるのでMiniBook用にぶった切ったSN500を刺してデュアルSSD仕様にしたので大満足です。

 

GPD WIN Maxを購入

それはそれとしてWIN Maxは買いました。またまたまたHackintosh目的で、WIN Maxは限りなく2020年春に出たIce Lake MacBook Airに近い構成なのでいけるだろうと睨んだためです。

結果、悪戦苦闘してGPUアクセラレーションが動くところまでこぎ着けたものの、そこで力尽きまたしても放置状態に。放置してばっかの2020年・・・

そして自分が何もできていない間に色々動くようになっていたようです。
https://github.com/kingo132/GPD-Win-Max-Hackintosh
自分がかなり苦労したEDID埋め込んで動かす部分とかも改めて対応しているっぽいので、当時ノウハウをちゃんとアウトプットできなかったのがだいぶ申し訳ない感じですね。

自分も軽く試した感じかなりちゃんと動作するようなので、今年こそちゃんとセットアップしたいところ。

ちなみにGPD WIN 3の購入は見送り予定です。元々VAIO U101は買ったけどVAIO UXは買わなかった程度には自分がクラムシェル好きでして。あとHackintoshできない構成なのもあり。製品としてはコスパ良いと思うんですけどね!

 

デスクトップからHDDを放逐(SSD化)

今までもNASストレージ以外のストレージは大体SSD化していたのですが、唯一デスクトップに4TB HDDx2のミラーが刺さっており、2020年は意を決してこれをSSD化しました。

SATA SSD 2TBを4本買ってRAID-Zで6TBのストレージにしたのでかなり痛い出費でしたがね!

macOSだとデスクトップでもZFSが使えるのは本当にありがたいです。

4TBx2のミラー、構築時のPCケースの関係で片方が15mm厚2.5インチという地獄のような構成で、あまりのレスポンスの遅さに辛い日々を過ごしていましたが、見違えるように快適になりました。さすがフラッシュメモリの力。

当初はSSDのNASを組みたかったのですが、1Gbpsではもったいなく、家全体に10Gbpsを引き回すのも困難だったのでデスクトップマシンに組み込みました。

代わりにこのRAIDアレイをデスクトップからsmbで共有して他マシンから参照できるようにしたので実質SSD NASみたいなもん、ということで。

 

自宅環境の一部2.5〜5GbE化

上記の話に関連しますが、2020年はついに自宅のネットワーク環境をマルチギガにアップデートしました。ただ、10Gbps化はコスト面や構成面で難しかったので5Gbps止まり。

具体的には、LXW-10G2/2G4を導入して

を増設しました。LXW-10G2/2G4は10GbEポートが2つあり、デスクトップには10GbEを刺していますがお喋りする相手に10GbEがいないので現状最大5Gbpsです。PCIeに空きがないので他の機器に10GbE NIC刺せないんですよね。

また、LXW-10G2/2G4の残り4つのポートは2.5GbEなので、10GbEポート使える2台以外は2.5Gbps止まりです。

1ポートはアップストリームに使うので、あと2台はUSB NICを増設していけば速度アップできる予定(現状は配線の関係で旧スイッチがルーターじゃなくこいつからぶら下がって無駄に2.5GbEポートを埋めてしまってますが)。

 

PS5を買う

なんと予約抽選当たってしまいましたPS5。グランツーリスモ7が出るからいつかは買うし、まあセールされるものでもないしいつ買っても同じだろうと申し込んでいたら買えてしまうという。

買った以上品薄な間に何かやってないともったいないよなという謎思考でDMC5SE買って周回してます。基本バイオとMGSくらいしかアクションやらないので難しい。

今回はPS4互換があり、やっとUHD BDも再生できるようになったので、PS4 ProおよびUHD BD再生専用機だったXBOX ONE Sをヤフオクで処分できたことが一番嬉しかった気も。


iPhone 12 miniを買う

3G→4→5→6 Plus→7→Xsと移ってきた自分としては2020年は2年に1回のiPhone買い替えサイクルでした。そして出たiPhone 12 mini。そうmini!

