iPhone 6 Plusを購入することにしたので、ドコモにMNPすることにした。
その顛末、というより、なぜ(iPhone 5で使ってた)auをやめてMNPするかの話。
iPhoneそのものについての話は後ほど。
今までのiPhone購入では、3G/4は当時ソフトバンクしか無かったし、5のときは(自宅がauひかりの影響で)圧倒的にauの方が安上がりだったので特に迷う余地は無くauにMNPしました。(ちなみにキャリアメールは3G時点で捨ててたのでMNPで困ることは皆無)しかし今回はauは機種変になるので安くならないし、ドコモもあればSBに戻る選択肢もある。
で、auは金輪際使わないと心に決めていたこともあり、ドコモにしました。ちなみにSBじゃない理由は、会社支給のiPhone 5sがSBだったので別キャリアが欲しかったから。別にSB2台持ちでもいいんですが、基本的に多様性を好む性格なので変えられるものは変えておきたいという。
そして、なんでauを使いたくないかというと、コレ。要するにiPhone 5発売時に謳ってたLTEカバーエリアをまったく実現せず逃げたわけです。
iPhone 5は元々(5sなどと比べ)対応する周波数帯が少ない上にマイナーなので完全に見捨てられ、発売から2年経った今でも状況はまったく改善してません。自宅も会社も東京23区でありながらLTEはブチブチ切れるし、繋がっててもパケ詰まりで遅いことの方が多い(会社のSB iPhone 5sにテザリングで繋いでしのいだりしてるんですよ?バカみたいでしょ?)。
というか、LTEだけでなく3Gも(それまで使ってたSB iPhone 4と比べ)全然繋がらないので、圏外も多いしバリ5でも実は繋がってなくて実質圏外、なんてこともザラです。おかげさまで就活先の企業からの電話を何度も取れないという、人生に影響出そうなトラブルにも巻き込まれました。現在そこで働いてるので笑い話にできますが。
iPhone 5の対応周波数帯域が少ないのはAppleの問題だし、最初から「LTEは搭載されてるけどほとんど使えないよ」と謳われていれば納得して契約して今まで使えたわけです。しかし契約時点で謳ってたカバーエリアを実現できてなかったどころか2年間丸々放置したわけで、控えめに言って詐欺です。そりゃ措置命令も出ますよ。「4G」の定義が緩くなったことに合わせて繋がりもしないLTEを4G表示に変えるのは迅速にできるのにね。
とまあ、MNPは心に決めて予約番号を取りにいくわけですが、契約解除料9,500円はしっかり取るという(10月が解除月なので9月解約は取られる)。不当表示を基に契約結んでおいて、ユーザー側から解約するときは中途解約料をキッチリ取る、ということらしい。単なる印象としての誇大広告ではなく消費者庁お墨付きの誇大広告でこの対応とは驚きです。結構粘ったんですが出ていく奴のことなんか知らん、という感じで突っぱねられました。
難癖付けて1万円浮かしたい奴だと思われたくないので、浮いた1万円は寄付なりで手放そうと考えてたくらいで、単純に人を騙した会社に余計に金を払うのが悔しい。まあ代表番号にかけて数時間粘ればチャラ、みたいになった人もいるらしいですが、悔しさと天秤にかけてもそこまでの熱意は持てないので諦めることにしました。
LTEも3Gも全然繋がらないことが発覚した時点でauを一生使わないという気持ちは持っていましたが、契約解除料がチャラになったところでドヤ顔して「1万円浮いたわ〜」なんて書くつもりもなく、auを金輪際使わない気持ちは心の中にだけ持っておくつもりでした。ですが、過去に経験したカスタマーサポートの中でトップレベルに酷かった今回の対応を経て、1万円以上の不利益は被ってもらいたいという気持ちで多分誰も読んでないにしろインターネットにこういう事実を公開して、契約時にまったく信用のおけないau使うのはやめよう、と主張していくことにしました。
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