2016年10月27日木曜日

GPD WIN小ネタ:スリープ復帰問題


前回「スリープしてるといつの間にか電源が落ちてます」と書いたGPD WINですが、どうやら(個体差かもしれないもの)自分だけの問題ではないようで、
GPD WINが届いた他のユーザーの方(とんちきさん)も同様の症状を報告していました。

というわけで、このままだとさすがに使い物にならないので、軽くいじってとりあえず解消しましたという話。



BIOS ( UEFI )


とりあえず、自分以外にも発症者がいるということは謎ケーブル使って回路痛めつけたとかではなさそうなのと、休止を切って通常スリープしか使ってないのでWindowsの設定周りの可能性も低そう、ということでBIOS設定を見てみることに。

Delキーを押しながら起動することでBIOSメニューに入れます。ここで悩まなくていいのは物理キーボードのあるGPD WINの良いところ。

しかし冒頭の画像のようにBIOS画面が横になって表示されます。これは、GPD WINがスマホ用液晶を流用している都合上ハードウェア的には縦長が本来の向きのため。Windowsでは回転させて表示できますが、BIOSだとそうもいかない。まあ手抜きせずPyraみたくハードウェアで回転させれば良い気もするけど

本体を横にしてかつ小さいキーボードで操作すると中々苦痛ですが、実はマウスモード時のABXYボタンはカーソルキーにアサインされているためこれで操作できます。決定とキャンセルでEnterとESCは使いますが。


Cステート


電源制御周りということで確認したのはCステート。Advanced→PPM Configurationと進むとMax CPU C-stateという項目があるので、デフォルト値のC7からC1に変更。

結論から言うとこれで解消しました。後々試した限りだと、C1ではなくC6にしても解決。

なんでこれをいきなりいじったかというと、Haswellが出た時に新しいCステートが追加され、古い電源だとスリープから復帰せず、C6/C7をオフにする必要がある、という話を聞いたことがあったため。

もちろんHaswellではなくCherryTrailのAtomなのですが、まあ世代的にはHaswellより新しいので同じ機能はあるのかなと。

古い電源で問題を起こす新しいCステートはC7ではなく、C8/9/10といったもっと不快ステートのはずなのですが、GPD WINにしろHaswellにしろBIOSの設定項目はC6/7あたりなので、C7以外にすることで「C7以上に深い」ステートに落ちなくなるといったあたりでしょうか?


結局原因は不明


ここまでの話だと、「GPD WINの電源周りの設計が適当なせいで深い(=低電力の)Cステートにおける低電圧を維持できず落ちる」という仮説が立てられるわけですが、先述のとんちきさんによると
とのことで、別にCステートの設定がそのままでも必ず落ちるわけでは無い模様。
(自分の場合はC7に戻してみたら再度落ちるようになりました。)

というわけで、Cステートをいじったらたまたま直りましたという話で原因が究明できたというわけではないですが、同じ症状が出たらとりあえず試してみるといいかと思います。

もちろんCステートを浅くすることでスリープ時の消費電力は増えるので、C7設定を維持したまま問題を解消できるならそれに越したことはありませんが。


GPD XDと同じく、電源周りは難儀っぽいGPD WINですが、まあ設定いじって動くならなんの問題もないのでとりあえず良かったです。

2 件のコメント:

  1. スリープ状態の復帰については、あれからも確認を行っていますが合計2回ほど落ちていることが確認できました。
    どうやら安定はしていないようなので・・・こちらのブログ記事を参考にBIOS設定を変更して運用していきたいと思います。助かります!
    専門的なことは苦手なので、b00tさんの記事をこれからも楽しみにしています!

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    1. 落ちてしまいましたか・・・BIOS設定変更は抜本的解決とは言えないですが、とりあえずこれで落ちなくなるといいですね!

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