なんか2個前の記事とほぼ同じタイトルの記事ですが、キーボード付属のカバーを買ったにも関わらずまたキーボードを買ってしまいました。付属のキーボードに特別不満があったとか、ThinkPad 8届いてから印象が変わったとかじゃなく、完全に衝動買い。
買ったのはBSKBB24というバッファロー製のBTキーボード。黒なので(というか黒しかないけど)BSKBB24BK。つい先日まで存在すら知りませんでした。というかバッファローとかノーマークだったごめん。知ったきっかけは・・・忘れた。数日前なのに。それはともかくコレがThinkPad 8にジャストフィットなのです。US配列を厭わない全てのThinkPad 8ユーザーにおすすめしたい(大げさ)。
まず配列。
先述の通りUS配列です。最上段が省略されている以外は101配列そのものといった感じで、Apple Wireless Keyboard(そしてMacBookのキーボード)とまったく同じ配列になっています。小型キーボードで変則配列の無いキーボードはレアなので嬉しいところです。
キートップの艶消し塗装の質感なども高く、アルミボディでは無いですが「Apple Wireless Keyboard mini Black」と言っても良さそうな高級感です。言い過ぎですね。刺されそう。
US配列でもあるし、バッファローっぽくない質感(失礼)も考えると、どっかの海外メーカーのOEMなんでしょうか?
そして最大のポイントはサイズです。233mmという幅は長辺224.3mmのThinkPad 8より若干大きいですが、ほとんど違和感なくフィットします。
SEENDAのカバー付属キーボードと並べた写真がこちら。
幅200mmの付属キーボードに対し、約2キー分の+33mmがあることで変則配列が解消できています。
サイズ面で嬉しいのは横幅だけでなく、奥行きと厚さ。ThinkPad 8は「iPad Air並みの長辺とiPad mini並みの短辺」を持つタブレットなので、iPad Air用キーボード(特にカバー兼用のもの)は奥行きが長く不適です。その点BSKBB24は特にAir専用を謳ってない奥行き125mmなので、短辺140mmのThinkPad 8はもちろんカバー付属キーボードより2,3mm短いくらいです。
厚さに関しても最厚部6mmと薄型で、底面もフラットなので付属キーボードの代わりにカバーに余裕で挟み込めます。底面に加えて表面の四隅にも滑り止めのラバーが付いているおり、本体にキーボードが接触しないようにできています。
カバー付属キーボードの代わりに置いてみるとピッタリです。
ThinkPad 8とほぼ同幅のカバーなので、閉じると僅かにキーボードがはみ出ますが写真のようにまったく気にならないレベルです。
付属キーボードと違い、マグネット(鉄板?)が内蔵されていないのでカバー側のマグネットには付きませんが、滑り止めラバーがあるので飛び出ることはまずありません。
このように、一般的な使い勝手はさておきThinkPad 8用として考えたときジャストフィットなキーボードであることがわかります。逆に、ThinkPad 8以外の8インチタブは大抵210mm台なので、少し大きく感じるかもしれません。今回はキーボードカバーとの組み合わせにおいての話でしたが、クイックショットカバー+BSKBB24でもかなり強力な組み合わせだと思います。
さて、ここまで絶賛していましたが当然良くないところもあります。それは1にも2にもキーが一段足りないこと。この幅ならば奥行き+10mmしてでもハーフハイトでいいからほしかったところ。
無いなら無いで仕方ないのですが、もう1つの問題は一段足りないことを補う機構が無いこと。まず単純な問題として一段減らしつつ変則配列にしなかったためESCキーが無い。確かに絶対要るかと言われれば要らないけどまったくないのはビビる。そしてそのESCキー、ファンクションキーの全てがFn併用入力できない。つまり入力手段が無い。
Fnキー付いてるのになんでだよ、ってところなんですが、Fn+最上段キーは全て再生やボリュームといったメディアキーなどに割り当てられています。カバー付属キーボードはこの割り当てをFn+Q/W/EでApple(=iOS)/Android/Windows用に切り替えてファンクションキーにもできたのですが、BSKBB24にはそういう機能がありません。Windows 8.1台頭を謳ってはいるものの基本的にはiOS/Androidタブレットで使われることを前提にした製品なんでしょう。
まあそんなことは大した問題ではありません。キーマップなんてソフト側で書き換えてやればいいんです。そういうハックができるのがWindowsが動くメリット。
というわけでキーカスタマイズソフトを使います。普段は「X Button Maker」を愛用していたのですが、Fn+キーはキーマップは拾えるものの割り当てが正常動作しませんでした(通常キーはできるのに)。後継のButtonXならできるかもしれないが、有料だし・・・仕方ないので他のソフトを探します。
見つけてきたのが「Keyboard Butler ~鍵盤の執事くん~」。この手のソフトはXP時代に更新終わってたりするのが多いのですが、こちらはWindows 8対応も謳っていて今年入ってからのアプデもあったりして良い感じ。
こちらはX Button Makerと違い入力によるキーコード取得ではなくキー名を指定するので、Fn+キーの名前を知っておく必要があります。まあ大体予想がつきますが、X Button Makerなどでキーコードを確認してこことかで照らし合わせれば確実。
ちなみに、Fn+1,2,deleteではキーコード拾えませんでした。画面ロック・写真アプリ・BTペアリングといかにもキーコード無さそうだししょうがない。あとFn+ハイフンでは複数キー(Win+Spaceだったかな)を渡している模様。
ここにファンクションキーを割り当てて・・・というところなのですが、メディアキーもそれなりに便利なので残しておきました。カスタマイズソフトを入れた以上特にFn併用をファンクションキーにしなきゃいけない理由はないのでWindowsキー併用に割り当てました。ESCキーだけはFn+`に割り当て。
余談ですがKeyboard ButlerはCapsLock周りをいじれないらしいので、別途Ctrl2Capを入れてCapsLockを潰してCtrlにしてます。Fnキーも非対応となってますが、これはFn+Aみたいな任意の組み合わせに割り当てができないというだけで、実際にFn併用が定義済みのキーに関しては併用で送出されたキーを取得できます。
どこに何を割り当てるかは問題ではないですが、こういったソフトを使っていくことで「あのキーがない!」的な問題は大抵なんとかできます。そこは重ね重ねPCであることのメリットですね。
というわけで、普通のノートPCと遜色無いキーボードも手に入れ、ThinkPad 8はますますUMPCとして活躍していけそうです。最大の問題は自分自身が仕事以外でほとんど外出しないことなんですが。
なんだろう。タイピングとかにまったく心得がないのにキーボードマニアみたいな記事になってしまった。
なんか2個前の記事とほぼ同じタイトルの記事ですが、キーボード付属のカバーを買ったにも関わらずまたキーボードを買ってしまいました。付属のキーボードに特別不満があったとか、ThinkPad 8届いてから印象が変わったとかじゃなく、完全に ... キーボード.blogspot.com
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