事前情報が出るまではまさかminiが出るとは思っていなかったので、iPhone 6 Plusでデカスマホに懲り懲りしていた自分としては朗報でした。

というわけでノータイムでminiの購入を決意。そしてこの2年間でキャリアスマホの割引制度も崩壊していたので、今回はついにSIMフリー版です(4G契約SIMそのまま刺したいしな!)

そして使っていますが最高ですね!最新SoCのiPhoneがこのサイズで使えるのはちょっと感動モノです。まあ、小さいスマホを求める最大の理由が「吊り革握って片手でスマホを触りたい」だったところ、コロナ禍の自宅勤務で通勤が激減したわけですが・・・


Apple Siliconが発表・発売される

最後は自分の近況ではないですが、今年最大のショッキングなニュース。Hackintoshの終わりとイコールなため。
もちろん純粋にApple製品の行く末としては悪いことではないんですが、ねぇ・・・

Intelが進歩しないのが悪いとはいえ、個人的にはRyzen Macが見たかったので残念でしたね。まあRenoirが載ったMacBook Proが出ればRenoirでHackintoshできるというだけですが。

というわけで10年以上を費やしてきたHackintoshも終わりが見えてきてしまいました。このへんは改めてまとめたいところですが。 

 

まだ来ないPyra

一応触れておいてやるか。2016年にプレオーダーしたけど2020年も来ませんでした!なんか組み立ては始まったらしいですけどどうなんでしょうね。2021年は触れるんでしょうか。今や低スペすぎてもはや嬉しいかは怪しいんだが。


そしてコロナ

世間一般的な話はさておき趣味にも影響はありました。

なんと言っても外に出ない。通勤も減り、休日も遠出をする気分にも情勢にもならず。10月くらいはGoToしても良いんじゃないかな?という気にはなったんですが、仕事が忙しく先送りにしている間に空気的にも行きづらく制度的にも止まってしまいました。

となると、今までもだいぶコレクター状態だったUMPCに尚更出番が無いわけです。宅内モバイルならもっとちゃんとした画面やキーボードのあるラップトップでいいわけで、X1 Carbonを買いつつGPD WIN 3は見送り予定の気持ちになるのもそういう状況が影響していそう(一人暮らしでデスクトップを持っていて宅内モバイルすらするのか?はさておき)

しかしまあ、ITを仕事にしていて、趣味もパソコンいじりとなると、1日中PCデスクに張り付いているわけで、肉体的にも精神的にもだいぶ不健康な気はします。辛い通勤が減ったことは楽なんで基本的には嬉しいんですが、職場と遊び場がイコールなのも気持ちの切り替えがしきれなくなっているように感じます。

とはいえ考えることといえば「別途仕事部屋がほしいな!」とかなので、別の健康的な趣味を作ろう!ともまったく思ってないわけですが。自宅でモバイルPCいじり、楽しいんです。

それと、自宅勤務が増えた上リモートで1日中繋いでいるので、ヘッドセットをするのも辛くAnkerのスピーカーフォンを買いました。これは便利で重宝してます。Bluetoothは通話モードだと製品によらず音質悪くなるのでUSB接続で使ってますが。Amazonだと定期的にタイムセールで9,980円になるのに私は12,980円で掴みました!


まとめ

「◯◯を買う」ばかりじゃないか!2020年はお金を使いすぎました。反省してます・・・

iPhoneがSIMフリー版なことで端末代が一括払いだったり(わざわざAppleで分割する気にもならず)、長期使用するPS5の購入が被ったりとかもあったんですが、X1 Carbonなんかはだいぶしたので出費の多い年でした。今年は節制しながら楽しんでいきたい。

2021年、今のままだとまた1年間放置するのが目に見えているので、気楽に更新するスタイルを何らか確立したいですね。ではまた!

 

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